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検索結果は14件です。

EUSガイド下膵仮性嚢胞ドレナージの検討
黒澤 浄(千葉大・消化器内科)
【目的】EUSガイド下膵仮性嚢胞ドレナージ(EUS-CD)の成績について検討する。【方法】対象は1999年9月から2012年2月までにEUS-CDを施行した75例85病変(50.3±16.6歳、男性57例、女性18例)。適応は有症状例、嚢胞径60mm以上で6週間以上経過した例、急速増大例である。ドレナージ法は内外瘻を基本とし、感染所見が乏しい例には内瘻のみ、複数本留置が困難な例には外瘻のみも選択し...

第54回日本消化器病学会大会胆膵疾患に対するtherapeutic EUSの現状(EUS-FNA を除く)

Peripanceratic fluid collectionに対するEUSガイド下治療の現状
岩田 圭介(岐阜県総合医療センター・消化器内科)
近年、Peripanceratic fluid collection(以下PFC)に対するEUSガイド下ドレナージ手技が開発され、低侵襲で高い治療成功率が報告されている。さらに、ドレナージのみでは従来治療困難であった感染性膵壊死に対して直接嚢胞腔に内視鏡を挿入し壊死物質を除去するendoscopic necrosectomy (以下EN)の有用性も最近報告されている。【目的】PFCに対するEUSガ...

第54回日本消化器病学会大会胆膵疾患に対するtherapeutic EUSの現状(EUS-FNA を除く)

膵仮性嚢胞に対するEUSガイド下ドレナージ(EUS-PCD)の有用性の検討
池内 信人(東京医大・消化器内科)
【背景と目的】近年,超音波内視鏡は検査のみならず,幅広く治療にも応用され,なかでも膵仮性嚢胞に対するEUSガイド下ドレナージ(EUS-PCD)は高い有効性が多数報告されている.しかし一方で,いまだその手技自体も標準化には至っていない.今回,われわれは当院におけるEUS-PCDの有用性を検討した. 【対象】対象はEUS-PCDを施行した64例.平均年齢55.3歳,男女比 51:13,平均嚢胞径87....

第54回日本消化器病学会大会胆膵疾患に対するtherapeutic EUSの現状(EUS-FNA を除く)

当院における感染性膵壊死に対するInterventional EUSの検討
奥脇 興介(北里大東病院・消化器内科)
【目的】近年膵炎後の感染性膵壊死に対し,壊死巣内へ直接内視鏡を挿入する壊死巣除去術(Endoscopic Necrosectomy;EN)が行われている.当院における本手技の有用性を検討した.
【対象】2008年2月から当院でEUS-Guided Endoscopic Transgastric Necrosectomyを試行した9例(男性6例,女性3例,平均年齢57.2歳).
【方法】...

第54回日本消化器病学会大会胆膵疾患に対するtherapeutic EUSの現状(EUS-FNA を除く)

膵消化管吻合部狭窄に対する治療手技-EUS下膵管穿刺術+ランデブー法-
菊山 正隆(静岡県立総合病院・消化器内科)
【背景】膵頭十二指腸切除(PD)後の膵消化管吻合部狭窄は、早期において膵液漏瘻、晩期において反復性急性膵炎に関わる厄介な病態である。我々はこの病態に対し、EUS下膵管穿刺による治療を含めて吻合部狭窄拡張術を実施してきた。【対象・方法】対象はPD後の患者で膵空腸吻合部狭窄12例、膵胃吻合部狭窄6例であった。反復性急性膵炎14例、膵液婁6例であった。消化管からのERCPを用いた吻合部狭窄解除を第一選択...

第54回日本消化器病学会大会胆膵疾患に対するtherapeutic EUSの現状(EUS-FNA を除く)

膵嚢胞に対するEUSガイド下through-the-needle cystoscopy及びconfocal laser-induced endomicroscopy(CLE)の安全性と有用性の検討:DETECT study
中井 陽介(University of California Irvine Medical Center, USA)
【目的】近年診断機会が増えている膵嚢胞の精査には、本邦ではEUSなど画像診断が、海外ではさらにEUS-FNAによる嚢胞液CEA測定・細胞診が行われている。近年開発された19G FNA針内に挿入可能なoptic probeおよびin vivoでmicroscopic examinationが可能なproto type CLE probeを用いた、EUSガイド下膵嚢胞に対するthrough-the-n...

第54回日本消化器病学会大会胆膵疾患に対するtherapeutic EUSの現状(EUS-FNA を除く)

超音波内視鏡下胆管ドレナージ (EUS-guided Biliary Drainage: EUS-BD) の検討
原 和生(愛知県がんセンター中央病院・消化器内科)
(背景と目的)近年、胆膵領域におけるInterventional EUSの進歩はめざましく、中でもEUS-BDは、新規のドレナージ法として注目されている。EUS-BDには、直接法、ランデブー法の2種類が存在し、経胃ルート、経十二指腸ルート、など複数のアプローチルートが存在する。各手技の安全性と有用性については、未だ議論の余地を残している。今回の発表では、現時点におけるEUS-BDの安全性と有効性を...

