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検索結果は12件です。

膵がんに対する体外式超音波検査診断の遡及的検討
金森 明(大垣市民病院・消化器内科)
【目的】進行が早く自覚症状に乏しい膵臓癌において、予後改善のためには早期発見は最も重要な因子の一つと考えられる。体外式超音波検査(US)は簡便で低侵襲であり膵疾患に対する第一に施行すべき検査法である。基幹病院であり2次検査施設である当院での超音波検査を中心とした膵癌診断の遡及的検討を行った。【対象、方法】対象は膵臓癌521例(男:女311:210)、手術:化学療法:BSC群(172:133:216...

第54回日本消化器病学会大会超音波検査発見胆膵病変の精密検査のストラテジー

当科における膵癌検診のストラテジーと現状
蘆田 玲子(大阪府立成人病センター・検診部)
【目的】我々は1998年より膵精密超音波検査(以下膵エコー)を用いた膵癌検診を行い、膵嚢胞および主膵管の軽度拡張がそれぞれ独立した膵癌の高危険因子であることを明らかにしてきた。現在これら所見を有する人に対し、膵エコーを中心とした定期検査を行っている。今回当科における膵癌検診について検討し今後の問題点を明らかにする。【対象および方法】対象は膵管拡張2.5mm以上あるいは膵嚢胞5mm以上の所見を有し、...

第54回日本消化器病学会大会超音波検査発見胆膵病変の精密検査のストラテジー

効率的な小膵癌診断を目指した検査法
金 俊文(手稲渓仁会病院・消化器病センター)
【目的】小膵癌診断における各種画像検査の位置づけを明らかにする。
【対象】1997年4月から2011年2月までに切除した病理学的腫瘍径2cm以下のpTS1膵癌39例(全膵癌 866例中4.5%、切除した膵癌198例中19.7%)を対象とした。年齢は49-81歳(中央値 68歳)、男女比は23 : 16、占拠部位は頭部 21、体部 17、尾部 1。
【検討項目】1.初発症状と発見契機、2...

第54回日本消化器病学会大会超音波検査発見胆膵病変の精密検査のストラテジー

膵上皮内癌診断のために着目すべき初回画像所見は何か?
山雄 健太郎(尾道総合病院・消化器内科)
【目的】膵癌は初期段階で症状を有することが少なく、早期診断が困難とされてきた。治療成績向上のためには、わずかな症状や検査異常での拾い上げが重要であり、患者に低侵襲かつ開業医レベルでも施行可能な腹部超音波検査(US)は胆膵疾患の初回スクリーニング検査に有効な手段と考える。当院では尾道市医師会と協働し、2007年から膵癌早期診断プロジェクトを展開し、多数の小膵癌を診断してきた。今回、その発見契機となっ...

第54回日本消化器病学会大会超音波検査発見胆膵病変の精密検査のストラテジー

膵癌診断ストラテジーと各画像検査の比較検討
鎌田 研(近畿大・消化器内科)
【目的】当院における膵の精密検査のストラテジーとその成績を報告する。【対象】2007年3月から2011年7月までに、超音波検査(US)で膵癌を疑う異常所見が認められ、精密検査が行われた771例。【方法】当院における膵の精密検査のストラテジーとして、USで主膵管拡張、嚢胞、結節、総胆管拡張が認められる場合は、原則として造影ハーモニック超音波検査(CE-US)、造影CT検査(CE-CT)、EUS検査(...

第54回日本消化器病学会大会超音波検査発見胆膵病変の精密検査のストラテジー

RAW-imageを用いた新しいEUS画像診断 -Tissue characterizationによる膵癌と慢性膵炎の鑑別診断-
入澤 篤志(福島県立医大・会津医療センター準備室)
【背景】近年、超音波振動子が受信した素の信号であるRAW-dataを用いたTissue characterizationによる画像診断が試みられている。【目的】EUS-tissue characterizationによる膵癌(PC)と慢性膵炎(CP)の鑑別診断法を確立する。【方法】対象患者はCP10人とPC28人。最終診断はEUS/EUS-FNA、外科手術、または6ヶ月以上の経過観察とした。EUS...

