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検索結果は119件です。

O-170 大腸癌肝転移化学療法後肝切除症例の肝障害度の病理組織学的検討
初野剛(国立病院機構名古屋医療センター外科)
【はじめに】肝転移を有する進行再発大腸癌に対する術前化学療法の有用性が欧米より報告されている.一方で化学療法が肝障害を引き起こす例も報告されてきているそこで大腸癌肝転移化学療法後門切除症例について病理組織学的なsteatosisとsinusoidal injuryを検討した.【方法】2005年2月以降に高用ts 5-FU持続静注を用いて化学療法を行った大腸癌肝転移のうち肝切除が施行され現在までに検...

第98回日本消化器病学会総会

O-171 全身化学療法が不応となった切除不能大腸癌肝転移症例に対する肝動注化学療法の検討
 
【目的1切除不能大腸癌肝転移症例に対してFOLFOXFOLFIRIを中心とした全身化学療法が不応の場合有効なregimenの報告はみられない.今回我々はFOLFOXまたはFOL㎜を用いた全身化学療法不応の大腸癌肝転移症例に対する肝動注化学療法(HAIC)の有効性.について検討した【対象1当院において2003年7月から2011年10月までに切除不能大腸癌肝転移に対してHAIC施行した26症例中FOL...

第98回日本消化器病学会総会

O-172 肝動注化学療法における消化器症状に対する六君子湯の有用性について
中村憲一(宮崎大学医学部内科学講座消化器血液学分野)
【目的】切除不能で局所療法肝動脈化学塞栓療法(TACE)の適応もない進行肝細胞癌に対し当科では肝動注化学療法を行っている.今回我々は癌化学療法で発現した消化器症状に対する六君子湯の効果について検討した.’t対象および方法】2006年5月から2010年5月に当科において少量CDDPと5一一FUを用いた持続肝動注化学療法を施行した進行肝細胞癌19症例32件.全例皮下埋め込み型カテーテル・ポートシステム...

第98回日本消化器病学会総会

O-173 ミラノ基準内Cryptogenic肝硬変関連肝癌における根治治療後の再発予後に関する検討
 
【目的】Cryptogenic肝硬変関連肝癌(CC-HCC)は進行癌で発見されることが多く早期(ミラノ基準内)根治例における再発予後は詳細に検討されておらずC型肝硬変関連肝癌(HCV-HCC)と比較した.【方法】肝硬変を背景とするHCC 889例のうちミラノ基準内で根治的治療(肝切除RFAMCTPEIT)を行った464例.さらに非B非C-HCCのうちアルコールPBCAIHなどを除いた36例をCC-...

第98回日本消化器病学会総会

O-174 改良型PIVKA-II測定試薬「NX-PVKA-R」の肝細胞癌診断における有用性
 
[目的]PIVKA-Hはその疾患特異度の高さから肝細胞癌の腫瘍マーカーとして汎用されている一方でPIVKA-IIはビタミンK:欠乏により生じる蛋白質であるためビタミンK拮抗剤の投与中やアルコール性肝障害患者などにおいて非特異的に血中濃度が上昇する.ビタミンK欠乏により産生されるPIVKA-Hと肝細胞癌から産生されるPIVK:A-Hはプロトロンビンのtカルボキシグルタミン酸(Gla)ドメイン領域のグ...

第98回日本消化器病学会総会

O-175 SOM法と決定木法を用いたデータマイニングによる急性肝不全成因不明例の解析
 
【目的】我々はデータマイニングの自己組織化マップ(SOM)法によるクラスタリングで急性肝不全症例は3群に分類されることを報告した全体の40%の症例が属するクラスタ・一・1群はその30%が成因不明だがt51%は大部分が肝炎ウイルスの急性感染例からなるウイルス性であった従って1群の成因不明例では未知の肝炎ウイルス感染に起因する可能性がある.31%の症例が属するクラスターII群ではその41%が成因不明で...

