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検索結果は13件です。
- 病理からみた鋸歯状病変(特にSSA/P)診断の問題点
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藤盛 孝博(獨協医大・病理学(人体分子))
大腸鋸歯状病変は組織学的に鋸歯状を呈する病変の総称である.過形成性ポリープ(HP)(1962,Morson),混合型ポリープ(Mixed)(1984,Urbanski),鋸歯状腺腫(SA)(1990,Longacre)に大きく分類できる.これ以外に10mm以上のlarge hyperplastic polypとserrated polyposisの呼称がある.鋸歯状病変は,Riddellの分類(大...
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大腸鋸歯状病変の内視鏡診断と治療
- 当センターにおける大腸鋸歯状病変の臨床病理学的検討:担癌例の検討も含めて
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川崎 啓祐(松山赤十字病院・胃腸センター(消化器科))
【目的】大腸鋸歯状病変の臨床的特徴を明らかにすること【方法】当センターにて内視鏡的ないし外科的に切除された大腸鋸歯状病変412病変を対象とした。412病変をSnoverらに準じてhyperplastic polyp(HP) 184病変、sessile serrated adenoma/polyp(SSA/P) 54病変、traditional serrated adenoma(TSA) 174病変...
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大腸鋸歯状病変の内視鏡診断と治療
- 10mm以上の大腸Large Hyperplastic Polypに対する臨床病理学的検討
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岩館 峰雄(佐野病院(兵庫)・消化器センター)
[背景] 過形成性ポリープ(Hyperplatic Polyp:HP)は加齢とともに増加し、左側結腸または直腸に好発すると言われている。矢野らが報告したprospective studyによると、右側のHPの頻度は、全HP中9%を占めLargeHPは0.8%であった。現在まで報告されているadenocarcinoma in HP症例では、ほとんどの症例が右側結腸に存在し、大きさが10mmを超える...
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大腸鋸歯状病変の内視鏡診断と治療
- 大腸鋸歯状病変の内視鏡診断と治療適応に関する検討
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鴫田 賢次郎(広島市立安佐市民病院・内科)
【目的】大腸鋸歯状病変の臨床病理学的特徴から内視鏡診断と治療適応について検討する。【対象と方法】対象は,内視鏡的に切除され大腸鋸歯状病変と診断した176例(HP21例,SSA/P102例,TSA32例,MP21例)。部位,大きさ,形態,pit pattern,NBI所見,組織異型度から大腸鋸歯状病変の内視鏡診断と治療の適応について検討した。鋸歯状病変はRiddellらに基づき分類し,SSA/Pの定...
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大腸鋸歯状病変の内視鏡診断と治療
- Pit pattern II・IIIH・IVHと診断した病変の病理組織学的検討
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山田 真善(国立がん研究センター中央病院・消化管内視鏡科)
【背景・目的】大腸鋸歯状病変の中で、sessile serrated adenoma / polyp (SSA/P) は散発性のMSI陽性大腸癌の前癌病変として注目されている。拡大内視鏡診断によりこれらの病変を特異的に診断することは、今後の重要な課題の一つと考えられる。本検討では鋸歯状病変の特徴的内視鏡所見を明らかにするため、II型pit(工藤・鶴田分類)と藤井らが提唱したIIIH型(羊歯状)およ...
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大腸鋸歯状病変の内視鏡診断と治療
- Sessile Serrated Adenoma/Polypの内視鏡診断
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長田 修一郎(久留米大病院・消化器内科)
【背景】病理形態的に鋸歯腺管構造を有する病変から癌化するserrated pathwayが新たな発癌経路として注目されている. 鋸歯状腺管構造を有する病変として過形成性ポリープ(hyperplastic polyp, HP), Traditional serrated adenoma(TSA)のほかSessile Serrated Adenoma/Polyp(SSA/P)の概念が提唱されている. ...
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大腸鋸歯状病変の内視鏡診断と治療
- 大腸鋸歯状病変における拡大および超拡大内視鏡診断の有用性
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池原 伸直(昭和大横浜市北部病院・消化器センター)
【はじめに】SSA/Pを含めた大腸鋸歯状病変の取り扱いについては、その概念や解釈において一定の見解が得られつつある。【目的】大腸鋸歯状病変とくにSSA/P(当施設においてAtypical HPと診断された病変)の内視鏡診断の有用性について検討した。【対象と方法】2001年4月から2010年12月までに内視鏡的および外科的切除された14456病変(早期癌2396病変)を対象とし、うち5mm以上の大腸...
