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検索結果は36件です。

敗血症性ショックを起こしたHypermucoviscosity phenotypeのKlebsiella pneumoniaeによる肝膿瘍の1例
次郎丸 高志(国家公務員共済組合連合会浜の町病院肝臓科)
【症例】 70歳台 女性
【主訴】 意識障害
【現病歴】 全身倦怠感出現し、翌日より意識レベルの低下を認めたため救急車で来院した。
【現症】 JCSII-10、心拍102/分、血圧71/49mmHgとショック状態であった。胸腹部、神経学的所見に異常を認めなかった。
【検査成績】 白血球23500/μl、CRP14.1mg/dlと上昇を認めた。USで肝左葉に低エコー性の径60...

第101回九州支部例会

シクロスポリン静注療法が著効した巨大結腸症を合併した潰瘍性大腸炎の一例
辻 清和(長崎大学病院消化器内科)
潰瘍性大腸炎は再燃と寛解を繰り返し、重症例では大出血・穿孔・中毒性巨大結腸症をきたし、手術適応となりうる炎症性腸疾患である。今回我々は巨大結腸症を呈した潰瘍性大腸炎に対してシクロスポリン静注療法が著効した1例を経験したので若干の文献的考察を加え、報告する。症例は62歳男性。201X年10月下旬より腹痛・下血で発症し、前医で下部内視鏡検査を受け潰瘍性大腸炎と診断され5-ASA製剤・ステロイドにて加療...

第101回九州支部例会

αグルコシダーゼ阻害薬投与後に発症した腸管嚢胞様気腫症の1例
櫻木 俊秀(公立学校共済組合九州中央病院臨床研修医)
症例は61歳、男性.高血圧で内服治療中、54歳時に近医で糖尿病を指摘され、gliclazide(グリミクロン®)とmetformin(メルビン®)を開始した.60歳時に血糖コントロール不良のため当院紹介となり、pioglitazone (アクトス® )を併用したが効果不十分だった.6ヶ月前にvoglibose (ベイスン® )を追加した後、3ヶ月前から徐々に腹部膨満...

第101回九州支部例会

3剤併用療法に伴う重症皮疹にステロイドを使用した後に大腿骨頭壊死をきたしたC型慢性肝炎の1例
小田 桂子(国家公務員共済組合連合会浜の町病院肝胆膵内科)
【症例】 60歳台 女性 飲酒歴なし。 
  1994年C型慢性肝炎と診断され、以後インターフェロン単独療法2回、リバビリン併用療法1回受けたが毎回再燃した。2012年1月ペグインターフェロン、リバビリン、テラプレビル3剤併用療法を開始した。HCV genotypeは1b, RNA量は6.6 logIU/ml、IL28B( rs8099917) TTであった。第1週目より体幹、四肢にgrad...

第101回九州支部例会

コーラにて内視鏡的摘出術が容易になった柿胃石の1例
中西 信博(国立病院機構熊本医療センター消化器内科)
【症例】77歳女性【主訴】上腹部痛【現病歴】入院5、6日前から上腹部痛、背部痛を認め、以後軽快せず増悪傾向であったため当院受診された。【既往歴】甲状腺機能亢進症 急性虫垂炎【生活歴】柿を日常的に摂取する【現症】腹部:平坦・軟・圧痛なし 腹膜刺激症状なし 腸蠕動音:減弱・増強なし【腹部CT】胃内に石灰化所見は認めず。他有意所見なし。【上部消化管内視鏡】胃体部に径4cmの黄褐色の胃石を認める。胃角部小...

第101回九州支部例会

C型急性肝炎を発症した若年女性の1例
井 建一朗(国立病院機構熊本医療センター消化器内科)
【症例】26歳・女性。2012年1月頃より躁鬱病にて近医を外来受診中であった。発疹、掻痒感、倦怠感が現れたため、6月に血液検査を行ったところ、肝機能異常の所見があったため当院消化器内科受診となった。入院時、眼球結膜黄染あり。血液検査所見:AST 935 IU/L、ALT 1361 IU/L、LDH 482 IU/L、HBs抗原(-)、HCV抗体(±),腹部エコー:肝内部低エコー、脾腫あり。躁鬱病...

第101回九州支部例会

肝膿瘍をきたした出血性胃潰瘍の一例
兼田 浩平(佐賀県立病院好生館消化器内科)
症例は69歳男性で、既往歴にC型慢性肝炎、糖尿病性腎症(維持透析中)、閉塞性動脈硬化症などがある。維持透析終了後に吐血したため、当院搬送された。緊急内視鏡にて、胃角大弯に潰瘍を有する過形成性ポリープあり、ソフト凝固にて止血処置を行った。入院5日目より39℃台の発熱と炎症反応の上昇を認めた。CT・腹部エコーにて肝左葉に膿瘍が形成されており、感染巣検索目的に上部消化管内視鏡検査を施行すると、治療した潰...

