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検索結果は15件です。

高齢C型慢性肝疾患におけるIL28B測定と治療選択の現状
是永 匡紹(国立国際医療研究センター・肝炎・免疫研究センター)
[目的] IL28B minor/コア70番変異を有する症例は、3剤併用療法でもHCV排除が困難である。またHCV感染者の多くが高齢者であり、IL28B majorであっても治療導入困難例が存在する。今回、高齢者に対する治療現状を明らかにするため以下の検討を行った。[方法] 2009.10~2012.2の期間に、IL28B遺伝子を測定した50~80歳のC型慢性肝疾患例のうち、Child B/C・肝...

第54回日本消化器病学会大会高齢者のC型肝炎-どう扱うか?

高齢者のインターフェロンリバビリン併用療法におけるSVR関連因子
鈴木 雄一朗(武蔵野赤十字病院・消化器科)
【目的】年齢はC型慢性肝炎に対するIFN治療効果と関連する。高齢者ではIFNによる副作用出現も多くウイルス消失は困難であるが予後改善のためにはSVRを目指した治療が重要である。今回我々は高齢者に対するPEG-IFN+RBV併用療法、ならびに副作用が少ないと考えられるIFNβ+RBV についてSVR関連因子を検討した。【方法】検討1:PEG-IFN+RBV併用療法を行ったgenotype1b、515...

第54回日本消化器病学会大会高齢者のC型肝炎-どう扱うか?

高齢C型肝炎に対するインターフェロン治療の検討
井上 泰輔(山梨大・肝疾患地域先端医療システム学)
【目的】高齢者率が増加するC型肝炎に対する治療適応検討のため,IFN治療例の効果と,治療検討例の適応判断を,年齢別にウイルス・宿主遺伝子や肝硬度を含め解析を行った.【方法】1)’03年12月から当院と関連施設でPEG-IFN+Rbv療法を受け効果判定された674例を対象とし,年齢別SVR率とISDR,IRRDR,Core変異,IL28Bの関与を検討した.2)’10年2月からの1年間にIFN適応を検...

第54回日本消化器病学会大会高齢者のC型肝炎-どう扱うか?

高齢者C型肝炎のインターフェロン宿主側治療効果規定因子の検討
柳沼 礼子(順天堂大・消化器内科)
【目的】C型慢性肝炎(CHC)のペグインターフェロン(PegIFN)・リバビリン(RBV)併用療法の難治例には肝脂肪化合併や高齢が多いが、その機序は不明の点が多い。そこで今回私たちはアディポカイン発現の観点から検証した。【方法】当科でPegIFN・RBV併用療法を導入したgenotype 1b 高ウイルス量のCHC患者164例(男女;91:73例)を高齢者(65歳以上,37例,男女;17:20例)...

第54回日本消化器病学会大会高齢者のC型肝炎-どう扱うか?

高齢者のC型肝炎をどう扱うか?
川上 由育(広島大・消化器・代謝内科)
(目的)高齢者(65歳以上)のC型肝炎患者に対する治療をretrospectiveに検討しよりよい治療法を見いだすことを目的とする。(方法)2000年より2011年までに当院初診した65歳以上の高齢者のうち発癌のない未治療C型慢性肝炎患者334例を対象とした。治療法の内訳はIFN治療、肝庇護療法(SNMCあるいはUDCA)。治療法別における予後(発癌率、肝硬変進展率)を3つの年齢層(65-69歳(...

第54回日本消化器病学会大会高齢者のC型肝炎-どう扱うか?

高齢者C型肝炎に対するPeg-IFN/RBV併用療法の有用性 ―多施設共同研究―
小瀬 嗣子(大阪大大学院・消化器内科学)
[目的] 高齢化社会が進むにつれて、高齢者C型肝炎患者に対する抗ウイルス療法の是非が問題となっている。今回、高齢者C型慢性肝炎に対するPeg-IFN/RBV療法の抗ウイルス効果ならびに発癌抑制効果を検討した。[方法] <検討1> Peg-IFN /RBVを標準投与量にて開始したC型慢性肝炎 (≧5log IU/ml)754例(1/2型=497/257)を対象とし、年齢別の治療効果と治療効果に関与す...

第54回日本消化器病学会大会高齢者のC型肝炎-どう扱うか?

高齢者C型肝炎患者に対するインターフェロン関連療法の有用性についての検討
原 祐(虎の門病院・肝臓センター)
【目的】我が国の高齢化社会に伴い, C型肝炎患者も高齢化し, 加療方針に苦慮することが多い. 今回我々は高齢者におけるIFN関連治療の有用性について検討した.【方法】1979年から2009年までに当院を受診したC型肝炎患者で初診時65歳以上, 肝癌の既往がない974例の連続症例の肝発癌率, 生命予後に寄与する要因を多変量解析にて検討した.【成績】年齢:中央値68歳(65~88歳), 男性437例:...

第54回日本消化器病学会大会高齢者のC型肝炎-どう扱うか?

高齢者C型慢性肝炎に対するインターフェロン療法の工夫
岩崎 良章(岡山大保健管理センター, 岡山大大学院・消化器・肝臓内科学)
【目的】わが国のC型肝炎患者は高齢化しており,標準的治療であるペグインターフェロン(PEG-IFN)とリバビリン併用療法においても減量・中止例が多く、プロテアーゼ阻害剤の併用でこの傾向はさらに顕著になると考えられる。PEG-IFNとリバビリン併用量療法におけるリバビリン低用量開始投与およびIFN単独少量長期投与の可能性について検討した。【方法】(1)1型かつ高ウイルス量(100 KIU/ml以上)...

