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検索結果は13件です。
- 食道再建術における三角吻合,有茎大網被覆,Roux-en-Y胃管延長法の有用性
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渡邊 雅之(熊本大大学院・消化器外科学)
【背景】食道癌切除後の胃管再建は未だ縫合不全や吻合部狭窄が多く在院期間の延長やQOLの低下の原因となっている.一方,咽頭喉頭食道全摘後の再建術においては胃管先端の血行障害を経験する.われわれは頸部食道胃管吻合において三辺外翻三角吻合と右胃大網動静脈領域の有茎大網弁による吻合部の被覆を行っている.また,咽頭喉頭食道全摘症例で胃管の長さが足りない場合や胃管先端部の血行障害を認める場合には右胃大網動静脈...
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短期,長期成績からみた消化器外科手術における推奨再建術式
- 胸部食道切除後空腸再建の有用性
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福原 研一朗(市立藤井寺市民病院・外科)
【目的】胸部食道切除後には胃管再建が用いられるのが一般的である.しかしながら,既に胃切除を受けている場合や同時性胃癌を合併している場合には,胃管を再建に用いることができず,胸壁前経路で結腸再建が選択されることが多い.われわれは空腸の運動機能に着目し,後縦隔経路による有茎空腸再建を取り入れ,術後患者のQOL向上を目指してきた.胃管と有茎空腸再建術による術後患者のQOLについて検討した. 【対象】右開...
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短期,長期成績からみた消化器外科手術における推奨再建術式
- 胃内容排出遅延からみた幽門側胃切除術,Roux-en Y再建法の検討
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松本 壮平(奈良県立医大・消化器・総合外科)
【目的】逆流性食道炎,残胃炎の低下や縫合不全が少ないことから,幽門側胃切除Roux-en-Y再建(R-Y法)は増加しているが,胃内容排出遅延(DGE)は術後QOLの低下や在院日数の増加などをきたす,比較的頻度の高い合併症である.今回われわれはR-Y法におけるDGEにかかわる周術期因子について検討した.【方法】2003~2012年の間に胃癌に対しR-Y法を施行した170例中,他臓器合併切除,R1/2...
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短期,長期成績からみた消化器外科手術における推奨再建術式
- 上部胃癌に対する噴門側胃切除術後Double tract再建法の有用性
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滝口 伸浩(千葉県がんセンター・消化器外科)
【目的】上部早期胃癌に対する術式は胃温存の可能性や食道逆流などの術後障害について多くの議論がなされてきた.近年増加傾向にあるU領域胃癌,胃接合部癌の切除術式として,噴門側胃切除術が注目されている.今回,噴門側胃切除術の再建術式として我々が行っているDouble tractを評価した.【方法】D1+郭清とともに,残胃は1/2以上の大きさとする.double tract法(DT)は,胃全摘Roux e...
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短期,長期成績からみた消化器外科手術における推奨再建術式
- 胃全摘術におけるR-Y再建とAboral pouch再建を比較する第II相試験(CCOG1101)
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伊藤 友一(愛知県がんセンター中央病院・消化器外科)
【緒言】胃全摘術後には胃の貯留能喪失による小胃症状やダンピング症状等が問題となり,生活状況(QOL)に影響を及ぼすことが知られている.貯留機能を補う代用胃を空腸パウチで作成する術式が以前より行われているが,間置型・R-Y型等の再建ルートや空腸パウチの位置(食道側・Y脚部)などその手技は多様であり,その手技の煩雑さやコストの問題などからそれほど普及していないのが実情である.胃全摘術後には,手技的に容...
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短期,長期成績からみた消化器外科手術における推奨再建術式
- 大腸癌に対する手術 ~最適な術式・再建方法を目指して~
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佐藤 武郎(北里大・外科)
大腸癌に対する腹腔鏡下手術は,早期癌から進行癌へと適応も広がり,近年格段の進歩を遂げた.利点は,術創が小さいため,創痛の軽減や整容性の向上,早期離床,経口摂取の早期開始,その結果としての早期社会復帰といった短期予後の改善である.さらに,低侵襲性だけでなく,拡大視効果による精緻なリンパ節郭清や神経温存,術後の癒着の低減などが挙げられる.一方で,腹腔鏡手術の利点である小さな創で再建を行うこと,開腹手術...
