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検索結果は49件です。

診断に苦慮した非定型の家族性地中海熱の一例
依藤 直紀(大阪医科大学)
60歳代女性〔現病歴〕2007年7月に37度台の発熱、強い腹痛およびCRP高値を認め他院に入院し、上部・下部消化管内視鏡、腹部CTを施行されたが明らかな異常は指摘されなかった。感染性腸炎の診断のもと保存的加療が行われ、短期間で症状は改善した。しかしその後も同様の症状を周期的に認めるため入退院を繰り返し、2008年5月にも同様の症状が出現したため、精査加療目的にて当科紹介入院となった。〔経過〕入院後...

第100回近畿支部例会

アミロイドーシスの経過中に膵石の増悪をきたし重症急性膵炎を発症した1例
山西 浩文(社会保険紀南病院 消化器科 )
症例は87歳、女性。主訴は食欲不振、嘔吐。2010年5月に貧血精査目的で行った下部消化管内視鏡検査で回腸末端の多発性潰瘍を指摘され、同潰瘍からの生検でアミロイド沈着を指摘されている。また、2011年8月に上部消化管内視鏡検査で十二指腸から生検を行ったところ粘膜下層の血管へのアミロイド沈着がみられ、アミロイドーシスと診断されている。2013年4月上旬より食欲不振、嘔吐がみられ近医を受診した。白血球数...

第100回近畿支部例会

進行再発胆道癌に対するgemcitabine+cisplatin療法の検討
堀田 和亜(兵庫県立加古川医療センター 消化器内科)
【背景】進行再発胆道癌に対する治療として、英国のABC-02試験、本邦のBT-22試験の結果よりgemcitabine(GEM)+cisplatin(CDDP)療法(GC療法)が標準化学療法となった。【目的】当科における進行再発胆道癌に対するGC療法についてretrospectiveに検討した。【対象と方法】当科において2012年5月から2013年7月まで初回治療としてGC療法を行った進行再発胆道...

第100回近畿支部例会

Melphalan長期間の経口投与にて、12年以上生存している肝原発性アミロイドーシスの1例
西内 明子(笹生病院内科)
症例は70歳代男性。既往歴:著変なし。現病歴:1997年より肝障害があり、近医からの紹介にて2001/5/17に当院初診。画像検査では脂肪肝であり、肝障害の原因不明のため8/14に腹腔鏡肝生検施行目的にて入院。入院時検査成績はT.Bil0.5mg/dl、AST36IU/l、ALT53IU/l、γGTP162IU/l、ch-E580IU/l、LDH150U、HBs抗原(-)、HCV抗体(-)ANA、...

第100回近畿支部例会

カプセル内視鏡検査で発見され、細径内視鏡での反転操作により確認されたdark side of the pylorusの潰瘍の1例
中路 幸之助(医療法人愛晋会中江病院)
症例は43歳の男性。2013年9月中旬より腹痛、背部痛が持続した。泌尿器科、整形外科を受診するも、その原因は不明であった。そのため、他院の消化器内科を受診した。腹部CT検査で小腸液の貯留を認め、小腸炎と診断された。そのため、9月下旬に当院にカプセル内視鏡目的に紹介された。カプセル内視鏡検査では、十二指腸球部に潰瘍性病変と活動性出血を認めた。上部消化管内視鏡での通常観察では、十二指腸球部には明らかな...

第100回近畿支部例会

中年女性のCSWに発症したアメーバ性肝膿瘍の1例
藤田 篤代(愛晋会中江病院)
症例:41歳、女性。主訴:発熱。既往歴:C型肝炎。現病歴:2013年8月下旬より続く発熱を主訴に9月初旬に来院した。理学的所見で上腹部に叩打痛を認めた。腹部CT検査で、肝S4に厚壁の長径53mm大の多房性の嚢胞性病変が見られ、膿瘍が考えられた。また内部に線維化、出血が疑われた。復水、リンパ節の腫脹は認めなかった。そのため、エコー下穿刺が施行された。廃液は無臭性のいわゆるアンチョビーソース様の色調を...

第100回近畿支部例会

アルコール多飲後に内服した健康食品ウコンで重症肝炎を来した1例
木村 昇(市立岸和田市民病院)
症例は40歳男性。主訴は腹部鈍痛、嘔吐、食欲不振、微熱。現病歴は平成25年3月19日の午後6時から翌日午前3時まで大量のアルコールを摂取し、2日酔いの予防目的に健康食品であるウコンを内服したところ気分不良出現し嘔吐した。症状持続する為3月22日近医受診。採血にて高度の肝障害を認めたため当院紹介受診、精査加療目的に入院となった。入院時身体所見は、意識清明、右季肋部圧痛、1横指の肝腫大あり。その他に特...

