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検索結果は14件です。

大宮地区における胃がん個別X線検診の現状と今後の課題
中野 真(大宮医師会胃がん検診委員会)
大宮地区の胃がん個別検診は平成8~21年度まで総発見がん569例、がん発見率0.27%と、先進地区に引けをとらない成績をあげているが、要精検率が高いこと(平成15年度14.8%)が大きな問題点であった。この主要因は全例に一次読影と二次読影を実施し、そのどちらかで要精検となっても精査を行うという大宮独自の方法をとっているためと考えられた。そこで、我々は適正な要精検率を10%以下と考え、次の二点を徹底...

第53回日本消化器病学会大会胃がん検診の新たな展開-細径内視鏡・胃X線検査を中心に-

Helicobacter pylori感染を考慮した上部消化管X線検査の判定処置区分の検討
宮脇 喜一郎(朝日大村上記念病院・消化器内科)
【背景と目的】Helicobacter pylori(以下HP)持続感染による胃粘膜の萎縮や腸上皮化生は胃癌の発生母地として重要である。今回、上部消化管直接X線(以下胃X線)像からHP感染による慢性胃炎診断の可能性と胃癌症例の背景胃粘膜を検討し、慢性胃炎の進展の評価に基いた処置区分の必要性について検討した。【対象と方法】(1)1994年12月より1996年9月までの当健診センター受診者のうち、胃癌...

第53回日本消化器病学会大会胃がん検診の新たな展開-細径内視鏡・胃X線検査を中心に-

胃がんX線検診における読影基準・処置区分の統一を目指して
渡辺 靖友(久留米大・消化器内科)
背景:胃がんX線検診精度管理における読影上の問題点として、全国統一された読影基準がないことがあげられる。画像精度に関しては新・胃X線撮影法の普及により、精度管理基盤が整いつつあるが、読影時の異常所見区分(描出度や良悪性の判定など)や処置区分(要精検の必要性)など、各地域・施設によって独自の裁量で行なわれているのが現状である。目的:救命可能な早期胃癌の拾い上げ能の読影精度向上をめざした読影基準の確立...

第53回日本消化器病学会大会胃がん検診の新たな展開-細径内視鏡・胃X線検査を中心に-

胃がんX線検診読影基準の試案 -陥凹型早期胃癌の所見用語-
吉田 諭史(早期胃癌検診協会中央診療所)
【背景】X線検査による胃がん検診は死亡率減少効果も証明されており,これからはその精度管理のありかたが問われている.現状の読影診断においては,各施設ないしは各読影医の裁量に任されている部分が多く,精度管理の基盤が整備されているとは言い難い.すなわち,所見用語,判定法,管理区分,およびその表記・表現の方法について一定の取り決めが必要となるように思う.【目的】陥凹型早期胃癌のX線所見を標準所見と参考所見...

第53回日本消化器病学会大会胃がん検診の新たな展開-細径内視鏡・胃X線検査を中心に-

胃がんX線検診における良性疾患を含めた読影基準の提案-奈良県での試みから-
伊藤 高広(奈良県立医大・放射線医学)
【はじめに】胃がん検診について,ヘリコバクター・ピロリ(以下Hp)胃炎を念頭においたハイリスク検診の考え方が定着した現在,X線検診においては良性病変を含めた胃疾患全体を包括できる読影基準と指示区分の確立が急務であると考えられる.我々はこの考え方にたって平成21年度より奈良県胃がん検診において新しい読影基準と指示区分を試みている.【診断カテゴリーと指示区分】『0:評価困難⇒0-a:X線検査,0-b:...

第53回日本消化器病学会大会胃がん検診の新たな展開-細径内視鏡・胃X線検査を中心に-

AIM(acetic-acid indigocarmine mixture)を用いた経鼻内視鏡スクリーニング
安田 貢(香川県立がん検診センター・消化器科)
【背景】経鼻内視鏡は高画質内視鏡に比較して画質が劣るため,周囲との色調変化や凹凸が少ない病変の発見が比較的困難であり,スクリーニングにおいてもindigocarmine(IC)等の色素撒布の併用が望ましい。また最近,Kawaharaらは胃癌の範囲診断に,通常のICに酢酸を加えた新色素AIM(acetic-acid indigocarmine mixture)が有用であると報告している。【目的】今回...

第53回日本消化器病学会大会胃がん検診の新たな展開-細径内視鏡・胃X線検査を中心に-

経鼻内視鏡検査における適応型IHb色彩強調画像観察の有用性
北岡 修二(国立京都医療センター・健診部)
【目的】我々は、極細径内視鏡を用いた経鼻内視鏡検査における構造強調画像観察(以下、構造)や近接観察の有用性を報告してきた。今回これらに加えて、適応型IHb(index of hemoglobin)色彩強調画像観察(以下、色彩)の有用性について検討した。【方法】対象は平成20年4月から平成23年2月までに当院健診センターで施行した経鼻内視鏡検診(以下、経鼻検診)受診者のうち、過去3年以内に同一検者に...

