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検索結果は13件です。

W5-1 非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に関わる生活習慣リスク因子の解析
三宅映己(愛媛大学先端病態制御内科学)
【背景】非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は糖尿病や虚血性心疾患肝硬変の危険因子と考えられNAFLD患者を・早期に拾い上げることは重要であるまたNAFLDは生活習慣病の肝臓での表現型であるが.生活習慣との関連については明らかでない.【目的】検診受診者を対象にNAFLDに関与する生活習慣の因子を明らかにしNAFLDの高危険因子群.を同定すること.を目的とした.1【方法】1対象は11094名の検...

第98回日本消化器病学会総会生活習慣と肝・胆・膵疾患

W5-2 メタボリック症候群のNAFLDに対する生活習慣の影響について
 
{目的1本邦では肥満を背景に生活習慣病を合併したメタボリック症候群(MS)の増加が我が国の健康対策上の大きな問題となっている.MS該当者は非該当者に比べ非アルコール性脂肪肝疾患〔NAFLD)を伴いやすいことが知られているがMS該当者のNAFLDに対する少量のアルコールや喫煙を含めた生活習慣の影響についての検討は比較的少ない.今回我々はMS該当者のNAFLDに対する生活習慣の影響について検討した。【...

第98回日本消化器病学会総会生活習慣と肝・胆・膵疾患

W5-3 NAFLDに合併する生活習慣病と肝組織中脂肪酸との関連に関する検討
山田和俊(金沢大学附属病院消化器内科)
【目的1こ口までに我々は非アルコール性脂肪肝(NAFLD)症例における肝組織中脂肪酸含有量やその構成比が病態や肝粗織像と関連していることを報告してきた.一方NAFLDは生活習慣病の肝臓での一表現型と考えられているが合併する生活習慣病と肝組織学脂肪酸含有量との関連は明らかにされていない今回我々はNAFLDに合併する生活習慣病やその病態と肝組織中脂肪酸の関連を検討した.【方法】当施設において肝生検によ...

第98回日本消化器病学会総会生活習慣と肝・胆・膵疾患

W5-4 断酒は体脂肪量を変化させずに肝脂肪化とインスリン抵抗性を改善させる―問題飲酒者101例に対する前向き研究より―
藤田尚己(三重大学消化器肝臓内科学)
【目的1過度の飲酒は肝脂肪化を惹起する.しかしこれがエタノールによる直接作用なのか摂取カロリーの問題なのかその詳細は不明である.また断酒により肝脂肪化が早期に改善することが知られているがこれと糖脂質代謝との閲連など解明すべき問題は多い.そこで今回我々は問題飲酒者における肝脂肪化や糖脂質代謝に及ぼす断酒の影響を入院患者101例を用いprospectiveに検討した.【方法1対象は当院(肝疾患精査加療...

第98回日本消化器病学会総会生活習慣と肝・胆・膵疾患

W5-5 脂肪肝発症には飲酒の有無よりも肥満や内臓脂肪蓄積が重要である
 
【目的】生活習慣の欧米化などにより脂肪肝患者の割合が増加している.我々は内臓肥満が脂肪肝の発症に重要な影響を及ぼすことを報告してきた.一方飲酒は肝の脂肪化を来す重要な要因であるがこれまで脂肪肝患者からみた肥満と飲酒の影響について詳細な検討はなされていない.今回我々は健診受診者において飲酒の脂肪肝に及ぼす影響について検討したので報告する.【方法】対象は高知大学広島大学佐賀大学およびその関連施設におい...

第98回日本消化器病学会総会生活習慣と肝・胆・膵疾患

W5-6 アルコール性肝障害患者における飲酒の動向と重症アルコール性肝炎の対策
渡辺一弘(埼玉医科大学消化器内科・肝臓内科)
【目的】近年重症型アルコール性肝炎(SAH)が増加傾向にあるが、その予後は不良で治療法の確立が急務であるSAHは肝に浸潤した好中球が類洞i内皮細胞肝細胞を障害して成立する我々はこの病態を制御するためステロイドパルス療法直後に穎粒球除去療法(GMA)を連日実施するsequential療法を考案した.そこでアルコール性肝障害患者の飲酒動向を検討してSAHに進展する症例の背景を明確にし。これら症例の対策...

