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検索結果は109件です。
- 術前診断に苦慮した肝細胞癌合併細胆管細胞癌の一例
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宮下 祐介(仙台厚生病院 消化器内視鏡センター)
症例は59歳男性。慢性B型肝炎の診断にて以前から他院で治療中であった。平成24年春頃からAFPの漸増傾向を認めたため、CT,MRIにて肝右葉に結節性病変を指摘され、精査加療目的で当科紹介、入院となった。入院後に施行したUSではS7背側に約3cm超の内部がモザイク状の結節と、そのやや腹側かつ頭側寄りに10mm大の低エコー結節を認めた。ソナゾイドによる造影では、いずれも動脈相で染影され、後期相でwas...
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- 膵管胆管合流異常を伴った胆嚢腺扁平上皮癌の一例
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高橋 佳之(仙台厚生病院 消化器内視鏡センター)
症例は52歳女性。前医で十二指腸潰瘍の診断にて抗潰瘍剤の投与を受けていたが、症状の改善が見られないため腹部エコーを施行。肝門部に5cm大の腫瘤性病変を指摘されたため、精査加療目的で当科紹介、入院となった。入院後に施行したCTでは、胆嚢底部に造影効果を伴う結節状の腫瘤を認めた。また門脈本幹の尾側に約5x4cm大の境界不明瞭な低造影効果の腫瘤と、胆嚢頚部左側にも同様の性状を示す2cm大の腫瘤が認められ...
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- 放射線直腸炎13例の検討
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鶴田 伸一(気仙沼市立病院内科)
【はじめに】放射線直腸炎は骨盤内悪性腫瘍に放射線治療を行った後に起こり、血便を主訴とすることが多い。今回、当院で経験した放射線直腸炎13例について臨床的背景および治療法を検討する。【対象】2009年9月~2012年8月の間に当院で血便を主訴に放射線直腸炎と診断した13症例。【結果】平均年齢74.3歳(58~86歳)、男性10例、女性3例。基礎疾患は前立腺癌10例、子宮頸癌2例、子宮体癌1例。照射後...
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- 膵oncocytic type IPMNの1切除例
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渡邊 崇(岩手県立中部病院 消化器内科)
【症例】71歳、女性。【既往歴】1995年に左乳癌で手術。【現病歴】左乳癌術後から当院外科に定期通院していたが、2010年3月のCTで膵頭部嚢胞と主膵管拡張が指摘された。その後6カ月ごとに画像検査でフォローされていたが2012年5月のCTで膵嚢胞の増大を指摘され精査目的に当科入院となった。【経過】血液検査では腫瘍マーカーは正常値であった。腹部CTでは膵頭部に3cm大の多嚢胞性腫瘤およびその内部に造...
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- 大腸鋸歯状病変における臨床病理学的検討
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田中 義人(秋田赤十字病院 消化器病センター)
【目的】SSA/P,TSAの臨床病理学的,遺伝子学的特徴を明らかにする.【対象・方法】当センターにて内視鏡的に切除され,術後の病理診断でSSA/P,TSAと診断された85病変を対象.その臨床病理学的特徴と遺伝子解析結果を比較検討した.【結果】病変の内訳はSSA/P群57病変(SSA/P,SSA/P with cytological dysplasia,cancer in SSA/P),TSA群25...
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- 胃癌に対して幽門側胃切除、Billroth-II法再建術施行6年後に吻合部潰瘍穿孔を発症した1例
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廣澤 貴志(みやぎ県南中核病院 外科)
症例は80歳男性。既往歴として6年前に胃癌にて幽門側胃切除術、Billroth-II法・Braun吻合再建をうけた。その後腸閉塞を繰り返し、保存的治療を複数回うけていた。3年前に小腸部分切除術、9ヵ月前に癒着剥離術をうけている。今回起床後より突然腹痛が出現したため救急要請。来院時身体所見は、腹部は全体的に板状硬で反跳痛が認められた。造影CTにて腹腔内free airと腹水貯留を、吻合部周囲の空腸に...
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- cap polyposisの1例
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入江 大樹(公立藤田総合病院 消化器科 初期研修医)
症例は61歳の男性。数年前、腹痛のため近医よりトリメブチンマレイン酸とラモセトロンの処方を受けた既往がある。平成24年2月、心窩部痛と下痢、嘔吐を主訴に当院救急外来で受診し、精査加療目的に入院した。絶食と補液で症状は改善傾向を示したが3~4回/日の下痢と血便は持続した。血液生化学検査で総タンパクが5.6 g/dlでCRPが1.17 mg/dlであった。上部消化管内視鏡検査と腹部CTおよび超音波検査...
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- 経皮胆道鏡が診断に有用であった胆管内粘液産生腫瘍の一例
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大森 一乃(青森市民病院 消化器内科)
【背景】今回我々は胆管炎で発見され、経皮胆道鏡による生検にて診断が可能であった胆管内粘液産生腫瘍の一例を経験したので報告する。【症例】80代 女性【既往歴】胆摘後(詳細は不明)、高血圧、骨粗鬆症【現病歴】2年前から当院で胆管拡張、分枝型膵管内粘液産生腫瘍(以下IPMN)にてfollowされていた。右季肋部痛を主訴に前医受診。採血にて黄疸、炎症反応亢進、肝酵素、胆道系酵素上昇認めIPMNによる胆管炎...
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- 内視鏡的ドレナージを施行した残胃癌による輸入脚症候群の1例
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山内 洋一(青森市民病院 消化器内科)
【背景】急性型の輸入脚症候群は輸入脚腸管や吻合部の完全閉塞が原因で発症し、上腹部痛や無胆汁性嘔吐を認め、急激に病態が進行する。死亡率10-30%と報告されており、早急な診断、治療が必要である。【症例】74歳、男性。主訴は腹痛、嘔吐。48歳時に胃癌のため幽門側胃切除術、Billroth II法再建が施行されている。2週間前から腹痛が出現し、通院中の病院で補液を受けていた。頻回の嘔吐も出現したため、精...
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