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検索結果は119件です。
- O-127 下部消化管機能障害に対する外科治療の役割
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壬生隆一(福岡山王病院外科)
(目的)下部消化管機能障害に対する外科治療の位置付けはなされていない.今まで外科治療の対象となってきたのは慢性便秘症亜イレウス状態を繰り返す術後腸管癒着症盲管症候群などであった.今回slow transit constipatiQnに対する外科治療に関する自験例と文献より外科治療の役割を考察したので報告する.(方法)下部消化管機能障害に対する保存的治療が無効のため11例に外科治療を施行した.検査と...
第98回日本消化器病学会総会 >
- O-128 Endocytoscopyによる潰瘍性大腸炎の活動性の評価
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【背景】超拡大内視鏡(Endocytoscopy ; EC)は生体内で細胞レベルの拡大観察がリアルタイムで可能であるECは大腸腫蕩診断において有用でありさらにEC観察にNBIを併用(EC-NBI)することで微細な血行動態の観察も可能である.一方ECによる潰膓性大腸炎(UC)の活動性の評価についても報告されている.【目的】UC患者に対しEC観察及びEC-NBI観察を行い病理組織における炎症の活動性と...
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- O-129 寛解期潰瘍性大腸炎患者におけるIBS様症状と内視鏡像についての多施設共同研究
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【背景】臨床的寛解期にもかかわらず過敏性腸症候群(以下IBS)様症状を有する炎症性腸疾患患者が存在すると報告されている.【目的】臨床的寛解期潰瘍性大腸炎(以下UC)患者におけるIBS様症状と患者背景内視鏡像の関連について明らかにするd【方法1当院ならびに関連施設にて寛解期UC患者のエBS様症状の有症状率をアンケート調査した.寛解期の診断基準はRachmil’ewitZ index(CAI)≦4とし...
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- O-130 緩解期潰瘍性大腸炎粘膜におけるNBI拡大所見と局所炎症所見及び血管新生因子の対比
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【背景】潰瘍性大腸炎は再燃寛解を繰り返す事が多い疾患である.潰瘍性大腸炎における寛解は通常臨床症状などをもとに行われているが内視鏡的に粘膜所見を確認することでより詳細な治療効果判定を行うことができる.しかし粘膜治癒と判断した症例からも再燃を経験することも少なくない.【目的】緩解期の潰瘍性大腸炎患者の大腸粘膜をNBI拡大内視鏡観察によって評価しその有用性を局所の炎症所見と血管新生因子などの発現で比較...
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- O-131 潰瘍性大腸炎患者とその家族の腸内細菌叢比較検討
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福田勝之(聖路加国際病院消化器内科)
【目的】潰瘍性大腸炎(UC)クローン病の病態に腸内細菌叢が関与していると考えられ近年Terrninal-restriction-fragrnent-length法(T-RFLP法)により腸内細菌叢が検索可能になった.我々はUC患者とその家族の腸内細菌叢をT-RFLP法にて測定しOTU(Operational-taxon㎝miorunit)を選定しクラスター解析を行うことで活動期UC患者と非血縁家族...
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- O-155 IPMNにおけるFDG-PETの有用性についての検討
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【背景】IPMNは組織学的に腺腫(adenoma)bOrderline上皮:内癌(CIS)浸潤癌(invasive)に分類されるが実臨床において良悪性鑑別にしばしば難渋する.近年腫瘍病変の良悪性鑑別にFDG-PETの有用性が報告されているがIPMNにおける報告はまだ少ない.今回IPMN病変の良悪性鑑別におけるFDG一一PETの有用性:にういて検討した.【方法と対象】2004年から2010年にかけて...
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- O-156 IPMCの組織学的亜型と肉眼分類結節径のう胞径との関連性
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河田奈都子(大阪府立成人病センター肝胆膵内科)
【目的】近年浸潤性IPMCの予後は組織学的亜型(gastric type(以下g型)intestinal type(以下i型)pancreatobdiary type(以下p型)oncocytic type(以下。型))によって異なることが報告されている.組織学的亜型を臨床的に予測することを目的として組織学的亜型と肉眼分類(主膵管型/分枝型).結節径のう野幌との関連性を明らかにする.【方法】対象は...
