- 肝炎対策基本法に基づく今後の施策のあり方について
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神ノ田 昌博(厚生労働省・肝炎対策推進室)
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第53回日本消化器病学会大会 >
肝拠点病院網と肝診療均てん化の現状課題
- 肝炎患者が肝拠点病院網に要望すること
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渡辺 寿夫(北海道肝炎友の会)
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肝拠点病院網と肝診療均てん化の現状課題
- 佐賀県における肝炎ウイルスキャリアと助成制度によるウイルス肝炎治療状況
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尾崎 岩太(佐賀大保健管理センター)
佐賀県は2001年以降肝癌粗死亡率ワースト1が続いている。佐賀県では1992年より住民検診でC型肝炎ウイルス検査が導入され、2001年からはHBs抗原検査も加えられた。2008年より肝炎治療助成事業が開始され県下におけるIFN治療状況の把握が可能になってきた。今回佐賀県における肝検診事業と肝炎治療に対する助成状況の分析を行いその問題点と今後の対策を検討した。<方法> (1) 佐賀県の肝検診受診者の...
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肝拠点病院網と肝診療均てん化の現状課題
- 徳島大学肝疾患相談室について
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森本 慎也(徳島大・地域医療連携センター肝疾患相談室)
【目的】徳島県における肝疾患診療連携ネットワーク、特に肝疾患相談室の活動について報告する。【体制】肝拠点病院と県下43の専門医療機関、かかりつけ医でネットワークを構築。拠点病院である徳島大学は消化器移植外科が代表であり、肝疾患相談室には肝臓学会専門医である外科医師が専任相談員として配備されおり、肝炎のみならず、肝癌、肝移植も含めて活動を行っている。【活動】徳島県が行っている全国に類を見ない活動とし...
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肝拠点病院網と肝診療均てん化の現状課題
- 岩手県における肝炎医療費助成制度と医療連帯の現状と課題
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宮坂 昭生(岩手医大・消化器・肝臓内科)
【背景・目的】岩手県ではウイルス肝炎対策専門委員会を中心とした肝疾患診療ネットワークを2002年から行政、医師会の協力の下に構築してきたが2008年に肝疾患診療連携拠点病院の指定および医療費助成制度の導入に伴い、より肝疾患の治療効果が得られるようにとネットワークの見直しが行われ、現在、専門医療機関15施設、かかりつけ医61施設が参加し連携を図っている。今回、肝炎ウイルス検診の結果や医療費助成制度の...
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肝拠点病院網と肝診療均てん化の現状課題
- 年1回の専門医療機関受診を柱とした石川県肝炎診療連携の構築と状況
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酒井 明人(金沢大・消化器内科)
【目的】平成19年厚生労働省より示された「都道府県における肝炎検査後肝疾患診療体制に関するガイドライン」では地域における診療連携ネットワークの構築、事後の受診状況の把握、少なくとも年1回の専門医療機関受診、がその柱である。石川県では平成14年肝炎ウイルス検診当初より肝炎協議会を設立し、行政・保健師による患者のフォローアップ事業を継続し、問題点の把握・改善を行い、精検未受診者の受診勧奨、IFN療法施...
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肝拠点病院網と肝診療均てん化の現状課題
- 茨城県におけるHCVキャリア対策の現況
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池上 正(東京医大茨城医療センター・消化器内科)
茨城県においては、職域検診でのHCV抗体陽性者数を元にして算出すると、就労人口(20~69歳)169万人のうち、1.57万人(0.8%)のHCV抗体陽性者がいると推定され、さらにガイドライン上抗ウイルス療法が必要とされる患者はこれらのうち40%、すなわち約6300人と考えられる。平成20年度に開始された助成金制度の受給者数は、平成20年度で1,159名、平成21年度が807名、平成22年度は611...
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肝拠点病院網と肝診療均てん化の現状課題
- 宮城県における肝診療均てん化の現状と問題点
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三浦 雅人(みやぎ県南中核病院・消化器科)
【目的】今回我々は宮城県における二次医療圏(仙台・仙南・大崎・栗原・登米・石巻・気仙沼)毎の肝炎治療の現状について報告し、さらに我々が開始した医療圏を越えた病診連携の試みについても述べてみたい。【検討項目】1)肝疾患専門医療機関・肝臓専門医の配置の現状と問題点、2)平成20年度以降の肝炎治療特別促進事業への申請件数【結果】1)宮城県では肝疾患診療拠点病院として東北大学病院を指定し、肝疾患専門医療機...
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肝拠点病院網と肝診療均てん化の現状課題
- 広島県における肝疾患診療連携拠点病院の役割と診療均てん化の課題
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高橋 祥一(広島大・消化器・代謝内科)
【目的】広島県における肝疾患診療連携拠点病院(拠点病院)の役割と診療均てん化の状況について検討する.【方法】1)広島県の拠点病院である広島大学病院と福山市民病院の活動の総括2)IFN治療において,実際の病診連携を行う上での問題点について検討した.【成績】1)広島県では平成20年度に広島大学病院が拠点病院として認定され,患者支援のための肝疾患相談室を開設したが,初年度から千件を超える相談件数で翌年か...
