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検索結果は109件です。

術後8年で発症した乳癌の回腸、大腸転移の一例
横山 直信(岩手県立中央病 消化器科)
【症例】63歳 女性【主訴】便秘、右下腹部痛【既往歴】平成15年1月 左乳癌 乳房温存手術、平成22年4月 子宮筋腫 子宮付属器全摘術【家族歴】特記事項なし【経過】平成22年4月の子宮筋腫術後より便秘傾向であると感じていた。右下腹部に軽い痛みを感じたため平成23年11月当科初診。初診時腹部触診にて右下腹部に5cm大の弾性硬の腫瘤を触れた。圧痛は認めなかった。CTにて回腸末端から上行結腸にかけて強い...

第194回東北支部例会

上行結腸憩室炎に起因すると考えられた上腸間膜静脈、門脈血栓症の1例
油井 理恵子(みやぎ県南中核病院 消化器科)
【症例】45歳、男性。【主訴】発熱、全身倦怠感。【既往歴】特記事項なし。【現病歴】2012年9月下旬から易疲労感、全身倦怠感あり、10月20日頃より発熱あり改善なく29日近医受診。炎症反応及び胆道系優位の肝機能障害を認め当科紹介され30日受診。39.5度の発熱、採血上前医同様に炎症反応及び肝機能障害を認め、造影CTにて上行結腸の壁肥厚と近傍にガスを伴う軟部影及び上腸間膜静脈、門脈内に血栓を認め入院...

第194回東北支部例会

東北大学におけるアルコール肝硬変に対する肝移植
中西 史(東北大学病院 移植・再建・内視鏡外科)
【はじめに】アルコール性肝硬変は、禁酒が最も効果的な治療法であるが、肝機能が改善せず肝移植の適応となる事があり、欧米では肝移植の適応疾患の中でも頻度の高い疾患である。本邦では2011年12月までに37施設194名が初回肝移植を受けている。しかし、移植後に再飲酒する問題が指摘されており、脳死肝移植適応評価委員会の適応基準では、6ヶ月以上の断酒期間(原則として飲酒可能な期間であり身体的悪化に伴う入院期...

第194回東北支部例会

直腸神経内分泌腫瘍の1例
内海 潔(宮城県立)
症例は54歳男性。主訴は無く、職場検診便潜血反応陽性で前医を受診した。家族歴に特記事項なし。既往歴として20歳に十二指腸潰瘍、54歳から高血圧・高脂血症で治療中。現病歴として今年2月の会社検診で便潜血反応陽性。前医で直腸に腫瘍性病変を指摘され、7/18に当科へ紹介・受診した。入院時現症として胸・腹部理学的所見に異常なし。入院時検査データに異常なかった。下部消化管内視鏡検査では直腸中部に多結節状のS...

第194回東北支部例会

好酸球性胃腸炎の一例
田中 淑恵(石巻赤十字病院 消化器内科)
好酸球性胃腸炎の一例【症例】26歳女性, 主訴:心窩部痛, 下痢, 嘔吐【現病歴】X年6月中旬に心窩部痛, 嘔吐あり前医受診. 上部消化管内視鏡にて急性胃炎の診断で抗潰瘍薬処方されるも症状増悪し, 再検査の腹部超音波検査にて腹水貯留指摘され, 当院紹介受診. 下痢は1日20行程度で水様便. 腹部は重苦感あるも平坦軟で明らかな腹膜刺激症状は認めない. 腹部造影CTでは小腸の全体的な浮腫状変化及び腹水...

第194回東北支部例会

硬化型肝細胞癌の一例
塚本 啓祐(宮城県立がんセンター 消化器科)
症例は63歳男性。2003年C型慢性肝炎に対しpeg-IFN+Ribavirin治療を施行しSVRとなっていたが、2012年のUS、CTで肝腫瘍が認められ当科紹介となった。既往歴はC型慢性肝炎以外には特になし。前医での血液学的検査所見では血算、生化ともに基準値内で、Child-Pugh5点。AFP、PIVKAIIといった腫瘍マーカーも基準値内であった。画像所見ではUSでS5に径33mm大の境界明瞭...

第194回東北支部例会

膵管癒合不全を伴った膵管内乳頭粘液性癌の一例
戸沢 智樹(秋田大学 医学部 消化器内科)
【症例】66歳 女性【既往歴】関節リウマチ、高血圧、糖尿病にて内服加療中【現病歴】平成24年4月に食後嘔気、嘔吐あり近医受診。腹部超音波、CTにて膵IPMNが疑われ、精査目的に当科紹介となった。【検査所見】血液生化学検査では膵アミラーゼ 113IU/l、リパーゼ 23IU/l、CEA 6.7ng/ml、CA19-9 9.5U/ml、DUPAN2 25U/ml、エラスターゼI 89ng/dlであった...

