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検索結果は18件です。
- 小腸疾患における血中ヒト腸型脂肪酸結合蛋白(I-FABP)の有用性について
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坂本 薫(新潟大大学院・消化器・一般外科学)
【背景】小腸疾患の診断は、内視鏡やCT等の画像診断技術が向上しているとはいえ容易ではない。血液・生化学検査はその簡便性と客観性で有効な検査方法であるが、既存のバイオマーカーで小腸疾患を鑑別することは困難である。ヒト腸型脂肪酸結合蛋白(I-FABP)は小腸粘膜上皮細胞に特異的に存在し、小腸疾患に特異的な血中マーカーとして期待されている。今回、我々は、急性腹症患者における血中I-FABP値を測定し、小...
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小腸疾患に対する診断治療の現況と今後の展望
- プロトンポンプ阻害剤の健常人小腸粘膜に対する影響を調べるpilot試験
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藤森 俊二(日本医大・消化器内科)
【目的】近年施行された, 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を健常人ボランティアに投与して小腸病変を検討した試験の多くには, NSAIDsとともにプロトンポンプ阻害薬(PPI)が投与されている. 近年, PPIによる胃内低酸環境が腸内細菌叢の変化をもたらし, NSAIDsの小腸粘膜傷害を増強させることがマウスを用いた実験で示された. 健常人ボランティアにPPIの単独投与を行い, 小腸粘膜に対す...
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小腸疾患に対する診断治療の現況と今後の展望
- 小腸NSAIDs潰瘍の診断における緊急小腸内視鏡検査の役割と有用性
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李 兆亮(宝塚市立病院・消化器内科)
【目的】地方公立病院である当院は2010年に消化器内視鏡センターを開設し、地域医療機関からのホットラインを導入することで24時間体制での消化管出血の診療を可能とした。その中で緊急内視鏡を行うもOGIBと診断される症例も多い。今回我々はOGIB、特に小腸NSAIDs潰瘍における緊急小腸内視鏡検査の役割やその有用性について検討した。【方法】2010年4月1日から2012年2月29日までにOGIBと考え...
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小腸疾患に対する診断治療の現況と今後の展望
- 低用量アスピリン関連小腸粘膜傷害の診断・評価におけるPPI併用の影響
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遠藤 宏樹(横浜市立大附属病院・内視鏡センター)
【目的】低用量アスピリン(LDA)による小腸傷害の治療・予防法についてはまだ十分研究されておらず、特に酸分泌抑制薬であるPPIの小腸傷害に対する効果は改善・増悪の両報告があり、議論の余地がある。今回カプセル内視鏡(CE)を施行したLDA常用患者においてPPI併用の有無により小腸粘膜傷害に違いがあるかを検討した。【方法】CEを施行した症例中、LDAを常用していた74症例をPPI併用症例(PPI群:n...
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小腸疾患に対する診断治療の現況と今後の展望
- NSAIDs常用者における小腸粘膜傷害に対するマレイン酸イルソグラジンの治療効果についての無作為比較試験
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磯村 好洋(東京大・消化器内科)
【目的】NSAIDsによる消化管粘膜障害は胃・十二指腸だけでなく、小腸でも比較的高率に惹起されることが報告され、その予防・治療法の確立が求められている。今回、カプセル内視鏡を用いてNSAIDs常用者における小腸粘膜傷害を調べるとともに、マレイン酸イルソグラジンによる小腸粘膜傷害治療効果を評価するための無作為比較試験を実施した。【方法】NSAIDs(COX2選択的阻害剤を除く)を継続して4週間以上内...
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小腸疾患に対する診断治療の現況と今後の展望
- カプセル内視鏡による低用量アスピリン内服患者の小腸病変サーベイランス
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中野 雅(北里大北里研究所病院・消化器内科)
[背景、目的]低容量アスピリン(LDA :Low Dose Aspirin)は、世界中で広く使用され、心血管系イベントの抑制効果が証明されている薬剤である。その有効性とは反対に上部消化管粘膜障害を惹起する薬剤として知られており、その頻度や予防についての大規模臨床試験などが報告されている。LDAの小腸粘膜障害については不明であったが、近年、小腸用カプセル内視鏡(VCE:Video Capsule E...