第101回九州支部例会

IPMNの経過観察中に発見された十二指腸乳頭部カルチノイド腫瘍の一例
馬場 由紀子(公益社団法人鹿児島共済会南風病院)
症例は60歳代女性。2009年3月、前医での単純CTで膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)を指摘され、以後同院外来にて経過観察されていた。2010年4月の上部消化管内視鏡検査では十二指腸乳頭部の開口部周囲にわずかに発赤と粘膜不整を認めたが、生検で異常所見は指摘されなかった。2011年9月のfollow upで同部は前回の所見に加えやや隆起していた。生検でカルチノイド腫瘍と診断され、精査加療目的で当院へ...

第101回九州支部例会

肝部分切除を要した肝放線菌症の1例
得丸 智子(大分県立病院消化器内科)
肝放線菌症は、そのほとんどがグラム陽性嫌気性桿菌Actinomyces israeliiにより惹起される、慢性の化膿性肉芽腫性疾患であり、悪性腫瘍が否定できず肝切除を要することも多い。今回、術前に確定診断しえたにも関わらず、治療に難渋し肝切除を要した肝放線菌症の一例を経験したので報告する。
【症例】64歳、女性。【主訴】右季肋部痛。【既往歴】関節リウマチがありプレドニゾロンとメトトレキサート...

第101回九州支部例会

代償性肝硬変に生じ、食道静脈瘤が新たに出現したde novo B型肝炎の一例
原 麻美(北九州市立医療センター内科)
症例は69歳女性。2011年6月発症のT細胞性悪性リンパ腫に対して2012年1月に自己末梢血造血幹細胞移植を行った。B細胞性ではなくrituximabは使用していない。B型肝炎は既往感染でHCV抗体は陰性であった。2012年6月のCTおよび超音波検査にて側副血行路を有する代償性肝硬変がみられた。上部消化管内視鏡検査にて食道静脈瘤の合併はなかった。2012年11月より肝障害を生じ、de novo B...

第101回九州支部例会

血漿交換が著効した重症型アルコール性肝炎の1例
深田 理沙(国立病院機構熊本医療センター消化器内科)
【はじめに】アルコール性肝炎の中には大量の飲酒に伴い肝不全や多臓器不全を呈し、重篤且つ予後不良な病型も存在し、重症型アルコール性肝炎と呼ばれている。今回重症型アルコール性肝炎に対し、一回の血漿交換が著効した症例を経験したため当院で経験した過去の症例も検討しながら文献的考察を加えて報告する。【症例】46歳、女性。鬱病の既往があり大酒家であった。平成24年9月から足の痺れ・腹部膨満感があり、前医受診し...

第101回九州支部例会

腹腔鏡補助下膵中央切除を施行した非機能性膵NETの1例
天池 孝夫(産業医科大学第1外科)
症例は81歳、男性。胃癌の手術目的に当科紹介され、術前検査で偶然膵腫瘍を認めた。既往歴は特記事項なく、喫煙歴なく、飲酒歴は機会飲酒であった。腹部外傷歴も認めなかった。血液検査では腫瘍マーカー(CEA・CA19-9)の上昇は認めず、インスリン値は極軽度の上昇を認め、ガストリン値は正常範囲内であった。体外式超音波では膵体部に8x7mm大の境界明瞭で辺縁整、内部均一な低エコー腫瘤を認めた。造影CTでは膵...

第101回九州支部例会

93歳で発症した自己免疫性肝炎の1例
米元 耕輔(九州厚生年金病院)
【はじめに】90歳代発症の自己免疫性肝炎は稀と考えられ、報告する。【症例】93歳の男性。【主訴】尿濃染。【病歴】肝疾患の既往なし。2010年12月に高血圧性心臓病、慢性心不全、洞不全症候群に対し入院加療を行い、以後近医で外来経過観察されていた。2012年10月16日、肝酵素は正常(AST 20 IU/L, ALT 16 IU/L)であった。11月上旬より尿濃染を自覚、11月27日肝酵素上昇を認め、...

第101回九州支部例会

腹腔鏡下に切除した直腸粘膜下腫瘍の2切除例
中村 智治(長崎医療センター 外科)
はじめに:大腸粘膜下腫瘍は比較的稀な腫瘍であるが、その種類は多彩であり病変によりその治療法は異なる。今回、腹腔鏡下に切除しえた直腸粘膜下腫瘍の2症例を報告する。【症例1】70歳代女性で排便障害を主訴に来院。腹部CTで直腸Ra-Rb背側に40mm大の粘膜下腫瘍を認め、下部消化管内視鏡下に穿刺細胞診を施行した。異形成の強いspindle cellを認めるものの確定診断は得られなかった。腹腔鏡下低位前方...