第100回近畿支部例会

大網由来の巨大脂肪肉腫の一例
田辺 理惠(彦根市立病院 内科)
【症例】61歳女性【現病歴】高血圧症のため当院循環器科通院中。2013年1月中旬から左季肋部違和感を自覚。2月に施行された腹部エコーにて肝左葉に接する高エコーを示す巨大病変があり、内部に一部低エコーが混在する乏血性病変であった。CTでは腫瘍へ向かう脾動脈・左下横隔膜動脈からの分枝を認め、腫瘍はhypovascular tumorであった。MRIではT1強調像にて低信号、T2強調像にて高信号、脂肪抑...

第100回近畿支部例会

ITPとシェーグレン症候群を合併した自己免疫性肝炎の1例
吉井 純一(平成記念病院 内科)
【症例】62歳女性。
【主訴】顕性黄疸。
【現病歴】黄疸を自覚して平成25年8月26日当科を受診した。初診時、著明な全身皮膚黄染を認め腹部は軽度膨満しているものの、皮下出血などは認めなかった。初診時の採血で血小板0.8万/μL、T-Bil 11.1mg/dL、AST 990IU/L、ALT 469IU/Lであり、同日緊急入院となった。
【経過】入院後の検査では、HBsAg(-)、...

第100回近畿支部例会

縦隔・皮下気腫を合併した重症潰瘍性大腸炎の1例と本邦報告例の文献的考察
寺崎 慶(京都第一赤十字病院消化器内科)
【症例】17歳男性【主訴】 粘血便 【既往歴】【家族歴】特記すべきことなし【現病歴】約2ヵ月前から徐々に増悪する粘血便が改善しないため近医を受診し、大腸内視鏡を受け、全大腸炎型の潰瘍性大腸炎と診断された。経口5-ASA製剤3600mg /日を内服するも改善なく、入院の後、中心静脈栄養、プレドニゾロン経口40mg/日による追加治療を開始された。約1週間の治療にて臨床的症状の改善が乏しく、重症度分類に...

第100回近畿支部例会

Solid-pseudopapillary neoplasmの画像所見の特徴
山内 雄揮(京都大学医学部付属病院 消化器内科)
【目的】Solid-pseudopapillary neoplasm(以下SPN)は、膵外分泌腫瘍の1-2%と比較的まれな腫瘍であり、若年女性に好発する低悪性度腫瘍とされている。非典型例では多彩な形態を呈するため、診断に苦慮する場合がある。今回、SPNの画像所見について検討する。【方法】2007年3月~2013年9月までに当院で手術を行ったSPN症例8例を対象とした。内訳は、男/女:2/6、平均年...

第100回近畿支部例会

内科診療所にてIFN治療中に発癌したC型慢性肝炎3症例の検討
菅野 雅彦(すがの内科クリニック)
【目的】当院にてH17年12月以来C型慢性肝炎のIFN治療を行ってきた178症例中3例にHCCが発症したため報告。【症例1: 55M】52 歳時にS8HCCに対し重粒子線治療を受け、CRにてpegIFNα2b/REV治療を受けるもウイルス消失に至らず、53歳時よりHLBIによる少量長期治療中、主治医転勤にて22年3月より当院で継続加療。同年3月のUSにてS2に低エコー結節、4月に造影USにて早期膿...

第100回近畿支部例会

繰り返す便秘の後イレウスを契機に発見された小腸癌の一例
谷村 知紀(大阪回生病院 消化器科)
症例は71歳男性。平成23年末より腹部膨満感と便秘を自覚し、他院にて平成24年1月大腸検査を施行されるも異常なく内服にて経過観察されていた。平成24年10月26日右下腹部痛、便秘を主訴に当院初診。CT、大腸内視鏡検査施行したが異常なく通院で経過を見ていた。その後嘔吐、腹痛があり平成25年2月1日当院受診。同日CTにて回腸末端の壁肥厚および口側腸管の拡張を認めイレウスの診断で入院。2月5日大腸内視鏡...

