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検索結果は17件です。

S10-01 膵切除術におけるMulti slice CTの有用性
堀口明彦(藤田保健衛生大学胆・膵外科)
【目的】多軸検出器を有するMUItislice CT(MS-CT)の進歩は著しく多断面構成像では膵管胆管の描出局所の微細構造の描出も可能となった.3次元構築像は動脈門脈胆管膵管の任意の角度からの評価が可能である.教室では進展度診断に加え術式のシミュレーションにMS-CTを用いている.そこで膵切除術式決定におけるMS-CTの有用性について報告する.【方法】過去6年間に教室で施行した膵切除例204例を...

第94回日本消化器病学会総会胆膵画像診断の進歩

S10-02追加 肝門部胆管癌に対する「胆管分離限界点」を意職した3D-integrated CTと3次元肝画像解析ソフトによる精緻な術前診断
佐々木亮孝(筑波大学消化器外科学)
肝門部胆管癌(HC)における切除の可否を正確に診断するためには「胆管分離限界点」における患者個々の胆管と門脈との位置関係についての情報が不可欠である.我々は胆管直接造影下3D-integrated CTと3次元肝画像解析ソフトによるsimulation surgeryを行っておりその有用性を報告する.【方法】HC切除19症例に対し胆管直接造影下CT angiographyをに行い胆管門脈肝動脈を重...

第94回日本消化器病学会総会胆膵画像診断の進歩

S10-03追加 C-arm CTを用いた胆管癌症例における3D胆道造影の臨床応用
七島篤志(長崎大学腫瘍外科学)
【目的】胆道癌において治療前画像診断による腫瘍の局在進展範囲他の脈管走行との位置関係の把握が重要な情報となる.MD-CTなど最新の画像診断の進歩により詳細な胆道所見を把握することが可能となった.今回我々はC-arm CTを用いて得られた胆道のCT様3D画像について症例を検討した.【方法】C-armCTはAXIOM ARTISFIat-detectorシステム上でCアームによる回転3D撮影を行なうこ...

第94回日本消化器病学会総会胆膵画像診断の進歩

S10-04 胆膵領域におけるFDG-PET検査の意義
伊佐勉(豊見城中央病院外科)
【目的】FDG-PET検査は各種悪性疾患の診療に利用されるようになっているが胆膵領域での位置づけについてはいまだ明確ではない.今回われわれは胆魂疾患に対するFDG-PET検査施行症例を検討し胆膵領域におけるFDG-PETの有用性や今後の活用方法について考察したので報告する.【対象および方法】約3年6ヵ月間に肝胆膵疾患にてFDG-PET検査を施行した127例を対象とした.最終診断は肝内胆管癌17例胆...

第94回日本消化器病学会総会胆膵画像診断の進歩

S10-05追加 胆膵疾患におけるFDG-PETの有用性
斎宏(広島大学大学院分子病態制御内科学)
【目的】FDG-PETは新しい核医学的画像診断法であり悪性腫瘍に対して非侵襲的でかつ簡便な検査法として期待される.近年様々な腫瘍でFDG-PETの良悪性鑑別の有用性が報告されてきた今回われわれは胆膵病変に対してFDG-PETを施行しその有用性について検討した」方法】2005年3月から2007年9月まで当科にて経験した膵疾患中でFDG-PET検査を施行した胆膵病変102例(膵病変81例胆道病変21例...

第94回日本消化器病学会総会胆膵画像診断の進歩

S10-06 膵疾患スクリーニングとしてのMRI拡散強調画像(DWI)の有用性の検討
牛尾純(昭和大学附属豊洲病院内科)
【目的】ハイリスク因子の設定が不十分でありスクリーニング法の確立されていない膵癌の早期発見は現在でも困難を極める.当院では腹部MRI撮像の際全例にDWIを付加しており画像診断の一助としている.これまで報告してきた膵疾患におけるDWIの特徴をふまえ膵癌スクリーニング検査としての妥当性について検討した【方法】MRI装置としてGyroscan NT intera(Philips社製)あるいはMagnet...

第94回日本消化器病学会総会胆膵画像診断の進歩

S10-07追加 胆道の知覚に関する脳機能局在の解明-機能性胆道疾患に対する新たなアプローチ-
崔仁煥(順天堂大学消化器内科)
目的:胆道ジスキネジアや乳頭括約筋機能不全など胆道の機能的な症状を自覚する患者は多い.しかし従来の研究では胆道の病理学的検:討や内圧測定のみに終始しBrain Gut Axisの観点からアプローチした報告はない.今回脳機能画像法であるfunctional MRI(以下fMRI)を用いて胆道の知覚に関する脳機能局在について検:毒した.対象および方法:インフォームドコンセントが得られたPTCD挿入中の...

第94回日本消化器病学会総会胆膵画像診断の進歩

S10-08 胆膵疾患における第2世代超音波造影剤Sonazoidと造影新手法を用いた造影超音波の新展開
祖父尼淳(東京医科大学消化器内科)
【目的】次世代低音圧性超音波造影剤Sonazoidは従来の高音圧性超音波造影剤Levovistに比べ超音波による粒子の崩壊が少なくtリアルタイム性と高分解能な造影像が得られる.今回Sonazoidを用いたdyanamic imaging(DI)および微細血流映像法micro flow imaging(MFI)を胆膵疾患の診断に応用しLevovistを用いたCE-USとの比較検討を行った.【方法】対...

