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検索結果は15件です。

高齢総胆管結石症例に対する胆道ステント留置術の現状と工夫
下山 真(浜松医療センター・消化器科)
【目的】総胆管結石は一般に内視鏡的結石摘出術がなされているが高齢者や重篤な基礎疾患、認知症でADLが低い症例にはプラスチックステント(PS)留置も治療選択のひとつである。高齢者におけるPS留置術を評価し、PS+経鼻胆道ドレナージ(NBD)同時留置の有用性についても検討した。【対象と方法】対象は2005年から2011年6月に症状を有し入院した総胆管結石で完全結石摘出術を行わずPSを留置した79例(男...

第54回日本消化器病学会大会75歳以上の後期高齢者に対する胆石症の治療戦略

75歳以上の胆管結石に対する内視鏡治療の安全性・有効性
伊藤 由紀子(日赤医療センター・消化器内科)
【目的】高齢者の治療では安全性と低侵襲性が求められる。75歳以上の後期高齢者に対する内視鏡治療(乳頭バルーン拡張術:EPBD)による切石の安全性・有効性について検討した。
【方法】対象は1994年5月から2011年12月までにEPBDにて治療した総胆管結石626例(高齢群:75歳以上275例、若年群:75歳未満351例)。切石率・偶発症について若年群と比較検討した。AOSCやSeptic s...

第54回日本消化器病学会大会75歳以上の後期高齢者に対する胆石症の治療戦略

後期高齢者に対する内視鏡的胆管結石除去術の成績
北村 勝哉(昭和大・消化器内科)
【目的】当施設における後期高齢者に対する内視鏡的胆管結石除去術の治療成績を検討する.【方法】2007年1月から2011年12月まで当施設にてERCPを要した未処置乳頭胆管結石253例のうち,75歳以上の後期高齢者134例(A群)と75歳未満119例(B群)の治療成績をretrospectiveに検討した.中央(最小~最大)値表記.【成績】未処置乳頭胆管結石253例の年齢は75(17~97)歳,男性...

第54回日本消化器病学会大会75歳以上の後期高齢者に対する胆石症の治療戦略

後期高齢者胆管結石に対する内視鏡治療
金澤 亮(順天堂大・消化器内科)
【目的】後期高齢者の胆管結石に対するEST、EPBDの安全性、有効性、問題点について検討した。【方法】ERCPにて胆管結石と確定し、内視鏡治療を行った687例を対象とした。内訳は、75歳以上278例(A群)、75歳未満409例(B群)、であった。治療はESTまたはEST+EPBDを原則とした。患者背景、切石成績、早期偶発症、長期偶発症について検討を行った。【成績】患者背景では、併存疾患の保有率(A...

第54回日本消化器病学会大会75歳以上の後期高齢者に対する胆石症の治療戦略

75歳以上の後期高齢者に対する胆石症の治療戦略:総胆管結石症に対するERCPの有用性
小泉 優子(虎の門病院・消化器内科)
【目的】当院における後期高齢者の総胆管結石症に対するERCPの実態について調査し有用性を明らかにする。また、後期高齢者に特有の問題点や対策方法について検討する。【対象・方法】対象は、2006年3月から2011年2月までの5年間に総胆管結石症に対してERCPを行った726例である。この726例を、75歳以上の高齢者(A群:220例)と、75歳未満の非高齢者(B群:506例)の2群に分けて検討した。な...

第54回日本消化器病学会大会75歳以上の後期高齢者に対する胆石症の治療戦略

75歳以上の巨大胆管結石例に対する治療戦略内視鏡的乳頭切開術+ラージバルーン併用切石術(ESLBD)の検討-その安全性と中期予後を含めて-
糸川 文英(東京医大・消化器内科)
【目的】高齢化社会に伴い胆石症の発症頻度は増加しつつある。なかでも胆管結石の治療法として内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)による切石は確立されている。しかしながら巨大胆管結石においては機械式結石破砕術(ML)や電気水圧衝撃波またはレーザーによる付加処置を必要とする場合が多く、特に高齢者に対して負担となる場合が多い。近年EST+ラージバルーン併用(ESLBD)による切石術の有用性が報告されている。今...

第54回日本消化器病学会大会75歳以上の後期高齢者に対する胆石症の治療戦略

後期高齢者(75歳以上)に対する胆石治療について
和唐 正樹(香川県立中央病院・消化器内科)
【目的】超高齢化社会の到来に伴い、高齢者の胆石症例は増加している。当院における総胆管結石の内視鏡治療例を検討し、高齢者の治療戦略を考えた。【対象・方法】2002年1月から2011年12月の間、当院で内視鏡的治療を行った総胆管結石症例646例(平均年齢73.4歳)。646例を75歳以上の高齢者群330例と75歳未満の非高齢者群316例の2群に分け比較検討した。【成績】併存疾患は高齢者群で高血圧症及び...

第54回日本消化器病学会大会75歳以上の後期高齢者に対する胆石症の治療戦略

当院における後期高齢者総胆管結石症治療の検討
景岡 正信(藤枝市立総合病院・消化器科)
【目的】当院では総胆管結石症に対してESTないしEPBDによる内視鏡的切石が第一選択だが、高齢で重篤な基礎疾患や認知症を有する場合完全切石に長時間かける事が困難なため、結石嵌頓予防目的に胆管ステント長期留置(EBS)とする場合がある。今回、後期高齢者(75歳以上)総胆管結石症に対する経乳頭的内視鏡治療(内視鏡的切石ないしEBS)の有用性と問題点を明らかにする。【方法】過去20年間に当院で経乳頭的内...