第98回日本消化器病学会総会

O-176 当院集中治療部における肝不全症例に対するPlasma Dia-filtration(PDF)の適応および有効性
 
【背景】肝不全に対する人工肝補助療法として血漿交換(PE)に血液濾過透析(HDF)を使用した人工肝補助療法を主として実施しているが当院集中治療部では2009年以降症例の状態に応じ持続的なPlasma Dia-fitration(PDF)を実施している.PDFは通常のCHDF回路を用いて簡便かつ安全に実施している.今回我々は当院集中治療部における肝不全症例に対するPDFの有効性について検証する.【対...

第98回日本消化器病学会総会

O-177 原発性胆汁性肝硬変の予後に関わる因子の検討
 
【目的1原発性胆汁性肝硬変(:PBC)は中年以降の女性に好発する慢性非化膿性破壊性胆管炎であり抗ミトコンドリア抗体(AMA)が高率に出現する疾患である.長期予後が見込める無症候性のaPBCが多数を占める一方で病態が進行し肝不全や食道静脈瘤出血にいたる症例も少なからず存在する.AMAは診断には極めて有効であるものの活動性や長期予後との関連性は低ぐ病状進行の予測には適さないと言われており代わりにGP2...

第98回日本消化器病学会総会

O-178 原発性胆汁性肝硬変の生体部分肝移植後長期経過例の検討
 
【目的】原発性胆汁性肝硬変(PBC)の肝移植の予後では原疾患の再発慢性拒絶反応悪性疾患の発症などが問題となる.今回当院でPBCの生体部分肝移植(LDLT)後長期に経過観察し得た8例を経験したので報告する.【方法】対象はPBCでLDLT後7年以上経過した8例.観察期間は134カ月(87-172)で6例は10年以上経過例である.免疫学的パラメーター肝組織所見の推移を解析した.【結果】1.最終観察時の年...

第98回日本消化器病学会総会

O-179 C型慢性肝炎におけるARFIによる肝線維化評価
嶋崎宏明(藤田保健衛生大学肝胆膵内科)
【目的1肝線維化を非侵襲的に評価する装置としてARFI(Acoustic RadiationForce lmpulse)が開発された. ARFIは収束超音波パルスによって生じたせん断弾性波の伝播速度(m/sec)を測定し肝硬度を評価する本研究では超音波診断装置(ACUSON S2000)を用いARFI.の測定値と組織学斜脚線維化診断および各種肝線維化インデックスを対比しARFIの有用性について検討...

第98回日本消化器病学会総会

O-180 ELFスコアおよびVTTQを用いた肝線維化診断の有用性
 
【目的】肝線維化診断は。肝生検による方法が一般的であるが侵襲的かつサンプリングエラーなどの問題がありこれまでに血清中のバイオマーカーや画像診断を内用した非侵襲的検査法が開発されている.今回新たな血情線維化診断法であるEn・hanced Liver fibrosis pane.1(ELF:ケミルミADVIA Centaur)とVirtua1 Touch Ti餅s’浮@QuantMcation(VTT...

第98回日本消化器病学会総会

O-181 NAFLDにおける肝線維化の非侵襲的評価~VTTQfibroscanRTTEの比較~
中原隆志(広島大学大学院消化器・代謝内科学)
【はじめに】慢性肝疾患における肝線維化の非侵襲的測定法はさまざまな機器が開発され.その有用性が報告されている【目的】Non-alcoholic fatty liver disease(NAFLD)において超音波を用いた非侵襲的肝線維化評価法であるVTTQ(Vir-tal touch Tissue Quantification)FibroscanRTTE(Real-time Tissue Elast...

第98回日本消化器病学会総会

O-182 Virtual Touch Tissue Quantificationを用いた脾硬度測定の臨床的意義
 
【目的1慢性肝疾患の肝線維化診断は発癌リスク予測やIFNなどの治療適応の検討に重要でありVirtua1 Touch Tissue Quant迅cation(VTTQ)を用いた肝硬度測定の有用性について報告してきた慢性肝疾患の進展に伴い門脈圧も充進ずることで脾硬度が上昇することが報告されてきているがまだ有用性については確立していないため肝硬度や各種血清マーカーとの対比を行いその臨床的意義について検討...

