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検索結果は17件です。
- 当院における術後再建腸管に伴う胆管炎・胆道結石症に対する治療の現況
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町田 卓郎(北海道消化器科病院 内科)
<はじめに>術後再建腸管における肝内・肝外胆管結石に対する治療は時に難渋することが多い。当院では、経皮経肝胆道ドレナージ術(PTBD)、ダブルバルーン小腸内視鏡下ERCP(DBE-ERCP)を行っている。当院における術後再建腸管に伴う胆管炎・胆管結石症に対する治療の現況について検討したので報告する。<方法>2008年1月から2013年10月までに当院にて治療を行った術後再建腸管に伴う胆管炎・胆管結...
第114回北海道支部例会 >
- 機能性ディスペプシアの病態診断および治療選択における飲水超音波検査の有用性
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工藤 俊彦(北海道大学病院光学医療診療部, 市立札幌病院消化器内科)
【目的】機能性ディスペプシア(functional dyspepsia、以下FD)の病態診断として用いられる従来の診断法は実臨床では困難である。また、FD治療は経験的に症状から治療選択がなされている。我々が考案した飲水超音波検査は、等間隔に飲水負荷を与えながら胃穹窿部の断面積を計測し、同時に自覚症状を聴取することで、近位胃拡張能、胃排出能ならびに胃知覚を評価することが可能であり、低侵襲で短時間に施...
第114回北海道支部例会 >
- 当科での術後再建腸管を有する胆膵疾患に対する、ダブルバルーン内視鏡を用いたERCP(DBE-ERCP)の検討
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成瀬 宏仁(市立函館病院 消化器病センター 消化器内科)
【はじめに】これまで、術後再建腸管を有する胆膵疾患への内視鏡的アプローチは極めて困難であった。その理由として、1再建部より盲端側への内視鏡挿入困難(挿入角度が鋭角なステッキ現象)、2吻合部より盲端部へ至る過程における、長距離、屈曲、術後癒着等より生じる到達困難、3乳頭を正面視しての位置どりや、挿管手技の困難さ、4内視鏡鉗子口径に起因する使用デバイスの制限等が挙げられる。また、難易度は、再建術式によ...
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- 総胆管結石に対してEUS-Rendezvous techniqueを用いて排石した1例
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杉浦 諒(北見赤十字病院 消化器内科)
【症例】78歳,男性.【主訴】心窩部痛,発熱,悪寒戦慄.【現病歴】来院前日の朝に心窩部痛を自覚.夜に38~39℃の発熱,悪寒戦慄を認めた.症状は改善せず,来院当日の前医での採血で肝機能異常を認めたため当院紹介受診となった.造影CT検査で5mmの総胆管結石を認め,総胆管結石に伴う急性胆管炎の診断となった.ERCPを施行し排石を試みたものの,憩室内乳頭であり,また内視鏡と乳頭の適切な位置が保持できなか...
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- 当院におけるダブルバルーン式内視鏡を用いた術後腸管に対するERCP関連手技の成績
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藤田 朋紀(小樽掖済会病院 消化器病センター)
【目的】当院では2004年より,ダブルバルーン式小腸内視鏡( EN-450P5, T5, EC450-BI5・EI-530B )を導入している.その内BI5・EI-530Bは近年,術後再建腸管に対するERCP関連手技の有効性が報告されている.今回当院での治療成績を前期(2005~2009年)後期(2010年~2013年11月)に分けて検討したので報告する.【方法】対象は,2004年11月から201...
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- 地方一般病院では従来治療困難であった早期胃癌への低侵襲治療の導入~ESD,腹腔鏡下胃切除術の成果と今後~
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阿部 暢彦(網走厚生病院 内科・消化器科)
【背景】当院は1市4町,人口約7万人の斜網地区の基幹病院であり,地域唯一の消化器専門施設である.近年ESDや腹腔鏡下胃切除術などの早期胃癌への低侵襲治療が発展し,施行施設が増えてきたが,地方一般病院への導入は達成されていなかった.当院では2011年度から積極的に胃癌への低侵襲治療を開始し,従来地方では治療が困難であった症例に治療してきた.【目的】斜網地区の基幹病院における早期胃癌への低侵襲治療の導...
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- 胆・膵管狭窄部拡張困難例に対する新規内視鏡的アプローチ法-通電ダイレーターは安全なのか?
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河上 洋(北海道大学病院 消化器内科)
【目的】経乳頭的な胆・膵管狭窄部拡張困難例に対する通電ダイレーターの臨床成績を明らかにすること.【方法】2011年4月から2013年3月までに,胆膵管狭窄部に対してドレナージ術を必要とした690例を対象に前向き観察研究を行った (UMIN000009932).通電ダイレーター(6Fr, Cysto-Gastro-Set; Endo-Flex Gmbh, Voerde, Germany)の使用適応は...
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- 当院で経験したaortoenteric fistulaの5例の検討
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松原 悠(札幌東徳洲会病院 消化器センター)
【背景】大動脈瘤の消化管内への穿破は,剖検例の0.05~0.07%に認められる稀な症例であり,aortoenteric fistulaと呼ばれることも多い.内視鏡医としては,消化管出血で遭遇する患者の中にこの疾患が含まれていることは常に念頭に置くべきである.造影CTによる診断の有用性が強調されている一方,緊急内視鏡が先行した場合は診断に苦慮することが予想されるからである.この度当院にて経験したao...
