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検索結果は58件です。
- 3剤併用療法中にレジオネラ肺炎を併発した高齢C型慢性肝炎の一例
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柴田 寛幸(JA愛知厚生連 海南病院 消化器内科)
今回我々は、テラプレビルを1500mg/dayに減量した3剤併用療法を行い、経過中にレジオネラ肺炎を併発して2週間の治療中断を余儀なくされたが、SVRが得られた高齢男性のC型慢性肝炎症例を経験したので報告する。症例は70歳男性。H23年11月腰椎椎間板ヘルニアの手術時に初めてHCV感染を指摘され、H23年12月当科紹介となった。HCVセロタイプ1型、HCV-RNAは7.2 log IU/mlと高ウ...
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- 内視鏡検査により縦走裂創を発症したCollagenous colitisの1例
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白鳥 安利(静岡市立静岡病院 消化器内科)
【症例】70歳代男性。【主訴】慢性下痢。【既往歴】30年前より高血圧、2年前脳梗塞で右上下肢不全片麻痺。【現病歴】高血圧、脳血管障害のため近医通院中。降圧剤、抗血小板剤とともに23年10月よりランソプラゾール15mg服用中。今回24年2月初旬より1日3行程度の泥状便が持続し、加療により回復しなかった。そのため24年3月初旬に当科を紹介受診した。便培養では有意菌検出なし。そこで精査目的のため大腸内視...
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- sorafenib減量により増悪し、再増量にて抗腫瘍効果の再増強を認めた肝細胞癌の1例
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芳川 昌功(豊橋市民病院)
【はじめに】今回,多発肝細胞癌に対してsorafenibを導入し,減量にて抗腫瘍効果が減弱したが,再増量にて抗腫瘍効果が再増強した1例を経験したので報告する.【症例・経過】65歳,男性.63歳時の検診超音波検査でS6の50mm大の肝腫瘍を指摘され,当院へ紹介受診.各種画像診断で肝細胞癌(HCC)の診断に至り,経カテーテル的肝動脈化学塞栓療法(TACE)を行ったのちにS6の肝部分切除を追加した(手術...
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- 当院における悪性大腸狭窄に対するステント留置の検討
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片岡 邦夫(豊橋市民病院 消化器内科)
【目的】海外では1991年以降悪性大腸狭窄に対する治療法として大腸ステントが積極的に使用されている。本邦においても2012年1月に悪性大腸狭窄に対する内視鏡的大腸ステント留置術が保険収載されたため、術前の腸管減圧や緩和治療を目的とした症例が増加していくことが予想される。今回当院での経験を通して大腸ステントの有用性と問題点を検討したので報告する。【対象と方法】2009年4月から2013年3月までに、...
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- 保存的治療にて治癒した虚血性胃炎の1例
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廣瀬 崇(豊橋市民病院 消化器内科)
【症例】66歳 男性【主訴】上部消化管出血【既往歴】慢性腎不全, 脳出血, 糖尿病, 狭心症, 過活動性膀胱【生活歴】喫煙:20本/日 20年 飲酒:1合/日【現病歴】平成25年2月透析後から心窩部の違和感,吐血を認めた. 近医にて上部消化管内視鏡検査(GIS)を施行し,上部消化管出血の診断にて紹介となった.【来院時現症】BP106/65mmHg HR66bpm BT36.7℃ SpO2:94%(...
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- Virchow転移を認めた大腸原発内分泌細胞癌の1例
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嘉山 貴文(磐田市立総合病院 消化器外科)
【はじめに】消化管の内分泌細胞癌は、早期より転移をきたす予後不良な腫瘍である。また大腸を原発とする内分泌細胞癌は大腸癌の約0.2%とまれな疾患である。今回われわれはVirchow転移を認めた大腸原発内分泌細胞癌の1例を経験したので文献的考察を加えて報告する。【症例】65歳男性。繰り返す黒色便を主訴に近医を受診した。血液検査で貧血ならびに腫瘍マーカーの上昇を認め、当院に紹介受診となった。下部消化管内...