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短期,長期成績からみた消化器外科手術における推奨再建術式
- 内肛門括約筋切除(ISR)術後の排便機能の短期および長期成績=J-pouch再建とStraight再建の比較=
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佐伯 泰愼(高野病院・消化器外科)
【目的】下部直腸がんに対する永久的人工肛門を回避する手術として内肛門括約筋切除術(ISR)が普及しつつあるが切除後の再建方法に関しては現在のところ一定の見解はない.今回はISR術後の排便機能を再建方法別に比較検討した.【対象・方法】2010年12月までにISR (Cur A,B)を施行された164例を対象. (1)排便機能はKirwan分類,Wexnerスコア,m-FIQL,直腸肛門機能検査(機能...
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短期,長期成績からみた消化器外科手術における推奨再建術式
- 超低位直腸癌に対する内肛門括約筋切除における結腸Jパウチ再建術式の短期・長期成績
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小山 基(弘前大大学院・消化器外科学)
【目的】超低位直腸癌に対する究極の肛門温存術として内括約筋切除術(ISR)が導入されてきたが,ISRでは排便機能障害が高頻度に発生し,術後QOL低下は回避し得ない.今回,術後障害の軽減を目的とした結腸Jパウチ再建法の短期・長期成績を明らかにして,本再建法の有用性を検証する.【対象と方法】(1)2000-2010年に経験したISR治癒切除106例を対象として,結腸Jパウチ再建(J群65例)とストレー...
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短期,長期成績からみた消化器外科手術における推奨再建術式
- 進行下部直腸がんに対する内肛門括約筋切除術における肛門機能再建法
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浅尾 高行(群馬大大学院・病態総合外科学, 群馬大大学院・がん治療臨床開発学)
直腸肛門進行がんにおける肛門温存術ではがんの根治性と肛門機能温存が求められる.我々は術前温熱放射線化学療法を行い12週のインターバルをおいて根治的切除と恥骨直腸筋の機能再建を伴うISRを積極的に導入してきた.ISR後の肛門機能を温存するための手術手技の工夫と術後成績を検証した. 【方法】1)術前放射線療法(50Gy)に化学療法(カペシタビン内服),温熱療法を併用し治療終了後可能な限り肛門温存...
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短期,長期成績からみた消化器外科手術における推奨再建術式
- 膵頭十二指腸切除(child変法)術後の短期合併症と長期合併症
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小林 慎二郎(聖マリアンナ医大・消化器・一般外科)
【緒言】child変法による膵頭十二指腸切除術(PD)における問題点と課題を明らかにすべく,当院でPDを施行した症例の短期および長期合併症について検討した.【対象と方法】2005年から2012年のPD症例156例を対象とした.検討項目はGradeB以上の膵瘻,DGEなどの短期合併症と,脂肪肝,糖尿病,胆管炎や肝膿瘍などの長期合併症の発生率.また,膵内外分泌機能障害関連合併症(脂肪肝,栄養障害,糖尿...
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短期,長期成績からみた消化器外科手術における推奨再建術式
- 短期,中長期成績からみたII法再建による膵頭十二指腸切除術の有用性と課題
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鈴木 修司(東京女子医大・消化器外科)
【目的】膵頭十二指腸切除術(PD)は,手術手技の改良,周術期管理の向上により短期合併症は改善したが,一方で胆道感染症,急性膵炎,二次性発癌などの中長期合併症にも目を向ける必要がある.そこで,II法再建を施行したPD後の短期・中長期合併症につき検討した.【方法】1981-2012年の肝膵同時切除を除くII法再建のPD 1690例を対象とした.疾患の内訳は悪性疾患1505例(89%),良性疾患185例...
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短期,長期成績からみた消化器外科手術における推奨再建術式
- 長期成績を見据えた安全な膵頭十二指腸切除術の開発
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谷 眞至(和歌山県立医大・2外科)
【目的】膵切除後合併症の減少を目指し,膵切除に関する臨床試験を行ってきた.【膵頭部切除における術式の開発】胃排泄遅延減少のために十二指腸空腸吻合の結腸後再建に対する結腸前再建の有用性(結腸前再建; 5% vs.結腸後再建; 50%,Ann Surg2006)およびPpPDに対する幽門輪切除膵頭十二指腸切除術(pylorus resecting PD:PrPD)の有用性(PpPD;17...
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短期,長期成績からみた消化器外科手術における推奨再建術式
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今泉 俊秀(東海大東京病院・外科)
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