| セッション |
検索結果は61件です。
- 白血球増多を伴った胆管細胞癌の1例
-
猪狩 洋介(福岡大学病院 消化器内科)
50歳代の男性。検診の腹部超音波検査にて肝腫瘍を指摘されたため、精査加療目的にて当院へ入院となった。入院時の身体所見では、特記すべきものはなく、体温も36.2℃と正常であった。血液検査では、末梢血において白血球数10,100/μlと増加を認めた。白血球分画は正常であり、核の左方移動は認めなかった。赤血球数と血小板数は正常値であった。生化学検査では、Alb 3.1 g/dl、T.bil 0.6 mg...
第090回九州支部例会 >
- 十二指腸原発のgangliocytic paragangliomaの1例
-
中安 弘毅(北部地区医師会病院 研修医)
paragangliomaは後腹膜腫瘍全体の約2%という比較的稀な疾患である。今回我々は十二指腸原発のgangliocytic paragangliomaを経験したので報告する。症例は70歳代男性。住民健診の胃透視で異常所見を指摘され平成18年10月当院受診。上部消化管内視鏡検査にて十二指腸乳頭部肛門側に径25mm、弾性硬、可動性良好の粘膜下腫瘍を認めた。低緊張性十二指腸造影検査でも同所見を認め、...
第090回九州支部例会 >
- 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)+アルゴンプラズマ凝固(APC)で治療した全周性早期食道癌の1例
-
古賀 章浩(福岡大学筑紫病院 消化器科)
【患者】69歳、男性。【現病歴】2006年7月、他院にて検診目的で上部消化管内視鏡検査を施行、中部食道に約6cmにわたる広い0-IIc病変を指摘された。本人、家族が食道温存治療を強く希望されたため2006年8月17日、当科紹介受診となった。【既往歴】糖尿病、高血圧、高尿酸血症で内服治療中。【生活歴】焼酎2合 40年間、喫煙20本 40年間。【内視鏡検査所見】門歯より27cmから32cmにかけて広い...
第090回九州支部例会 >
- 腺癌とneuroendocrine carcinomaの混在した胃癌の2例
-
大坪 建(北九州総合病院 内科)
【症例1】65歳男性。平成19年6月19日体重減少を主訴に当院紹介受診。血糖高値であり、糖尿病を含め精査加療目的で入院。同年6月27日、悪性疾患除外のため施行した上部消化管内視鏡検査にて前庭部小弯に30mm大の島状隆起を伴う潰瘍性病変を認めた。生検にてGroupV(中分化~低分化腺癌)であり進行胃癌と診断。同年8月6日幽門側胃切除術を施行した。病理組織学所見で腫瘍細胞は、表面は大部分が腺管を形成す...
第090回九州支部例会 >
- 最近経験した肝細胞癌が発症した自己免疫性肝炎の2例
-
中村 日奈(久留米大学 医学部 消化器内科)
肝細胞癌(HCC)を発症した自己免疫性肝炎の2例を経験したので報告する。【症例1】58歳、女性。2005年自己免疫性肝炎の診断を受け、診断時すでに肝硬変の状態であった。HBs抗原、HBc抗体、HCV抗体はいづれも陰性であったが、肥満(BMI 29.8)、耐糖能異常(HbA1c 6.3%)が認められた。ウルソの内服にて経過観察していたが、トランスアミナーゼ値の上昇が持続するため、イムランの内服を開始...
第090回九州支部例会 >
- 膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)と胆管癌を合併した1例
-
新上 浩司(医療法人 天神会 新古賀病院)
症例は76歳の男性で.現病歴は,糖尿病,脳梗塞後遺症の外来通院中に体重減少を来たし,平成17年7月腹部超音波検査・CTにて膵頭部・膵尾部に多嚢胞性腫瘤を指摘され,主膵管は4mmと拡張しておりIPMNと診断された.しかし自覚症状なく,本人のADLを考慮して経過観察とした.平成18年11月4日,早朝より左肩から腕、背部にわたる疼痛と嘔気が出現し救急外来を受診,入院となった.入院時所見では眼球結膜に黄疸...
第090回九州支部例会 >
- 膵性胸水が診断契機となった仮性膵嚢胞の一例
-
志垣 博信(熊本中央病院)
膵性胸水は急性・慢性膵炎の経過中に膵管が破綻するか,あるいは膵仮性嚢胞が破裂し,膵液が腹腔内に漏れ,食道裂孔,大動脈裂孔を経て縦隔内に達することによって発生した胸水である.我々は膵性胸水を契機に診断,治療へと至った慢性膵炎に伴う仮性膵嚢胞を経験したので報告する.症例は65歳男性.アルコール歴は日本酒1~1.5合/日.7月上旬より食欲低下,咳嗽,夜間仰臥位での呼吸困難を自覚した.7月中旬近医受診し,...