第98回日本消化器病学会総会

O-183 肝線維化評価における3T-MRIによる肝ADC値の有用性
 
【目的1ウイルス性慢性肝炎では線維化の進展とともに肝癌の発生頻度が増加することは知られているがF3以上に進展するとその発癌率が急激に増加する。しかし肝線維化の進展度を正確に鑑別するには肝生検により病理組織学的に行われているのが現状で繰り返し行うには問題がある.そこで発癌の早期発見に用いられるMRIにより肝線維化の評価が可能であるか特にF2とF3の識別が可能であるかを肝ApparentDiffiis...

第98回日本消化器病学会総会

O-184 シクロスポリン持続静注療法にて寛解した重症潰瘍性大腸炎の長期予後予測に関する検討
齊藤景子(千葉大学消化器内科)
【目的1重症潰瘍性大腸炎(UC)のうちシクロスポリン(CsA)持続静注療法を行い寛解導入ができた群において短期間で再燃する症例と長期聞寛解維持が可能な症例を経験する.長期予後の予測因子として寛解後の免疫調整薬(アザチオプリン)の投与が報告されているがその他の因子については一定の見解は得られていない.そこで臨床所見や検査結果などから長期予後を予測できないか後向きに検討した.【方法】2QO4年10月か...

第98回日本消化器病学会総会

O-185 Tacrolimus導入による難治性潰瘍性大腸炎の寛解と再燃率の検討
 
【目的】2009年7月にtacrolimusが活動期潰瘍性大腸炎(中等症~重症に限る)に対して保険適応が追加された.Tacrolimusの寛解導入効果に関しては既に報告があるもののその使用方法や長期成績については依然として課題が存在する.今回我々は難治性潰瘍性大腸炎に対するtacrolimusの寛解導入率と長期予後に関して検討を行ったt【方法】2009年9月から2011年6月にかけて難治性潰蕩性大...

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O-186 難治性潰瘍性大腸炎に対するTacrolimus静注療法の有用性と安全性の検討
藤井俊光(東京医科歯科大学消化器内科)
【目的】難治性潰瘍性大腸炎に対してこれまで専門施設においてシクロスポリン(CsA)持続静注が施行されてきたが2009年Tacrolimus(Tac)経口投与2010年111f証x㎞ab(]FX)が承認されその有効性が報告されている.しかしTac経口投与は血中トラフ濃度の上昇に時間を要し特に重症例では病勢を抑えきれず効果発現前に手徳に至る症例も経験される.Tacは同じCalcineurin inhi...

第98回日本消化器病学会総会

O-187 難治性潰瘍性大腸炎に対するinfliximabおよびtacrolimusの治療効果
平本圭一郎(東北大学病院消化器内科)
【目的】難治性潰瘍性大腸炎(UC)に対する寛解導入・維持療法として董nfliximab(IFX)が登場し治療成績向上が期待されている同じく強力な寛解導入療法’O: tacrolimus(Tac)があるが。両薬剤の比較や使い分けに閲する報告は少ない今回当院におけるIFXおよびTacの治療効果を比較し効果予測因子についても検討した.【対象1当院でIFXTacを導入した難治性UC患者47例(MX・21/...

第98回日本消化器病学会総会

O-188 潰瘍性大腸炎に対するインフリキシマブ治療の効果予測因子
北村和哉(金沢大学消化器内科)
【目的1 2010 rp 6月より潰瘍性大腸炎に対するインフリキシマブ(IFX)治療が保険適用となり治療の選択肢が増えたが どの症例にIFXが有効か事前に予測する方法は確立されていない.本研究ではIFX治療前の一般血液検査やサイトカイン値がIFX治療効果予測に有用かを検討した。【方法12010年6月以降当科でIFX治療を施行された中等症以上の潰瘍性大腸炎症例10例を対象とした.対象症例の内訳は男性...

第98回日本消化器病学会総会

O-189 難治性潰瘍性大腸炎に対するインフリキシマブ(IFX)の中長期予後の検討
 
【目的】2010年潰瘍性大腸炎(UC)に対する治療としてIFXが承認され短期予後についての検討が各施設より行われている.今回われわれは14週以降の中長期予後の検討をおこない難治性UCの維持療法としてのIFXの治療効果について検討した【方法】当院にて2010年6月から2011年9月までに活動性UCに対しIFX(026週の3回投与有効例は維持投与)を投与した32例(男14例女18例)を対象とし1)臨床...

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