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検索結果は119件です。
- O-057 当院におけるHBVキャリア急性増悪に対する核酸アナログインターフェロンステロイド併用療法の治療成績
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原祐(虎の門病院肝臓センター)
【目的】HBVキャリア増悪に対して核酸アナログ(NA)が治療の主体である.劇症化阻止の目的で多剤の併用を要する症例を経験するがその標準的治療は定まっていない.当科での核酸アナログ(NA)インターフェロン(IFN)ステロイド(CS)の3剤併用療法の有用性について報告する.【方法】2003年から2010年までに虎の門病院肝臓センターにてHBVキャリア増悪に対してNA+IFN+CS併用療法を施行した19...
第98回日本消化器病学会総会 >
- O-058 B型慢性肝疾患に対する核酸アナログ投与による発癌抑制効果
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保坂哲也(虎の門病院肝臓センター)
【目的】核酸アナログ製剤(LAM. ADVETV)の抗ウイルス効果は良好であるが投与症例の増加と共に肝発癌例が出現してきている.今回の我々はこれら核酸アナログ製剤投与中の肝発癌に寄与する因子について背景因子や抗ウイルス効果の側面から検討した.1方法1対象は当院でB型慢性肝疾患に対して核酸アナログ製剤(LAMまたはETV)の投与を開始した1312例である.投与症例について核酸アナログ投与開始後の肝発...
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- O-059 B型慢性肝炎症例に対するエンテカビル長期投与の効果
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【目的】本邦ではB型慢性肝炎に対する治療としてガイドライン上核酸アナログ製剤のエンテカビル(ETV)が第一選択となっている.今回我々はエンテカビル長期投与によるウイ.ルス量の変化・肝予備能の詳細な経過を明らかにすることを目的とした.【方法】対象は当院においてエンテカビル投与歴が2年以上あるB型慢性肝炎患者50例.男女比33:17.ラミブジンからの切り替え症例5例新規投与例45例.エンテカビル投与開...
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- O-060 B型非代償期肝硬変に対する核酸アナログ治療
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瀬崎ひとみ(虎の門病院肝臓センター)
【目的】核酸アナログ製剤(LAMADVETV)の抗ウイルス効果は良好であるが非代償期進行例での治療効果は不明な点が多い.今回の我々はB財田代償期肝硬変の治療効果を検討した.【方法】対象は当院で核酸アナログ製剤(LAMまたはETV)の投与を開始したChild-Pugh BCのB型肝硬変44例である.投与法の内訳はLAM開始32例ETV開始12例であった。 LAM投与症例の内耐性変異に対してADV併用...
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- O-061 核酸アナログ治療抵抗例に対するテノホビルの有用性
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鈴木義之(虎の門病院肝臓センター)
【目的1核酸アナログ治療は治験の時代を含め15年以上を経過しB型慢性肝疾患患者の予後の向上に多大な貢献をしたことは事実である.しかしながら長期投与中の症例の中には多剤耐性例や不式例が存在し治療に難渋する症例が散見されるようになってきた.このような症例に対して新規治療薬であるテノホビル(TDF)を導入した症例の検討を行ったので報告する.【方法】当院において2011年10月までに核酸アナログを開始し1...
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- O-062 B型肝炎genotype Aの急性肝炎の病態と予後
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瀬古裕也(虎の門病院肝臓センター)
【目的】B型急性肝炎genotype Aは慢性化率が高いとされている.今回当院にて治療を行ったB型急性肝炎genotype Aの病態予後につき検:討を行った.【対象】当院にて1976年から2010年の間に治療を行ったB型肝炎:genotype A223例のうち急性肝炎と診断された66例.発症時期を2000年以前の「前期」2001年から2005年の「中期」2006年以降の「後期」に分類し慢性化率と背...
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- O-063 ACE阻害薬低用量IFNリバビリン併用カクテル療法による肝線維化抑制効果
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吉治仁志(奈良県立医科大学第3内科)
【目的】プロテアーゼ陽害薬の登場により慢性C型肝炎に対するインターフェロン(IFN)治療成績の更なる向上が期待されるが強力な抗ウイルス療法が困難な例や難治例も未だ多く存在することから予後改善のために肝線維化抑制は重要である.我々はこれまでにACE阻害薬(ACE-1)やAngiotensin一[【受容体阻害薬(ARB)などによる肝線維化抑制効=果やIFN抵抗例にACE-1と低用量IFNの併用が抗線維...