第100回近畿支部例会

3重複癌に対しmFOLFOX6による全身化学療法にて治療効果を認めた一例
村田 淳(国立病院機構 大阪南医療センター)
66歳 男性。既往歴は特になし。2011年9月に体重減少と心窩部痛を主訴に近医を受診し、腹部エコーにて多発肝腫瘍を指摘され、精査目的にて当科紹介となった。血液検査においてはCEA 116.9ng/ml、CA19-9 37U/ml、AFP 8.9ng/mlで腺組織由来の悪性腫瘍が考えられた。その後、上部消化管内視鏡検査にて、胃体上部小弯に3型胃癌(por-sig)、前庭部大弯に2型胃癌(tub1, ...

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関節リウマチに併発しステロイド大量静注療法で粘膜治癒に至った潰瘍性大腸炎の1例
澁川 成弘(大阪府立急性期・総合医療センター 消化器内科)
症例は40歳代女性.関節リウマチ(RA)で近医加療中であった.2009年3月より血便を認め,頻回となったため4月に他院で下部消化管内視鏡検査(CS)を行い全大腸炎型潰瘍性大腸炎(UC)と診断された.5-アミノサリチル酸(5-ASA)製剤開始されるも持続性の腹痛,嘔吐を認めるようになり,5月に当センター時間外外来を受診し当科へ緊急入院となった.入院後,5-ASA製剤を極量まで増量し寛解導入された.1...

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セフトリアキソンが原因と考えられた偽胆石で胆石性膵炎を発症した1例
佐藤 悠(国立病院機構 神戸医療センター 消化器科)
【症例】79歳女性【主訴】発熱
【現病歴】2012年11月下旬にADL低下し、その後倦怠感悪化や食事量低下となり、脱力も出現した。同年12月初旬に近医受診し精査加療目的に当院紹介受診となった。37.9度の発熱と混濁尿、血液検査でCRP 26.15mg/dL,WBC 20300/μLと高度の炎症反応をみとめ、尿路感染症と診断され緊急入院となる。
【入院後経過】セフトリアキソン(CTRX)...

第100回近畿支部例会

大腸のDieulafoy's lesionからと思われる噴出性出血に対して内視鏡的結紮術(EBL)が有効であった2例
玉置 大(医仁会 武田総合病院)
【はじめに】大腸のDieulafoy's lesionは胃に比べて頻度が低いものの、活動性の出血を起こすものとして報告が散見される。今回、大腸のDieulafoy's lesionからと思われる噴出性出血に対して、内視鏡的結紮術(EBL)が有効であった2例を経験したので報告する。
【症例1】85歳男性。深夜から早朝にかけて大量の血便があり受診。既往歴は高血圧と慢性腎臓病。低用量アスピリンを内...

第100回近畿支部例会

集学的治療により4年以上の長期生存が得られている手術不能進行胃癌の1例
志柿 泰弘(愛仁会 高槻病院 消化器内科)
症例は59歳女性である。心房細動等で当院循環器内科通院加療中であったが2009年5月末頃より嘔気を自覚された。上部消化管内視鏡を施行し胃体部から前庭部にかけて4型進行胃癌を認め組織生検では印環細胞癌であった。腹部CTで大網転移、腹膜転移の所見を認めcStage4bの胃癌と診断し同年7月からTS-1+CDDP併用療法を開始した。3クール施行しPRであったが薬剤性溶血による黄疸が出現し、化学療法を一時...

第100回近畿支部例会

憩室出血を契機に発見された脂肪肉腫の一例
川勝 雪乃(京都第二赤十字病院 消化器内科)
【症例】74才、男性【主訴】血便【既往歴】特記事項なし【現病歴】血便を主訴に当院救命センターを受診された。15年来左鼠径部に腫瘤を自覚していたが、放置していた。【受診時現症】バイタルサインに異常を認めなかった。腹部は軽度膨満しているが明らかな腫瘤を触知せず、圧痛を認めなかった。左鼠径部に腫瘤を認めた。【経過】血便精査目的の腹部単純CTで大腸に複数の憩室を認め、臨床経過と併せて憩室出血が疑われた。C...

第100回近畿支部例会

好酸球浸潤を伴った原発性腸リンパ管拡張症の一例
氣賀澤 斉史(大阪大学 消化器内科)
症例は10代後半男性。主訴は腹痛、下痢。5歳時に下痢、全身性浮腫、胸腹水、低蛋白血症を認め、前医にて精査を施行された。α1アンチトリプシンクリアランス試験および 99mTc-HASシンチグラフィから蛋白漏出性胃腸症と診断された。大腸粘膜生検にて形質細胞、好酸球の浸潤を認めたため、原因として好酸球性胃腸炎が疑われた。その後クロモグリク酸やプレドニゾロン(1.5mg/kg/日)を投与されたが、低蛋白血...

第100回近畿支部例会