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検索結果は14件です。
- アルコール性肝癌の臨床像の特徴
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後藤 隆(秋田大・消化器内科)
【目的】国税庁の統計によれば,酒類消費量は全国的に減少傾向にあるものの,秋田県の成人1人あたりの年間酒類消費量は全国平均を10L以上も上回り,肝硬変の成因に占めるアルコール性の割合は20%以上,肝癌の成因に占めるアルコール性の割合も10%以上と高率である.そこで秋田県のアルコール性肝細胞癌(ASH肝癌)の特徴ついて非アルコール性脂肪肝炎関連肝癌(NASH肝癌)と比較しその特徴について検討した.【方...
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ASH/NASH肝癌の臨床像とフォローアップ体制の確立
- 発癌例におけるアルコール摂取量と生命予後
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細川 貴範(武蔵野赤十字病院・消化器科)
【目的】アルコール性肝障害やNASHといった生活習慣を背景とした肝発癌は増加している.これらの予後改善のための有効な対策は明らかではない.これらの肝癌症例の予後と背景とを比較することで,予後改善のための対策を検討した.【方法】当院で初回治療を行った肝癌症例のうちアルコール性,NASH,明らかな原因のない肝癌症例285例を対象にretrospectiveに解析をおこなった.【成績】285例のうちアル...
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ASH/NASH肝癌の臨床像とフォローアップ体制の確立
- アルコール性肝障害から発症する肝細胞癌の臨床的特徴
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黒松 亮子(久留米大・消化器内科)
【目的】非B非C肝癌の中で最も多いアルコールに起因する肝癌(アルコール性肝癌)の臨床的特徴についてウイルス性肝癌と比較検討した.【方法】1991/1から2010/12にアルコール性肝癌と診断された90例(HCV抗体陰性,HBs抗原陰性)を対象とし,発症時の背景因子,肝予備能,肝癌進行度,再発,予後を,同時期に診断されたウイルス性肝癌(B型190例,C型1339例)と比較検討した.【成績】肝癌229...
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ASH/NASH肝癌の臨床像とフォローアップ体制の確立
- ASH/NASH関連肝癌の治療前後の飲酒量別予後の検討
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岩堂 昭太(広島市民病院・内科)
【目的】近年非B非C型肝癌の増加が報告され,アルコール関連発癌も報告されているが,治療前後飲酒量の予後因子・再発危険因子の報告は少ない.今回我々は,ASH/NASH関連肝細胞癌の予後と再発について,治療前後飲酒量の影響を検討した. 【方法】肝癌データベース(1518例)から,当院初回治療肝細胞癌症例,HBs抗原陰性,HCV抗体陰性で,潜在性B型肝炎と代謝性肝疾患などを除外し,治療後飲酒歴が確...
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ASH/NASH肝癌の臨床像とフォローアップ体制の確立
- 当科におけるASH/NASH肝癌の臨床的特徴
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吉丸 洋子(熊本大大学院・消化器内科学)
【目的・方法】2003年1月から2012年12月の当科初回肝細胞癌治療例836例のうち,ASH肝癌(以下ASH),NASH肝癌(以下NASH)および背景肝疾患の明らかでない原因不明肝癌(以下原因不明)の臨床的特徴を比較検討した.【結果】836例の内訳は,HBV肝癌 132例,HCV肝癌 549例,HBV+HCV肝癌 13例,ASH 64例(7.6%),NASH 16例(1.9%),原因不明49例(...
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ASH/NASH肝癌の臨床像とフォローアップ体制の確立
- NASHおよびアルコール多飲者における肝発癌症例の背景因子に関する検討
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菅 宏美(広島大・消化器・代謝内科)
【目的】NASHおよびアルコール多飲者における肝発癌症例の背景因子について臨床病理学的検討を行った.【対象】1992年1月から2011年12月までに初回診断を行った肝癌1832 例のうち,1)初発,HBsAg陰性かつHCVAb陰性の肝癌(NBNC肝癌)において,臨床的背景因子を検討した.2)NBNC肝癌肝切除例90例のうち,NASHおよびアルコール多飲歴(常酒家または大酒家)を有する症例の臨床病理...
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ASH/NASH肝癌の臨床像とフォローアップ体制の確立
- NASHからの肝発癌例の臨床病理学的検討―NASH非発癌例との対比と,発癌例の特徴について―
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寺田 光宏(厚生連高岡病院・消化器内科)
(目的)NASHにおける肝発癌症例の臨床像を明らかにする目的で,NASH非発癌例との対比と発癌例の特徴について検討した.(対象と方法)対象はH1年からH24の間に当科にて診断された肝細胞癌637例中,臨床的に原因不明65例の中で組織学的にNASHと確診された7例に細胆管癌1例を含めた8例と,組織学的確診NASH非発癌35例の計43例である.これらを対象に以下の項目につき検討した.1)発癌群と非発癌...
