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検索結果は82件です。

C型慢性肝炎に対する3剤併用療法中にDIHSを来した一例
楠元 寿典(古賀総合病院内科)
【はじめに】薬剤過敏症症候群 DIHS(drug-induced hypersensitivity syndrome)は、高熱と臓器障害を伴う薬疹で、医薬品中止後も遷延し発症2~3週後にHHV-6の再活性化を生じる。3剤併用療法では半数以上に皮膚障害を生じ、 5-7%にグレード3の皮膚障害を 、1%未満にDIHS/DRESS/SJSなどの重症薬疹が報告されている。【症例】69歳女性、主訴:皮疹、発...

第102回九州支部例会

原発巣特定が困難であった膵癌十二指腸浸潤の一例
有田 桂子(有田胃腸病院)
症例は56歳男性。食後に嘔吐を繰り返すため当院受診。上部消化管内視鏡検査にて逆流性食道炎を認めたため、内服処方したが症状は改善せず、むしろ増悪傾向にあった。後日腹部CTを施行したところ、十二指腸水平脚の著明な狭窄と壁肥厚があり、近位の十二指腸と胃拡張を認めた。再度内視鏡にて再検すると同部位に発赤を伴うIIc様病変が確認できたが、スコープが届かず近接は困難であった。バルーン内視鏡を施行すると、前回認...

第102回九州支部例会

交通事故による鼠径ヘルニア嵌頓と外傷性回腸穿孔を併発した1例
北村 英嗣(都城市郡医師会病院外科)
急性腹症において複数の病態が混在している場合、短時間の術前診断で病態のすべてを把握することはしばしば困難である。今回、交通事故により鼠径ヘルニア嵌頓と外傷性回腸穿孔を併発した1例を経験したので報告する。症例は68歳男性で、バイクで走行中に転倒しハンドルで下腹部を打撲した。その後、左下腹部に疼痛が出現し増強したため、同日当科を受診した。診察時、左鼠径部に高度腫脹を認めた。以前より無治療の左鼠径ヘルニ...

第102回九州支部例会

当院におけるヘリコバクターピロリ除菌療法の現況
大西 敦之(大腸肛門病センター 高野病院)
【目的】2013年2月よりヘリコバクター・ ピロリ感染胃炎が除菌適応疾患として承認され、除菌対象患者が増加している。今回当院におけるヘリコバクターピロリ除菌療法の現況について報告する。【方法と対象】2010年1月から2013年7月までに当院で一次除菌療法が施行された198例(2次除菌が施行された26例を含む)について検討を行った。平均年齢は57.9±9.9歳、男女比は男性128例(65%)女性70...

第102回九州支部例会

メソトレキセート加療中の関節リウマチを合併したHBVキャリア離脱期B型肝炎の1例
正 宏樹(大分大学医学部付属病院消化器内科)
【症例】54歳、男性で、2005年からメソトレキセート(MTX)による関節リウマチ(RA)で加療中であった。2010年夏頃から、肝障害を認め、2011年4月、AST 70 IU/L、ALT 133 IU/Lと肝障害が増悪し当科を紹介された。HBs抗原陽性、HBe抗体陽性、HBV DNA 3.3 log copies/mlと陽性であった。腹部エコー上脂肪肝の所見であった。HBVによる肝障害は否定的で...

第102回九州支部例会

両下腿浮腫をきたした巨大肝嚢胞の一例
今村 祥子(聖フランシスコ病院 内科)
〈症例〉82歳、男性〈主訴〉下肢の浮腫〈既往歴〉特記事項なし〈現病歴〉生来健康であった。20年ほど前に医療機関で肝嚢胞を指摘されたことがあった。2012年10月に頭痛を主訴に前医を受診し右季肋部膨隆、下腿浮腫を指摘された。腹部膨満感、下腿浮腫の増強が徐々にみられるようになり2013年2月初旬に当院を紹介受診した。受診時の血液検査上は特記すべき異常は認められなかったが腹部CTにて肝右葉全体を占める2...

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IVRによる止血術が有効であった出血性胃管潰瘍の1例
山下 兼史(福岡大学病院 消化器外科)
【症例】79歳・男性【現病歴】平成15年に食道癌(pStageII)に対して食道亜全摘胃管再建術(胸骨後経路)を施行された。平成20年に胃管内に出血性の潰瘍を認めたが、保存的加療にて軽快が得られた。以後、紹介医のもとで経過をみられていた。平成25年2月、胃管潰瘍の出血を再び認めたため、内視鏡的止血術が施行された。潰瘍が難治性であったため、精査加療目的で当科入院となった。【入院後の経過】入院後第4病...