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- O-157 IPMN外科治療における縮小手術の位置づけ
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松本逸平(神戸大学肝胆膵外科)
【背景と目的】IPMCは切除により予後が期待できるが定型的膵切除術は侵襲が大きく術後QOLの低下を招く我々は微小浸潤癌までと診断し切除断端陰性が確保されれば積極的に縮小手術を行う方針としている.しかし国際診療ガイドラインでは縮小手術につき統一された明確な指針は示されていない.今回縮小手術の成績と残聴機能につき検討した.【対象】IPMN切除87例.平均年齢68歳男女比47/40浸潤性IPMC/微小浸...
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- O-158 IPMNの治療戦略―手術適応および術式選択と至適郭清範囲に関して
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鈴木裕(杏林大学外科)
[背景]一般的にIPMNは腺癌を切除し腺腫は経過観察とされる場合が多い.そのため手術適応の決定には術前での正確な悪性度診断を要する.[目的]術前画像所見より腺癌・浸潤癌の危険因子を抽出さらに術後の病理所見短期・長期成績より術式と郭清範囲の妥当性を検討.[方法]対象は病理組織学的にIPMNと診断された68例術前画像所見から腺癌・浸潤癌の危険因子を解析.さらにリンパ節転移例再発例原病死例の臨床病理像術...
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- O-159 膵嚢胞性疾患における嚢胞液分析の有用性と限界
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【目的】IPMN、 MCNSCN仮性嚢胞(PC)の鑑別診断に嚢胞八田の腫瘍マーカーとアミラーゼ(AMY)測定が有用か否かを検討した.また嚢胞液:細胞診の悪性に対する診断能を検討した.【方法】対象は1997年4月から2011年9月までに当院にてEUS-FNAまたは術後標本より嚢胞液を採取し嚢胞液中の腫瘍マーカー(CEACA19-9CA125)とAMYの測定嚢胞液細胞診を施行した膵嚢胞性疾患66例(細...
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- O-160 肝細胞癌集学的治療におけるソラフェニブ投与の予後への影響
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永井英成(東邦大学医療センター大森病院消化器内科)
【背景】肝細胞がん治療アルゴリズム2010においてChild AまたはBの肝硬変(LC)症例に合併した進行肝細胞癌(aHCC)に対する治療法は明確化されたが集学的治療におけるsorafenib(SF)投与が既存治療に比し予後の改善に寄与しているのかはまだ検討の余地が残されている.【目的】進行肝細胞癌(aHCC)合併LC症例に対する集学的治療におけるSF投与の有用性を既存治療の肝動注化学療法(HAI...
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- O-161 当科における進行肝細胞癌に対する肝動注化学療法とソラフェニブ治療の現状
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福林光太郎(熊本大学消化器内科学)
【目的】切除・局所療法の適応とならない進行肝細胞癌に対してはソラフェニブが標準治療となっているが本邦では肝動注化学療法の有用性を示す報告が散見され肝動注化学療法が選択されることも多いそこで当科での肝動注化学療法ソラフェニブによる治療成績についてまとめ進行肝細胞癌に対する適切な治療選択について検討した.【方法】肝動注化学療法は04年以降にStage皿AVの高度進行肝細胞癌に対して施行した112例を対...
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- O-162 肝外転移合併進行性肝細胞癌症例に対するソラフェニブ治療の臨床的特徴
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中野聖士(久留米大学医学部内科学講座消化器内科部門)
【目的】分子標的治療薬であるソラフェニブは進行性肝細胞癌症例の生存期間を延長する事が知られている.しかしながら肝外転移合併症例に限った報告はほとんどない.そこで今回我々は肝外転移合併進行性肝細胞癌症例に対するソラフェニブ治療の臨床的特徴を評価した.【方法】2009年5月~2010年12月の期間にソラフェニブ治療を受けた進行性肝細胞癌96例を用いて前向きに検討を行った.それぞれの症例の背景を評価し肝...