第090回九州支部例会 >
- 塩酸ミノサイクリン投与が有効であった巨大肝嚢胞の1例
-
吉冨 亮太(九州大学大学院医学研究医院 病態機能内科学)
症例は65歳、女性。主訴は腹部膨満感、腹痛、便秘。陳旧性腸結核の診断で1999年から年1回程度当科で経過観察されていた。2007年1月10日頃から右側腹部痛をみとめたため、当科受診し腹部CT検査にて巨大肝嚢胞を疑われたため、精査・加療目的で1月31日入院となった。入院時発熱なく、血液検査では検血正常、AST 22 IU/L, ALT 16 IU/L,ALP 355 IU/L, γ-GTP 64 I...
第090回九州支部例会 >
- キノコによる幽門閉塞の一例
-
足達 永(天神会 新古賀病院 消化器内科)
【はじめに】消化管異物による消化管閉塞は様々な原因によるものが散見される。今回我々はシメジによる消化管閉塞症状を呈した症例を経験したので報告する。【症例】81歳男性、平成16年に十二指腸潰瘍の既往歴があり上部消化管透視で通過障害を指摘されていた。平成19年7月31日に突然茶色から黒色調の嘔吐が出現。食事が全く入らず、水分補給しては嘔吐を繰り返していたため8月2日当院を受診した。理学所見上、皮膚乾燥...
第090回九州支部例会 >
- 胸腔内穿破型の特発性食道破裂に対して経腹的アプローチが有用であった1例
-
増田 好成(宮崎大学 医学部 腫瘍機能制御外科)
【はじめに】特発性食道破裂(Boerhaave症候群)は比較的稀な疾患であり、初診時の正診率が低く、早期に適切な治療を行わないと重篤化し、しばしば致死的となる。保存的治療が選択されることもあるが、穿孔部の閉鎖と十分なドレナージのため手術が行われることが多い。手術方法には経腹的アプローチと開胸アプローチがあり、胸腔内に穿破した場合には開胸アプローチが選択される。今回、左胸腔内穿破型の特発性食道破裂に...
第090回九州支部例会 >
- 胃噴門部から胃体下部小弯側にかけて連続する胃静脈瘤に対してEVLおよびASによる地固め療法が奏効した一例
-
河野 桜(大分大学付属病院)
今回、我々は胃噴門部から胃体下部小弯側にかけて連続する胃静脈瘤に対してEVLおよびASによる地固め療法が奏功した一例を経験したので報告する。症例は74歳の女性で、C型肝硬変症にて昭和59年に食道静脈瘤に対してHassab手術を、また、右腎珊瑚状結石のため右腎摘出術を施行されていた。平成18年9月に吐下血、出血性ショックにて近医入院となり、胃体中部小弯側のDieulafoy潰瘍からの出血と診断されク...
第090回九州支部例会 >
- 拡大内視鏡検査により早期胃癌の近傍に同時性多発微小病変を診断しえた1例
-
今村 健太郎(福岡大学筑紫病院消化器科)
早期胃癌に対するESDの普及に伴い,より厳密な術前検査が必要となった.多数例の治療成績の検討では、5%程度に病理組織学的な水平断端陽性例が存在し,1)ESDの手技的要因,2)浸潤範囲診断誤診,3)主病変近傍の同時性多発病変の見落としがその要因とされている.今回我々は,ESDの術前に拡大内視鏡検査を施行し,主病変近傍に多発微小病変を診断し,遺残あるいは水平断端陽性を回避し得た1例を経験したので報告す...
第090回九州支部例会 >
- 化学療法+放射線療法が有効であった胃病変を有するATLの1例
-
服部 晃好(長崎市立市民病院内科)
症例は46歳、男性。主訴は食欲不振、体重減少、心窩部不快感。平成17年7月頃より、食欲不振、心窩部不快感、2ヶ月で5kgの体重減少が出現。前医の内視鏡検査およびCT検査で胃病変とリンパ節腫大を認めたため、精査治療目的で平成17年9月2日当院入院となった。表在リンパ節は触知せず、可溶性IL-2Rは3557U/mlと上昇していた。CT検査では、縦隔リンパ節と胃小彎側リンパ節腫大を認めた。胃X線検査と内...