第194回東北支部例会

難治性放射線性直腸炎に対しエカベトナトリウムが奏効した一例
塚本 啓祐(宮城県立がんセンター 消化器科)
症例は71歳女性。2008年10月IIb期子宮頸癌に対し放射線化学療法(全骨盤外照射30Gy、中央遮蔽全骨盤外照射20Gy、RALS 24Gy、ネダプラチン40mg/日×8)を施行し、翌年1月子宮頸部切除を行った。11月中旬より少量の血便が出現し、同月末、大量の凝血塊の排泄があった為、婦人科より当科紹介となった。大腸内視鏡検査で下部直腸前壁に正常粘膜に覆われた周囲隆起を伴う潰瘍性病変を認め、潰瘍底...

第194回東北支部例会

東日本大震災によるストレスで発症したと考えられたCronkhite-Canada症候群の一例
草野 昌樹(太田西ノ内病院 消化器科)
【症例】70代女性【主訴】味覚障害【家族歴】特になし【既往歴】H9年右卵巣嚢腫手術、胆石手術、H12年高血圧、高脂血症、右耳難聴【現病歴】高血圧・高脂血症で近医に通院し、毎年EGDs施行していた。H23年10月頃より味覚障害出現。10/14近医でEGDs施行し、前庭部中心に多結節性変化・胃全体に粘膜浮腫状変化を認め、生検では浮腫状過形成性変化と形質細胞・好酸球・他の炎症細胞の浸潤あり。近医にてPP...

第194回東北支部例会

下血を契機に発見されたHemosuccus pancreaticusの1例
柏木 真人(福島県立医科大学 消化器・リウマチ膠原病内科学講座)
【はじめに】カプセル内視鏡検査(CE)、小腸内視鏡検査などの内視鏡検査手技の発達により消化管出血の出血源検出頻度は向上が見られているが、それらの検査を行っても原因が明らかとならない症例が存在する。今回我々は、下血を繰り返し消化管検査を複数回行われたが、消化管に病変を認めず、診断に難渋したHemosuccus pancreaticusの1例を経験した。【症例】60歳代、男性【主訴】黒色便、ふらつき【...

第194回東北支部例会

東北大学におけるC型肝炎に対する肝移植の検討
原 康之(東北大学病院 移植再建内視鏡外科)
【目的】C型肝炎に対する肝移植において移植後のC型肝炎再発はほぼ必発であることが知られている。C型肝炎にする肝移植の患者背景・予後・IFN治療等に関して,当科で施行した脳死及び生体肝移植症例を対象に検討した.【対象】1991年から2012年までのC型肝炎に対する脳死肝移植1例,生体肝移植11例の計12例.【結果】HCV genotypeは 1型が10例, 2型が2例であった.移植の適応疾患は,慢性...

第194回東北支部例会

同時性胃転移を来たした横行結腸癌の一例
真竹 一徳(公立藤田総合病院 消化器科)
【背景】大腸癌は肝臓や肺へ転移することが多く、胃へ転移することはきわめて稀である。今回大腸と胃に悪性腫瘍を確認し、内視鏡診断と病理組織学的検索の結果より大腸癌の胃転移と考えられた一例を経験したので報告する。【症例】61歳、女性【主訴】軟便、下痢、嘔吐【既往歴】卵巣腫瘍で46歳時に手術【現病歴】軟便や下痢と嘔吐が出現し近医で受診した。便潜血が陽性で血液検査で著しい貧血が認められ、当院に紹介された。【...

第194回東北支部例会

高度血小板減少を伴った慢性C型肝炎に対し、摘脾後インターフェロン治療を実施した3症例の検討
佐々木 公美子(宮城社会保険病院 消化器科)
【背景・目的】肝予備能は良好であるにも関わらず、高度血小板減少のため、慢性C型肝炎に対するインターフェロン治療が困難とされる症例が少なからず存在する。当院において、これらの症例のうち、摘脾を行い血小板の回復を待ってインターフェロン治療を導入し得た3症例について、報告、検討を行う。【症例】《症例1》53歳男性。HCVセロタイプ1型HCV RNA 5.5logIU/ml, AST157, ALT 19...

