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検索結果は61件です。
- 多血性で肝動脈塞栓術を施行した肝過形成結節の1症例
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池崎 裕昭(福岡東医療センター, 九州大学大学院医学研究医院 病態機能内科学)
【はじめに】肝における過形成結節は肝細胞性の良性病変の一つであるが、腺腫様過形成などとは異なりその組織は細胞異型、構造異型を認めず細胞密度の軽度上昇を認めるのみである。また、肝過形成結節は発症頻度は低くまれな病変とされる。今回、我々は、経口避妊薬内服後に発症した肝過形成結節の一症例を経験したため、文献的考察を加え報告する。【症例】48歳,女性。【主訴】肝腫瘍の精査・加療目的。【既往歴】20歳代、経...
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- 抗平滑筋抗体陽性、抗核抗体陰性を呈した症候性原発性胆汁性肝硬変(PBC)の1例
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岩永 聰 (独立行政法人 国立病院機構 長崎医療センター 消化器内科)
【症例】43歳 女性【主訴】黄疸【現病歴】平成19年4月、皮膚掻痒感、黄疸で発症。5月2日に近医を受診し、T-Bil 3.9 mg/dl、D-Bil 3.0 mg/dl、AST 162 IU/l、ALT 199 IU/l、ALP 3,899 IU/l、γ-GTP 1,426 IU/lを指摘され、急性肝炎を疑われ当科紹介となった。飲酒歴なし。【入院時血液検査】T-Bil 6.5mg/dl、D-Bil...
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- 長期生存した肝細胞癌合併Budd-Chiari症候群の1例
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林 由希子(ハートライフ病院 内科 研修医)
肝細胞癌の原因として肝炎ウイルスによるものが約90%を占める。Budd-Chiari症候群は近年わが国では比較的少なく、さらに本症候群に肝細胞癌を合併する症例はわが国では比較的まれである。 今回Budd-Chiari症候群に肝細胞癌を合併した長期生存例を経験したので、その臨床経過について報告する。 症例は77歳女性。1991年に近医にて肝硬変を指摘され、精査にてBudd-Chiari症候群の診断...
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- ESD術後に両側気胸を合併した食道癌の1例
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釜野 武志(医療法人かりゆし会 ハートライフ病院 外科)
食道癌のESDの際の合併症としては穿孔、出血、狭窄などの報告がある。今回ESD施行後に両側気胸を合併したまれな1症例を経験したので報告する。 患者は平成16年10月他院施行のGIFで食道病変を発見され、生検で扁平上皮癌の診断を受けた。ESDによる一括切除を目的に当院紹介となる。 病変は門歯より27-31cmに存在し、1/2周、0-IIc病変であった。予測癌深達度m2で、ESDを施行した...
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- 無顆粒球症をきたしたB型急性肝炎の一例
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井上 実緒(国立病院機構長崎医療センター 消化器科)
【症例】22歳女性【主訴】食欲不振、全身倦怠感【現病歴】うつ病にて内服加療中。2007年4月下旬食欲不振・全身倦怠感出現。症状改善せず6月14日近医受診。AST 178 IU/l、ALT 174 IU/l、HBsAg 陽性、HBeAg 陽性、IgM HBcAb 0.3 S/COであった。6月21日当院紹介入院。入院時、全身倦怠感軽度、食思不振あり。【入院時所見】発熱なし、黄疸なし、肝脾腫なし。T-...
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- 長期経過のおえた胃GIST(gastro-intestinal stromal tumor)の一例
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上田 理絵(福岡大学筑紫病院 消化器科)
症例は54歳の女性.昭和62年ごろ他院にて胃体上部に隆起病変を指摘され超音波内視鏡検査まで施行され年一回の経過観察と言われるもその後放置.平成6年8月5日検診にて貧血を指摘され、その際施行された胃透視にて体上部に陰影欠損を指摘され、全身倦怠感を認めるため当科初診となる.胃カメラにて体上部小彎に約35mm大でbridging foldを伴う表面平滑な粘膜下腫瘍を認めた.表面にびらんや潰瘍等認めないこ...
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- 粘膜下腫瘍様形態を呈した大腸寄生虫性肉芽腫の一例
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田中 俊行(福岡大学 医学部 消化器内科)
症例は57歳女性。2007年1月、無症状であったが近医にて定期検査の大腸内視鏡検査を行ったところ、横行結腸に黄白色調の粘膜下腫瘍を指摘された。大腸カルチノイドも否定できず、内視鏡的粘膜切除術を試みられるが切除困難であったため当院に紹介となった。当院での全大腸内視鏡では横行結腸に硬い黄白色調の粘膜下腫瘍を認めた。同部の超音波内視鏡では病変は4層主体の低エコー腫瘤として描出された。内視鏡的切除の可否を...