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- O-064 C型慢性肝炎患者における亜鉛欠乏に関連する因子の解析
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【目的】肝線維化の進展に伴い血清亜鉛(Zn)値は低下する.またC型慢性肝疾患(HCV-related CLD)患者における血清Zn値とインスリン抵抗性は逆相関することを我々は報告して.きた.今回HCV-relateCl CLD患者におけるZn欠乏に関連する因子について検討した。【対象と方法1対象はHCV-related CLD患者40例(慢性肝炎35例肝硬変5例)で血清Zn値と肝線維化肝脂肪化およ...
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- O-065 C型慢性肝炎治療成功例における血清中アポリポ蛋白の変動
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高亀道生(東邦大学大森病院消化器内科)
【背景1我々はtC型慢性肝炎(CHC)患者がIFN治療によってC型肝炎ウイルス(HCV)排除に成功(SVR)した場合には血清総コレステロール(Cho)LDL-Chor几DL℃hoが上昇する事を報告した最近. LDL-ChoやVLDL-Choの構成成分であるアポリポ蛋白(Apo)一Bの肝臓からの分泌が小胞体ストレスによって阻害される事や宿主Apo-B関連酵素が抗HCV効果を有する事が明らかになった....
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- O-066 C型慢性肝炎患者において緑茶粉末の服用はアディポネクチンを増加させインターフェロン治療の安全性と有効性を高める
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【冒的IC型肝炎ウイルス感染は糖・脂質代謝異常鉄の蓄積傾向を招く.インスリン抵抗性・メタボリックシンド月一ムを招きさらにFN治療抵抗性を惹起する。アディポネクチン(Ad)はインスリン感受性を増強し肝臓の脂肪化・線維化を抑制する事が示されて1いる.よってAdはIFN治療反応姓に影響する可能性がある我々は緑茶の併用がIFN治療の安全性と有効性と高める事を報告してきた.最近米国の大規模研究でコーヒーの摂...
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- O-067 C型肝疾患患者に対するPegIFN少量長期投与による発癌抑制
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三浦幸太郎(帝京大学内科)
【目的】C型慢性肝疾患患者は徐々に高齢化しており発癌リスクが高いにもかかわらずPeglFNSRib ec準治療が施行できない症例が存在する.一方HALT-C研究からはPegIFNα2a少量長期投与の発癌抑制効果が示されている.本研究ではPeglFN少量長期投与による発癌抑制効果の有無を検証した.【方法】当院においてPeglFN少量長期投与を行った37症例(男性/女性 20/17例治療回数44回)を...
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- O-068 C型慢性肝炎に対するPegIFNα-2b+RBV2剤併用療法の治療効果とSVR向上のための対策
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松村寛(日本大学消化器肝臓内科)
【目的】C型慢性肝炎治療において現在Telaprevir3剤併用療法が使用可能となったがt65歳以上の高齢者やHb12g/dL未満の症例にはこの3剤併用が使用しにくい.C型慢性肝炎患者の高齢化が進んでいる中PeglFNa-2b+RBV2剤併用療法のSVR向上のための要因の解析と対策は急務である.【方法】当科または関連施設にてPeglFNα一2b+RIBV療法を実施し投与終了後観察期間が終了したGe...
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- O-069 C型肝硬変に対するPeginterferon. Ribavirin併用療法の効果と長期予後
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【目的lC型慢性肝疾患(CHC)に対するPeginterferonRibaVirin併用1療法(PEG/RBV療法)は広く行われており近年C型肝硬変(LC(C))に対して保険適応となったがLC(C)に対するPEG/RBV療法の効果および長期予後に関しては明確ではない.当院のLC(C)PEG/RBV療法例を集積し検討した.【対象と方法1当院でPEG/RBV療法を行い治療効果判定がなされたCH:C46...
