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検索結果は15件です。
- 本邦における高齢者大腸癌の臨床病理学的・分子生物学的特徴とその前癌病変としての大腸鋸歯状病変の重要性
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能正 勝彦(札幌医科大学 医学部 第一内科)
【目的】現在、大腸癌は男女ともに日本人の癌死亡原因の上位を占め、特に高齢者の右側結腸癌の増加が報告されている。欧米では高齢者の右側結腸癌の特徴として、女性、BRAF遺伝子変異やMLH1のメチル化、マイクロサテライト不安定性(MSI)大腸癌が多いと報告されている。また大腸鋸歯状病変のsessile serrated adenoma/polyp (SSA/P) はそれらの異常の頻度が高いことからその前...
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- 後期高齢者における腸閉塞診療の問題点
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鈴木 康秋(名寄市立総合病院 消化器内科)
【はじめに】高齢者の腸閉塞患者の診療においては、ADLの低下、脱水、抗血栓薬を要するような脳・心血管性疾患の合併、せん妄や認知症によるコンプライアンスの低下、嘔吐による誤嚥性肺炎、などが問題点として考えられる。今回我々は、75歳以上の後期高齢者におけるこれらの問題点を検討したので報告する。【対象】2012.4~11月に当科に入院し、イレウス管または胃管等の減圧チューブを挿入した腸閉塞患者19(癒着...
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- 当院における内視鏡的止血術を要する高齢者出血性胃十二指腸潰瘍の現況
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大和 弘明(市立函館病院 消化器病センター 消化器内科)
【背景】当院は年間約10,000件の救急患者を受け入れており,高齢者の消化管出血を診療する機会が多い.【目的】当院における内視鏡的止血術を要する高齢者出血性胃十二指腸潰瘍の現況を明らかにする.【対象と方法】2009年1月~2011年12月の期間,内視鏡的止血術を要した胃十二指腸潰瘍:215例(男性159 /女性56,胃潰瘍168 /十二指腸潰瘍 47),年齢中央値:68歳(24~99).症例をA群...
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- 80歳以上食道癌症例の手術治療
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木ノ下 義宏(恵佑会札幌病院 外科)
【目的】高齢者は心機能、呼吸機能等の臓器機能低下を伴うことが多く、一般に食道切除は過大侵襲となると考えられ敬遠されることが多い。当院で行われた80歳以上の食道癌切除について術後合併症、予後をretrospectiveに検討し、手術治療の選択肢があるかどうかを検討した。【方法】 1990年1月より2011年12月まで80歳以上の食道癌症例は266例で、初回治療として手術45例(16.9%)、内視鏡的...
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- 当院における高齢者・非高齢者の根治不能大腸癌に対する全身化学療法の検討
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川本 泰之(市立函館病院 消化器病センター 消化器内科)
本邦では高齢化社会の進行に伴い、より高齢の患者に対して全身化学療法を行う機会が急速に増加している。非高齢者と同じように、抗癌剤の多剤併用による臨床試験も数多く実施されるようになってきており、生存期間の向上が証明され始めている。 一方で、高齢者に対する化学療法では、合併症と副作用を考慮しながら、QOLを重視し、無理のない化学療法が行うことが重要である。臓器機能、とくに薬剤の代謝を行う肝臓や...
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- 当院における高齢者食道癌治療の現況 -主に化学放射線・放射線療法について-
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佐藤 康裕(国立病院機構 北海道がんセンター 消化器内科)
【背景】高齢化社会において年齢とともに罹患率の上昇する食道癌の増加は必然であり、今後更なる増加が予想される。高齢者食道癌では臓器機能、併存疾患、治療意欲などの諸因子を考慮し、安全性と有効性のバランスをとった治療選択が求められ、暦年齢によってのみ治療を制限することは適切ではないと考えられる。【目的】高齢者食道癌の臨床的特徴を明らかにし、当院での高齢者食道癌治療の多くを占める(化学)放射線療法の安全性...
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- 当科における80歳以上大腸癌症例の検討
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山田 健司(北海道大学 消化器外科1)
【背景】近年、急速な高齢化社会の到来や医療技術の進歩に伴い80歳以上の超高齢者に対して手術を行う機会が増加している。しかし、超高齢者の場合には、手術の適応、術式の検討、術前術後の合併症への対応などが、特に重要である。今回当科で施行した80歳以上大腸癌症例に対し、80歳未満の患者との違いを比較検討した。【対象】2010年1月から2012年7月までの当科で施行した大腸癌切除症例は91例(80歳以上14...