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- 術前診断に難渋した十二指腸乳頭部カルチノイドの1例
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入佐 剛(済生会熊本病院 消化器病センター)
【症例】63歳、男性。【主訴】自覚症状なし。【既往歴】50歳代より糖尿病(食事療法のみ)。【家族歴】特記事項なし。【現病歴】当初近医にて上部消化管内視鏡検査を施行された際に、胃の隆起病変を指摘された。その後、別の病院に紹介されたが、指摘された病変は不明瞭であったが、十二指腸乳頭部の腫大を指摘され、生検にてadenomaの診断であったため、十二指腸乳頭部腫瘍の治療目的にて当院紹介され入院となった。【...
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- 組織学的に経過を追えた原発性硬化性胆管炎の1例
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崎原 徹裕(ハートライフ病院 内科 研修医)
原発性硬化性胆管炎(PSC)は原因不明の胆道疾患であるが、病変は肝内胆管あるいは肝外胆管のみにとどまり、次第に小葉間胆管、隔壁胆管、区域胆管は線維性瘢痕に置換される。また、診断は胆道造影などの画像所見に基づくことが多い。今回肝生検組織にて経過を追えたPSCの1例を経験したので報告する。 症例は63才女性。糖尿病で当院糖尿病センター通院中であったが、肝機能障害が持続するため精査加療目的で2005/...
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- 2個の有茎性隆起を形成した食道癌肉腫の1例
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西田 卓弘(宮崎大学 腫瘍機能制御外科)
【はじめに】食道癌肉腫は比較的稀であり,肉眼的に細い茎を有するポリープ状の形態を呈することが多い。組織学的には上皮性成分と間葉系成分からなり、しばしば移行像が認められる。【症例】78歳、女性。体重減少(6ヶ月で5kg)と嚥下困難を主訴に受診した。血液生化学検査では異常なく、腫瘍マーカーの上昇も認めなかった。上部消化管内視鏡検査で門歯より25cm~31cmの食道に表面不整な隆起型の腫瘍を認め、内腔は...
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- 横行結腸平滑筋肉腫の1例
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茗荷 良則(独立行政法人国立病院機構 長崎医療センター 外科)
【症例】63才 女性 【現病歴】2007年5月頃より腹部膨満感自覚。7月上旬より排便困難出現し、近医受診。大腸内視鏡検査にて横行結腸に腫瘤性病変を認め、精査目的にて当科紹介入院。【既往歴、家族歴】特に無し。【検査所見】大腸内視鏡にて脾湾曲部に1型隆起性病変あり、スコープ通過不能。生検にて平滑筋肉腫またはGIST疑い。術前CTにて明らかな転移はなく、胆嚢内に胆石を認めた。【手術】横行結腸部分切除+胆...
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- 魚骨刺入による膿瘍形成を伴ったS状結腸癌の一例
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岡本 梨沙(原三信病院)
魚骨刺入による膿瘍形成を伴ったS状結腸癌の一例原三信病院 消化器科1),原三信病院 外科2),原三信病院 病理部3)岡本梨沙,柏原由美,山田隆史,兼城三由紀,中村典資,松坂浩史,名本真章,永瀬章二,千々岩芳春1),橋爪健太郎,江口徹2),河野眞司3)症例は62歳女性。平成19年5月3日頃から左下腹部痛および便通異常,血便を自覚し5月21日に近医を受診。S状結腸内視鏡検査にて肛門輪より20cmの部位...
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- 腹腔内出血を伴った右結腸動脈瘤の1例
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谷口 広明(独立行政法人国立病院機構 長崎医療センター 外科)
【症例】64才 男性【現病歴】2007年5月、旅行中に突如腹痛に出現し、近くの総合病院受診した。腹部造影CTにて腹腔内出血を認めたが、明らかな出血源同定できなかった。高度貧血を認め、出血性ショックをきたしたため、濃厚赤血球投与し経過観察した。後日腹部CTにて右結腸動脈に動脈瘤を認め、同部位の破裂による腹腔内出血と診断した。再破裂予防のためIVRにて同動脈瘤に対し、塞栓術施行。術後血管造影にて動脈瘤...