第102回九州支部例会

pH依存型メサラジン放出調節製剤への切り替えが有効であった左側結腸型UCの一例
松本 浩一(国家公務員共済組合連合会 熊本中央病院)
症例は17歳女性。主訴は粘血便、下腹部痛。2009年8月から左側結腸型潰瘍性大腸炎(中等症)の診断で時間依存型メサラジン放出調節製剤(ペンタサ錠)ならびにペンタサ注腸投与にて経過観察となっていた。その後症状も落ち着いていたが、2012年2月下旬ごろより上記症状が出現し改善が見られなかったため2012年3月に当科外来受診となる。その際に行ったS状結腸ファイバーで直腸からS状結腸にかけての粘膜発赤・び...

第102回九州支部例会

Imatinib内服にて治癒切除を施行し得た巨大胃GIST再発の一例
廣石 和章(中津市民病院 外科)
症例は62歳女性。2009年7月に巨大胃GISTに対して開腹下胃局所切除術を施行した(径13cm, high-grade risk)。術後にImatinibによる補助化学療法を開始したものの、有害事象により治療を中断し、その後来院しなかった。2011年1月に左横隔膜下に再発を認め、Imatinibの治療を勧められたが、これを希望しなかった。2012年1月に他院で腫瘍の増大(15cm径)を指摘され当...

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胃に浸潤さらに穿通し巨大な後腹膜膿瘍を形成した食道扁平上皮癌の一例
仁保 宏二郎(福岡市立病院機構 福岡市民病院 消化器センター内科)
症例は64歳男性.一カ月前より食事のつかえ感を自覚していた.某日吐血し前医を受診,上部消化管内視鏡検査(EGD)にて胃内に大量の血液を認めるも出血源を特定できず精査加療目的に当院へ搬送された.造影CTにて噴門直下から胃体上部小弯にかけて胃壁の構造が不明瞭となり,後腹膜に伸展する66mm x 44mm大の辺縁が増強される腫瘤と連続していた.腫瘤内部はCT値より腫瘍性病変,膿瘍等より二次的に形成された...

第102回九州支部例会

潰瘍性大腸炎活動期に自己免疫性膵炎の合併が疑われた1例
山内 康平(佐賀県医療センター好生館)
【緒言】潰瘍性大腸炎の経過中に発症する膵炎は2.9%と比較的稀な腸管外合併症であるが、近年いわゆる2型自己免疫性膵炎との関連も指摘されている。今回我々は潰瘍性大腸炎活動期に自己免疫性膵炎の合併が疑われた1例を経験したため報告する。【症例】20代女性。8歳時より全大腸炎型潰瘍性大腸炎を発症し、他院にて複数回サラゾスルファピリジン、プレドニゾロン(PSL)での寛解導入、維持療法が施行された。16歳時よ...

第102回九州支部例会

S状結腸に発生した脱分化型脂肪肉腫(Dedifferentiated liposarcoma)の一例
今村 健太郎(福岡大学筑紫病院 消化器内科, 福岡大学筑紫病院 病理部)
症例は29歳、男性。20歳頃からイレウス症状が出現、近医での精査の結果、原因不明であったが保存的加療により症状改善するため経過観察されていた。2013年1月に再度イレウス症状認め近医受診、内視鏡検査でS状結腸に狭窄を認めたため、同年2月に精査加療目的に当院紹介となった。入院時の下部消化管内視鏡検査ではS状結腸に全周性の高度狭窄を認めたが、粘膜面には異常を認めなかった。ガストログラフィンによる注腸造...

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当院における肝細胞癌に対するバイポーラRFAシステムの初期使用経験
今中 大(鹿児島大学病院消化器内科)
【目的】2012年12月、肝細胞癌(HCC)に対してバイポーラRFAシステム(CelonPOWER®、オリンパス社製)が保険適応となった。バイポーラRFAシステムは単針のみならず、複数針での加療が可能であり、これまで経皮的RFAが困難であった肝表面や脈管に近接するHCCに対しても適応範囲が拡大することが期待される。今回我々は、当院におけるバイポーラRFAシステムの初期使用経験について報告す...

