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検索結果は15件です。

W2-01 胃腫瘍性病変に対する当院ESDパスのバリアンス分析による改訂
上原正義(済生会熊本病院消化器病センター)
【目的】当院では2001年11月より早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(以下ESD)を行っている.2005年5月以来7泊8日の現行パスを使用しているが今回バリアンス分析を行いパスの改訂を行った.【方法】2006年度(2006.41-2007.3.31)にESDを行った胃腫瘍性病変の内パスを使用した116病変114症例(パス適応率95%)を対象にバリアンス分析を行った.また最:もパス中止の原因と...

第94回日本消化器病学会総会消化器疾患治療におけるクリティカルパス

W2-02 アウトカム志向型の内視鏡的大腸ポリープ切除術用電子クリティカルパス
後藤隆(秋田大学医学部消化器内科)
秋田大学医学部附属病院では平成11年よりクリティカルパスを押し進めており院内全体の紙媒体によるクリティカルパス数は平成19年春までで100例以上に上っていたこれらのクリティカルパスは各科で使いやすいように工夫したもので紙媒体にプリントアウトしカルテにファイルして使ったり患者用パスはインフォームド・コンセントの際に患者に配布して用いたりとパスによっては非常に有用であった.しかしそのフォーーマットはま...

第94回日本消化器病学会総会消化器疾患治療におけるクリティカルパス

W2-03 内視鏡治療におけるクリティカルパスインシデント・アクシデントレポート(I・A)偶発症の視点からの検討
岸原輝仁(癌研有明病院消化器センター内視鏡診療部)
【目的】11・Aレポートや内視鏡治療に伴う偶発症を分析することによってリスクマネージメントやクリティカルパスの改良にいかに反映されているか検証する.【対象】癌研有明病院において2001年1月から2006年3月までに提出された1・Aレポート2512件のうち消化器内視鏡関連の1・Aレポート109件(4.3%)と偶発症に関しては大腸内視鏡検査総数は21572例のうち治療内視鏡例10026例・21878病...

第94回日本消化器病学会総会消化器疾患治療におけるクリティカルパス

W2-04 患者状態適応型パスシステム(PCAPS)を用いた急性胆管炎治療パスのプロトタイプ作成と多施設検証
蒲生真紀夫(みやぎ県南中核病院消化器科・腫瘍内科)
【目的】急性胆管炎の標準治療は内視鏡治療を中心に確立しているが発症契機や重症度合併症などが多彩であり定型的診療計画提示はしばしば困難である.患者状態適応型パスシステム(PCAPS)は細分化された作業工程(ユニット)を移行しつつ標準的な医療プロセスを支援するツールであり多彩な患者状態の変化に対応可能である.我々はPCAPSによる急性胆管炎治療パスの作成を試み多施設検証を行った.【方法】診療ガイドライ...

第94回日本消化器病学会総会消化器疾患治療におけるクリティカルパス

W2-05 病診連携のための胃・十二指腸潰瘍の外来クリティカルパス
大谷友彦(NTT東日本関東病院消化器内科)
【目的】病診連携の重要性が強調されているが外来クリティカルパスの試みはまだ大腿骨頚部骨折などごく一部に限られている.我々は外来パスを作って逆紹介を推進してきたが今回は胃・十二指腸潰瘍の外来パスの試みにつき報告する.【方法】当院消化器内科・外科と地域の医院・診療所で消化器疾患の逆紹介推進のための協議会を設置し病院側と診療所側の双方のメンバーで代表的消化器疾患の外来逆紹介パスを作成したそれを使って病院...

第94回日本消化器病学会総会消化器疾患治療におけるクリティカルパス

W2-06 患者病態適応型の肝疾患治療クリティカルパスならびにインターフェロン治療地域連携パスの作成と運用
荻野英朗(富山県立中央病院内科)
【はじめに】平成19年4月から新情報システム開始に合わせて患者病態に適応する電子パスを構築した.今回肝疾患治療の新規電子パスと病診連携を推進するためのインターフェロン治療地域連携パスについて提示する.【肝疾患治療電子パス】〈基本構成〉患者病態や医療行為を基準に細分化したパスの1単位をモジュールと呼び複数のモジュールを組み合わせて1つのパスとしている.1つのモジュールはアウトカムと移行条件により複数...

第94回日本消化器病学会総会消化器疾患治療におけるクリティカルパス

W2-07 Girasolを使用したクリティカルパスの標準化
大野隆(伊勢原協同病院消化器内科)
クリティカルパスはインフォームド・コンセントの充実や提供される医療の質に医師ごとによる差異が無いようにするツールとして重要でありそれを使用することによりチーム医療の推進医療の質の向上医療の効率化リスクマネージメントが図られる.このように優れたものではあるがクリティカルパスの作製はEBM(Evidence Based Medi-cine)を基にするわけでそれをすべて網羅することは非常な努力が必要とな...

第94回日本消化器病学会総会消化器疾患治療におけるクリティカルパス

W2-08 100%の適用を目指したミニセット型電子クリニカルパス
白鳥義宗(岐阜大学医療情報部)
【目的1当院は新築移転時に電子カルテを導入すると共に1患者1カルテ1クリニカルパスを実現すべく検討を行いシステムを導入した.今回開院後3年間そのシステムを利用してきたデータをもとに現状の分析を行った.【方法】岐阜大学医学部附属病院が平成16年に導入した病院情報システムは院内に高速な光ファイバーを張りめぐらしペーパーレス・フイルムレスの環境下で診療が出来るトータル・インテリジェント・ホスピタル構想の...

