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検索結果は37件です。

腹腔鏡下胆嚢摘出術における術後にENBDを施行した胆汁瘻症例の検討
渡辺 伸和(青森厚生病院)
腹腔鏡下胆嚢摘出術(以下LC)における合併症の一つに術後胆汁瘻がある。その治療は術中に留置したドレーンにより治癒する場合、内視鏡的経鼻胆管ドレナージ(以下ENBD)、再手術など様々である。今回、ENBDにより治癒した術後胆汁瘻症例について検討した。【対象】平成17年1月から平成24年12月までの8年間に施行したLC 530例のうち、術後胆汁瘻を10例で認めた。そのうちENBDチューブを留置した症例...

第195回東北支部例会

MALTリンパ腫との鑑別を要したAFP産生胃癌の一例
小林 茂之(岩手県立磐井病院 消化器科)
【症例】78歳男性【既往歴】なし【現病歴】食欲低下を訴えて市中病院を受診、上部消化管内視鏡検査で腫瘍を指摘、CTで胃周囲に腫大リンパ節を指摘され、胃癌や胃MALTリンパ腫が疑われたため精査加療目的に紹介となった。当院での内視鏡検査で体下部から前庭部にかけて、小彎側を中心として3/4周性に、一部表面に白苔を伴う不整な潰瘍底を持つBorman3型腫瘍を認めた。生検はGroup5(低分化型腺癌)。CTで...

第195回東北支部例会

当科における閉鎖孔ヘルニアの現状と治療戦略
長谷川 繁生(公立置賜総合病院 外科)
(はじめに)閉鎖孔ヘルニアは、痩せ形の高齢女性に多いと言われており、その診断は困難なことがあり、治療は確立されたものはない。(目的)今回我々は、過去4年間に経験した閉鎖孔ヘルニア21例について、retrospectiveに検討し、今後の治療方針を決定することを目的とした。(対象及び方法)2009年5月から2013年5月までの4年間に当科で経験した閉鎖孔ヘルニア21例を対象とした(再発1例含む)。用...

第195回東北支部例会

一般病院における胃手術後の合併症の特徴
片山 原子(JR東京総合病院 消化器外科)
【背景】消化器関連の手術におけるSSIは、それを予防するためのbest practiceに関する知見があっても、外科医個々人のpracticeによる要因が大きく影響し、古い慣習に固執すると改善は容易ではない。今回、同一施設内における、診療グループ別のSSI発生率を分析し、その要因を分析した。【方法】2009年6月-2013年3月までに当院で行われた胃癌手術136例における、SSIの発生につき、SS...

第195回東北支部例会

直腸脱治療における困難症例
片山 原子(JR東京総合病院 消化器外科)
【背景】直腸脱は、一般外科・消化器外科領域においては、common diseaseのひとつであるものの、その発生頻度は比較的低い。本邦では、大腸肛門病領域を専門とする外科医でなくても、一般外科・消化器外科領域の外科医において、低侵襲の本邦独特の術式で対応を行っていることが多い。この術式は、再発の際も同じ術式での処置が追加できる場合が多い。しかし、低侵襲の術式で再発して苦労するケースも出てくる。今回...

第195回東北支部例会

Boerhaave症候群の1例
石橋 文佳(青森労災病院 消化器内科, 弘前大学大学院医学研究科 消化器血液内科学講座)
【症例】60歳男性【主訴】心窩部痛【既往歴】59歳 開業医で肝硬変に近い状態と指摘されるも放置。毎日の飲酒歴あり。【現病歴】夕方より会合に出席し、アルコールを多飲した。翌日3時嘔吐1回、下痢1行あった。その後より心窩部痛出現し、同日5時当院へ救急搬送となった。血圧131/63mmhg、脈拍60回/分、体温37.2℃、酸素飽和度96%(room air) 腹部は平坦軟、心窩部に自発痛を認めるも、圧痛...

第195回東北支部例会

60歳以上の高齢女性・C型慢性肝炎に対するPEGIFN/リバビリン(RBV)治療の検討:RBVをより多く投与するために
三浦 雅人(みやぎ県南中核病院 消化器内科)
【目的】C型慢性肝炎に対するPEGIFN/RBV治療では高齢女性の著効率が低いと報告されている。その理由の一つとして高齢女性では副作用の貧血によりRBVを減量、中止せざるを得ない場合が多いことが挙げられる。そこで今回我々はRBVの総投与量を増やす目的でRBVの漸増投与を試みたので報告する。【対象と方法】2011年2月~2012年4月までに当科でPEGIFN/RBV治療を導入した60歳以上の女性・C...

第195回東北支部例会

胃瘻造設術の腹壁固定の有用性の検討
辻 剛俊(市立秋田総合病院 消化器内科)
【目的】胃瘻造設術は、安全に造設し、造設後に速やかに使用開始できることが目的を考えられる。胃瘻造設時の腹壁固定は、瘻孔の安定化をはかり安全性を高めるため有用とされている。腹壁固定の有無にて炎症の程度の変化があるのか、胃瘻造設時の前後の採血検査にて検討した。【対象】2007年1月から2012年12月の期間に当院で胃瘻造設し、胃瘻造設3日前から当日までの期間に前採血とし、造設の翌日にも採血した269症...

第195回東北支部例会

実臨床でのC型慢性肝炎テラプレビル3剤併用療法の治療成績(SVR12)
木皿 典宏(宮城社会保険病院)
【目的】 平成23年11月よりプロテアーゼ阻害剤テラプレビル(TVR)が使用可能となり、1型高ウイルス量難治性C型肝炎の治療成績の向上が期待されている。TVR3剤併用療法の現時点での治療成績を明らかにし検討する。【方法】 当研究会参加施設で平成24年6月末までにTVR3剤併用療法を開始した全症例を対象とした。治療終了12週後のウイルス陰性化率(SVR12)を算出し、SVR12に関わる因子を検討した...