第98回日本消化器病学会総会生活習慣と肝・胆・膵疾患

W5-7 アルコール性肝硬変肝細胞癌における栄養障害の影響とその予防のための栄養学的なアプローチの提案
 
【目的】近年わが国のアルコール消費量は若干の減少傾向を示すものの肝疾患におけるアルコール性肝障害の比率は増加している。糖尿病や肥満の合併がアルコ・一ル性肝硬変の危険因子となることを報告してきたが依然として低栄養を伴うアルコール性肝硬変症例も多く認めている今回アルコール性肝硬変患者における栄養状態と飲酒量の関係を再検討しその予防法についても検討した.【方法】日本消化器病学会認定関連施設に対して肝硬変...

第98回日本消化器病学会総会生活習慣と肝・胆・膵疾患

W5-8 飲酒による膵炎発症リスクについて
粂潔(東北大学消化器病態学)
【目的1飲酒の膵障害の病態に及ぼす影響を明らかにすることは医学的社会的に国民の健康を長期的に改善する手立てを考えるうえで重要である.本研究は急性膵炎や慢性膵炎の病態におけるアルコールの役割を明らかにすることを目的とする.【方法】全国の日本消化器病学会認定ならびに関連施設に調査票を送付し平成18年4月1日より平成22年3月31日までの問に入院した急性膵炎と慢性膵炎患者を対象とした症例対照研究を実施し...

第98回日本消化器病学会総会生活習慣と肝・胆・膵疾患

W5-9 膵癌危険因子としての生活習慣病
 
【目的1膵癌の治療成績向上のためには無症状期での早期診断が必須でありそのためにはハイリスク群の設定が重要である。近年生活習慣病と消化器癌の関連が注目されているが膵癌との関連性については未だ不明な点も存在する。今回山梨厚生連健康管理センターと山梨大学の共同研究により生活習慣病と膵癌の関連性について解析した【方法】2001年~2010年までの検診受診者のべ605948例(膵癌発見75例)および山梨大学...

第98回日本消化器病学会総会生活習慣と肝・胆・膵疾患

W5-10 非アルコール性早期慢性膵炎疑診例に対するlow fat dietの有用性
崔仁煥(順天堂大学消化器内科)
【目的1従来よりUSCTでは明らかな異常を認めず膵臓痛が疑われる患者の中に潜在的な慢性膵炎患者が存在するといわれてきた.今回EUSのみにて異常を認めた非アルコール性早期慢性膵炎筆算例に対する10w fat dietの有効性について検討した.【方法】当科外来において膵臓痛が疑われアルコールの摂取回数が12回目年未満の患者を対象とした.膵酵素の上昇またはUS CT上部消化管内視鏡のいずれかで痛みの原因...

第98回日本消化器病学会総会生活習慣と肝・胆・膵疾患

W5-11 EUSによる早期慢性膵炎の各画像所見と臨床症状の検討
門阪薫平(近畿大学医学部附属病院消化器内科)
【目的】慢性膵炎臨床診断基準2009年において新たに早期慢性膵炎の診断基準が捷唱され超音波内視鏡(EUS)の重要性が明記された. EUSは膵実質や膵管の詳細な観察が行えることからその診断における有用性が言われている.今回我々は胆膵粘膜下腫瘍疾患に対してEUSを施行された1732例のうち早期慢性膵炎の画像所見認めた308症例の臨床症状患者背景について検討した.【方法12009年4月から2010年3月...

第98回日本消化器病学会総会生活習慣と肝・胆・膵疾患

W5-12 生活習慣・メタボリックシンドロームと胆嚢疾患に関する検討
 
【目的1胆嚢疾患は以前から肥満や脂質異常症等との関連が指摘されている今回我々は生活習慣やメタボリックシンドローム(以下MS)と胆嚢結石胆嚢ポリープとの関連について検討したので報告する【対象】2004~2010年に当院健診センターを受診し同意が得られた中でウイルス性肝炎等の慢性肝疾患や胆嚢摘出後症例を除外した18558名平均年齢46.3歳(男性10912名女性7646名t男性平均47.2歳女性平均4...

第98回日本消化器病学会総会生活習慣と肝・胆・膵疾患

W5-13 ヘリコバクター・ピロリ感染が胆石発症へ及ぼす影響の解析
高橋悠(東京大学消化器内科)
【1目的1ヘリコバクター・ピロリの持続感染が胆石の発症に影響を与える可能性について大規模コホートを用いて解析する.【方法】亀田総合病院附属幕張クリニック人間ドックの2010年度受診者で研究参加同意を得られた20773人のうち導入基準を満たした15551人.(男性8625人t女性6926人平均48.8±9.1歳)を対象とし年齢・身長・体重・Body Mass Index(BMI)・喫煙・飲酒の基本因...

第98回日本消化器病学会総会生活習慣と肝・胆・膵疾患