第090回九州支部例会 >
- 膵炎を契機に発症し増大傾向を示したMucinous cyst neoplasmの一例
-
久賀 征一郎(久留米大学病院 臨床研修管理センター)
症例は20歳代、女性。小児期より僧帽弁閉鎖不全症にて当院循環器内科経過観察中であった。心窩部痛を主訴に近医を受診。急性膵炎の診断で、即日同院へ入院となり、保存的加療で速やかに改善した。その際のUS及び腹部CTで膵尾部に嚢胞性病変を指摘され、精査目的で当院入院となった。腹部造影CTでは膵尾部に約18mmの多房性嚢胞認めたが、明らかな充実部は認めなかった。EUSで嚢胞内に隔壁が存在し、壁は一部肥厚様に...
第090回九州支部例会 >
- Infliximab投与後に下行結腸に狭窄を合併したクローン病の1例
-
石川 智士(福岡大学筑紫病院 消化器科)
症例は25歳男性。2003年8月腹痛を主訴に近医を受診。小腸大腸型のクローン病と診断され、薬物療法、栄養療法にて経過を診られていた。2005年8月肛門周囲膿瘍に対して同院にてシートンドレナージ術を2箇所行った。しかし、排膿が持続するため、2005年1月23日当科紹介受診となった。2月に当科入院し、3月7日Infliximab(Inx)350mg/body初回の投与を行った。入院時、注腸造影では下行...
第090回九州支部例会 >
- 経皮経肝胆道鏡下マイクロターゼ焼灼術が有用であった肝門部胆管癌の1例
-
大門 裕貴(福岡大学筑紫病院 消化器科)
症例は70歳代の女性、虫垂炎の既往あり。元来健康であったが、2007年5月頃より黄疸と全身倦怠感が出現したため当科を受診。血液検査所見でT.Bil 21.9mg/dl、AST 172 IU/L、ALT 112 IU/L、ALP 1136 IU/L、γ-GTP 272 IU/Lと肝胆道系酵素の著明な上昇あり。USで肝門部に径23mm×17mmの低エコー腫瘤があり、末梢側の肝内胆管は著明に拡張していた...
第090回九州支部例会 >
- 仮性嚢胞内出血と大腸狭窄を合併した急性膵炎の一例
-
市来 玲子(福岡大学筑紫病院 消化器科)
症例は40歳代の男性。大酒家。高血圧、腎結石、腎障害の既往歴あり。2006年10月頃より左季肋部痛が出現、某病院を受診。膵酵素の上昇を指摘されたが、CTやMRIでは膵炎の所見ははっきりせず、疼痛が沈静化したため通院を中止した。12月中旬に疼痛が再度出現し前医を受診したが、鎮静剤で症状が改善したため放置していた。2007年3月末に症状が再燃したため4月2日当科紹介受診。入院後膵酵素の上昇を認め、CT...
第090回九州支部例会 >
- 大腸癌に十二指腸濾胞性リンパ腫を合併した1例
-
山下 達也(霧島市立医師会医療センター)
症例は65歳女性。平成19年4月初旬に下血が出現し当科を紹介されて受診した。下部消化管内視鏡検査でS状結腸に2型腫瘍を認めた。病理検査で大腸癌と診断され手術目的にて入院した。術前検査の上部消化管内視鏡検査で十二指腸下行脚から水平脚にかけてmultiple lymphomatous polyposis様の所見を認め、病理検査で濾胞性リンパ腫と診断された。治療方針に迷い検討したが、濾胞性リンパ腫は低悪...
第090回九州支部例会 >
- 摘脾術が奏功した門脈圧亢進症性胃腸症の一例
-
阿部 由美子(新日鐵八幡記念病院 消化器科)
症例は66歳男性。主訴は腹部膨満感、下腿浮腫、貧血。2004年1月に当院受診しアルコール性肝硬変と診断された。2006年4月高度貧血、腹水のため入院。上下部消化管の精査するも貧血の原因は不明であった。同年10月再び腹部膨満感、体重増加(+7kg)、下腿浮腫を自覚し、10月27日に入院となった。身長166cm、体重78kg、貧血あり、黄疸なし、腹部は腹水にて膨隆著明、下腿浮腫を認めた。血液検査所見で...
第090回九州支部例会 >
- 粘膜下腫瘍様発育をした胃高分化型腺癌の一例
-
井川 敦(福岡大学 医学部 消化器内科 )
症例は62歳女性。2006年6月上腹部痛が出現し、近医にて上部消化管内視鏡検査(以下EGD)を施行されたところ、胃体上部に活動性潰瘍を認めた。その際、前庭部にびらんが多発していたが、前壁側の大型びらんはやや周辺隆起が目立ち、他のびらんとは異なる形態を呈していた。生検は未施行。2007年2月、経過観察のため施行したEGDでは前庭部前壁の大型びらんは、頂部に陥凹を伴った粘膜下腫瘍様隆起を呈していた。生...
第090回九州支部例会 >
|