第195回東北支部例会

治療抵抗性の吃逆に対しプレガバリンが奏功し外来化学療法が可能となった大腸癌肺転移の1例
高橋 祥(岩手県立高田病院 内科)
症例:62歳、男性
主訴:便秘
既往歴:平成20年、直腸癌に対し低位前方切除術(pSE, pN3, cH0, sP0, cM0, ly3, v3, stage IIIb)、S-1 による術後補助化学療法は8カ月で自己中断。
現病歴:平成24年5月に下剤希望にて当院受診。単純写真にて中皮腫が疑われ6月に他院紹介するも自己中断。12月に呼吸苦出現し再受診され、喀痰細胞診にてadeno...

第195回東北支部例会

Gemcitabine, Erlotinib, TS-1による術前化学療法により治癒切除が可能となった膵癌の1例
米山 和夫(秋田組合総合病院 消化器科)
【症例】66歳、女性【既往歴】特記事項なし【現病歴】H23.11月、腹痛を主訴に近医受診。USで膵頭部腫瘤を認め精査目的に当科紹介となった。受診時、軽度の心窩部痛の訴えがあった。US、CTでは膵頭部に辺縁不整、最大径25mm、造影効果の乏しい腫瘤を認め、上流膵管は拡張していた。遠隔転移は認めなかったが、門脈―上腸間膜静脈合流部に腫瘍が接しており、また肝門部リンパ節腫大が認められた。EUSで同腫瘤は...

第195回東北支部例会

クローン病に合併した間質性腎炎の2例
齋藤 大輔(東北労災病院 胃腸科)
【はじめに】クローン病(CD)には種々の腸管外合併症がみられるが、間質性腎炎(interstitial nephritis:IN)の報告はまれである。今回、レミケード維持療法中にINを発症した2例を経験したので文献的考察を加え報告する。【症例1】31歳男性。平成17年3月発症。同年5月に大腸型クローン病の診断となりメサラジン3000mg/日を内服開始。7月からレミケードの維持療法を継続していたが徐...

第195回東北支部例会

悪性大腸狭窄に対する大腸ステント治療の検討
高橋 一徳(青森県立中央病院 消化器内科・腫瘍内科, 弘前大学大学院医学研究科 消化器血液内科学講座)
【はじめに】悪性大腸狭窄に対し、Self expandable metallic stent(SEMS)の留置が2012年に保険収載され、緩和治療と術前減圧治療への新たな選択肢となった。【目的】当院における悪性大腸狭窄に対する大腸ステント挿入例を検討する。【対象と方法】2012年6月から当科で大腸ステントを留置した23例(大腸癌17例、直腸癌4例、膵癌・卵巣癌各1例)で、性別、年齢、原疾患、留置目...

第195回東北支部例会

下部消化管内視鏡検査で見つかった異所性子宮内膜由来の腺癌の一例
松本 信(岩手県立中央病院 内視鏡科)
【症例】60代女性【主訴】便潜血陽性【既往歴】2000年 子宮内膜異型増殖症に対し子宮全摘+両側付属器切除【現病歴】2013年1月の検診で便潜血陽性を指摘され二次検査目的に2月上旬に当科受診。下部消化管内視鏡検査で上部直腸に壁外からの腫瘍浸潤を疑う所見を認め、生検を施行するもGroup 1であった。CEA 2.0ng/ml、CA19-9 26.7U/ml、CA125 15.2U/ml、AFP 2....

第195回東北支部例会

膵腫瘍と鑑別を要した膵内副脾の1例
小山 隆男(つがる西北五広域連合 西北中央病院, 弘前大学大学院医学研究科 消化器血液内科学講座)
【症例】55歳、男性【既往歴】特記すべきことなし【現病歴】平成23年9月、全身倦怠感、腹部膨満のため他院を受診。アルコール性肝硬変、腹水貯留と診断され、治療目的に当科紹介受診となった。禁酒として利尿剤、混合アミノ酸製剤の投与にて症状は改善し、以後当科外来にて定期的にフォローアップを行っていた。平成24年9月の腹部USにて、膵尾部に19mm大のやや低エコーで内部が均一な腫瘤を認めた。dynamic ...

第195回東北支部例会

急激な経過をたどったClostridium perfringens肝膿瘍の1例
樋口 博之(むつ総合病院 消化器内科・内科, 弘前大学大学院医学研究科 消化器血液内科学講座)
【症例】87歳、女性【主訴】呼吸苦、意識障害【既往歴】高血圧症、手術歴なし、他詳細不明【現病歴】2012年6月18日夕方から呼吸苦を訴えていた。もともと認知症は認めず、ADLも自立していた方だが、同日夜間から見当識障害を認め、午後9時に便失禁。その後うなったり、りきんだりして様子がおかしいと家族が判断し、午後11時48分救急要請し当院ERへ搬送となった。【搬送時現症】体温36.7 ℃、血圧168/...

第195回東北支部例会

嚢胞変性を呈した膵内分泌腫瘍の1例
澤田 洋平(青森市民病院 消化器内科)
【症例】66歳.女性【主訴】特になし【既往歴】平成8年、特発性膵炎・仮性膵嚢胞(他院)【現病歴】平成24年2月当院産婦人科で子宮頚癌のため広汎子宮全摘術施行。平成25年1月follow up CTにて20mmの膵腫瘤を指摘された。産婦人科から精査目的に当科紹介となった。【入院時検査】CEA 2.2、CA19-9 4.5。CTで膵体部上部に20mm大の低吸収域腫瘍があり、壁がやや厚くやや不整で悪性も...

第195回東北支部例会