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肝拠点病院網と肝診療均てん化の現状課題
- 長野県における肝疾患診療ネットワーク、病診連携の現状と課題
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吉澤 要(信州大・消化器内科, 国立信州上田医療センター・地域医療教育センター)
【背景・目的】信州大学医学部附属病院が長野県の肝疾患診療連携拠点病院として2008年10月1日にスタートした。連絡協議会を設置し、拠点病院内には肝疾患診療相談センターを開設。専門医療機関として県内10医療圏に各1つ以上43施設選定し、かかりつけ医は登録制とし、現在88施設が参加している。2009年4月には県内共通の病診連携パスを発行した。昨年の肝臓学会東部会にて2年間の活動状況と問題点を発表した。...
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肝拠点病院網と肝診療均てん化の現状課題
- 山口県肝炎診療連携モデルの構築と肝炎診療連携の現状と課題
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日高 勲(山口大附属病院・肝疾患センター)
【目的】当院は2009年2月に山口県の肝疾患診療連携拠点病院に指定され、10月に肝疾患センターを設立し、拠点病院事業に取り組んでいる。また現在30施設が山口県により肝疾患専門医療機関に指定されている。肝疾患センターでは専門医療機関などと山口県肝疾患診療連携協議会を設立し、肝疾患診療ネットワークの構築を図ってきた。特に診療連携モデルの構築に努めており、その活動を紹介する。また、県内の専門医療機関に肝...
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肝拠点病院網と肝診療均てん化の現状課題
- 静岡市イーツーネットC型慢性肝炎インターフェロン医療連携パスの紹介
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小柳津 竜樹(市立静岡病院・消化器内科)
【背景】C型肝炎治療に病診連携は重要である。患者側から入院や通院の時間的負担・経済的負担・副作用や効果に対する不安、医師側からは診断と治療適応の判断・治療法の選択・診療負担の大きさ・連携に対する不安が問題点として挙げられる。静岡市では医師会と病院が協力し2人主治医制を基本にイーツーネットを構築し、がんを始め多くの疾患に運用している。【目的】病院・かかりつけ医の機能分担による診療の効率化・標準化、患...
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肝拠点病院網と肝診療均てん化の現状課題
- C型肝炎治療における病診連携パスがもたらす効果
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尹 聖哲(兵庫県立加古川医療センター・消化器内科)
【目的】肝炎治療を取り巻く環境整備が進んでいる中、とくにC型肝炎のIFN療法においては副作用を伴う長期治療が必要となるため、病診連携の重要性が高まり、兵庫県東播磨圏域では医師会と専門病院が共同してC型肝炎IFN療法の病診連携パスを作成した。2009年7月から当院にて運用開始し成果が得られたので報告する。【方法】循環型連携パスとし、非専門領域の医師でも使用できる分かりやすいパスを作成した。すなわち、...
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肝拠点病院網と肝診療均てん化の現状課題
- シート導入をきっかけに展開されたチーム医療の構築
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亀井 広美(新潟県立中央病院・看護部)
【目的】国の肝炎対策により肝炎診療を取り巻く環境は大きく変化しており、診療ネットワークの構築や患者の医療費助成も拡充されてきている.その一方でこれらの施策により、専門施設内の医師・コメディカルのチーム医療はどう変化したのか、またスタッフ教育の効果が肝炎患者にどのような恩恵を与えたのかは明らかになっていない.今回、当院のパスシート導入を機に始まったチーム医療の取り組み、今後の課題についてコメディカル...
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肝拠点病院網と肝診療均てん化の現状課題
- ウイルス肝炎ネットワークの構築と診療均てん化への取り組み
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井上 泰輔(山梨大・1内科)
【目的】近年のC型肝炎に対するIFN治療において、専門医レベルではウイルス側、宿主側の遺伝子情報を基に効果を予測する事や、発癌リスクを考慮した治療時期の検討を行う事が望ましいとされている。しかし多くの検査が保険適用外であり一般病院では行いづらい。そこで診療ネットワークの強化により一般病院通院例でも保険外検査を含み診療可能とし、また最新の情報を患者やかかりつけ医、コメディカルスタッフや行政関係者と共...
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肝拠点病院網と肝診療均てん化の現状課題
- B型・C型慢性肝炎患者に対する医療費助成の効用についての検討
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板倉 潤(武蔵野赤十字病院・消化器科)
【目的】東京都では2007年よりB型・C型慢性肝炎に対するインターフェロン(以下IFN)治療に対し公的医療費助成制度が施行され、療養費負担の軽減が図られた。2010年の改訂で助成対象は拡大され、これらの制度施行・改訂が慢性肝炎治療に及ぼした効果については興味深いところである。今回2006年からの当科における医療費助成制度利用者について検討を行い、助成制度発足・改訂による患者動向の変化について検討を...
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