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検索結果は12件です。

人間ドックにおけるGERDへの生活習慣の影響とメタボリックシンドロームとの関係
古谷 亮(横浜総合健診センター)
【目的】人間ドック受診者におけるGERDへの生活習慣の影響とメタボリックシンドローム(MS)との関係について検討した.【方法】対象は2011年1月から2012年12月まで人間ドックにて上部消化管内視鏡検査を受けた2,516名(男性1,704名;平均年齢53.5歳,女性812名;同51.2歳,2011・2012年2年連続受診者は2011年所見とし,上部消化管手術例およびGERD治療例,MS関連疾患治...

第55回日本消化器病学会大会GERDと生活習慣病

メタボリック症候群の逆流性食道炎における生活習慣病および内臓脂肪の影響について
曽我部 正弘(香川県立がん検診センター・消化器科)
【目的】我が国では内臓脂肪型肥満に生活習慣病を合併したメタボリック症候群(MS)の増加が健康対策上の大きな問題となっている.MS該当者は非該当者に比べ逆流性食道炎(RE)を合併しやすく,生活習慣因子に加え,内臓脂肪に伴う腹腔内圧の上昇などが関与していると考えられている.しかし,MS該当者のREにおける生活習慣病や内臓脂肪の影響については十分に検討されていない.今回我々は,MS該当者のREに対する生...

第55回日本消化器病学会大会GERDと生活習慣病

生活習慣病と逆流性食道炎,バレット食道との関連
山田 晃弘(虎の門病院・消化器内科)
【目的】今回われわれは生活習慣病と逆流性食道炎,バレット食道の関連について明らかにすることを目的とした.【方法】2008年1月1日から2012年12月31日まで当院人間ドックを受診し,上部内視鏡検査を選択した17814名(平均年齢52.8± 11.4歳,男:女= 12168: 5636)を対象とした.1)逆流性食道炎の有無に分類して,年齢,性別,食道裂孔ヘルニア,肥満(BMI 25以上),糖尿病,...

第55回日本消化器病学会大会GERDと生活習慣病

逆流性食道炎の発症は体重増加と H. pylori 感染と関係がある
知花 洋子(獨協医大・消化器内科, 獨協医大病院・健康管理科)
【背景・目的】逆流性食道炎の発症や進展に生活習慣病の関与が指摘されている.また H.pylori 除菌の保険治療の適応が拡大したことから逆流性食道炎の発症が増加すると危惧されている.人間ドック受診者の逆流性食道炎・バレット食道と生活習慣病関連因子, 臨床所見, 血液所見との関係を調べ, 背景因子を明らかにすることを目的とした.【対象】2008年10月から2013年1月のドック受診者 ...

第55回日本消化器病学会大会GERDと生活習慣病

日本人のバレット食道と肥満の関連性
新海 洋彦(東北大大学院・消化器病態学)
【目的】バレット食道の危険因子は,男性,喫煙,胃酸逆流症状,肥満などが知られているが,肥満に関しては結論がでていないのが現状である.これらは欧米からの報告が中心であり,本邦を含むアジアからの報告は極めて少ない.本邦ではバレット食道(特にlong-segment)の罹患率が低いため,単一施設での検討が難しく,またバレット食道の危険因子は人種間で異なることが知られており,long-segmentの多い...

第55回日本消化器病学会大会GERDと生活習慣病

GERDと食習慣
柴田 知行(藤田保健衛生大・消化管内科)
【背景・目的】GERDは生活習慣の影響が強いと言われている.我々は以前,食の嗜好とGERDが関連する事を報告した(JDDW2007).今回,特に刺激の強いものに対する嗜好とその反応の違いがGERDに及ぼす影響につき検討した.【方法】対象は当院内視鏡センターを訪れた患者で,我々が開発した味の嗜好問診調査の同意を得た280名.種々の味のうち,特に刺激性が強い辛み・塩味・酸味につき検討した.問診内容は辛...

