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検索結果は19件です。

当院における「抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン」の対応と検証
大森 信弥(仙台赤十字病院・消化器内科)
【背景】2012年発表の“抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン”(以下,新GL)は,以前のガイドラインよりも詳細な指針となっているがゆえに,多種の医療従事者が関わる実際の現場での円滑な運用には一考を要する.また,新GLは,抗凝固薬・抗血小板薬(ACAP薬)休薬による血栓塞栓症の誘発防止をより重視して作成されており,内視鏡処置後出血の増加に不安を示す現場スタッフの声も少なくない.【目的...

第55回日本消化器病学会大会抗血栓薬と内視鏡-新ガイドラインの評価

新ガイドライン評価に向けてのhistorical controlとしての抗血栓薬の内視鏡検査における使用状況
岩塚 邦生(東京医大病院・消化器内科)
【背景】新抗血栓薬服用者に対する消化器内科診療ガイドラインは,旧ガイドラインに比し欧米諸国同様に休薬に伴う血栓予防に重点を置いた.今後新ガイドラインに従った臨床報告が出てくると思われるが,対照となる旧ガイドラインに従った臨床データは明らかではない.【目的】historical controlとなるデータを得る目的で,当院における通常内視鏡検査時の抗血栓薬の休薬状況を後方視的に検討した.【方法】20...

第55回日本消化器病学会大会抗血栓薬と内視鏡-新ガイドラインの評価

抗血栓薬による偶発症の発生状況と新ガイドラインの受け入れ状況
鷹取 元(金沢大附属病院・消化器内科)
【背景】抗血栓薬の取り扱いについて新しいガイドラインが示された.抗血栓薬の休薬による偶発症に注意が払われているが,一方で服薬したままでの生検等に対する懸念も存在する.今回我々は抗血栓薬による偶発症の経験と新ガイドラインの受け入れ状況について,消化器内視鏡専門医に調査した.【方法】32施設55名(病院42名,診療所13名)の専門医にアンケート調査を行った(2013年3月).解析はカイ2乗検定を用いた...

第55回日本消化器病学会大会抗血栓薬と内視鏡-新ガイドラインの評価

当院における抗血栓薬の運用と内視鏡新ガイドラインの評価
斯波 将次(大阪市立大附属病院・消化器内科)
背景と目的:当院では,平成25年9月まで,生検時には抗血栓薬を休薬を徹底していたが,抗血栓薬ガイドラインの改訂をうけ10月より全科でこの運用を開始した.しかし,開始早々に2例の患者が上部消化管生検後吐下血をきたした.今回,我々は,過去の生検後出血および抗血栓薬中止時の合併症について当院における成績を明らかにし,抗血栓薬の新ガイドラインの使用における課題を検討するとともに,導入当初の混乱と対処につい...

第55回日本消化器病学会大会抗血栓薬と内視鏡-新ガイドラインの評価

上部消化管内視鏡検査における経鼻内視鏡用生検鉗子の安全性と有効性
石川 茂直(香川県立中央病院・消化器内科)
【背景】我々は2011年3月より,血栓偶発症予防目的に生検鉗子を小型化し,抗血小板薬は複数薬剤使用も非休薬で生検を行う方針とした(抗凝固薬はヘパリン置換).2012年に新たな抗血栓薬休薬ガイドラインが示され,抗血小板薬は単剤では非休薬で生検可能とされたが,その根拠となるエビデンスは少ない.抗血栓療法施行例に出血予防の観点より,生検鉗子を小型化する報告もあるが,精度等十分には検討されていない.そこで...

第55回日本消化器病学会大会抗血栓薬と内視鏡-新ガイドラインの評価

当院における抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡検査の現状
藤田 穣(川崎医大・消化管内科)
【背景】2012年7月に抗血栓薬服用患者に対する消化器内視鏡診療ガイドラインが改訂された.これまでの出血予防を重視したものから抗血栓薬の休薬による血栓塞栓症の誘発に配慮され作成されたが,エビデンスレベルが低く臨床の場での検証が必要である.当院では同年8月1日よりこのガイドラインに基づき,アスピリン単独は生検可能,ワルファリン単独は,原則検査当日のPT-INR値で生検の可否を判断している.【目的】抗...