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- O-070 C型慢性肝炎に対するリバビリン併用ペグインターフェロン療法の検討~IL28B・ITPA遺伝子多型のSVRに与える影響について~
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【目tw. ] C型慢性肝炎に対するリバビリン併用ペグインターフェロン(PEG-IFNα2b+RIB)療法では宿主側の遺伝子変異もSVRに関与することが報告されてきた.今回我々はll.28B遺伝子多型(rs8099917)とともにITPA遺伝子多型(rsl l27354)がSVRに関与するか検討したので報告する.【方法】2004年12月から2011年10月までに当院にてC型慢性肝炎と診断されPEG...
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- O-071 PegIFN/RBV併用療法における4週後HCVRNA減少率とcore領域変異IL28Bによる効果予測の比較
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中根邦夫(市立秋田総合病院消化器・代謝内科)
【目的1C型慢性肝炎に対するPeglFN/RBV併用療法において効果予測因子としてIL28B SNPsやHCV coreアミノ酸変異ISDRが報告されている.今回我々はさらにPeglFN/RBV併用療法に対する4週後HCVRNA減少率を調べn28Bやcoreアミノ酸変異による治療効果予測と比較検討した.【対象と方法1当科にてPeglFN/RBV併用療法を行った1型C型慢性肝炎患者113例を対象とし...
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- O-072 遺伝子型2型のC型慢性肝炎に対するResponseguided therapyの有用性と課題
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小畑達郎(宇治徳洲会病院消化器内科)
【背景・目的1遺伝子型2型の。型慢性肝炎に対する抗ウイルス療法は従来のIFN単独またはRibavirin併用療法でSVRが約80%に得られその効果は佳良である.だからこそ患者は100%の治癒率を求めるが残り20%の治癒率改善は容易ではない.我々は治癒率改善のため血中HCV-RNA陰性化時期により治療期間延長に取り組んできたので報告する【対象1対象は当院で抗HCV療法を2005年から2011年1月ま...
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- O-073 超高齢者に対するERCP時の二酸化炭素(CO2)送気の有用性について
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【目的】超高齢者のERCP検査時、二酸化炭素(CO2)送気が有用か否かを検討する.1対象・方法】2010年4月から12月の間当院で施行したERCP症例193例のうちt呼吸機能低下等の除外症例を除く連続した186例を通常送気で85歳未満のA群85歳以上のB群COa送気で85歳未満のC群85歳以上のD群と4群に分けて検討した.1)処置の成功率2>盲目的に3段階評価した検査前後の腸管ガス像3)腹痛・胎動...
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- O-074 高齢者に対する緊急ERCPの安全性と有用性
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山子泰加(愛媛県立中央病院消化器内科)
【目的1高齢化が進み緊急ERCPを施行する高齢者も多い.当院で施行した緊急ERCPの高齢者における安全性と有用性を明らかにする.【方法】2010年から2011年に施行したERCP665例のうち閉塞性黄疸や総胆管結石などの緊急ERCP症例129例.75歳以上を高齢者と定義し非高齢者と臨床像(認知症の有無抗血小板薬・抗凝固薬内服の有無カニュレーション成功率や処置後の膵炎の有無など)を検討した【結果1高...
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- O-075 急性胆管炎症例に対する緊急ERCP治療の検討
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野村祐介(医療法人川崎病院消化器内科)
1目的】急性胆管炎の診療ガイドラインでは中等症以上では早期に胆道ドレナージを行うべきであるとされている当院で経験した急性胆管炎症例について緊急ERCPの効果を明らかにする1方法12007年7月から2011年7月までの4年間に当院に入院しERCPを施行した急性胆管炎症例186例.24時間以内にERCPを行った群を緊急群それ以降に行った群を待機群とし治療成績についてretrospectiveに検討した...
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- O-076 胆嚢洗浄細胞診による胆嚢癌早期診断
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石垣尚志(広島大学大学院消化器代謝内科学)
1目的】今回我々は胆嚢隆起性病変に対する胆嚢洗浄細胞診の成績を明らかにし胆嚢癌診断に対する有用性を検討した.【方法12000年4月より当院で経験した胆嚢隆起性病変の内EUSによる形態学的診断がなされERCPによる胆汁細胞診が施行された140例(切除90例経過観察、50例)を対象とした臨床診断は手術例では病理診断に基づき非切除例では診断後1年以上の臨床経過を基に診断した.病変の形態診断はEUSと病理...
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