第94回日本消化器病学会総会胆膵画像診断の進歩

S10-09追加 三次元造影超音波による胆膵疾患診断に対する有用性の検討
天野歩(横浜市立大学附属市民総合医療センター消化器病センター)
【目的】自動スキャン可能なリアルタイム3Dと新規超音波造影剤Sonazoidと組み合わせて三次元造影超音波検査が可能となった.われわれは三次元造影超音波による胆膵病変の診断の有用性について検:討した.【方法】US装置はGE社LOGIQ 7リアルタイム3D probe造影ソフトはCHA modeを使用.撮像方法は推奨された用量よりも少量のSonazoidをbolus injectionし注入後日60...

第94回日本消化器病学会総会胆膵画像診断の進歩

S10-10追加 膵癌におけるReal-time Virtual Sonography(RVS)の有用性について
和唐正樹(香川県立中央病院消化器内科)
【背景】膵癌診療ガイドライン(2006)の診断アルゴリズムにおいてCT又はMRIにて確定診断つかない場合EUS又はERCPPETにて診断行うとなっているがEUSには高い技術が必要でありPETは高価な機器が必要と検査可能な施設を選ぶ検査である.一方RVSはCT画像と同期し超音波画面上に超音波断面と同じ断面のCT画像を並列して表示することが可能な技術である.CT画像と同期しながらUSを行うため病変の描...

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S10-11 造影ハーモニックEUSによる胆膵疾患の診断
北野雅之(近畿大学内科・消化器内科学)
【目的】第二世代超音波造影剤対応の造影モードを搭載した広帯域EUS装置を用いて胆膵疾患診断における造影ハーモニックEUS検査(CE且一EUS)の有用性を検討した.【方法】Study A:消化器疾患スクリーニング目的でドイツBethesda病院を受診した104例を対象としSonoVueを用いたCEH-EUSを施行したプロトタイプコンベックス型EUSスコープを用いてそれぞれの病変の血管構築を観察し造影...

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S10-12 膵臓疾患診断におけるSonazoid(R)による造影超音波内視鏡の有用性
廣岡芳樹(名古屋大学光学医療診療部)
【目的】膵臓疾患診断における造影EUS(CE-EUS)の有用性検討.【方法】対象は膵疾患133例(膵管癌23例Intraductal papillary mucinous neoplasm(IPMN)75例;由来浸潤癌9例含内分泌腫瘍6例慢性膵炎18例その他11例)である.病変をB-modeで観察後ha㎜onic ima帥g法とし5沁nazoid⑧静注後経時的に観察した(Sonazoid②適応外使...

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S10-13追加 Sonazoid(R)を用いた膵疾患に対する造影EUSの試み
高木忠之(愛知県がんセンター中央病院消化器内科)
[背景]2007年1月に認可された次世代造影剤(Sonazoid⑪)はリン脂質のshenの内部にペルフルブタンの気泡を内包したものである.Levovist⑪に比較し低音圧でreal-timeに血流イメージを得ることができ造影効果の持続性があることが特徴である.既に肝疾患領域では有用性が報告され腹部超音波(US)で用いられている胆膵領域ではUSより空間分解能の高い超音波内視鏡(EUS)の方が有用であ...

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S10-14 MDCTとEUSによる小膵癌(TS1)診断
一箭珠貴(手稲渓仁会病院消化器病センター)
【目的】Multidetector-rowCT(以下MDCT)とEUSの組み合わせで小膵癌(TS1)診断が可能か否かを検討する.【対象と方法】2007年7月までに当センターで経験した通常型膵癌452例(切除94非切除358)のうち病理学的にTS1であった23例(T15T316T42)を対象としMDCT導入以前(2003年10月まで)の6例(helical CT群)と導入後の17例(MDCT群)に分...

第94回日本消化器病学会総会胆膵画像診断の進歩

S10-15 0-IIb胆嚢癌の精密診断-経胆嚢管的胆嚢内視鏡併用の意義-
宮田英樹(会津中央病院消化器病センター)
【はじめに】超音波検査・胆嚢二重造影・洗浄胆汁細胞診を組み合わせれば隆起成分のない平坦な粘膜内癌も診断できる.しかし類似した粘膜表面構造を示していても癌は既に漿膜下層へ深部浸潤する例もある.【目的】様々な粘膜診断法を用いて詳細に描出した粘膜表面構造から癌の浸潤様式や悪性度の推定を行うことを目的にした.【対象と方法】粘膜表面の描出には1.胆嚢二重造影2.3DCTを利用した仮想内視鏡3.親子式の細径内...

第94回日本消化器病学会総会胆膵画像診断の進歩

S10-16追加 経口胆道鏡検査による胆管粘膜表層拡大進展の診断能
河上洋(北海道大学消化器内科学)
【目的】限局型胆管癌に対する電子経口胆道鏡検査(POCS)による胆管粘膜表層拡大進展(表拡)の診断能の現状を明らかにすること【対象と方法】2004年4月から2007年4月目でに表拡の可能性がある限局型胆管癌に対してPOCSを施行した根治的切除32例(男女比3:1)年齢52-80歳(中央値72歳)を対象とした検討項目は1.主腫瘍の肉眼形態2.POCSによる観察範囲3. POCS単独の表拡正親率国士所...

第94回日本消化器病学会総会胆膵画像診断の進歩

S10-17追加 細径内視鏡による胆道疾患へのアプローチ
森昭裕(犬山中央病院消化器内科)
【目的】細径内視鏡は経鼻挿入による上部消化管内視鏡検査を可能にしただけでなく細くて柔らかい特徴を生かした新しい内視鏡手技への応用が期待される.われわれはこの特徴を生かし経鼻細径内視鏡によるERCPENBD(n-ERCP)qGastroentero12006:41:1237-8)や経胃痩的挿入によるERCPERBD(PEG-ERCP)(Endoscopy 2007 ; 39:E1)さらには細径内視鏡...

第94回日本消化器病学会総会胆膵画像診断の進歩