第55回日本消化器病学会大会抗血栓薬と内視鏡-新ガイドラインの評価

抗血栓薬に関する新ガイドラインは適切か?改訂後1年間の内視鏡下生検および治療における偶発症の評価
東納 重隆(新東京病院・消化器科)
【はじめに】2011年10月のJDDWにおいて抗血小板薬,抗凝固薬使用ガイドラインの改訂案が提示され,その後2012年7月に内視鏡学会より公示された.当院では2012年1月より新ガイドラインに準じて生検や治療を実施しており,新ガイドラインが適切であるのかどうかを検討した.【検討対象】生検に関しては2012年1月から12月までの1年間に実施した治療内視鏡以外の上部消化管内視鏡検査3075症例を対象と...

第55回日本消化器病学会大会抗血栓薬と内視鏡-新ガイドラインの評価

内視鏡時の抗血栓薬休薬新基準の実態:札幌コンセンサスのおける多施設前向き調査
間部 克裕(北海道大病院・光学医療診療部)
【背景と目的】近年,内視鏡対象者における抗血栓薬服用者が増加している.抗血栓薬休薬による血栓症の危険が明らかになり日本消化器内視鏡学会の新ガイドラインでは内視鏡検査は全ての抗血栓薬が休薬せず可能と改訂された.北海道地区において抗血栓薬処方科と共同で作成した休薬基準の適応状況と合併症の実態を明らかにすることを目的とした.【方法】2009年に札幌市近郊の消化器内科医,抗血栓薬の処方科が集まり消化器内視...

第55回日本消化器病学会大会抗血栓薬と内視鏡-新ガイドラインの評価

抗血栓療法内服薬別における,胃ESD後出血のリスクおよび時期についての検討
林 智之(石川県立中央病院・消化器内科)
【目的】抗血栓薬服用患者のESDは後出血が多く,服薬再開後の出血が目立つという報告が散見される.胃ESDにおいて,抗血栓療法内服薬別に後出血率,後出血発症日,内服再開後の後出血率を検討する.【方法】2002年3月~2012年6月の胃ESD症例1719病変の中から,穿孔例を除外し,抗血栓療法について詳細に確認できた1617病変を抽出し,抗血栓療法を治療前に行っていた277病変を対象とする.薬剤別に後...

第55回日本消化器病学会大会抗血栓薬と内視鏡-新ガイドラインの評価

低用量アスピリン内服継続例における胃ESDの安全性
佐野村 洋次(広島大病院・内視鏡診療科)
【背景】 2012年7月,日本消化器内視鏡学会より「抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン」が刊行され,ESDなどの出血高危険度の消化器内視鏡において,血栓塞栓症の発症リスクが高い低用量アスピリン (LDA) 単独服用者では休薬なく施行してもよいとされた.また,当科では2010年12月以降,院内規定により全例LDA内服継続のまま内視鏡治療を行う方針としている.【目的】 LDA内服継続群...

第55回日本消化器病学会大会抗血栓薬と内視鏡-新ガイドラインの評価

胃ESDにおける周術期ヘパリン置換例の後出血の検討
古畑 司(虎の門病院)
【背景】抗血栓薬新ガイドラインでは抗凝固薬内服者の内視鏡治療はヘパリン置換を推奨しているが,ヘパリン置換による出血リスク・血栓塞栓リスクのエビデンスは明らかでない.特に出血リスクの高い胃ESDではヘパリン置換に伴う大量出血も危惧される.【目的】胃ESD患者においてヘパリン置換のよる後出血・血栓塞栓症への影響を明らかにし,適切な術中・術後管理を検討する.【対象と方法】2005年4月1日~2012年3...

第55回日本消化器病学会大会抗血栓薬と内視鏡-新ガイドラインの評価

抗血栓薬内服症例における胃ESD後出血に対するリスク因子とその治療戦略
竹内 利寿(大阪医大・2内科)
背景:脳血管疾患や心臓病の増加に伴い,抗血栓薬内服症例に対する内視鏡検査も度々経験される.近年,生検などの低侵襲な処置では,抗血栓薬を中止せずに行っても後出血のリスクは低いことが示されている.しかし内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などの高侵襲な処置に対しては,ガイドラインにおいても一定の見解はない. 目的:抗血栓薬内服症例に対する胃ESD後潰瘍からの後出血のリスク因子を明らかにし,その予防法を検討...