第54回日本消化器病学会大会75歳以上の後期高齢者に対する胆石症の治療戦略

当院における高齢者総胆管結石症に対する治療成績の検討
谷口 洋平(日赤和歌山医療センター・消化器内科)
【背景】高齢者の総胆管結石症に対する臨床的特徴、治療成績、内視鏡的治療の有用性と安全性を検討する。【対象】2004年4月~2011年12月までの8年間、当科で経験した総胆管結石1064例(男性560例、女性504例)、平均年齢69.1歳である。症例を74歳以下の641例(A群)、75歳~84歳以下の294例(B群)および85歳以上の129例(C群)の3群に分け比較。【検討項目】治療成績、処置内容、...

第54回日本消化器病学会大会75歳以上の後期高齢者に対する胆石症の治療戦略

後期高齢者急性胆嚢炎に対する胆嚢ドレナージ症例の検討
中村 雄二(慶應義塾大・消化器内科)
【目的】急性胆嚢炎は重症化し死亡することがあり的確な対処が必要である。当科でドレナージ術を施行した急性胆嚢炎症例で、75歳以上の後期高齢者と75歳未満の症例で違いがあるか検討するために後ろ向きに解析した。【方法】2005~2010年に急性胆嚢炎で当科を受診し胆嚢ドレナージを試行したうち胆嚢癌を除外した男性73名、女性30名を対象とした。【成績】年齢の中央値は75歳で75歳以上の後期高齢者群52例と...

第54回日本消化器病学会大会75歳以上の後期高齢者に対する胆石症の治療戦略

後期高齢者に対する胆嚢炎再発予防目的の内視鏡的経乳頭的胆嚢内ステント留置術の有用性
鎌田 英紀(香川大・消化器・神経内科)
【目的】急性胆嚢炎の治療の基本は早期の胆嚢摘出であるが、後期高齢者では基礎疾患や耐術能の問題のため、内科的な治療が選択されることも多い。さらには、後期高齢者において急性胆嚢炎を再発する症例もしばしば経験する。我々は、後期高齢者の再発性胆嚢炎に対して、再発予防を目的とした内視鏡的経乳頭的胆嚢内ステント留置術を施行しており、その有用性について検討した。【対象】2006年4月から2012年3月までに、後...

第54回日本消化器病学会大会75歳以上の後期高齢者に対する胆石症の治療戦略

ADL不良の急性胆嚢炎および胆管炎例に対するEUS下ドレナージ術
門阪 薫平(近畿大・消化器内科)
【背景】脳血管障害、認知症、悪性腫瘍等に起因するADL不良患者において、急性胆嚢炎および胆管炎が発症した場合、低侵襲治療が望まれる。内視鏡を用いた経乳頭的ドレナージが不成功であった場合には、経皮経肝的ドレナージが行われるが、ADLに支障を来たし、チューブの自己抜去の危険性がある。EUS下ドレナージ術は、経乳頭的ドレナージ術が不能な患者に対して一期的に内瘻化を行うことができる新しいドレナージ治療とし...

第54回日本消化器病学会大会75歳以上の後期高齢者に対する胆石症の治療戦略

75 歳以上における腹腔鏡下胆嚢摘出術の安全性の検討
横山 政明(杏林大・外科)
【目的】75歳以上における腹腔鏡下胆嚢摘出術の有用性と安全性を明らかにする。【対象と方法】腹腔鏡下胆嚢摘出術を受けた200例を対象とし、75歳以上の高齢者31例と75歳未満の非高齢者169例に分け、性別・全身併存症の有無・術前PTGBDの有無・術前総胆管結石処置の有無・抗血栓療法の有無・開腹歴の有無・BMI・手術時間・麻酔時間・術中出血量・合併症の有無を比較検討した。統計学的検討にはPearson...

第54回日本消化器病学会大会75歳以上の後期高齢者に対する胆石症の治療戦略

急性胆嚢炎に対する緊急手術243例の検討
豊田 良鎬(大垣市民病院・外科)
【目的】高齢化が進む現代において,胆石症の患者は増加しており高齢者の急性胆嚢炎症例も増加傾向にある.当院では年齢を問わず急性胆嚢炎に対しては,全身状態不良例を除き原則,緊急での開腹手術(術中胆道造影),総胆管結石を認めた場合は総胆管切石,T-tubeを施行している.今回,高齢者の急性胆嚢炎に対する緊急手術の安全性を検討した.【方法】2007年2月から2012年2月に施行された急性胆嚢炎に対する緊急...

第54回日本消化器病学会大会75歳以上の後期高齢者に対する胆石症の治療戦略

後期高齢者に対する積極的腹腔鏡下胆嚢摘出術(LAP-C)、特に早期・緊急LAP-Cの安全性に関する検討
水口 義昭(日本医大・外科)
【目的】教室では1991年4月からLAP-Cを開始し2011年12月現在まで2044例の症例を経験した。胆石症、胆嚢炎に対して、1)右上腹部にMajor Surgeryの既往のある症例、2)重篤な併存疾患にて手術不可能な症例以外に対しては原則として年齢を問わずLAP-Cを施行している。しかし、後期高齢者は周術期合併症の発症率が高いとされている。そこで今回後期高齢者に対する早期・緊急LAP-Cの安全...

第54回日本消化器病学会大会75歳以上の後期高齢者に対する胆石症の治療戦略