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検索結果は15件です。
- ETV-IFN Sequential療法中における経時的免疫解析
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近藤 泰輝(東北大学病院 消化器内科)
【背景】B型肝炎ウイルスのコントロールには自然免疫機構、獲得免疫機構が重要な役割を果たしている。我々はウイルス量や抗原量とこれら反応について報告してきた。(JMV2004, Liver Int.2004, WJG2006, JID2010,JG2012)【目的】慢性B型肝炎(CH-B)の免疫抑制機序解析、核酸アナログ治療におけるHBV特異的CTL, Tregs反応の経時的解析結果を詳細に再検討し、...
第194回東北支部例会 >
- 当院におけるB型肝疾患に対する核酸アナログ製剤治療の現状と工夫
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渡辺 大亮(能代山本医師会病院)
【目的】当院におけるB型肝疾患に対する核酸アナログ製剤(NA)治療の現状と治療中における工夫について報告する。【対象と方法】2008年4月から当院にてB型肝疾患として加療中の45人のうち、現在NAを用いて治療施行中の16例(男/女10/6)、平均年齢59.8才を対象とした。背景肝は慢性肝炎15例、肝硬変1例、無症候性キャリア0例であった。治療開始時におけるHBs抗原量は全例100以上、HBVDNA...
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- 生体肝移植後長期おけるB型肝炎対策
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川岸 直樹(東北大学病院 移植・再建・内視鏡外科, 東北大学病院 臓器移植医療部)
【目的】1991年7月から2012年11月までに当科で行った生体肝移植156例のうち、移植後2年以上経過を追え、移植前慢性B型肝炎であった12症例、HBV初感染による劇症肝炎であった3例、レシピエントがB型肝炎ではないが、HBc抗体陽性ドナーであった3例について検討したので報告する。【方法】B型肝炎、肝硬変の12例は、肝癌6例、肝不全4例、慢性肝炎急性増悪2例であり、C型肝炎合併1例、PBCとの合...
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- 当科におけるB型急性肝炎症例の検討 ―どのような症例にエンテカビルを投与すべきか―
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藤坂 泰之(みやぎ県南中核病院 消化器内科)
【目的】日本のB型急性肝炎において慢性化率の高いgenotype Aの症例が増加してきていると報告されている。しかし、慢性化あるいは重症化を防ぐためにどのような症例に積極的に抗ウイルス剤を投与すべきかについては決定されていない。今回我々は当科で経験したB型急性肝炎症例の経過からどのような症例にエンテカビル(ETV)を投与すべきかについて検討した。【方法】2009年4月~2012年3月までの3年間に...
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- 発癌予防目的にエンテカビルを投与したB型慢性肝炎症例の検討
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三浦 雅人(みやぎ県南中核病院 消化器内科)
【目的】B型慢性肝炎ではHBV-DNA量が低値であるほど肝癌の発癌率が低いと報告されている。今回我々は、発癌予防目的にエンテカビルを投与したB型慢性肝炎症例について検討した。【方法】2012年3月末の時点でエンテカビル(ETV)の投与がなされていた35例のうち治療直前のALT値が31~40U/lで、かつ治療ガイドラインのHBV-DNA量の基準を満たした7例(男性4例、女性3例)を対象として、1)背...
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- 当院において慢性B型肝炎に対してペグインターフェロンを投与した2例
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涌井 祐太(気仙沼市立病院)
[背景]慢性B型肝炎に対するインターフェロン(IFN)療法は、若年者を中心にドラッグフリーを目指す治療として行われてきた。2011年9月よりペグインターフェロン(Peg-IFN)も使用可能となり、さらなる治療成績の向上が期待されている。これまでの間に当院でも慢性B型肝炎2例に対してPeg-IFNα2aを48週間投与した。そのうち一例は著効を示し、もう一例では治療効果が認められなかった。今回その2例...
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- 当院におけるB型肝炎ウイルスキャリアに対する免疫抑制療法症例の現状
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小林 智夫(東北労災病院 肝臓科)
【背景・目的】B型肝炎ウイルス(HBV)キャリアに対するステロイド等免疫抑制治療によりHBV再活性化をきたし重症肝炎が惹起される。2009年に厚生労働省研究班から免疫抑制・化学療法により発症するB型肝炎対策ガイドラインが発表され方針は示された。同ガイドラインの臨床現場での有効な活用のため当科で経験した症例を検討した。【対象】2012年10月までにHBVキャリアに対する免疫抑制療法の施行に際して核酸...
