- IEE併用胃拡大内視鏡の臨床的有用性と限界
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八尾 建史(福岡大筑紫病院・内視鏡部)
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第53回日本消化器病学会大会 >
胃・十二指腸におけるIEEの有用性と限界≪ビデオ≫
- 生検で胃腺腫と診断された病変に対するNBI併用拡大内視鏡の有用性
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辻 陽介(NTT東日本関東病院・消化器内科)
【目的】鉗子生検で腺腫と診断された胃病変の治療方針は定まっていない。胃癌治療ガイドライン2010では、大きさを考慮して治療適応を決める、と記載されているが鉗子生検と内視鏡切除後標本の間で病理診断に乖離が認められることが報告されている。そのため、内視鏡的切除後に癌と診断される腺腫病変を事前に拾い上げることが望まれる。今回我々は、NBI併用拡大内視鏡が切除すべき腺腫の拾い出しに有用であるか検討した。【...
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- NBI併用拡大内視鏡の胃癌・非癌診断における有用性と実地臨床での問題点
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下立 雄一(小樽掖済会病院・消化器病センター)
【目的】従来法である白色光内視鏡+色素内視鏡に対する白色光内視鏡+NBI併用拡大内視鏡の癌・非癌診断能を比較検討し、従来法に対するNBI併用拡大内視鏡の有用性と実地臨床での問題点を明らかにする。【対象・方法】2010年7月~2011年3月の期間にGIF-H260Zを用いてNBI併用拡大内視鏡観察を行った発赤調病変39症例(平均年齢68±12.4歳、男:女=24:15)、43病変を対象とした。白色光...
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- NBI併用拡大内視鏡観察による胃小陥凹癌に対する簡素化した診断基準:多施設ランダム化比較試験
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山田 真也(石川県立中央病院・消化器内科, NBI gastric study group)
【目的】前回、胃小陥凹病変へのNBI併用拡大観察(M-NBI)の有用性を報告した。今回その副次解析としてM-NBIと白色光非拡大観察(C-WLI)による内視鏡所見評価項目による診断能を検討する。【方法】対象は胃腫瘍性病変に対する精査目的の患者(既往を含む)1353名。新たに発見された10mm以下の陥凹性病変353病変を標的病変とした。内視鏡所見評価項目は、M-NBIでは陥凹部と周囲粘膜の明瞭な境界...
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- NBI併用拡大内視鏡観察による胃癌の境界診断と撮影法-中倍率と最大倍率-
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内多 訓久(高知赤十字病院・内科)
NBIを始めとするImage Enhanced Endoscopy(IEE)と拡大内視鏡の普及で、胃癌の診断能は飛躍的に向上した。胃癌の拡大診断は上皮下の微小血管と腺窩辺縁上皮の形態を観察する事で行われる。臨床的には多くの症例の境界診断は中倍率拡大観察でも可能である。しかし直径約8μmである微小血管を正確に診断し、有用性や限界点を厳密に検討するためには、分解能を考えると最大倍率での観察が必要である...
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- 早期胃癌の浸潤範囲診断におけるNBI併用拡大内視鏡検査の有用性と限界
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八坂 太親(福岡大筑紫病院・消化器内科)
【目的】通常内視鏡で境界不明瞭な早期胃癌に対するNBI併用拡大内視鏡(NBI拡大)の有用性と限界を明らかにする.【対象】2005年6月~2010年12月にESDを施行した早期胃癌のうち病理組織学的判定が可能な441病変.【方法】1:色素内視鏡観察で浸潤境界が全周性に同定できた病変を通常明瞭病変,できなかった病変を通常不明瞭病変とした.また両者の臨床病理学的所見を比較した.2:通常不明瞭病変を対象と...
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- 未分化型早期胃癌の範囲診断におけるNBI併用拡大内視鏡の有用性について
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岡田 和久(癌研有明病院・内視鏡診療部)
目的未分化型早期胃癌に対するESDの適応拡大がなされ、術前診断能の向上が課題となっている。我々はNBI拡大内視鏡(ME-NBI)により未分化型癌の病理学的発育パターンが予測可能であると報告してきたが(JGH, 2011, in press)、今回はそれらを応用した範囲診断の有用性を検討した。方法対象は2010年1~12月の間に、通常内視鏡で20mm以下・M UL(-)病変と診断した未分化型早期胃癌...
