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検索結果は13件です。

当院における細径内視鏡を用いた上部消化管内視鏡検診の現状
大竹 陽介(国立がん研究センターがん予防・検診研究センター・検診開発研究部, 国立がん研究センター中央病院・内視鏡科)
【目的】上部消化管内視鏡検診における胃癌および食道癌の拾い上げについて,通常径内視鏡と細径内視鏡とを比較検討する.【方法】2004年2月から2012年12月までに当院で施行した上部消化管内視鏡検診受診者のうち,食道切除および胃切除の既往のある受診者を除外した12825例を対象とし,初回検査および2回目以降の検査にて発見された胃癌,食道癌について通常径内視鏡を用いた群(通常群)および細径内視鏡(20...

第55回日本消化器病学会大会細径内視鏡を活用した消化器診療

細径経鼻内視鏡による粘膜・血管パターンによる内視鏡診断
柳澤 京介(東京医大・内視鏡センター)
背景:新しい細径内視鏡(GIF-XP290N:以下290N)は近接観察することでハイビジョン画像を得られるように開発された.我々は早期胃癌において,このスコープのNBI近接観察画像がGIF-H260Z非拡大画像と同等の画質を有することを報告した1).今回NBI近接拡大観察近接観察画像による粘膜・血管パターンにより,胃微小病変の良悪性の鑑別が可能かどうかを検討した.対象および方法:上部消化管検索目的...

第55回日本消化器病学会大会細径内視鏡を活用した消化器診療

細径内視鏡を治療に用いるための新規デバイス開発
菊池 大輔(虎の門病院・消化器内科)
【諸言】細径内視鏡は鉗子口径が小さく治療用の処置具の挿通が不可能である.細径内視鏡を治療に用いるためには処置具を挿通するための外付け挿通具が必要であるが,処置具の操作性が不良であることが大きな問題点である.今回,細径内視鏡を治療用内視鏡にするための新規デバイス(small smart shooter:以下3S) を企業と開発しており報告する.【方法】3Sは,細径内視鏡に装着する先端フード(図a),...

第55回日本消化器病学会大会細径内視鏡を活用した消化器診療

上部消化管癌(咽頭,食道,胃)に対するNanoshooterを用いた細径内視鏡治療の有用性
中村 正克(金沢医大・消化器内科)
【背景】狭小管腔臓器においてはデバイスの進化においてもESD難度が高いと考えられている.そこで我々は管腔の狭い部位でも上下左右の振り幅が大きく,スコープの動作制限が少なく,且つ狭い管腔内での反転操作が容易である細径内視鏡を用いて治療を行う事を考案した.その際に必要なアタッチメントフードとしてNanoshooter(NS)(Top)を開発した.【目的】早期咽頭癌,早期食道癌,早期胃癌(胃腺腫)を対象...

第55回日本消化器病学会大会細径内視鏡を活用した消化器診療

細径内視鏡を用いた消化管瘻からの内視鏡診療
西脇 伸二(西美濃厚生病院・内科)
【目的】細径内視鏡を用いることにより,胃瘻をはじめとした消化管瘻からの内視鏡アプローチが可能となった.当院での細径内視鏡を用いた経瘻孔内視鏡について検討を行った.【方法】当院において2003年4月より2013年1月までに施行した経瘻孔内視鏡(経胃瘻,経空腸瘻,経盲腸瘻)について検討を行った.通常観察は定期的なカテーテル交換時に,処置目的の場合は随時カテーテルを抜去し,瘻孔より細径内視鏡を挿入し行っ...

第55回日本消化器病学会大会細径内視鏡を活用した消化器診療

細径大腸内視鏡と汎用大腸内視鏡の患者苦痛度に関する比較検討
佐藤 浩一郎(東邦大医療センター大橋病院・消化器内科)
【目的】外径9.2mmの受動湾曲および高伝達蛇管を備えた細径大腸内視鏡(PCF-PQ260L)と汎用大腸内視鏡(CF-Q260AI)にて施行した大腸内視鏡検査で痛みの程度を比較検討する.【方法】2010年1月から2012年5月の期間に施行された細径大腸内視鏡群(PCF群)もしくは汎用大腸内視鏡群(CF群)を用いた大腸内視鏡検査で,以下のごとく検討した.1.PCF群とCF群のVAS(0-100mm)...

