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検索結果は14件です。
- 当科におけるクローン病に対するアダリムマブの短期治療成績
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矢野 豊(福岡大学筑紫病院消化器内科)
【背景】本邦においても2010年11月よりクローン病(以下CD)に対して完全ヒト型抗TNFα抗体であるアダリムマブ(以下ADA)の投与が可能になった.しかし,治療成績や安全性に関しての報告はまだ少ないのが現状である.【目的】当科におけるCDに対するADAの短期治療成績および安全性について知ること.【対象】2010年11月より2011年6月までCDに対してADAを投与された38例について検討した.【...
第098回九州支部例会 >
- 血球成分除去療法の治療効果および治療後の寛解期間に影響を及ぼす因子の検討
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長山 幸路(久留米大学病院内科学講座消化器内科部門)
【目的】潰瘍性大腸炎(UC)は再燃と寛解を繰り返す原因不明の難治性炎症性疾患である。本症に対する基準治療としては5ASA製剤やステロイド剤が用いられるが、これらの薬物で治療困難な症例に対する内科的治療としては免疫調節薬、抗TNF-α抗体製剤、タクロリムス、血球成分除去療法が考慮される。血球成分除去療法は本邦で開発された重篤な副作用のみられない非薬物的治療法で、左側結腸型または全大腸型で中等症以上の...
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- 当院におけるアダリムマブの治療成績10例の検討
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相馬 渉(有田胃腸病院)
Crohn病の治療は、インフリキシマブなどの生物学的製剤の登場により臨床症状だけでなく、粘膜治癒を目指すまで治療目標が向上してきている。さらに2010年10月より、クローン病に対するアダリムマブ投与が保険適応になった。当院ではこれまでに10症例でアダリムマブ投与を開始している。アダリムマブの治療成績について、臨床的活動性指標と内視鏡的指標の両面から検討を行った。年齢は26歳から72歳(平均47.7...
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- 当院におけるステロイド抵抗性潰瘍性大腸炎に対するタクロリムスの使用経験
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渡邊 龍之(産業医科大学第3内科)
【目的】潰瘍性大腸炎に対する寛解導入療法としてタクロリムスが加わり選択の幅が広がったが、その位置づけや効果予測因子に関しては一定の見解が得られていない。当院においてタクロリムスを使用したステロイド抵抗性潰瘍性大腸炎の患者について治療効果、副作用について検討した。【方法】2009年9月から2011年8月までにタクロリムスを投与した中等症~重症のステロイド抵抗性潰瘍性大腸炎患者11例について、タクロリ...
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- オキナワモズク由来フコイダンの腸管上皮保護作用
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知念 寛(琉球大学医学部附属病院 光学医療診療部 )
【緒言】 近年、本邦では潰瘍性大腸炎に対し、アザチオプリン、タクロリムス、インフリキシマブ等の薬剤が保険適用となり、血球除去療法も週2回以上の施行が可能となった。しかし副作用や治療コスト等の問題が存在する。また、潰瘍性大腸炎は大腸上皮が傷害される病態であるが、これらの治療法は炎症を抑制するが上皮への保護作用は有していない。沖縄県は、本邦最大のモズクの生産地で、そのオキナワモズク(
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- 難治性潰瘍性大腸炎患者に対するinfliximabの治療効果と安全性の検討
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浅野 光一(九州大学病院光学医療診療部)
【目的】2010年6月にinfliximab(IFX)が潰瘍大腸炎(UC)に対する治療として保険収載された。そこで自験UCに対するIFXの短期・中期治療効果と安全性について検討した。【方法】当科でIFXによる寛解導入・維持療法を施行した活動期UC患者13例を対象とし、前治療、IFXの寛解導入率、中期経過、および有害事象を検討した。UCの臨床的活動性はSeoらのulcerative colitis ...
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- インフリキシマブ二次無効を呈したクローン病症例の特徴
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山本 章二朗(宮崎大学医学部内科学講座 消化器血液学分野)
【目的】インフリキシマブ(Infliximab:IFX)をはじめとする生物学的製剤の登場により、クローン病の治療法や治療目標、臨床経過などが大きく変化したことはいうまでもない。しかし、IFX二次無効例や骨髄抑制や感染症などの重篤な副作用例に対する使用法、またTop-down療法が本当によいのか、などというように、検討すべき問題も色々ある。ただ、クローン病患者にIFXを導入し、以後計画的維持投与を行...