第54回日本消化器病学会大会超音波検査発見胆膵病変の精密検査のストラテジー

膵癌の肝転移の診断における造影超音波検査の有用性
橋本 千樹(藤田保健衛生大・肝胆膵内科)
【目的】膵癌は早期から遠隔転移を有することが多く非常に予後の悪い癌である。また超音波はCTよりも空間分解能が高く、さらに超音波造影剤を使用することでコントラスト分解能も上昇し、リアルタイムに血流評価を行うことが可能で、肝疾患の診断には欠かせない検査となっている。そこで今回我々は膵癌の肝転移の診断における造影超音波検査の有用性を造影マルチスライスCT(MDCT)検査と比較検討した。【対象と方法】20...

第54回日本消化器病学会大会超音波検査発見胆膵病変の精密検査のストラテジー

腹部超音波検査による胆嚢隆起性病変についての検討-切除可能な胆嚢癌を拾い上げるために-
玉野 正也(獨協医大越谷病院・消化器内科)
【目的】当科における腹部超音波検査(以下US)施行例の胆嚢隆起病変について検討し10mm以上の病変から切除可能な胆嚢癌を拾い上げるためのストラテジーを構築することを目的とした。【方法】2011年4月から2012年2月に当院でUSを施行した3239例を対象とした。診断装置は東芝社XarioXG、GE社LOGIQ9、日立社EUB-6000を用い、超音波検査師3名を含む6名の検査技師と、超音波専門医1名...

第54回日本消化器病学会大会超音波検査発見胆膵病変の精密検査のストラテジー

超音波検診で発見された胆嚢隆起病変に対する造影超音波検査の有用性
三好 広尚(藤田保健衛生大坂文種報徳會病院・内科)
【目的】超音波検診で発見された胆嚢病変に対する造影超音波検査(造影US) の有用性を明らかにする。【対象と方法】超音波検診で発見された胆嚢隆起性病変44例を対象とした。内訳は胆嚢腺筋腫症(ADM) 24例(切除2例),胆嚢ポリ-プ17例(切除2例),胆嚢癌3例(切除3例:上皮内癌2例、ss1例)であった。病変の大きさは胆嚢癌8.9~31.9(平均16.6mm),胆嚢ポリ―プ5~13mm(平均8.6...

第54回日本消化器病学会大会超音波検査発見胆膵病変の精密検査のストラテジー

胆嚢二次検診における定量的評価を用いた造影腹部超音波検査の有用性
松原 浩(豊橋市民病院・消化器内科)
【目的】造影腹部超音波検査(CE-US)において、胆嚢病変のエコー輝度変化の定量的解析を行うこと。さらに、胆嚢二次検診におけるCE-USの有用性について検討すること。【方法】定量的解析の対象は、当科でCE-USを行った胆嚢疾患のうち、病理組織学的根拠が得られ、Time- intensity curve(TIC)による定量的解析が可能であった胆嚢癌(GBCA)8例と、胆嚢コレステロールポリープ(GB...

第54回日本消化器病学会大会超音波検査発見胆膵病変の精密検査のストラテジー

超音波検査発見胆嚢隆起性病変における超音波内視鏡 (EUS) および造影 EUS の有用性についての検討
石川 卓哉(名古屋第一赤十字病院・消化器内科)
【目的】超音波検査 (US) で発見された胆嚢隆起性病変における超音波内視鏡 (EUS) および造影 EUS の有用性について検討すること。 【方法】2009年1月以降、検診またはスクリーニングのUS で胆嚢内に5mm以上の隆起性病変を指摘され、当院で EUS を施行した32例 (男女比 17: 15、平均年齢 54.3歳、平均観察期間17.3か月) と造影 EUS を行った16例について画像所見...

第54回日本消化器病学会大会超音波検査発見胆膵病変の精密検査のストラテジー

当施設における胆嚢ポリープ良悪性診断のストラテジー
伊藤 裕也(名古屋大大学院・消化器内科学)
【目的】当施設では胆嚢腫瘍の精密診断として胆嚢動脈壁血流測定(GWBF)及び造影EUS(CE-EUS)を施行している。病理組織学的に確認したIp型胆嚢ポリープの良悪性診断に対するB-mode、GWBF、CE-EUSの診断能を比較し、血流動態評価の有用性を検討した。【方法】対象は過去10年間(2001年11月~2011年10月)に外科的切除により確定診断を得た最大径10mm以上のIp型ポリープ15例...

第54回日本消化器病学会大会超音波検査発見胆膵病変の精密検査のストラテジー