第194回東北支部例会

C型慢性肝炎に対するテラプレビル3剤併用療法:当院における19例のまとめ
清水 秀幸(岩手県立中部病院 消化器内科)
【目的】 C型慢性肝炎に対してPEG-IFN(ペグインターフェロン)+RBV(リバビリン)併用療法が行われてきたが、日本人に最も多い「ジェノタイプI型・高ウイルス量」の患者ではHCV RNA持続陰性化(SVR)率は約50%と低く、新たな治療法の開発が熱望されていた。HCV複製の必須酵素であるNS3-4A-セリンプロテアーゼ阻害剤テラプレビル(TVR)が2011年に承認されたことを受け、我々はTVR...

第194回東北支部例会

下部消化管内視鏡検査を契機に発見された早期原発性虫垂癌の一例
阿部 咲子(大館市立総合病院 消化器・血液・腫瘍内科)
【症例】73歳男性【既往歴】平成5年より糖尿病、平成11年および12年に大腸ポリープに対し内視鏡的粘膜切除術施行【現病歴】平成23年8月、多発大腸ポリープの定期フォロー目的に下部消化管内視鏡検査(T-CS)施行したところ、虫垂開口部の開大程度の所見であったため、ポリープと併せて経過観察となっていた。平成24年7月31日、T-CS再検したところ、虫垂開口部に前回とは形態の変化した隆起性病変を認め、生...

第194回東北支部例会

胆管嚢胞腺癌の2切除例
内藤 健夫(宮城県立がんセンター 消化器科)
【症例1】87歳男性【主訴】食思不振【既往歴】徐脈性心房細動にてペースメーカー挿入中【現病歴】平成24年5月食欲不振で近医受診し、腹部エコーにて肝S3に充実成分を含む肝嚢胞を指摘され、当科紹介となった。【検査成績】軽度腎機能障害の他は特記すべき事項なし 【画像所見】CT:肝S3に43×42mmの嚢胞性腫瘤を認め、嚢胞は大小二つの房からなる多房性で、内腔に造影効果を有する2.0cmの結節を伴っていた...

第194回東北支部例会

C型肝炎のインターフェロン治療著効後に発見された肝細胞癌の特徴
高山 歳三(東北公済病院 消化器内科)
【目的】C型肝炎に対するインターフェロン(IFN)治療著効(SVR)後に発見された肝細胞癌(肝癌)の特徴について検討した。【対象】1992年より当院でC型肝炎に対してIFN治療を行い効果判定可能であった465例(男性260、女性205)のうち、SVRとなったのは255例(男性142、女性113)であった。SVR後フォローできた患者のうち、肝癌を発症した14例を対象とした。【結果】14例の内訳は男性...

第194回東北支部例会

内視鏡的ドレナージ術にて保存的に治癒し得た、胃全摘・Roux-en-Y再建後、急性膵炎を合併した輸入脚症候群の1例
山居 聖典(大館市立総合病院 消化器・血液・腫瘍内科, 弘前大学大学院医学研究科 消化器血液内科学講座)
【症例】71歳女性【主訴】上腹部痛、嘔気【既往歴】66歳:胃癌で胃全摘術・Roux-en-Y再建術・脾摘・膵尾部切除術、66-67歳:術後イレウス【現病歴】平成24年9月5日午後より上腹部痛出現。徐々に増悪し、嘔気も出現したため、当院救急外来を受診。上腹部に強い圧痛を認めるも、腹膜刺激症状や筋性防御は認めなかった。WBC 13140 /μl、CRP 0.02 mg/dl、T-Bil 1.0 mg/...

第194回東北支部例会

急激な経過をたどった腹膜悪性中皮腫の一例
三上 哲彦(水戸済生会総合病院)
【はじめに】腹膜悪性中皮腫は比較的まれな疾患であり、有効な治療法は未だ確立されておらず予後不良である。【症例】50歳代男性。(既往歴)特記事項なし。(生活歴)明らかなアスベスト曝露歴なし。(主訴)腹痛・腹満。(現病歴)2012年6月上旬から下腹部痛と下痢が出現した。症状が持続することから18日に近医を受診し内服薬を処方されたが症状改善しなかった。CTにて腹水を指摘され、25日に当院紹介受診となった...

第194回東北支部例会

化学放射線療法中に小腸転移をきたした食道癌の一例
須田 拓郎(山形県立中央病院 内科)
【症例】62歳 男性 
【既往歴】46歳:外傷性くも膜下出血 56歳:高血圧、高脂血症で内服治療中
【生活歴】喫煙:30本/日×40年 飲酒:日本酒3~4合/日
【家族歴】父:脳梗塞  叔父:肺癌  叔母:膵臓癌
【現病歴】
2012年5月中旬より嚥下障害が出現したため、6/6に近医を受診した。上部内視鏡にて中部食道に2型腫瘍をみとめ、生検で扁平上皮癌と診断された。精...

第194回東北支部例会