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小腸疾患に対する診断治療の現況と今後の展望
- 小腸の炎症性病変に対する色素併用カプセル内視鏡の有用性:術直後クローン病患者を対象とした前向き無作為交差試験
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樋田 信幸(兵庫医大・内科(下部消化管科))
【目的】カプセル内視鏡(CE)は、小腸の炎症性病変を簡便かつ低侵襲に検出できるデバイスである。しかし、腸液が乏しい部位では小腸の絨毛構造がはっきり写らないこと、白色調の小腸粘膜と黄色の腸液とのコントラストが低いことなどから、軽微な炎症の視認が困難な場合がある。我々は、CEに色素を用いることにより小腸の炎症性病変の視認性が向上する可能性について、術直後のクローン病(CD)患者を対象とした前向き無作為...
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小腸疾患に対する診断治療の現況と今後の展望
- 慢性肝疾患および腎不全の合併例における小腸病変:Vascular Ectasiaの実態とその診断におけるカプセル内視鏡の意義
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渡邊 一弘(埼玉医大病院・消化器内科・肝臓内科)
【目的】カプセル内視鏡(VCE)が普及し,小腸疾患の診療は大きく進歩した。 当院はウイルス性慢性肝疾患および慢性腎不全の患者が多く,VCEはこれら症例における消化管出血の精査で実施される場合が多い。 そこで,これら症例におけるVCE所見と臨床像との関連を解析することで,小腸病変の実態とその診断における同検査法の意義を検討した。 【方法】2005年1月から2012年2月までにVCEを実施した151症...
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小腸疾患に対する診断治療の現況と今後の展望
- 術中Real-timeカプセル内視鏡を用いた小腸病変に対する低侵襲手術法の開発
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山下 和城(川崎医大・消化器外科)
【背景】小腸の出血・腫瘍性病変、特に小さい病変に対して手術を行うとき、病変は見つかるのか、小腸のどこにあるのか、1つだけなのかといった不安がある。こういった症例に対して従来は術中に小腸あるいは盲腸に小孔を開け、そこから大腸内視鏡を挿入して腸管内を観察していた。しかし、その方法では皮膚切開創が大きく、腸に小孔を開けることによる汚染、術後狭窄などのリスクもある。一方、カプセル内視鏡(CE)は小腸病変に...
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小腸疾患に対する診断治療の現況と今後の展望
- ダブルバルーン内視鏡深部挿入困難に関わる因子の検討
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中村 正直(The Wolfson Unit for Endoscopy, St Mark's Hospital and Academic Institute, Imperial College, London, United Kingdom, 名古屋大大学院・消化器内科学)
【目的】ダブルバルーン内視鏡(DBE)による小腸深部挿入が必要な際、何らかの理由によって目標へ到達できない症例を経験する。挿入困難例を事前に予測できることは、小腸疾患の診療アルゴリズムに寄与すると考える。本研究の目的はDBE深部挿入困難に関わる因子をレトロスペクティブに検討することである。【方法】対象は英国セントマークス病院で2005年2月から2011年10月までに施行されたDBE初回569例のう...
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小腸疾患に対する診断治療の現況と今後の展望
- バーチャル小腸内視鏡
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吉川 俊之(静岡県立総合病院・消化器内科)
【目的】バルーン内視鏡とカプセル内視鏡の登場により、小腸の内腔観察が可能となったが、患者側と検査を行う側の要因などにより、全小腸の内腔観察を行える症例は限られる。我々は、少ない侵襲と労力で全小腸の内腔観察を行うことを目標に、バーチャル小腸内視鏡(VE)の開発に取り組んでいる。我々の施設におけるプロトコール、全小腸描出成功率、描出可能であった種々の病変、今後の展望について発表する。【方法】2006年...
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小腸疾患に対する診断治療の現況と今後の展望
- CT enteroclysis/enterographyによる新たな小腸疾患診断の展望
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橋本 真一(山口大大学院・消化器病態内科学)
【背景】カプセル内視鏡(CE)やバルーン内視鏡(BE)の普及により,多くの症例で小腸疾患の診断・治療が可能となったが,腸管狭窄や高度の癒着を合併する症例ではCE滞留の危険性が高く,BEでも深部挿入が難しいことが多い.CT enteroclysis/enterography(CTE)は,小腸を陰性造影剤で拡張してDynamic CTを撮影する検査方法であり,欧米ではその有用性が多く報告されている.当...