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- 潰瘍性大腸炎に対する血球成分除去療法の有効性に関する因子について
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中野 良(佐賀大学消化器内科, 多久市立病院内科)
目的:潰瘍性大腸炎の治療の一つとして血球成分除去療法(LRT)は副作用が少なく有用な治療法として認識されているが,中には効果が不十分な例も散見される.可能な限り早期に寛解へ導入するために、LRTのよりよい効果が期待できる症例について因子を検討した。方法:1998年4月~2010年3月,活動期UC 98症例に対しLRTを施行した。GMA38症例,LCAP54例であった.治療は1週目2回、2週目以降1...
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- 難治性潰瘍性大腸炎に対するタクロリムスの有用性
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藤田 浩(鹿児島大学大学院 消化器疾患・生活習慣病学)
【目的】近年、難治性潰瘍性大腸炎に対する複数の新規治療法が登場した。経口タクロリムス(Tac)はステロイド減量と寛解導入への効果が期待される免疫調節薬であるが、潰瘍性大腸炎治療における位置づけは未だ明確ではない。今回Tac治療の適応を明らかにすることを目的に、Tacによる寛解導入治療を行った症例の臨床的特徴と治療効果について検討した。【対象と方法】鹿児島大学病院及び今村病院で、2009年10月以降...
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- 当院における難治性潰瘍性大腸炎に対するタクロリムスの使用経験
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川崎 剛(熊本大学大学院 消化器内科学)
【はじめに】H21年わが国においてタクロリムス水和物に、難治性の活動期潰瘍性大腸炎の適応が追加された。H22年度の潰瘍性大腸炎治療指針でも、重症例、難治例の治療の選択肢の一つとなっている。今回、当院に難治性の活動期潰瘍性大腸炎で紹介となりタクロリムスにて加療した3症例について報告する。いずれの症例も当院入院までに5-ASA製剤、ステロイド、白血球除去療法にて治療を行うも、治療効果が乏しく当院へ紹介...
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- 潰瘍性大腸炎に対するアドレノメデュリン持続静注療法
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芦塚 伸也(宮崎大学内科学講座循環体液制御学分野)
【目的】 炎症性腸疾患(IBD)の治療として、ステロイド療法、免疫調節剤療法、生物学的製剤療法は高い効果を示すが、一方で重篤感染症合併などの危険性を有し、より安全な治療法の開発が必要とされる。アドレノメデュリン(AM)は強力な血管拡張作用を有する生理活性ペプチドであるが、心血管保護作用、血管新生作用や抗炎症作用、抗菌作用などを有する事が判明しており、炎症性腸疾患モデル動物に対して腸炎改善効果...
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- 当科でインフリキシマブを投与した潰瘍性大腸炎患者の短期治療成績
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石田 哲也(大分赤十字病院 消化器内科)
[目的] インフリキシマブ(IFX)はクローン病患者の治療のおいて高い有効性を持つことが報告されてきたが 一方潰瘍性大腸炎(UC)に対しても2010年6月に効能が追加された。今回、当科における潰瘍性大腸炎(UC)に対するIFXの短期の治療効果をまとめたので報告する。 [対象と方法] 2010年6月から2011年7月までの間にIFXが投与された潰瘍性大腸炎患者29例、平均年齢37.8歳、男性20例、...
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- 当院におけるクローン病に対する抗TNFα抗体の使用成績と実態
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古賀 章浩(佐田厚生会佐田病院消化器内科)
【目的】抗TNFα抗体は本邦ではCrohn病(以下CD)の約30%に使用され、その有効性は確立されている。しかし、インフリキシマブ(以下IFX)の約25~40%に二次無効例が出現することが知られ、2010年10月より保険承認されたアダリムマブ(以下ADA)の有効性が議論されている。今回、非使用例の実態と、IFXとADAの短期効果を検討した。【対象と方法】当院診療中CD42例を、1.IFX・ADA非...
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- 長崎大学病院消化器内科および関連病院のクローン病患者に対するアダリムマブの短期治療効果、副作用に関する検討
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森崎 智仁(長崎大学病院消化器内科)
【目的】アダリムマブ(ADA)はクローン病に対する新たな生物学的製剤として2010年10月に保険承認された。今回我々は、当院および関連病院のクローン病患者におけるADAの短期有効性及び安全性について検討した。【対象と方法】2010年11月~2011年8月までの当院および関連病院においてADAが投与されたクローン病31例を対象とした。検討1:ADA投与前と投与2、4、8、12週後のCDAI(Chro...
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