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- 出血性ショックをきたし、動脈塞栓術で救命し得た十二指腸第四部憩室出血の一例
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岸川 暢介(九州大学 大学院 医学研究院 病態機能内科学)
症例は73歳、男性。末期腎不全で平成2年より維持血液透析中であった。平成19年8月17日に右前腕のシャント閉塞に対し近医で経皮的血管拡張術を施行され、抗血小板薬の内服を開始された。8月18日より全身倦怠感が出現し、8月19日の夜間に大量の新鮮血下血が出現したため近医に緊急入院となった。下部消化管内視鏡検査でS状結腸まで観察されたが出血源は同定できなかった。下血が持続するため頻回に輸血を行うも貧血の...
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- 高齢発症したA型急性肝炎の一例
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和田 桃子(国立病院機構 長崎医療センター 消化器科)
【症例】75歳女性【主訴】全身倦怠感、食思不振、黄疸【現病歴、生活歴】4週間ほどの全身倦怠感、食思不振が続いた後、家族に黄疸を指摘され来院。二枚貝、生肉等の摂食歴なし。【入院時現症】黄疸あり、軽度の貧血を認めた。肝脾を触知せず、腹水、浮腫なし。【入院時検査所見】AST 230 IU/L、ALT 1,215 IU/L、T-Bil 10.1 mg/dl、D-Bil 6.8 mg/dl、ALP 323 ...
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- ATM療法が奏効した潰瘍性大腸炎難治例の2例
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喜瀬 高庸(琉球大学 医学部 附属病院 第一内科)
【緒言】現在、中等症以上の潰瘍性大腸炎の治療はステロイドの投与が中心となっているが、ステロイド依存例や抵抗例など、治療に難渋することも少なくない。今回、我々は、このような難治例に、大草らが報告した抗菌薬多剤併用療法を試みて有効と考えられた2例を経験したので、若干の文献的考察を加えて報告する。【症例1】39歳男性。近医にて平成12年に全結腸型潰瘍性大腸炎と診断され、その後再燃を繰り返しその都度プレド...
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- 最近、当院で経験したアメーバ赤痢の一例
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田尻 景子(熊本中央病院 消化器科)
症例は32歳女性。平成19年5月、下痢、血便を主訴に近医を受診した。整腸剤の内服を行うも改善を認めず、6月精査・加療目的に当科紹介となった。理学所見上、異常は認めなかった。発熱はなく、白血球数10300/μl、CRP 0.1mg/dlであった。S状結腸内視鏡を施行したところ、直腸よりS状結腸にかけて不整形の浅い潰瘍が多発しており、汚い白苔の付着をみとめた。潰瘍の周囲は浮腫状でなだらかに隆起しており...
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- 総胆管に穿破した膵管内乳頭状粘液性腫瘍の1例
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中添 悠介(長崎市立市民病院 外科)
総胆管に穿破し、多量の粘液により閉塞性黄疸を来した膵管内乳頭状粘液性腫瘍(IPMT)の1例を経験したので報告する。 症例は74歳男性。主訴は黄疸。平成12年10月頃より、膵嚢胞性疾患を指摘されていた。平成18年7月、腹痛があり、CT検査にて膵嚢胞の増大を認めたため当院紹介となる。 血液生化学検査では著明な貧血と閉塞性黄疸(T-Bil 14.5mg/dl)を認めた。また発熱を認め、血液培養にて...
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- 十二指腸潰瘍による鉄欠乏を契機に増悪した赤芽球性プロトポルフィリン症の一例
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東 里香(熊本大学大学院 消化器内科学)
症例:39歳、男性。現病歴:幼少期より日光過敏を認め、平成10年に肝障害を指摘、翌年他院でポルフィリン症と診断された。平成15年、肝障害の進行あり当科紹介、赤芽球性プロトポルフィリン症(EPP)の診断のもと、シメチジン、UDCAの投与を開始。その後も肝障害は持続した。平成19年5月11日より心窩部痛、黒色便を認め、14日受診。内視鏡検査にてA2 stageの十二指腸潰瘍を認め、鉄欠乏性貧血を伴った...
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- 黄疸が遷延したアレグラによる胆汁うっ滞型薬物性肝障害の一例
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小野田 昌弘(NTT西日本九州病院)
近年、薬剤性肝障害を散見されるが、その多くは起因薬剤の中止で軽快を得ることが多い。しかし、今回、胆汁うっ滞型肝障害が遷延した例を経験したので報告する。症例は、35歳女性で、特記すべき既往歴、アレルギー歴はない。通院中の耳鼻科にて皮膚の掻痒感に対して抗ヒスタミン剤を投与され、受診3週間前から前日まで服用していた。5日前に、倦怠感と尿の濃染あり、紹介医受診し、2日前には下痢と嘔気が出現し、採血検査で肝...
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