第101回九州支部例会

イレウス精査中に偶然発見された腸間膜原発粘液性嚢胞腺腫の一例
吉野 幸司(唐津赤十字病院内科)
【症例】80歳代女性【主訴】腹痛【現病歴】2012年4月腹痛を主訴に来院。これまで3度の手術歴があり、術後癒着性イレウスと診断され、保存的加療にて軽快した。しかし、入院時の腹部単純CTでイレウスとは関係のない腫瘤性病変を回腸に認め、退院後外来にて精査を行った。小腸透視では回腸遠位部に約6cm大の圧排性病変を認めた。MRIでも同部位に境界明瞭な腫瘤性病変を認め、内部はT1強調画像で低信号、T2強調画...

第101回九州支部例会

急性胆管炎に対し直視鏡を用いて経胃瘻的にERCP・ESTおよび採石を施行しえた一例
武末 美幸(北九州総合病院消化器内科)
急性胆管炎に対し直視鏡を用いて経胃瘻的にERCP・ESTおよび採石を施行しえた一例北九州総合病院 消化器内科 武末美幸 黒瀬龍彦 木原康之 同総合外科 永田直幹症例は92歳、男性。2010年に脳梗塞で片麻痺、嚥下障害を発症し胃瘻が造設されている。2011年12月8日に嘔吐・呼吸苦・酸素化低下を主訴に当院救急外来受診、血液検査で直接ビリルビン優位のビリルビン上昇、肝・胆道系酵素、炎症反応の上昇を認め...

第101回九州支部例会

発熱、腹痛を主訴とし、診断治療に難渋した原発性腸結核の1例
楢原 哲史(済生会熊本病院外科センター)
症例は84歳、女性。平成24年7月より下腹部痛が出現し、前医を受診。CTで小腸の膿瘍形成を認め当院紹介受診し、精査にて小腸微小穿通が疑われ、抗生剤による保存的加療により軽快退院した。しかしながら、8月には発熱にて救急外来受診した。腹部所見はなかったが、CTで腸間膜内に微量のairを認めた。小腸炎、小腸腫瘍が疑われたが症状軽快したため外来精査のため退院した。9月には再度発熱を認め、緊急入院した。その...

第101回九州支部例会

術前診断が困難であった肝Angiomyolipomaの1例
田丸 満智子(国立病院機構 長崎医療センター 外科)
Angiomyolipomaは肝原発性腫瘍としては稀な疾患で特徴的な所見も少ない。若年女性に発生し診断に苦慮した1例を経験したので報告する。症例は20歳代女性。増大傾向を認める肝S6の腫瘤性病変にて当院紹介となった。肝炎ウイルス感染や経口避妊薬の服用歴はなかった。腹部造影CT検査では、径4cmの多血性腫瘍であったが造影剤のwashoutやpoolingはなく、EOB-MRIで肝細胞相に欠損像を認め...

第101回九州支部例会

FOLFIRI+Bevacizumab併用療法中に高アンモニア血症を認めた切除不能結腸癌の1例
山下 慶子(社会医療法人仁愛会 浦添総合病院 消化器病センター内科)
症例は68歳,女性.主訴は意識障害.現病歴:2012年3月下旬に腹痛にて救急外来受診.上行結腸癌による結腸閉塞と診断.造影CTで左腎癌も指摘され,肺転移も認めた.結腸閉塞に対しては大腸ステントを留置し,2012年5月に右半結腸切除術,左腎摘出術を施行した.術中の所見で腹膜播種を認めた.最終診断は上行結腸癌,SEN1(2/18)H0P1M1(PLU) stageIVとなった.腎癌はT1aN0であった...

第101回九州支部例会

消化管出血を繰り返し治療に難渋したHenoch-Schonlein紫斑病の一例
池田 麻美(九州大学大学院病態機能内科学)
症例は60歳、男性。2012年9月に上腹部痛、嘔気、両下肢痛と紫斑が出現し、近医を受診。検尿で潜血(3+)、蛋白(3+)を認め、紫斑病性腎症が疑われたため、当科紹介入院となった。入院後に施行した腎・皮膚生検でleukocytoclastic vasculitisの所見を認め、Henoch-Schonlein紫斑病と診断した。入院時、腎機能障害に加えて腹痛・貧血を認めたため上部消化管内視鏡検査を施行...

第101回九州支部例会