第94回日本消化器病学会総会消化器疾患治療におけるクリティカルパス

W2-09 出血性消化性潰瘍のクリニカルパス導入の有用性の検討
水城啓(東京都済生会中央病院内科)
【目的】早期退院(6日間)を目的とした出血性消化性潰瘍におけるクリニカルパス(以下パス)を試作導入しその有用性と問題点を検討した【対象と方法】2000年1月より2006年12月に当院で緊急内視鏡検査にて出血性消化性潰瘍と診断され内視鏡治療後入院時から併存疾患の治療を必要としない症例をパス適応例とした.出血性消化性潰瘍の診断治療フローチャートを作成した.内視鏡検査にて潰瘍底がForrest分類1-H...

第94回日本消化器病学会総会消化器疾患治療におけるクリティカルパス

W2-10 胃腫瘍性病変に対するESDクリティカルパス(4日間)の検討
細江直樹(慶應義塾大学医学部消化器内科)
【目的】胃腫瘍性病変に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(Endoscopic submucosaldissection:ESD)は近年急速に普及しつつある.一方2003年4月からDPC(Diagnostic Procedure Combination)が導入され各医療施設において医療の効率化が必要となっている.そこで当科においても2005年より胃腫瘍性病変に対して行うESDに4日間のクリティカルパスを...

第94回日本消化器病学会総会消化器疾患治療におけるクリティカルパス

W2-11 大腸EMRにおけるクリティカルパスの有用性
白井孝之(東海大学消化器内科学)
【目的】当院では2000年7月目大腸腫瘍に対する内視鏡的切除術のクリティカルパス(CP)を導入した.当初は2泊3日でスタートし2001年4月目り1泊2日および日帰り入院のCPに変更した.その後も運用の改良を加え7年間運用して来た.今回その効果問題点につき検討した.【方法】CPの適応は70歳未満1日目程度以上の腫瘍性病変あるいは出血等の含併症を有する病変.4個以下最大径2cm以下血液疾患や心肺肝腎等...

第94回日本消化器病学会総会消化器疾患治療におけるクリティカルパス

W2-12 当科におけるダブルバルーン小腸内視鏡検査のクリニカルパス
島谷昌明(関西医大第三内科)
【背景1近年ダブルバルーン小腸内視鏡(DBE)の登場により全小腸の内視鏡観察が可能となってきた.通常全小腸の観察には経口法と経肛門法の2回の検査が必要であるがDBEの普及に伴い偶発症の報告も散見され最近では経口二一の高アミラーゼ血症や重症膵炎の報告もあり我々も「ダブルバルーン小腸内視鏡後の高アミラーゼ血症に関する検討」を報告した(第15回JDDW).【目的】現在クリニカルパス(CP)は医療の効率化...

第94回日本消化器病学会総会消化器疾患治療におけるクリティカルパス

W2-13 内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)に対するクリニカルパスの有用性
宇野耕治(京都第二赤十字病院消化器科)
【背景】当院では2002年にクリニカルパス(パス)委員会が正式に発足し当科ではこれまでにESTERCPERBDESWLPTGBAPTCD等の胆膵内視鏡検査・治療のパスをはじめとして21のパスを作成している.代表的な二塁内視鏡治療手技であるESTのパス(ESTパス)はt 2005年より試用を開始しコメディカルからの要望やDPC導入等により種々の改訂を加えた後に2006年7月より現行の内容(改訂版)で...

第94回日本消化器病学会総会消化器疾患治療におけるクリティカルパス

W2-14 肝生検目的入院患者へのクリティカルパス使用経験
長崎太(東北大学消化器内科)
くはじめに>DPC導入前後より当科には肝疾患関連で生検用IFN導入用癌治療用のパスが存在する.〈目的〉このうち最も汎用された肝生検用パス(超音波下腹腔鏡下用の二種)につき有効性について検討した.パス:生検前日までに入院し諸検査施行生検の意義や偶発症等の説明と同意書取得当日の処置安静度や観察項目翌日の検査が決められている問題なければ退院は生検翌々日.特に生検後合併症に早期に対応するため医師看護師それ...

第94回日本消化器病学会総会消化器疾患治療におけるクリティカルパス

W2-15 胃食道逆流症に対する腹腔鏡下噴門形成術におけるクリティカルパス導入の効果
小村伸朗(東京慈恵会医科大学外科学講座消化器外科)
【背景】胃食道逆流症(GERD)に対する外科治療として腹腔鏡下噴門形成術はわが国においても標準術式として定着しつつある.同術式は手術手技が確立しており施設問での術式内容に差異がほとんど認められない.また基本的には術操作に消化管の切離や吻合操作がないため食事開始時期から退院までの術後のマネジメントがほぼ一定化しておりクリティカルパス導入におけるまさに格好の適応と考えられる.教室では1994年12月よ...

第94回日本消化器病学会総会消化器疾患治療におけるクリティカルパス