第55回日本消化器病学会大会GERDと生活習慣病

Non-Alcoholic Fatty Liver Disease患者では,内臓脂肪蓄積・BMIではなく血清脂質によりGERD症状が誘発される
富永 和作(大阪市立大大学院・消化器内科学)
【目的】生活習慣の変化から近年増加しているNon-Alcoholic Fatty Liver Disease (NAFLD) は,内臓脂肪型肥満に伴う腹圧上昇からGERD症状が誘発されることが推察される.【方法】NAFLD 92名(男:女=44:48,平均年齢58歳)のうち糖尿病治療者を除外したNAFLD 70名をoutpatients NAFLD群 (NAFLD群)とし,勤務労働健診者215名(...

第55回日本消化器病学会大会GERDと生活習慣病

NAFLDにおいてGERDは不眠症の原因となる―プロトンポンプ阻害剤(PPI)による治療効果を含めて―
竹谷 祐栄(市立奈良病院・消化器肝臓病センター)
【目的】非アルコール性脂肪肝疾患(nonalcoholic fatty liver disease:NAFLD)ではGERDや不眠症の合併が多いが,NAFLDにおけるGERDと不眠の関連は明らかでない.【方法】肝生検で診断したNAFLD 123例を対象にGERDと不眠の評価を行った.Matteoni分類でtype 1 or 2をnonalcoholic fatty liver(NAFL),type...

第55回日本消化器病学会大会GERDと生活習慣病

脊椎矯正術を要する高度脊柱変形高齢者における逆流性食道炎と胃食道酸逆流の特徴
杉本 光繁(浜松医大・1内科)
背景と目的: 高齢化社会に伴って,骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折に起因した高度の脊柱後弯症例が増している.基本的な治療方針として安静管理と薬物療法が中心となるが,高度の背部痛や姿勢異常,歩行困難などを生じた場合には脊椎矯正手術を要する場合がある.そのような症例は,脊柱後弯を伴わない症例と比較して,胸郭や腹腔の圧迫や容積の低下によって逆流性食道炎(GERD)を高頻度に合併することが知られている.脊柱後弯症例...

第55回日本消化器病学会大会GERDと生活習慣病

性差からみたGERDと生活習慣病
栗林 志行(群馬大・消化器内科)
【目的】本邦におけるGERDの頻度は高齢者女性と中年男性に高いことが報告され,性差が存在する.ここでは性差からみたGERDの発生要因について検討した.【方法】検討1:医療機関を受診した50歳以上の患者(連続する女性100名;平均年齢76歳,男性47名;74歳)を対象に脊柱後弯度と食道裂孔ヘルニアの関連を検討した.脊柱後弯度は患者の側面写真撮影によるCobb角,食道裂孔ヘルニアの重症度は幕内分類(C...

第55回日本消化器病学会大会GERDと生活習慣病

ERD/NERD別にみたGERD症状と生活習慣の関連性の検討
中田 浩二(東京慈恵会医大・消化管外科)
【背景】胃食道逆流症(GERD)は様々な生活習慣との関連が示唆されているが,ERD/NERD別の検討やGERD症状の強さとの関係は明らかにされていない.【方法】2011年4月~2012年7月にGERD研究会の臨床試験参加50施設を受診した成人患者のうち,モントリオール定義に基づくGERD症状を有し,文書による同意が得られた患者を対象とした.内視鏡で食道炎の有無を確認後,標準用量のプロトンポンプ阻害...

第55回日本消化器病学会大会GERDと生活習慣病

PPI治療抵抗性逆流性食道炎の治療効果に影響を及ぼす要因探索-生活習慣病合併との関連-
水野 秀城(市立富山市民病院・消化器内科)
【目的】逆流性食道炎(RE)の治療にはプロトンポンプ阻害剤(PPI)を使用しても症状が残存する患者の存在が指摘されている.また,胃食道逆流を誘発しやすい生活習慣の改善指導も薬物治療と共に重要であるとされている.そこで,既存のPPIで効果不十分な患者を対象に,新規PPIエソメプラゾールを投与し,その治療効果とBMIや生活習慣病の影響について検討した.【方法】対象は,REと診断され20歳以上で,既存の...

第55回日本消化器病学会大会GERDと生活習慣病