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- C型慢性肝炎に対しインターフェロン治療によりSVRが得られた後,13年後に発症した肝細胞癌の1例
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高鳥 真吾(磐田市立総合病院 消化器内科)
【症例】68歳、男性【主訴】なし【現病歴】55歳時の健診にて肝機能異常を指摘され当科にて当科受診。C型慢性肝炎と診断しインターフェロン(IFN)治療にてウイルス学的著効(SVR)となった。その後近医にて定期的な腹部エコー検査を施行されてた。68歳時のエコー検査にて肝右葉に腫瘍性病変が疑われ当科紹介受診。造影CT検査にて肝右葉S8に37mm大の動脈相で濃染し門脈相で低濃度域となるSOLを認めた。EO...
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- 当院における10年以上の長期生存が得られた肝細胞癌の検討
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瀧浪 将貴(聖隷浜松病院 消化器内科)
【目的】肝細胞癌治療は近年多様化しているが依然として長期生存例は少ない.今回我々は治療にて長期生存が得られた症例の特徴について解析した.【対象と方法】2006年から2010年の間に当院で診療した肝細胞癌327例(男/女 239/88)のうち診断から10年以上生存した15例(男/女 12/3)を抽出して治療経過について比較・検討した.【結果】初発時年齢は59.8歳(49.1-70.9).現在生存7例...
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- 約3年半の画像経過を遡ることができた肝内胆管癌の一切除例
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木下 雄貴(豊橋市民病院 消化器内科)
【はじめに】約3年半の画像経過を遡ることができた肝内胆管癌の一切除例を経験したので報告する。【症例】70歳代男性。【既往歴】顔面有棘細胞癌(→2009年5月顔面有棘細胞癌切除術)。【現病歴】当院皮膚科定期通院中の2012年11月CTでS5に約4.0×3.5cm大の低吸収域を認めた。腹部超音波検査では比較的境界明瞭で内部不均一な低エコー像な腫瘤像で、sonazoid造影の動脈優位相で腫瘍辺縁と内部が...
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- 胃石症を繰り返した一例
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榎田 浩平(静岡県立総合病院)
【症例】83歳男性【主訴】嘔気・腹痛【既往歴】高血圧、前立腺癌手術、左鼠径ヘルニア手術【現病歴】嘔気が3週間ほど続き、3日前から腹痛が出現したため当院を受診。身体所見上腹部膨満強く上腹部に圧痛認めた。CTでは胃の著明な拡張、十二指腸水平脚部の糞便様構造を認めこれによる通過障害を疑ったため同日上部消化管検査施行したが十二指腸に異常認めなかった。翌日小腸内視鏡を施行すると空調に2mm大の胃石を認め通過...
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- 血腫を形成した大腸angiodysplasiaの一例
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榎田 浩平(静岡県立総合病院)
【症例】70歳男性【主訴】下血【既往歴】脳梗塞で左不全麻痺ありバイアスピリン内服中、糖尿病【現病歴】数日前より下血が続いているとのことで近医受診、大腸内視鏡検査を施行されたところ上行結腸に活動性の出血が認められた。クリップによる止血術を受けるも止血しえず、当院を紹介受診した。当院でも大腸内視鏡を施行すると上行結腸に粘膜下血腫と思われる暗赤色の丘状隆起が多発していた。その一部から出血が続いていたため...
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- 腸間膜リンパ節腫大の2例
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川田 三四郎(磐田市立総合病院 外科)
腸間膜リンパ節腫大を認めた際に、悪性リンパ腫や他の炎症性疾患との鑑別が困難であり病理学的評価により初めて診断が得られる場合も少なくない。今回我々は2例の腸間膜リンパ節腫大症例を経験したので文献的考察を加え報告する。 【症例1】 63歳男性。検診での腹部USにて左上腹部に4cm大の腫瘤を指摘され、精査加療目的に当院紹介受診。腹部造影CTでは臍左側に動脈相で均一に造影される辺縁明瞭な腫瘤を認め、...