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- 高齢者(75歳以上)に対する大腸ESDの治療成績と安全性
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村上 佳世(手稲渓仁会病院 消化器病センター)
【背景と目的】当センターでは,治療の適応がある病変に対しては年齢に関係なく大腸ESDを施行している.今回,75歳以上の高齢者に対する大腸ESDの治療成績について検討する.【対象と方法】2007年4月から2012年11月までにESDを施行した大腸上皮性腫瘍174例177病変を対象とした.75歳以上の高齢者群(n=47)と75歳未満の非高齢者群(n=130)の2群に分け,1)併存疾患の有病率,2)抗血...
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- 当院における高齢者胃癌・大腸癌の化学療法の現状
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大原 克仁(KKR札幌医療センター 消化器科)
【背景】高齢者胃癌・大腸癌患者に対する化学療法はPS(ECOG Performance Status)良好例で近年 積極的に行われている。今回、我々はKKR札幌医療センターにて化学療法を施行した高齢者胃癌・大腸癌患者に対し、その有用性と安全性について検討する。【対象と方法】2007年から2011年までに当院にて化学療法を施行した70歳以上の胃癌・大腸癌患者を対象とし、retrospectiveに診...
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- mFOLFOX6療法において高齢および体が小さいことは好中球減少の危険因子となる
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岩永 一郎(北見赤十字病院 消化器内科)
【背景】化学療法施行時において年齢あるいは体格によって,抗癌剤の用量を減量することがあるが,判断基準はしばしば不明確である.【目的】全身化学療法施行時の重篤な有害事象の危険因子を探り,初期投与量を加減する際の参考にすること.【対象と方法】2006年1月から2012年8月までに北見赤十字病院消化器内科にてfull doseでmFOLFOX6療法を行われた結腸直腸癌症例145例を対象とした.有害事象に...
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- 当科における高齢者大腸癌の外科治療成績
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植木 知身(札幌医科大学 第1外科 )
【目的】手術の低侵襲化や術後管理の進歩によって、高齢者に対しても安全に手術が施行できる機会が増加してきている。本検討では、高齢者に対する外科治療の現状と術後生存期間について検討した。【対象と方法】対象は2003年~2011年に当科にて手術が施行された658例。80歳以上を高齢者群、79歳以下を非高齢者群とし、症例の背景、術式、術後合併症および生存期間について解析を行った。【結果】高齢者手術症例は9...
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- 高齢者消化器癌に対する治療-消化管閉塞のマネージメント-
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平山 敦(札幌厚生病院 第二消化器科)
[目的]消化管閉塞は消化器癌の終末期においてかなりの頻度で対応を迫られる病態であり殆どの事例が全身状態不良の高齢者である.今回消化管閉塞に対しての当科の取り組みについて報告する.[方法]75歳以上の後期高齢者を高齢者と定義する.当科の消化管ドレナージ術には消化管ステント留置術,PEG,PTEG,経鼻胃管, 薬物療法としてオクトレオチド酢酸塩持続皮下注などがある.過去10年間当院で施行した消化管ステ...
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- 高齢者大腸癌症例における、術前リスク評価の検討
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村上 武志(小樽掖済会病院 外科)
【はじめに】大腸癌罹患率の上昇、社会の高齢化に伴い、大腸癌手術における高齢者の割合は増加してきている。高齢者においては併存疾患の存在や、臓器・生理機能低下のため、術後合併症の発生リスクが高いと言われており、重篤な術後合併症を防ぐためにも術前リスク評価を行い、適切な術式を決定することが重要である。術前リスク評価として、諸家より様々な報告がされているが、小野寺らのPNIが簡便で信頼性も高いと言われてい...
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- ESDを施行した高齢者の胃癌非治癒切除例の検討
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浦出 伸治(手稲渓仁会病院 消化器病センター)
【背景と目的】ESDで非治癒切除となった高齢者の胃癌症例に対しては、患者の希望や合併症などを考慮して必ずしも推奨された追加治療が行われるわけではない。今回当院においてESDを施行した高齢者の胃癌非治癒切除例の予後について検討する。【対象と方法】2003年7月から2011年12月までに当院で胃ESDを施行した75歳以上の高齢胃癌患者139例を対象に、治癒切除群100例と非治癒切除群39例(追加治療群...
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- 高齢者進行結腸直腸癌症例に対する化学療法の有用性
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中村 路夫(市立札幌病院 消化器内科)
【はじめに】臨床試験のサブ解析などにおいて進行結腸直腸癌(以下、大腸癌)に対する化学療法は高齢者においても比較的安全に実施できるといった報告が散見されるが、その一方でそういった報告は大学病院や各がんセンターなどのいわゆるHigh volume centerを中心とした行われた臨床試験においてeligibility criteriaをみたす非常の条件のよい患者を対象とした解析であることが多く、必ずし...
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