第55回日本消化器病学会大会抗血栓薬と内視鏡-新ガイドラインの評価

ヘパリン置換症例における大腸EMR/ESD後出血の検討
高田 俊介(広島市立安佐市民病院・内視鏡内科)
【はじめに】平成24年, 日本消化器内視鏡学会では抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡の新しいガイドラインを発表した. この中で内視鏡治療時にワルファリンやダビガトランの単独投与例や2-3剤併用例でのヘパリン置換が推奨されている.
【目的】大腸EMRやESDにおけるヘパリン置換が後出血率に影響を与えるかどうか検討する.
【対象と方法】対象は平成21年1月から24年12月までにEMRを施行...

第55回日本消化器病学会大会抗血栓薬と内視鏡-新ガイドラインの評価

大腸内視鏡治療における出血イベント発症
蟹江 浩(名古屋第二赤十字病院・消化器内科)
【背景と目的】抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドラインが公表され,当院でも院内でのコンセンサスを進め,2012年10月より本格的に対応している.高危険度手技と分類される大腸腫瘍性病変に対する内視鏡治療に対する出血イベント発症の実際について明らかにする.【方法】対象は2012年1月から2013年2月までに内視鏡治療を行った連続660症例1205病変である.治療手技はpolypec255 E...

第55回日本消化器病学会大会抗血栓薬と内視鏡-新ガイドラインの評価

胆膵領域の出血高危険度内視鏡(EST,EUS-FNA)における新ガイドラインの評価~抗血小板薬の非休薬例における安全性の検討~
友田 健(福山市民病院・内科)
【目的】胆膵領域の出血高危険度内視鏡であるESTやEUS-FNA(以下FNA)において,新ガイドラインで推奨している抗血小板薬継続下での処置の安全性については報告も少ない.当院では2010年10月より院内規定として,血栓塞栓症の高リスク例においては,ESTやFNAにおいてもアスピリン(ASA)単剤であれば非休薬の方針とし,ガイドライン改定後からはシロスタゾール(CLZ)も非休薬の方針としてきた.今...

第55回日本消化器病学会大会抗血栓薬と内視鏡-新ガイドラインの評価

当院におけるESTの現状と抗血栓薬内服例における出血リスクの検討
石垣 賀子(社会保険小倉記念病院・消化器科)
(目的)高齢化に伴いERCPを施行する際,抗血栓薬内服例が増加している.抗血栓薬休薬による血栓症は稀ではあるが,致命的あるいは恒久的障害となりうるため未然に予防することが肝要である.事前に専門医と相談し休薬しても,稀ではあるが血栓症発症は経験される.当院では積極的に休薬期間を短縮あるいは内服継続下にESTを行っている.当院における抗血栓薬内服症例に対するESTの出血リスクについて検討した. (方法...

第55回日本消化器病学会大会抗血栓薬と内視鏡-新ガイドラインの評価

抗血栓薬内服における上部消化管出血患者の背景と変遷
山口 太輔(佐賀大附属病院・消化器内科)
【目的】高齢人口の増加により,アスピリンを含む抗血栓薬内服患者は増加傾向にある.抗血栓薬の主要な副作用として消化管障害があり,臨床上重要な問題である.今回抗血栓薬内服患者において緊急内視鏡下に止血術行った上部消化管出血(AUBIG)患者の患者背景や時代変遷について検討したので報告する.【方法】対象は2002年から2011年の間,当院において止血術を要したAUBIG患者430例.抗血栓薬内服状況及び...

第55回日本消化器病学会大会抗血栓薬と内視鏡-新ガイドラインの評価

内視鏡的止血術を施行した非静脈瘤性上部消化管出血例における抗血栓薬についての検討
山下 浩子(河北総合病院・消化器内科)
【目的】2012年抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドラインで消化管出血等の緊急内視鏡には適用しないとされ,その際は個々の医師の判断で抗血栓薬の休薬と再開が決定されている.そこで内視鏡的止血術を行った非静脈瘤性上部消化管出血例における,抗血栓薬の止血治療への影響,休薬による血栓塞栓症発症について検討した.【方法】2007年1月~2012年12月に,内視鏡的止血術を行った非静脈瘤性上部消化管...

第55回日本消化器病学会大会抗血栓薬と内視鏡-新ガイドラインの評価

峯 徹哉(東海大付属病院・消化器内科)
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第55回日本消化器病学会大会抗血栓薬と内視鏡-新ガイドラインの評価