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- O-163 高齢者肝癌に対するsorafenib療法の安全性および有用性
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【目的1Sorafenibは進行肝細胞癌の化学療法において初めて大規模比較試験でplaceboに比べ予後改善効果を認めた分子標的治療薬である.しかしながら高齢者における安全性効果については明らかにされていない.今回高齢者肝癌患者に対するsorafenib療法の安全性抗腫瘍効果について検討した.【対象と方法】対象は2008年7月から2011年1月までにソラフェニブ単剤投与にて加療を行なった切除不能も...
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- O-164 高齢肝細胞癌症例に対する治療介入の是非
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須田剛士(新潟大学消化器内科)
【目的】80歳以上の高齢肝細胞癌症例に対する治療介入の是非を予後の観点から明らかとする.【:方法】1983年から2011年に当院で治療を受け1年以上の経過観察が可能であった740例を対象とし予後を統計学的に解析した.【結果】全体の生存期間中央値は1094日で49歳以下50歳代60歳代70歳代ならびに80歳以上の各群間に有意な予後の差異は認められなかった(p=0.19).各年齢の余命が公開されている...
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- O-165 ラジオ波焼灼療法施行中の腫瘍内圧測定
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【目的】肝細胞癌に対するラジオ波焼灼療法(RFA)では肝内播種などの特異な再発が報告されている.我々はこのような再発の一部は腫瘍内圧の急激な上昇に起因するのではないかと考えRFAと肝実質内圧上昇の基礎的検討を行なってきた.その結果を踏まえて実際のRFA施行中に腫瘍内圧を測定し本測定法の臨床応用が可能か検討した.【対象および:方法】対象は肝細胞癌32例50結節である.平均腫瘍径は14.7mm(5.1...
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- O-166 C型肝硬変症から発症した肝癌では硬変肝の炎症が沈静化するとEdmondson I型にとどまるか
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[目的]持続炎症が癌細胞の悪性度を高めるかは浜田らがラットのplasticplateの近傍におとなしい乳癌細胞を接種すると悪性度の高い癌細胞に変化することを確認したがこれは異物周囲の炎症細胞からIL-6などが放出されるからと考えた.前回はC型肝硬変症からの肝発癌に際し母地肝硬変の炎症が強いとEdmondson(Ed)Ill型が出現すると発表した。今回は硬変肝の炎症が弱いとEdl型で留まるかを検討し...
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- O-167 肝細胞癌に対するTACEの初期治療効果と予後との関連
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鄭浩柄(神戸市立医療センター中央市民病院消化器内科)
【目的】従来Intemlediate stageの肝細胞癌(HCC)に対してはTACEが繰り返し行われることが多かったが近年Sorafenibが使用可能となり治療の選択肢が増えたことによりその方針が見直されつつある.肝癌診療マニュアル第2版では2回以上にわたり効果不十分であった症例はTACE不応と定義されるに至った.そこで今回我々はTACEの初期治療効果と予後との関連につき検討を行った【方法】20...
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- O-168 当科初発の非B非C型肝細胞癌の特徴
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岡野淳一(鳥取大学医学部附属病院第二内科)
【目的方法】2009年1月から2011年10月15日現在までの当科診療初発肝細胞癌(HCC)患者114例(上院フォロー26例他院からの紹介88例)の成因はB型28例(24.6%)C型41例(36.0%)非B非C型(NBNC)45例(39.4%)とNBNCの占める割合が高いNBNC初発HCCの特徴をBC型HCCと比較しNBNC群でHCC高危険群の囲い込みが可能な要因を検討した.【成績】初発HCC患者...
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- O-169 全麻下腹腔鏡的局所焼灼療法による肝細胞癌の治療
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廣澤拓也(自治医科大学消化器肝臓内科)
【背景1当科では単登では4cm以下あるいは3cm3個以内およびChild-Pugh AあるいはB.脈管侵襲なし全麻可能な肝細胞癌症例ば肝表面および肝深部を問わず全麻下腹腔鏡的局所焼灼療法.(ラジオ波)を原則としている.1【目的】1)経皮的アプローチでは治療困難と考えられる症例での腹腔鏡的アプローチの有用性を検討する.2)全麻下腹腔鏡的局所治療を施行した患者の治療成績再発率合併症について検討する.【...
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