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検索結果は12件です。
- 高齢者切除不能進行膵癌に対する新たな治療選択肢としての動注化学療法とその問題点
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高橋 稔(札幌共立五輪橋病院 消化器病センター 内科)
【背景と目的】高齢者人口の増加により、今後高齢者膵癌症例の増加が予想される。さらに現状では膵癌症例の大多数を切除不能な進行膵癌が占めている。そこで今回、膵周囲動脈塞栓術(TPPAE)+肝脾動注化学療法(HSAIC)を施行した高齢者切除不能進行膵癌症例の治療成績を非高齢者群と比較し、その有効性ならびに問題点について検討する。【対象および方法】対象は2001年4月から2012年3月までに当院で経験した...
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- 超高齢者の肝細胞癌手術症例に関する検討
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柿坂 達彦(北海道大学大学院 医学研究科 消化器外科学分野I)
【背景】近年、平均寿命の延長、肝炎治療の進歩から、高齢発症の肝細胞癌が増加してきた。肝切除技術・周術期管理の向上からperformance status 0~2の80歳以上の超高齢者肝細胞癌症例に対しても手術治療を選択している。今回、超高齢者肝細胞癌手術症例に関して治療成績を検討した。【結果】2000~2010年の期間に当科で施行した初回肝細胞癌手術症例504例中、80歳以上の症例は19例であった...
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- 高齢者における閉塞性黄疸に対する経皮経肝胆管ドレナージ術の検討
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町田 卓郎(北海道消化器科病院 内科)
<はじめに>閉塞性黄疸に対するドレナージ術は現在、内視鏡的ドレナージが一般的となっている。しかし、内視鏡的胆道ドレナージが困難な症例や合併症の問題があり、さらに高齢者においては誤嚥性肺炎や、全身状態により長時間の内視鏡検査が危険と判断される症例も存在する。当院では、内視鏡的ドレナージを第一選択とし、困難と判断された場合に経皮経肝胆道ドレナージ(PTBD)を行っている。今回、我々は2007年11月か...
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- 当科における85歳以上の超高齢者に対する内視鏡的総胆管結石治療に関する検討
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中村 英明(北海道消化器科病院 内科)
【目的】人口高齢化に伴い総胆管結石の内視鏡治療は今後も増加していくと予想される.今回は当院における85歳以上の超高齢者おける内視鏡的総胆管結石治療に関して検討した.【対象】2006年1月から2012年9月までに当科で経験した総胆管結石初発症例で内視鏡的治療を施行した60例(男女比27:33,平均年齢88.9歳,最高齢99歳)における1)初発症状2)併存疾患3)結石の状態4)治療法5)偶発症(Cot...
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- 当院における超高齢者総胆管結石症に対する内視鏡治療の現況
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松原 悠(札幌東徳洲会病院 消化器センター)
【背景】近年我が国では高齢化が進んでおり、それに伴い高齢者の総胆管結石に関連する疾患も増えてきている。治療は内視鏡によるドレナージや結石の排石が求められるが、特に超高齢者では治療について各施設間で差があるのが現状である。これは超高齢者が基礎疾患を有している場合が多く、内視鏡治療後のADL低下なども懸念されるのが一因となっていると考える。【目的】当院で経験した超高齢者総胆管結石症への内視鏡治療の安全...
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- 遺伝子型1型高ウイルス量の高齢者慢性C型肝炎に対するIFN治療成績と問題点
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小関 至(札幌厚生病院 第3消化器科)
【目的】65歳以上の1型高ウイルス量高齢者C型慢性肝炎に対するペグインターフェロン (PEG-IFN) / リバビリン (RBV) 併用療法 [P/R]、Telaprevir、PEG-IFN、RBVによる3剤併用療法 [T/P/R]の治療成績と、治療に影響する因子を検討する。【対象と方法】治療開始時65歳以上P/R 72例(=A群)、65歳未満P/R 242例 (=B群)、65歳以上T/P/R 1...
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- 高齢者胆石治療における経乳頭的胆嚢ステント留置術の有用性
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羽広 敦也(琴似ロイヤル病院 消化器病センター)
【目的】急性胆嚢炎では早期の胆嚢摘出術が推奨されているが、高齢者においては心疾患や呼吸器疾患、悪性腫瘍等の基礎疾患合併の頻度が高く早期の手術が困難な症例が存在する。また、認知症等の要因により長期間の経鼻もしくは経皮的胆嚢ドレナージチューブの留置がためらわれる症例もしばしば経験される。このような症例では経乳頭的胆嚢ステント留置術(ETGBS)が有用であることを我々は報告してきた。その後症例数が増加し...
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- 高齢者に行う膵頭十二指腸切除についてのリスク評価
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及能 大輔(札幌医科大学 医学部 外科学第一講座)
【目的】近年高齢化社会が進む中で,我々外科医が高齢者に対して外科治療を行う機会も増している.今回我々は,膵頭十二指腸切除(PD)症例における,高齢者の術後合併症発生頻度,術後経口摂取能などを解析し,高齢者手術の危険性を考察した.【方法】2001年1月から2012年3月までに当教室で経験した膵胆道癌切除症例272例ならびに,2007年4月から2012年3月までの最近5年間のPD症例122例に対して,...
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- 高齢者の肝細胞癌に対するRFAの安全性と有用性について
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山崎 大(手稲渓仁会病院 消化器病センター)
【目的】肝細胞癌(以下、HCC)の初発年齢は高齢化が進んでおり、高齢者に対する治療機会は年々増加している。今回、当センターにおける高齢者のHCCに対するラジオ波焼灼術(RFA)の治療成績について検討したので報告する。【対象】1999年9月から2012年11月までに当センターでRFAを施行したHCC 1223例1947病変中、初回治療にRFAを施行した初発HCC 349例を対象とした。【検討項目】7...
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- 当院における高齢者・非高齢者に対する切除不能膵癌治療の検討
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成瀬 宏仁(市立函館病院 消化器病センター 消化器内科)
【目的】65歳以上を高齢者とした場合、当院での切除不能膵癌治療において、塩酸ゲムシタビン(GEM)による化学療法とBSCの年齢による差異を検討する。【対象と方法】2005.5月~2011.12月に当院で加療した膵癌194例中、外科治療施行した49例を除く、切除不能膵癌145症例。化学療法群は、PS0-2で、GEM1000mg/m2にて投与開始し、可能な限り継続した82例。BSC群は高齢、背景疾患、...
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- 地方病院における高齢者に対するinterventional EUSの現況
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久居 弘幸(伊達赤十字病院 消化器科)
【目的】近年、interventional EUSすなわち超音波内視鏡下穿刺吸引術 (EUS-FNA)およびEUS-FNAを応用した治療手技に関する報告は増加しているが、高齢者に対するinterventional EUSの有用性に関する報告は1例のみである (Attila T and Faigel DO: Dig Dis Sci 2011)。今回、当院で施行したinterventional EUS...
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- 当院における高齢者に対するEndoscopic papillary large balloon dilatation(EPLBD)の治療成績
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小西 康平(苫小牧市立病院 消化器内科)
当院における高齢者に対するEndoscopic papillary large balloon dilatation(EPLBD)の治療成績 1)苫小牧市立病院 消化器内科 ○ 小西 康平1)、武藤 修一1)、江藤 和範1)、宮本 秀一1)【背景】:現在、総胆管結石の大きさや数に応じて...
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