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大腸鋸歯状病変の内視鏡診断と治療
- 白色光とNBI拡大内視鏡によるSessile Serrated Adenoma/ Polypと過形成性ポリープの鑑別診断
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篠原 知明(佐久総合病院・胃腸科)
【はじめに】Sessile serrated adenoma/ polyp (SSA/P)と過形成性ポリープ (HYP)の内視鏡的鑑別は困難とされている。【目的】HYPとの鑑別に有用なSSA/Pの内視鏡的特徴を明らかにする。【対象と方法】2010年3月から2011年2月までの期間にNBI拡大観察後に内視鏡摘除を行った隆起型(IIa/Is型)大腸鋸歯状ポリープ66病変のうち、病理診断が不確実な病変、...
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大腸鋸歯状病変の内視鏡診断と治療
- 画像強調観察を用いた鋸歯状構造を有する大腸病変の内視鏡的特徴所見の検討
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斎藤 彰一(東京慈恵会医大・内視鏡科)
【目的】鋸歯状構造を有する病変の画像強調観察(IEE)における内視鏡的特徴所見につき検討した.【方法】当院における病理組織診断基準は鋸歯状構造を有する病変のうち腺底部で嚢胞状に腺管拡張をきたし、L字型もしくは逆T字型を示すようなものをsessile serrated adenoma/ polyp(SSAP)、増殖細胞が腫瘍表層部まで見られ、その部で紡錘形に変化した核の重層化を認めるものを鋸歯状腺腫...
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大腸鋸歯状病変の内視鏡診断と治療
- 大腸鋸歯状関連病変における担癌例の検討
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千野 晶子(癌研有明病院・消化器センター)
[目的] SA関連病変における臨床的特徴および治療方針について検討した。[対象と方法]当院にて2001年1月から2010年12月までの病理組織学的診断でSA関連病変{hyperplastic /Metaplastic polyp(HP/MP),SSA,Traditional serrated adenoma(TSA) およびserrationを伴う癌}232病変を抽出、担癌症例の検討が可能であった...
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大腸鋸歯状病変の内視鏡診断と治療
- 右側結腸におけるSSA/PとHPの内視鏡的鑑別診断及び遺伝子異常に関する検討
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井上 篤(徳島大・消化器内科)
【目的】大腸鋸歯状病変の一つであるSSA/Pは、右側結腸に好発し発癌ポテンシャルを有することが知られている。しかし、内視鏡的特徴や遺伝子異常については不明な点が多い。そこで本研究では、右側結腸で腫瘍径をほぼ適合させたSSA/PとHPの内視鏡的鑑別診断及び遺伝子異常に関する検討を行った。【対象・方法】2009年3月から当院においてSSA/Pと診断(診断基準:WHO分類第4版に準拠し腺管深部まで拡張を...
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大腸鋸歯状病変の内視鏡診断と治療
- 大腸鋸歯状病変群における表面微細構造別病理組織及び遺伝子学的特徴の検討
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木村 友昭(秋田赤十字病院・消化器病センター)
[背景と目的]近年,sessile serrated adenoma/polyp(以下SSA/P)からの癌化が新たな発癌経路(serrated neoplastic pathway)として提唱されるようになり,大腸鋸歯状病変群は大変注目されている.しかしながら,大腸鋸歯状病変群の臨床的特徴は一定のコンセンサスが得られていない.我々は,大腸鋸歯状病変群における表面微細構造の亜分類を仮定し,高画素拡大...
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大腸鋸歯状病変の内視鏡診断と治療
- 大腸鋸歯状病変に関する臨床的課題
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樫田 博史(近畿大・消化器内科)
【目的】大腸鋸歯状病変に関する臨床的課題について考察する。 1)鋸歯状腺腫(TSA)、sessile serrated adenoma/polyp(SSA/P)の内視鏡診断は可能か、2)TSA、SSA/Pは放置すると癌になるのか、3)TSA、SSA/Pはすべて治療の対象か、という課題がある。【考察】1) TSAのpit patternを、藤井らはIIIh型、IVh型と表現した。我々はSSA/Pも含...
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