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小腸疾患に対する診断治療の現況と今後の展望
- クローン病小腸大腸病変の評価および再燃予測におけるMRエンテロコロノグラフィー(MREC)の有用性
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藤井 俊光(東京医歯大・消化器内科)
【目的】クローン病(CD)の病変評価には小腸造影や小腸内視鏡などを施行しているが、被爆や苦痛、また狭窄や癒着による検査の制限などの問題がある。近年CDの腸管病変に対してCTやMRI等の非侵襲的な画像診断が注目されている。粘膜だけではなく腸管壁や壁外の情報も得られ、より的確に状態を把握できる可能性がある。われわれはこれまでCDに対する小腸大腸の同時評価法としてMRエンテロコロノグラフィー(MREC)...
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小腸疾患に対する診断治療の現況と今後の展望
- Crohn病小腸病変に対する小腸造影法の有用性
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辰巳 健志(横浜市立市民病院・外科)
目的:Crohn病(以下CD)は小腸に病変を有する症例が多く,その的確な診断は適正な治療法の選択に不可欠である.近年,小腸病変の評価にはカプセル内視鏡や小腸内視鏡なども行われているが,狭窄や瘻孔を有するCDで十分な情報を得られないことがある.今回,小腸造影法による各病変の描出能を詳細に分析し,その有用性を検討した.対象・方法:2011年4月から2012年3月までの自験CD症例に行った小腸造影総件数...
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- 小腸潰瘍性病変についての検討
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佐藤 祐邦(福岡大筑紫病院・消化器内科)
【背景と目的】近年、バルーン内視鏡(Balloon assisted endoscopy:BAE)、カプセル内視鏡などの登場により、検索不十分であった小腸疾患が明らかにされつつある。しかし、その診断能や診断体系は確立されておらず、診断に苦慮する症例は少なくない。今回、我々は主にBAEによる小腸潰瘍性病変の質的診断を検討した。【対象と方法】福岡大学筑紫病院にて2003年8月から2011年2月まで、小...
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小腸疾患に対する診断治療の現況と今後の展望
- 原発性小腸癌の診断治療におけるダブルバルーン内視鏡の有用性―阪大小腸Study Groupにおける多施設(OGF)共同研究―
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平尾 元宏(大阪労災病院・消化器内科)
【目的】原発性小腸癌は比較的稀な疾患であり、従来はその解剖学的特徴より診断に苦慮することが多かった。近年、カプセル内視鏡およびシングル/ダブルバルーン内視鏡(DBE)など小腸内視鏡の登場により、術前に診断可能な小腸腫瘍性病変が増加し、その実態も明らかになりつつある。我々は、原発性小腸癌の診断治療におけるDBEの有用性、さらには他のモダリティとの位置付けについても検討した。【方法】対象は、大阪大学と...
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小腸疾患に対する診断治療の現況と今後の展望
- 消化管原発濾胞性リンパ腫の小腸病変診断アルゴリズムの確立と治療適応
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田利 晶(広島赤十字・原爆病院・食道・胃腸内科)
【目的】消化管原発濾胞性リンパ腫(FL-GI)の消化管病変は十二指腸下行部に最もよくみられるが、小腸にも高頻度に分布している。従ってFL-GIの治療方針の決定には臨床病期(CS)・病理学的悪性度(WHO grade)と共に全ての消化管の精査が必須となる。FL-GIの小腸病変診断のアルゴリズムと治療適応について検討した。【対象と方法】2004年11月から2011年7月の間に受診したFL-GI患者36...
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- 小腸濾胞性リンパ腫の治療と予後
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中村 昌太郎(九州大大学院・病態機能内科学)
【背景】近年,内視鏡技術の進歩により小腸濾胞性リンパ腫(follicular lymphoma, FL)の報告例が増加しているが,その治療方針は確立されていない。【方法】当科で診断した消化管FLのうち、ダブルバルーン内視鏡で小腸病変を確認した33例から腸管切除例を除外した29例 (男13例、女16例;平均年齢58.2歳)を対象とした。全例でt(14;18)/IgH-BCL2転座をfl...
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