第54回日本消化器病学会大会胆膵疾患に対するtherapeutic EUSの現状(EUS-FNA を除く)

Metallic stentを用いたEUSガイド下胆管-消化管吻合の治療成績 ―経乳頭的胆道ドレナージ例と比較して―
洞口 淳(仙台市医療センター仙台オープン病院・消化器内科)
【背景】 EUSガイド下胆道ドレナージ術 (Endosonography-guided biliary drainage, ESBD) の長期的な治療効果についての報告は少ない。【目的】ESBDにおける、metallic stent (MS) を用いた胆管-消化管吻合 (bilio-enteric anastomosis, BEA) の安全性と長期治療成績を検証すること。【対象および方法】2007...

第54回日本消化器病学会大会胆膵疾患に対するtherapeutic EUSの現状(EUS-FNA を除く)

EUSガイド下経胃経肝的胆道ドレナージ術における安全なステント選択-術前CTによる予想穿刺ラインの設定
比佐 岳史(佐久総合病院・内科)
【目的】EUSガイド下経胃経肝的胆道ドレナージ術(EUS-HGS)は経乳頭的あるいは経皮経肝的胆道ドレナージ術の代替法として有用であるが、ステント逸脱による重篤な偶発症が報告されている。本検討の目的はEUS-HGSにおける安全なステント選択の方策を考察することである。
【方法】当院にてEUS-HGSを施行し、ステント留置に成功した13例(悪性12例、良性1例)を対象とした。穿刺胆管(穿刺部位...

第54回日本消化器病学会大会胆膵疾患に対するtherapeutic EUSの現状(EUS-FNA を除く)

EUSランデブー法の有用性と安全性に関する検討 -適切なアプローチルートの選択ー
川久保 和道(東京大附属病院・消化器内科)
【目的】ERCP胆管挿管失敗例に対する超音波内視鏡ガイド下ランデブー法(EUS-RV)の安全性と有用性を検討する。【対象と方法】2010年8月から2012年2月までに行った1327例のERCP中、選択的胆管挿入失敗例に対してEUS-RVを行った症例。アプローチルートの選択は症例に応じて行った。経胃的ルート(transgastric; TG)では胃内から肝内胆管を穿刺、経十二指腸球部アプローチ(tr...

第54回日本消化器病学会大会胆膵疾患に対するtherapeutic EUSの現状(EUS-FNA を除く)

癌性疼痛に対するEUS下腹腔内神経叢/節ブロック術のストラテジー
坂本 洋城(近畿大・消化器内科)
【背景】腹部内臓痛に由来する疼痛は腹腔内神経叢や神経節が関与している。腹腔神経叢は腹腔動脈(CA)と上腸間膜動脈(SMA)の基部周辺を囲む大きな神経叢であり、神経節は神経叢以外の末梢部の神経細胞の集合体である。腹腔神経叢ブロック術(CPN)は、腹腔神経叢に薬液を注入して神経を遮断する疼痛緩和法であり、超音波内視鏡(EUS)を用いたCPN(EUS-CPN)が現在普及している。近年では神経節に直接薬剤...

第54回日本消化器病学会大会胆膵疾患に対するtherapeutic EUSの現状(EUS-FNA を除く)

癌性疼痛に対するフェノールグリセリンを用いたEUS-CPNの検討
石渡 裕俊(札幌医大・4内科)
【背景】癌性疼痛に対するEUSガイド下腹腔神経叢ブロック術(以下EUS-CPN)は、その有効性と安全性から近年本邦でもひろがりつつある手技である。通常エタノールを用いたブロック術が行われ、その有効率は61.5~89%、その持続期間は12週間程度持続する報告されているが、十分な持続効果が得られているとはいえない。CPN直後にCTを撮影すると、予想以上に薬液が広がってしまうことを経験する。そこで、フェ...

第54回日本消化器病学会大会胆膵疾患に対するtherapeutic EUSの現状(EUS-FNA を除く)

当院にEUSガイド下腹腔神経叢破壊術の再評価と今後の展望
高木 忠之(福島県立医大・消化器・リウマチ膠原病内科)
[目的]EUS-FNAの有用性が浸透しtherapeuticEUSも施行されている.当院は2001年1月から2012年2月まで施行したEUS-FNA関連手技のべ960例中,therapeuticEUSは86例(9.0%:腹腔神経叢破壊術30,各種ドレナージ(膵嚢胞41,胆管7,膵管2),膵癌免疫療法6)であった.この中で癌性疼痛への腹腔神経叢破壊術(CPN)は有用性が高く,近年より選択的な神経節破...

第54回日本消化器病学会大会胆膵疾患に対するtherapeutic EUSの現状(EUS-FNA を除く)

Interventional EUSを目的とした胆膵疾患再現モデルの開発
塩見 英之(神戸大・消化器内科)
【背景】Interventional EUSの手技は熟練を要し、未だ標準化されているとは言えず、技術とデバイスの標準化とともにトレーニングシステムの確立が必要である。【目的】胆膵interventional EUSを目的に大動物を用いた胆膵疾患再現モデルを作製し、臨床的意義ならびにトレーニングモデルとしての有用性を検証した。【方法】全麻開腹下に雌性ブタ(n=6)の胆管・膵管それぞれの十二指腸開口部...

第54回日本消化器病学会大会胆膵疾患に対するtherapeutic EUSの現状(EUS-FNA を除く)