第55回日本消化器病学会大会細径内視鏡を活用した消化器診療

女性におけるstandard scopeとしての細径軟性大腸内視鏡PCF-PQ260の有用性
小澤 賢一郎(市立旭川病院・消化器病センター)
【背景】大腸内視鏡の挿入では,苦痛予防のため軸保持短縮法が重要であるが,女性で特に腸管の癒着,過長などの症例では,プッシュ操作主体の挿入法が余儀なくされる.しかしプッシュ挿入は,ステッキ現象が生じやすく苦痛を生じる.この問題点を解決するには,細径軟性scopeが適しているが,再loopを形成しやすく深部挿入が困難となる.【対象と方法】2005年5月から2012年12月までに,オリンパスメディカル社...

第55回日本消化器病学会大会細径内視鏡を活用した消化器診療

挿入困難例,および進行癌(全周性)におけるPCF-PQ260L/Iの有用性
工藤 孝毅(昭和大横浜市北部病院・消化器センター)
【目的】現在標準的に使用されているスコープ(オリンパス社製CF-H260AI,CF-H260AZI)だけでは,挿入困難例(癒着症例,狭窄症例など)に困難な局面に遭遇することがある.今回,このPCF-PQ260L/Iを用いて,挿入困難例,全周性の進行癌におけるこれまでの大腸内視鏡とretrospectiveに比較し,その有用性についての検討を行った.【方法】1,2010年8月~2011年12月102...

第55回日本消化器病学会大会細径内視鏡を活用した消化器診療

炎症性腸疾患の診療における超細径スコープの有用性
應田 義雄(兵庫医大・内科(下部消化管科))
【背景】炎症性腸疾患(IBD)患者に対する大腸内視鏡検査は,炎症,狭窄,癒着,被験者の検査に対する疼痛閾値の低さなどの理由で,時に挿入困難に陥る.それに対する鎮痛剤や鎮静剤の使用は,検査中の被験者の訴えがマスクされ合併症を引き起こす危険がある.近年,超細径,高伝達挿入部,受動湾曲の機能を搭載し,挿入容易化及び患者苦痛軽減をねらったスコープであるオリンパスPCF-PQ260(以下新型スコープ)が,開...

第55回日本消化器病学会大会細径内視鏡を活用した消化器診療

クローン病狭窄性病変に対する極細径下部消化管内視鏡スコープの臨床的有用性の検討
森本 謙一(大阪市立大大学院・消化器内科学)
【目的】クローン病(CD)症例の長期予後の改善を目指した内視鏡的な粘膜治癒が注目されているが,狭窄部が通過できず,口側病変の活動性評価が困難な症例が少なくない.特にCD小腸病変は自覚症状や炎症反応値との相関性が大腸病変より低いことが知られており,好発部位の回腸終末部の正確な活動性評価のために内視鏡観察の重要性は高い.従来,我々は細径下部消化管用スコープ(PCF)で通過困難な場合,上部消化管用スコー...

第55回日本消化器病学会大会細径内視鏡を活用した消化器診療

経鼻内視鏡からのPEG注入前処置による上部・下部消化管内視鏡同日検査法(one-day method)の有用性
結城 美佳(出雲市立総合医療センター・内科)
細径経鼻内視鏡検査は忍容性が高く上部消化管内視鏡検査受検率向上に寄与している.一方下部消化管内視鏡検査(CS)は依然として受検率が低くその理由に前処置への抵抗がある.経鼻内視鏡検査は咽頭麻酔が不要なため終了後早期に経口摂取が可能である.この利点を活かし経鼻内視鏡的にポリエチレングリコール(PEG)を注入するCS前処置を行いその苦痛軽減効果と上部・下部消化管内視鏡検査同日実施の安全性,有用性について...

第55回日本消化器病学会大会細径内視鏡を活用した消化器診療

胆膵領域における細径内視鏡の応用
白鳥 俊康(亀田総合病院・消化器内科)
【はじめ】 近年,上部および下部消化管内視鏡の細径モデルが普及し診断のみならず様々な治療にも応用されている.胆膵領域においては極細径上部内視鏡を用いた直接的経口胆道鏡検査(PDCS)の有用性が注目されている.また,術後再建腸管症例の胆道アプローチにはダブルバルーン内視鏡や小児用大腸内視鏡(PCF)が用いられることが一般的であるが,当院では新たな試みとして挿入性に優れた新型細径大腸内視鏡であるPCF...

第55回日本消化器病学会大会細径内視鏡を活用した消化器診療

星原 芳雄(経済産業省診療所)
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第55回日本消化器病学会大会細径内視鏡を活用した消化器診療