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- Bモードで同定困難な肝癌に対するRFAの治療支援について-造影超音波か?Navigationか?-
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松居 剛志(手稲渓仁会病院 消化器病センター)
【背景及び目的】超音波造影剤(CEUS)やNavigation system(Nav)が開発・導入されたことにより、Bモードでは同定困難な肝癌(HCC)に対してもRFAが可能となった。 しかし、両者の使い分けについて明確な基準は存在しない。当センターではNav導入後、Bモードで病変の同定が困難な病変に対してはNav下RFAを積極的に施行している。今回、その成績についてCEUS下で施行した症例とre...
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- 手術予定急性胆嚢炎症例に対するENGBD後wire guided ETGBS留置術の有用性に関する検討
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柳川 伸幸(JA北海道厚生連 旭川厚生病院 内視鏡センター, JA北海道厚生連 旭川厚生病院 消化器科)
【背景】Tokyo Guideline 2013に依れば,中等症の急性胆嚢炎には,保存的治療後に早期のLCを含む緊急手術を,その中で保存的治療に反応しない症例や重症症例には胆嚢ドレナージ術が推奨されている.しかし,PTGBD施行後には,入院中の外出や一時的な退院が困難なこと,またDPCを採用している施設では,診療報酬上,同一疾患では退院まで長期間を要す入院を避ける傾向にあるのが一般的である.【目的...
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- 胆嚢壁肥厚を呈する病変の術前病理組織学的診断法
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羽場 真(NTT東日本札幌病院 消化器内科)
胆嚢壁の肥厚を呈する病変には様々なものがあり,治療方針決定において組織学的診断は重要であるが,細胞診・組織診検体の採取が困難な場合も少なくない.今回,胆嚢壁肥厚を呈した患者に対してEUS-FNAが治療方針決定に有用であった症例を通して,胆嚢壁肥厚性病変の術前診断体系について考察する.【症例1】58歳男性.心窩部痛のため近医を受診し,胆嚢病変を疑われて当科紹介.US,CTで胆嚢頚部の結石と,頚部から...
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- 内視鏡切除例における分化未分化混在型早期胃癌のNBI拡大内視鏡診断
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小平 純一(社会医療法人 恵佑会札幌病院 消化器科)
【目的】分化未分化混在型胃癌を通常内視鏡観察と生検で術前診断することは非常に難しい。当科では早期胃癌ESD前にNBI拡大観察を行い、進展範囲決定の他、弱拡大で腫瘍全体を観察し、ある程度組織型を推定してきた。内視鏡切除例を対象に未分化型混在をどの程度診断できていたのか検討した。【方法】2011年から2013年6月までに恵佑会札幌病院および第2病院で内視鏡治療が行われた生検分化型早期胃癌のうち、治療前...
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- 術後再建腸管を有する胆道疾患症例におけるDB-ERC治療困難例への対処
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林 明宏(イムス札幌消化器中央総合病院 消化器病センター)
【背景と目的】術後再建腸管を有する胆道疾患症例に対して,小腸内視鏡を用いたERC関連治療が近年増えているが,乳頭や吻合部まで到達し,治療を完遂させることは必ずしも容易ではない.本検討では,ダブルバルーン内視鏡(DBE)を用いたERC(DB-ERC)関連治療の成績や治療困難例への対処について遡及的に検討を行った.【対象と方法】2011年7月から2013年12月までに当科でDB-ERCを施行した術後再...
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- 微量腹水に対するEUS-FNA (EUS-guided paracentesis)の有用性と安全性
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久居 弘幸(伊達赤十字病院 消化器科)
【目的】経皮的穿刺困難、もしくは不適切と考えられる微量腹水に対するEUS-FNA(EUS-guided paracentesis: EUS-P)に関する報告は未だ散見されるのみである。今回、微量腹水に対するEUS-Pの有用性と安全性について検討した。 【方法】対象は2005年8月~2013年11月までに経皮的穿刺不可能な微量腹水の診断目的にEUS-Pを試みた55例で、そのうち39例(70.9...
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- HBV再活性化関連肝炎の検討
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松居 剛志(手稲渓仁会病院 消化器病センター)
【目的】免疫・化学療法によるHBV再活性化肝炎は免疫抑制状態のもとでHBVが増殖し、免疫抑制が解除され重篤な肝細胞障害を引き起こす。一方、慢性HBVキャリアでも自然経過でHBVの増殖が生じ重篤な肝障害が発症する。両者の発症機序は異なるものの、病態の一部は類似している。そこで、今回、HBV再活性化肝炎(RE)とHBV慢性キャリアから生じた急性増悪の臨床指標を比較検討した。【対象】免疫・化学療法前にH...
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- 良性胆管狭窄に対する治療の現況と長期予後
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長川 達哉(JA北海道厚生連 札幌厚生病院 第2消化器内科)
【背景】良性胆管狭窄の成因は胆道結石あるいは胆道感染症による慢性炎症や手術操作による瘢痕形成,肉芽形成など様々な要因が複雑に関連しているため,その治療方針も多岐に亘る.また,長期経過中に黄疸,胆管炎を反復し,患者のQOLを著しく低下させる難治性の良性胆管狭窄をしばしば経験する.今回,当科にて経験した良性胆管狭窄の病因と治療方針,長期予後について検討を行ったので報告する.【対象】1989年1月より2...
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- ホルミウムYAGレーザーを用いて截石し得た胆道結石の2例
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羽広 敦也(イムス札幌消化器中央総合病院)
【背景】胆道内を占拠するような大結石もしくは多発結石症例では治療に難渋することがしばしば経験される.ホルミウムYAGレーザー(Hoレーザー)はエネルギーの到達深度が約0.5mm未満で非常に浅いため隣接組織への損傷はわずかであり,低侵襲かつ高い結石破砕力が期待できる.今回,Hoレーザーを用いて截石し得た胆管結石の2例を経験したので報告する.【症例1】60歳代女性.検診にて肝機能異常を指摘され当科受診...
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