第53回日本消化器病学会大会胃がん検診の新たな展開-細径内視鏡・胃X線検査を中心に-

経鼻内視鏡の観察能を向上させるための工夫-前処置ガスコン水80mlと150mlの比較-
萩原 聡(しらかわ診療所・群馬消化器内視鏡医療センター)
【目的】経鼻内視鏡は受容性の高い検査で胃がん検診でも用いられているが、スコープの細径化による吸引力の低下、レンズ面の洗浄力の低下といった不具合が生じ検査時間の延長や病変の見逃しも危惧される。そこで今回前処置のガスコン水を従来の80mlから150mlに増量することによって経鼻内視鏡の観察能が向上するか否かを検討した。【方法】当院でスクリーニング目的で経鼻内視鏡を行った144例を対象とし前処置としてガ...

第53回日本消化器病学会大会胃がん検診の新たな展開-細径内視鏡・胃X線検査を中心に-

経鼻内視鏡検査における生検時の操作性を向上させる工夫―SB生検鉗子の使用経験
川田 和昭(静岡赤十字病院・経鼻内視鏡センター)
【目的】経鼻内視鏡検査に使用する極細径スコープは、細径化されたが故にいくつかのデメリットを抱えている。そのひとつが生検鉗子を挿入したときのアングル操作性の低下である。スコープの反転が十分に行えないため、噴門部や胃体部小弯が生検困難部位となってしまうのである。当センターでは経鼻内視鏡専用に開発されたSB生検鉗子(住友ベークライト社製)を2010年3月より導入し、反転しての生検時に使用している。今回は...

第53回日本消化器病学会大会胃がん検診の新たな展開-細径内視鏡・胃X線検査を中心に-

経鼻内視鏡で生検不可能な噴門部病変に対してリユースタイプの十二指腸スコープ生検鉗子が有用である
赤井 祐一(日本大・消化器肝臓内科)
【はじめに】リユースで使用中の十二指腸スコープ生検鉗子をもちいることで通常の経鼻内視鏡下生検鉗子では生検不可能な部位に対しての生検で湾曲角度の改善と更なる角度の創出、ならびに可動性V字カップ(スイングカップ)による接線病変の生検に際してのグリップ力の向上により高い生検成功率が得られたので報告する。【方法・結果】噴門部に生検が必要な病変がありオリンパス経鼻内視鏡XP260NSとディスポーザブル経鼻用...

第53回日本消化器病学会大会胃がん検診の新たな展開-細径内視鏡・胃X線検査を中心に-

多施設内視鏡個別検診における経鼻内視鏡の位置付け
萩原 廣明(前橋市医師会)
【目的】経鼻内視鏡は通常径内視鏡と比べると画質や生検時の操作性が劣るが、内視鏡検診でのニーズは非常に高く,今や欠くことは出来ない。そこで、前橋市多施設内視鏡個別検診における経鼻内視鏡の成績から内視鏡検診における経鼻内視鏡の位置付けを検討した。【対象と方法】平成18~20年度の内視鏡個別検診受診者43,109人(平成18年度11,970人,平成19年度15,094人,平成20年度16,045人)を対...

第53回日本消化器病学会大会胃がん検診の新たな展開-細径内視鏡・胃X線検査を中心に-

新しい経鼻内視鏡および通常内視鏡検査による胃腫瘍発見率の比較検討-背景胃粘膜を考慮して-
中田 博也(なかた消化器・内科クリニック)
【目的】経鼻内視鏡検査は苦痛が少なく安全性も高い故に、受診者のコンプライアンスが良く内視鏡検診には最適である。ただし、明るさや解像度が劣るという欠点もあり診断能が落ちる可能性がある。我々は以前、Retrospectiveに第二から第三世代の経鼻内視鏡および通常内視鏡別に、胃腫瘍の発見率を比較検討し、H.pylori陽性で胃粘膜萎縮のない群(B群)では診断能が劣る可能性を指摘してきた。また最近の経鼻...

第53回日本消化器病学会大会胃がん検診の新たな展開-細径内視鏡・胃X線検査を中心に-

細川 治(横浜栄共済病院)
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第53回日本消化器病学会大会胃がん検診の新たな展開-細径内視鏡・胃X線検査を中心に-

金城 福則(琉球大附属病院・光学医療診療部)
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第53回日本消化器病学会大会胃がん検診の新たな展開-細径内視鏡・胃X線検査を中心に-