第54回日本消化器病学会大会高齢者のC型肝炎-どう扱うか?

ぺグインターフェロン少量隔週投与法は高齢者C型肝炎の維持療法として有用性である
梶原 英二(製鉄記念八幡病院・肝臓内科)
【目的】 我々はPEG‐IFNα2a 90μg単独隔週投与法が高齢者や肝硬変症例に対してペグインターフェロン・リバビリン(PEG-IFN/RBV)無効であってもALT値およびAFP値を有意に改善することを報告した(Hepatol Res. 2012;42:254-63)。今回同治療例でIL28B SNP解析を行った52例を65歳未満と65歳以上に分別し、ALT値とAFP値の変化を検討した。
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第54回日本消化器病学会大会高齢者のC型肝炎-どう扱うか?

高齢者C型慢性肝炎におけるペグインターフェロン/リバビリン併用療法の治療効果と発癌抑制効果
本多 隆(名古屋大大学院・消化器内科学)
【目的】C型慢性肝炎患者の高齢者ではPegIFNとリバビリン併用療法の効果は低下するが、高齢者における発癌率は高く、発癌を抑制することが必要である。そこで高齢者における治療効果及び発癌抑制効果について検討した。【対象、方法】当院および関連施設において併用療法を施行したC型慢性肝炎1213例を検討した。平均年齢54.0歳、男/女 644/569、高齢者:65歳以上、男/女 108/123 平均観察期...

第54回日本消化器病学会大会高齢者のC型肝炎-どう扱うか?

高齢者C型慢性肝炎に対する瀉血療法と抗ウイルス療法の比較:多施設共同
勝島 慎二(R24肝臓カンファレンス, 国立京都医療センター・消化器科)
【目的】70歳以上の高齢者C型肝炎における瀉血療法とinterferon(IFN)療法の有用性と忍容性を多施設共同で比較検討した。【方法】対象は2004年から2010年までに研究会参加10病院において瀉血あるいはIFN療法を70歳以上で開始した全てのC型慢性肝炎症例224例。A群:瀉血63例、B群:(Peg-)IFN単独75例、C群:Peg-IFN+Ribavirin 86例に群分けした。各治療群...

第54回日本消化器病学会大会高齢者のC型肝炎-どう扱うか?

IL28B遺伝子多型の肝発癌、鉄代謝への影響
原 裕一(川崎医大・肝胆膵内科)
【目的】C型慢性肝炎のインターフェロン(IFN)治療応答や持続感染を規定する因子としてIL28Bの遺伝子多型が注目されている。今回われわれは高齢者におけるIL28B遺伝子多型と臨床データを解析し、IL28B遺伝子多型の鉄代謝への影響について検討した。【方法】当科における70歳以上のC型肝炎症例58例を用いてIL28Bの遺伝子多形をrs8099917についてタイピングしGenotypeTTとGeno...

第54回日本消化器病学会大会高齢者のC型肝炎-どう扱うか?

ALT正常高齢C型肝炎の長期予後の検討
新家 卓郎(大垣市民病院・消化器内科)
【目的】C型肝炎患者の高齢化は著明で、副作用のある現状の抗ウイルス療法の適応とならない例が増加している。しかもこれらの患者のALTは基準値内であることが多く、経過観察されることが多い。今回われわれは「ALT正常C型肝炎」の長期予後を発癌との関連から検討した。【方法】対象は当院で経験したC型肝炎患者4620例中、3年以上経過観察され、ALTの積分平均値が40IU/L以下、肝発癌が経過観察開始後3年以...

第54回日本消化器病学会大会高齢者のC型肝炎-どう扱うか?

高齢C型慢性肝疾患患者における年令別検査値からみた肝発癌の検討
井出 達也(久留米大・消化器内科)
【目的】C型慢性肝疾患への抗ウイルス療法の効果は高くなっているがとくに高齢者では副作用が問題である。今後数年以内に次々と新薬が認可される状況を把握し、肝発癌を念頭に入れて抗ウイルス療法をいつ行うべきかを決定しなければならない。そこで高齢者の節目の年令における検査値から発癌リスクを検討した。【方法】対象は当科初診時肝癌がなく最低5年以上経過観察があり、生年が1937年以前の391例(肝癌発生例114...

第54回日本消化器病学会大会高齢者のC型肝炎-どう扱うか?

高齢者におけるPEG-IFNα2b・RBV・TVR併用療法による初期治療効果と副作用の検討
小川 栄一(九州大関連肝疾患研究会)
【目的】65歳以上のC型慢性肝炎患者に対してPEG-IFNα2b・RBV・TVRの3剤併用療法による初期の治療効果や副作用に関して多施設で調査した。【方法】対象は、2011年12月より2012年2月までにPRT3剤併用療法を受けたC型慢性肝炎125例(平均58.8歳、男性58例、女性 67例、IL28B TT 92例、TG/GG 33例)のうち、治療4週目までのウイルス動態(HCV RNA量Taq...

第54回日本消化器病学会大会高齢者のC型肝炎-どう扱うか?