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ASH/NASH肝癌の臨床像とフォローアップ体制の確立
- アルコール性肝障害と非アルコール性脂肪性肝炎を背景とした肝癌症例の臨床的特徴
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佐藤 智佳子(山形大・消化器内科)
【背景と目的】近年,アルコール性肝障害(ALD)や非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)を背景とする肝癌が増加し,共通の病態も指摘されている.そこでALD,NASHが原因と考えられる肝癌症例の臨床的特徴を比較検討し,フォローアップする上での問題点を考察した.【方法】2001年から2012年までの非B非C肝癌例のうち,エタノール60g/日以上摂取者36例をアルコール性肝障害による発癌例(ALD群)とし...
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ASH/NASH肝癌の臨床像とフォローアップ体制の確立
- NAFLD/ALD肝癌の臨床病理学的特徴と予後
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木村 岳史(信州大・消化器内科)
[目的]NAFLD/ALD関連HCC切除例の臨床病理学的特徴と予後を比較する.[方法]1997-2012年に長野県内で肝切除術を施行された非B非C型の初発HCC症例76例からNAFLD関連HCC(NAFLD群)27例とALD関連HCC(ALD群)25例を抽出し臨床的背景,癌部・非癌部の病理学的特徴,予後を比較検討した.抽出基準はNAFLD群:1)非癌部に10%以上の脂肪沈着,2)エタノール摂取量2...
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ASH/NASH肝癌の臨床像とフォローアップ体制の確立
- 非B非C肝癌におけるオートファジー関連蛋白の発現と臨床像
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今 一義(順天堂大・消化器内科)
【目的】非B非C肝癌が増加傾向にあるが,その病態は不明な点が多くスクリーニング体制も確立できていない.これまでに我々は,非B非C肝癌ではHCV陽性肝癌と比して血清PIVKA IIの陽性率が高いことを示したが(JDDW2010)その機序は不明である.癌抑制遺伝子Ptenの肝特異的ノックアウトマウスはNASH由来肝癌に酷似した病理像を呈し,肝組織ではオートファジーが抑制されている.今回我々は,肝癌組織...
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ASH/NASH肝癌の臨床像とフォローアップ体制の確立
- 非B非C肝細胞癌の肝切除術後予後に与える因子の問題点
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工藤 篤(東京医歯大・肝胆膵・総合外科)
背景:非B非C肝細胞癌は初回肝切除後に比較的良好な肝機能を呈し,予後が比較的良好であることが報告されているが,常習的な飲酒,あるいは非アルコール性の肝障害が術後予後に与える影響は未知である.方法:2000年4月~2012年3月における連続555例の切除症例から肝外転移を伴わない545例を対象とした.HBV群が96例,HCV群が275例,HBV+HCV群が4例,非B非Cは170例であった.週1回以上...
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ASH/NASH肝癌の臨床像とフォローアップ体制の確立
- 我が国におけるASH/NASH肝癌の実態 ―非B非C肝硬変の全国集計調査より―
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鈴木 康秋(名寄市立総合病院・消化器内科)
【はじめに】第15回日本肝臓学会大会の特別企画「我が国における非B非C肝硬変の実態調査」において,6.999例の非B非C肝硬変が集計され,2.438例(35.9%)に肝癌合併を認めた.今回,アルコール性肝癌,NASH肝癌,mild drinkerの脂肪性肝硬変(以下FLD)合併肝癌について解析をおこなった.【対象・方法】非B非C肝硬変中,アルコール性3.856例(55.1%),NASH 1.015...
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ASH/NASH肝癌の臨床像とフォローアップ体制の確立
- NASH・アルコール性肝障害における肝発癌の比較
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児玉 和久(東京女子医大病院・消化器病センター)
【目的】我々はNASH,アルコール性肝障害(ALD)における肝細胞癌(HCC)について,発癌率,発癌危険因子,臨床病理学的特徴について比較検討した. 【対象と方法】【1】NASH肝硬変(NASH-LC)77例(平均観察期間57ヵ月),ALD肝硬変(ALD-LC)91例(平均観察期間43ヵ月)に関して,HCC発癌頻度と発癌危険因子を比較検討した.【2】NASH-HCC51例,ALD-HCC17...
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ASH/NASH肝癌の臨床像とフォローアップ体制の確立
- 非アルコール/アルコール起因脂肪性肝疾患の肝発癌に与えるインパクト
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川村 祐介(虎の門病院・肝臓センター)
【目的】 近年増加傾向であり, 非B非C肝細胞癌(NBNC-HCC)の背景疾患として重要な位置を占めるようになった脂肪性肝疾患の今後のNBNC-HCCの発生に与える影響及び肝発癌危険因子につき, 非アルコール性/アルコール性別に検討を行った. 【対象と方法】 検討; 1997年1月より,2012年4月までに当院肝臓センター及び,健康管理センター...
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