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- 当院におけるHBVキャリアに対する非専門医からのコンサルトへの対応
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長崎 太(仙台市立病院消化器内科)
【はじめに】当院は三次救急対応公立総合病院であり、HBVキャリアは救急搬送時や他疾病合併例をはじめ、専門医が必ずしも初診対応とならない。以前はHBVキャリアへのステロイド投与による肝障害発症後や緊急手術直前のコンサルトが散見されたが、最近は血液疾患でのHBV再活性化の問題をうけ、各科でHBVキャリアの対応が周知され、早期のコンサルトにより余裕をもった対処が可能になり、通常時はガイドラインをもとにH...
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- 栗原中央病院のB型慢性肝炎に対する治療の検討
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木田 真美(栗原中央病院)
【目的】B型慢性肝炎の治療には、核酸類似体が第一選択薬となり広く使われているが、耐性変異型ウイルスへの対処や核酸類似体の安全な中止など課題が残されている。今回核酸類似体の治療をレトロスペクティブに解析した。【方法】対象は栗原中央病院で平成23年4月より平成24年11月まで核酸類似体で治療を受けたB型慢性肝炎45症例で、年齢中央値58歳(31-88歳)で男性33例、女性12例である。治療の内訳はラミ...
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- 当科におけるB型肝炎治療の現況と問題点
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佐藤 亘(秋田大学医学部 消化器内科)
【目的】B型肝炎に対する核酸アナログ治療としてLamivudine(LAM)、Adeforvir(ADV)、Entecavir(ETV)があり、第1選択薬であるETVは耐性株の少なさ、治療効果は良好である。しかし長期服用にともない耐性株が出現することがあることや発癌例が問題視されている。そこで当科におけるB型肝炎治療の現状を明らかにし、問題点や今後の方針を検討した。【方法】B型肝炎に対して抗ウィル...
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- 当院におけるHBV/HIV共感染者診療の現状
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梅津 輝行(独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター)
【はじめに】HIV感染者の死因は従来のAIDS関連死から肝疾患関連死へと変化してきている。小池らによるとMSM(men who have sex with men)の13%がHBVに共感染しているとされ、HIV/HBV共感染者は少なくとも6-10%と推定される。今後、HIV/HBV共感染者総数は増え続けることが予想される。今回は、現在当院へ通院中のHBV/HIV共感染者の現状について、検索可能であ...
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- B型肝炎治療のガイドラインと当院における治療の現状
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小原 範之(岩手県立中央病院 消化器科)
【目的】B型肝炎、肝硬変に対する治療は核酸アナログ製剤(NA)、インターフェロン(IFN)治療の2種であり、HBV-DNA量などの因子に応じてそれぞれ単独またはseqential療法として用いるガイドラインを日本肝臓学会が基本指針として示している。今回我々は2012年のB型慢性肝炎治療ガイドラインと照らし合わせ、当科におけるB型肝炎治療の状況を検討した。【方法】2012年1月から11月までの間に当...
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- 当院におけるB型慢性肝炎に対するインターフェロン(IFN)治療の長期成績についての検討
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宮崎 豊(東北公済病院内科)
【目的】厚生労働省研究班によるB型慢性肝炎の治療ガイドラインによれば、35歳未満の患者への治療はPEG-IFNまたはIFN長期治療が第一選択となっている。今回演者はIFN治療の有効性を明らかにすることを目的として当院においてIFN短期反復治療または長期治療を行なったB型慢性肝炎症例の長期成績について検討した。【対象と方法】1990年5月~2012年6月まで当科でIFN治療を行なったB型慢性肝炎患者...
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- 当院におけるB型慢性肝疾患に対する核酸アナログ投与中止の可能性の検討
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中根 邦夫(市立秋田総合病院 消化器・代謝内科)
【目的】B型慢性肝疾患に対して核酸アナログ製剤が広く投与されており、良好な治療成績が得られている。しかし、長期投与することにより低率ではあるが耐性株出現の問題がある。また、投与中止により肝炎の再燃の危険性があり安易に中止すべきでないとされている。今回我々は「核酸アナログ薬中止に伴うリスク回避のための指針2012」をもとに核酸アナログ製剤の中止可能性について検討した。【対象・方法】当院にて核酸アナロ...
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- HBV genotypeからみたB型慢性肝疾患に対する核酸アナログ治療反応性とウイルス抗原量スコア化による中止可能例の予測
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佐藤 智佳子(山形大学 医学部 消化器内科)
【目的】B型慢性肝疾患に対する抗ウイルス治療は核酸アナログ製剤(NA)が主流であるが、ペグインターフェロンの保険適用に伴い、今後NA治療患者からの切り替え例が増えてくるものと予想される。NA中止の指標にHBsAgとHBコア関連抗原(HBcrAg)量の測定が有用とされていることから、HBV genotype(GT)に着目し、NA長期内服の治療効果とウイルス抗原量スコア化に基づいた中止可能例について検...
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