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- 表面陥凹型早期胃癌の組織型別にみたNBI拡大内視鏡所見の特徴
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松尾 健(久留米大・消化器内科)
目的:表面陥凹型早期胃癌の組織型別にみたNBI拡大内視鏡所見の特徴を明らかにする。対象と方法:2008年から2010年までの間に外科的胃切除または内視鏡的一括切除がなされ、病理組織結果が得られた表面陥凹型早期胃癌100病変(分化型癌70、未分化型癌30)を対象とし、NBI拡大内視鏡所見と組織所見を遡及的に比較検討した。癌組織型は、腺管形成能の顕著な分化型癌を、管状腺癌-高分化型、中分化型、乳頭腺癌...
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- 早期胃癌に対する酢酸加インジゴカルミン混合液(AIM)を用いたIEEの有用性と限界
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河原 祥朗(岡山大病院・光学医療診療部)
以前より我々は酢酸加インジゴカルミン(以下AIM)を用いたIEEを早期胃癌の範囲診断に応用し、その有用性を報告してきた。AIM法は現在普及が著しい光デジタル法、デジタル法などの新しいIEEと異なり従来ながらの色素法を改良したものである。色素散布が必要という手間がかかる反面、従来のインジゴカルミン法よりも診断能が優れ、拡大なしで随伴IIb病変などの診断に有用である。(症例と方法)早期胃癌489症例5...
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- 胃上皮性腫瘍粘膜内病変の組織型診断における酢酸併用NBI拡大観察の有用性
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柴垣 広太郎(鳥取市立病院・内科)
【目的】
胃上皮性腫瘍粘膜内病変の組織型診断における酢酸併用NBI拡大観察の有用性を検討する。
【対象】
2009年7月~2011年2月に内視鏡的/外科的に切除され、内視鏡像と病理組織像を対比できた79例85病変(腺腫21/高分化型癌43/中分化型癌13/低分化型癌 8)の粘膜内病変部114部位を対象とした(表層非腫瘍部は除外)。
【方法】
NBI拡大観察下に1.5%...
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- 水中NBI拡大観察および水中酢酸NBI拡大観察による胃癌組織型診断
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友利 彰寿(佐久総合病院・胃腸科)
早期胃癌の治療方針を決定するうえで組織型診断は重要であるが、内視鏡による組織型診断学は確立していない。
【目的】水中でのNBI拡大観察(NBI拡大)および酢酸NBI拡大観察(酢酸NBI)の組織型診断の成績を明らかにすること。
【対象と方法】2009年2月から2010年12月の早期胃癌ESD治療例のうち、NBI拡大および酢酸NBIの内視鏡画像と病理組織像の対比が可能であった53病変を対象...
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- 早期胃癌の深達度診断におけるNBI拡大内視鏡観察の有用性の検討
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菊池 大輔(虎の門病院・消化器科)
【目的】NBI拡大内視鏡は、早期胃癌の範囲診断には必要不可欠なモダリティーとなりつつあり、日常臨床に広く応用されている。しかし、深達度診断における有用性は証明されていない。そこで、早期胃癌の深達度診断におけるNBI拡大観察の有用性を検証することを今回の目的とした。【方法】2010年1月より2010年12月にNBI拡大観察を行い、ESDにて一括切除された119症例を対象とした。1回の手技で複数病変を...
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- 分化型早期胃癌におけるEndocytoscopy画像の検討
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鶴留 一誠(名古屋大大学院・消化器内科学)
【背景】近年、超拡大観察が開発され、生体内での生きた細胞の観察が可能になり注目されている。Endocytoscopyによる観察は核を染色して行われるため、細胞のみならず、核の観察も可能となっており、その得られた画像は現在の診断根拠にされている生検組織像に匹敵するものと期待されている。【目的】分化型早期胃癌における生体内Endocytoscopy画像を病理組織像と比較し、その有用性について検討を行っ...
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- 十二指腸上皮性腫瘍に対するNBIおよび色素拡大観察の実際と有用性
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佐野村 洋次(広島大・内視鏡診療科)
【目的】十二指腸上皮性腫瘍に対するNBIおよび色素拡大観察の臨床的有用性について検討する.【対象と方法】当科にて2011年2月までにNBI拡大観察とcrystal violet拡大観察を行い, 病理診断との対比が可能であった十二指腸上皮性腫瘍 (乳頭部腫瘍を除く) 50例 (low grade adenoma (LGA) 32例, high grade adenoma (HGA) 12例, 粘膜内...
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