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結腸間膜に穿通した膵粘液性嚢胞腫瘍の一例
濱田 朗子(宮崎大学 医学部 腫瘍機能制御外科学)
粘液性嚢胞腫瘍は中年女性の膵体尾部に発生することが多く卵巣様間質の存在が特徴とされている.近年では,健康診断やスクリーニングの普及により無症状で発見される頻度が増加している.今回,非常に稀な自然穿通を伴う粘液性嚢胞腫瘍を経験した. 症例は39歳女性.突然の心窩部痛を主訴に救急搬送され,腹部CTで膵尾部に12cm大の嚢胞性病変を認めた.内部にhigh density areaを認め,嚢胞内出血が疑わ...

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RFA後に胆管内進展をきたした直腸癌肝転移の一例
山下 万平(長崎大学 移植・消化器外科)
【はじめに】大腸癌肝転移巣が胆管内進展を認めることは比較的稀である。今回RFA後に焼灼部位からグリソン鞘に沿って胆管内進展をきたした再発性転移性肝腫瘍の一例を経験したのでここに報告する。【症例】60代男性。2006年直腸癌に対して高位前方切除、2010年肝転移に対し肝S8亜区域切除、S6/7部分切除、術後補助化学療法(mFOLFOX6 8クール)を施行した。2011年肝S8再々発巣に対してRFAを...

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胃全的術後に発生した食道空腸静脈瘤に対してPTO(経皮経肝的静脈瘤塞栓術)が有効であった一例
北山 素(嬉野医療センター)
【はじめに】胃全摘後の静脈瘤、特に食道空腸吻合部付近の静脈瘤の発症は稀であり、また、血行動態が複雑であるため治療に難渋することが多い。今回、胃全摘術後13年の患者に発症した食道空腸静脈瘤に対して、PTOが有効であった症例を経験したので報告する。
【症例】83歳、男性。胃癌のため13年前に胃全摘術、Roux-en-Y再建術を施行。5年前頃よりC型慢性肝炎、肝硬変症の診断で近医で加療されていたが...

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脾摘後門脈血栓症の検討
風呂井 彰(霧島市立医師会医療センター)
【はじめに】肝硬変における脾摘の効果に,脾機能亢進症の改善(インターフェロン療法,肝細胞癌治療の完遂),門脈圧亢進症の改善などが挙げられる一方,術後高率に発生する門脈血栓症が課題の一つである.しかしその成因については未だ確固たる解釈は無い.今回我々は硬変肝脾摘群と正常肝脾摘群での門脈血栓の発症を比較しその成因について検討したので報告する.【対象及び方法】当院で2010年6月から2013年7月までの...

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膵管癒合不全を伴った十二指腸乳頭括約筋機能不全症の1例
川畑 活人(鹿児島大学大学院消化器疾患・生活習慣病学)
今回胆道内圧測定にて診断しえた十二指腸乳頭括約筋機能不全症(SOD)の1例を経験した.症例は31歳,女性.20XX年1月,心窩部痛で近医を受診したが血液検査や腹部超音波検査などで異常を指摘されなかった.心窩部痛は食後に増悪し,次第に増悪傾向であった.また症状出現時に肝胆道系酵素の上昇を認めたが,CT ,MRCPで異常は認められず,ERCPでも器質的病変は指摘されなかった.十二指腸乳頭括約筋機能不全...

第102回九州支部例会

抗リン脂質抗体症候群を合併した潰瘍性大腸炎の1例
小川 和広(九州厚生年金病院)
症例は42歳女性。妊娠歴なし。23歳より近医で潰瘍性大腸炎の治療中であった。平成23年9月18日頃より右半身脱力・食欲不振・頭痛が出現し9月24日近医へ入院、26日に精査加療目的で当院へ紹介となった。 来院時右上下肢脱力・頭痛を認め、頭部MRIでは広範な静脈洞血栓症と左頭頂葉の出血性梗塞を認めた。下肢エコーでは壁在血栓を認め、また胸腹部CTでは右肺動脈内血栓と門脈内血栓を指摘された。多発する血栓症...

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肝内胆管癌術後に発症したdesmoid type fibromatosisの一例
久米村 秀(霧島市医師会医療センター)
症例は57歳男性。アルコール性肝硬変、食道静脈瘤で当院外来通院中、定期検査で発見された肝S4の肝内胆管癌に対して、H23年9月に肝内側区域切除、Hassab手術を行った。H24年2月の術後定期検査のCTで肝切除部位の近傍に結節性病変が出現しており、徐々に増大傾向を示した。腫瘍マーカーの上昇は認めなかった。H25年7月のCTで再発を疑う腫瘤を指摘された。PETでは異常集積を認め腹膜播種、局所再発を疑...

第102回九州支部例会