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- クローン病に合併した大腸癌の3例
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飛田 恵美子(豊橋市民病院 消化器内科)
【背景】従来、クローン病に合併する大腸癌は潰瘍性大腸炎と比較して少ないと考えられてきた。しかし本邦での有病率の上昇に伴い、その報告数が増えている。今回、我々は3例のクローン病に合併した大腸癌を報告する。【症例1】43歳女性(癌発見までのクローン病罹病期間15年)。平成5年(26歳時)に小腸・大腸型クローン病と診断。平成15年に肛門周囲膿瘍のため入院。平成20年8月、Ra-Rbに狭窄を認め、翌月9月...
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- IVRにより良好な止血が得られた出血性十二指腸潰瘍の一例
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倉田 知幸(静岡済生会総合病院 消化器内科)
【症例】80歳台女性【主訴】吐血【既往歴】2005年;ペースメーカー挿入【現病歴】2013年1月に吐血を主訴に当院救命救急センターへ救急搬送された。【経過】来院時血圧は60/47 mmHgとショック状態にあったが、急速補液と輸血によりショック状態から離脱し血圧は安定した。緊急上部消化管内視鏡検査を行うと十二指腸球部前壁に血塊が多量に付着した潰瘍を認めたが、潰瘍が大きいうえに多量の凝血塊のため十分な...
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- びまん性胃粘膜下異所腺を伴う早期胃癌の1例
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春田 明範(半田市立半田病院 消化器内科)
【症例】60歳代 男性 【既往歴】特記事項なし 【家族歴】特記事項なし 【現病歴】2012年○月、直腸癌を疑い当院紹介となった。スクリーニングの上部消化管内視鏡検査にて胃体中部大彎後壁側にやや褪色調でひだの腫大を来たし中心に陥凹を有する病変を認め、病理組織検査は中分化腺癌であった。 粘膜下層浸潤(sm)癌の可能性を疑い超音波内視鏡検査を施行したが腫瘍は第2層にとどまり深部浸...
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- 下部消化管内視鏡検査で診断し得たアニサキス症の2例
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水野 和幸(半田市立半田病院 消化器内科)
【はじめに】アニサキス症はその幼虫の寄生部位から胃アニサキス症と小腸・大腸アニサキス症に分けられる. 今回我々は下部消化管内視鏡検査で虫体を確認し小腸・大腸アニサキス症と診断し得た2例を経験したため報告する. 【症例1】66歳男性. 生の鯖を食べた4日後より腹痛、水様便が出現し症状の改善に乏しいため当院受診した. 腹部CTで上行結腸の壁肥厚、周囲の脂肪織濃度の上昇と腹水を認めた. 入院後も腹痛の改...
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- 閉塞性黄疸を伴う石灰乳胆汁に対し、ERBDが奏功した一例
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大徳 晋久(市立島田市民病院 消化器内科)
【症例】患者は57歳男性。2012年7月14日、心窩部痛を主訴に当科を受診した。腹部エコーで胆石性胆嚢炎、総胆管拡張を認め、血液検査ではT-Bil4.78mg/dl、ALP795IU/L、AST342IU/L、ALT387IU/L、γGTP1131IU/Lと閉塞性黄疸の所見を呈しており、精査加療目的にて当科入院となった。各種画像検査では、石灰乳胆汁による閉塞性黄疸と考えられた。ESTを考慮したが、...
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- 当科における肛門扁平上皮癌に対する化学放射線療法の経験
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久野 真史(岐阜大学 医学部 附属病院)
海外における肛門扁平上皮癌に対する第3相試験は4試験が報告されており、我々はそのうちRTOG-8704の方法に準じて治療を行っている。2008年4月から現在までに6例の肛門扁平上皮癌に対し化学放射線療法を行ったので、その成績を報告する。症例1はA,N2,Stage3bであった。化学療法は5-FU (1000mg/m2) day1-4, day29-32, MMC (10mg/m2) day1, 2...
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