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検索結果は205件です。

大腸に多発するアフタと回腸に多発潰瘍を認めステロイド投与にて改善を認めたBehcet病の1例
村岡 正武(済生会熊本病院消化器病センター)
 41歳、女性。平成19年5月に39℃の発熱、下腹部痛および肩や肘などの関節痛が出現したため、第3病日に当院を受診した。来院時のCTおよび腹部エコー検査にて、回腸末端の壁肥厚を認め、腹痛が強いため入院となった。大腸内視鏡検査では回腸末端に地図状の浅い潰瘍が多発しており、また、盲腸から上行結腸にかけてアフタも多発していた。当初、感染性腸炎も否定できず抗生剤を投与したが、その後も39℃の発熱、腹痛およ...

第090回九州支部例会

膀胱癌術後経過観察中に発見された盲腸絨毛腫瘍の1例
藤山  俊一郎(済生会熊本病院 消化器病センター)
症例は76歳、女性。平成17年4月、膀胱癌にて当院泌尿器科で膀胱全摘と回腸導管造設術を施行された。その後、当院泌尿器科外来にて3ヵ月ごとに経過観察されていた。平成19年3月に外来で施行された腹部CTで骨盤内右側に腫瘤性病変を認め盲腸腫瘍が疑われ、精査加療目的にて当院消化器科へ入院となった。軽度の右下腹部痛を認めたが、下血、下痢などの症状は認めず、Hb:11.6g/dlと貧血なく、Na:142mEq...

第090回九州支部例会

内視鏡検査では腺腫と鑑別が困難であった炎症性筋腺管ポリープ(inflammatory myograndular polyp)の1例
坂田 泰志(祐愛会織田病院 内科)
症例は77歳,女性.近医で高血圧,糖尿病の通院治療中に便潜血検査陽性のために当院へ紹介された.大腸内視鏡検査で下行結腸に約2cmの発赤した分葉状の比較的細い茎を有するポリープを認め,管状腺腫を疑った.生検では過形成性ポリープの所見であったが,治療を勧め,内視鏡的切除術を施行した.内視鏡的切除時は表面に白色の付着物が軽度認められた.切除後に赤色の色調は減弱した.切除したポリープの病理組織所見は粘膜上...

第090回九州支部例会

S状結腸内分泌細胞癌の1症例
法村 大輔(大村市立病院, 長崎大学医学部歯学部附属病院)
症例は71歳男性。便秘の精査目的で2006年11月29日下部消化管内視鏡検査を施行した。S状結腸にBorrman2型の病変を認めた。内視鏡時の生検組織所見で低分化型腺癌の診断であり、手術を行った。切除標本ではT3N0M0であり、特殊免疫染色により内分泌細胞癌と診断された。術後は5-FU+Leucovorinによる術後化学療法を行っているが、2007年8月現在再発を認めていない。大腸内分泌細胞癌は、...

第090回九州支部例会

食道病変を有したクローン病の一例
角川 淑子(佐世保市立総合病院 消化器科)
 症例は23歳男性。2002年下痢があり近医を受診、小腸・大腸型クローン病との診断を受けた。2004年狭窄症状あり、イレウスとなったため回腸部分切除・盲腸切除・Seton手術を施行されたことがある。ペンタサとエレンタール及び低残渣食にて下痢はなく、排便状況は落ち着いていたが、2006年10月頃より食事摂取時に咽頭痛が出現し、胸痛も出現してきたため食事摂取困難となり、10月26日に当科入院となった。...

第090回九州支部例会

肝原発sarcomatoid carcinomaの1例
高尾 信一郎(国立病院機構小倉病院 肝臓病センター・臨床研究部)
治療歴のない肝原発sarcomatoid carcinomaの稀な1例を経験したので報告する。症例は65歳、男性。清酒1合/日×30年の飲酒歴、20~30本/日×20年の喫煙歴がある。輸血歴なし。2004年より肝機能異常を指摘され、2005年より高血圧、2006年より前立腺肥大にて近医で加療されていた。2006年12月、腹部超音波検査で径約3 cmの肝腫瘤を指摘され当科に入院した。身長 168 c...

第090回九州支部例会

二次性大動脈十二指腸瘻の1例
阿座上 聖史(高邦会 高木病院 消化器内科)
症例は85歳男性。2007年4月3日黒色にて当科を受診した。7年前他院で腹部大動脈瘤に対し人工血管置換術を施行されている。また脳梗塞後遺症のためシロスタゾール 200mg/day内服中である。理学所見ではバイタルサイン・腹部所見に異常を認めない。血液生化学検査ではHb 9.4g/dl ,Hct 28.3%と貧血であり、BUN/Crの解離を認めた。CRP は1.72mg/dlと軽度高値であった。腹部...

第090回九州支部例会

原発性肺がんと大腸がん肺転移の鑑別に苦慮した孤立性肺腫瘍の一症例
柴田 義宏(九州大学病院 血液・腫瘍内科)
悪性腫瘍の既往がある症例において、孤立性肺腫瘍が出現したときに、それが単発の肺転移である可能性は25%といわれている。胃がん、大腸がん、精巣腫瘍では転移性肺がんと原発性肺がんの可能性はほぼ同等といわれているため必ず組織診断にて鑑別する必要性がある。今回、我々は大腸がん術後に孤立性肺腫瘍を認め原発性肺がんと大腸がん肺転移の鑑別に苦慮した症例を経験したので報告する。症例は76才男性。2000年12月1...

第090回九州支部例会

黒色食道を呈した急性壊死性食道炎の一例
白濱 奈津子(済生会 唐津病院 内科)
症例は59歳男性。2型糖尿病にて外来加療中の患者。2007年4月19日、多量の飲酒後に嘔吐持続。翌日には、胸部苦悶・吐血出現したため、近医に救急搬送となる。上部消化管出血を疑われ、当院搬送後、上部消化管内視鏡検査を施行したところ、上中部食道の全周性のびらんと中部食道から食道胃接合部に至る粘膜の著明な黒変を認めた。肛門側ほどその変化は強かった。接合部胃側と胃十二指腸にはほとんど粘膜障害は認めなかった...

第090回九州支部例会

保存的治療にて軽快した特発性門脈血栓症の一例
加茂 泰広(長崎大学 医学部歯学部附属病院 第一内科)
【症例】38歳男性。【主訴】腹痛【現病歴】生来健康。2007年5月7日、夕食後より腹痛を自覚し一晩経過を見たが改善しないために翌日近医受診。発熱はなく心窩部に圧痛があり、血液検査ではCRP 1.95mg/dlと軽度上昇を認めるのみであったため対症療法で経過を見られていたが、腹痛が持続するため5月10日同院再診となった。再診時には心窩部~左側腹部にかけて圧痛があり、腸蠕動音の減弱を認めた。血液検査上...

第090回九州支部例会

健診にて発見された十二指腸癌の一例
柏原 由美(原三信病院 消化器科)
症例は49歳男性。自覚症状なし。2007年7月、当院にて健診を受けたが、その際の上部消化管内視鏡検査にて十二指腸水平脚に周堤を伴う不整な陥凹性病変を認めた。生検にて高~中分化型腺癌の診断であった。超音波内視鏡検査では病変の中央、陥凹部において低エコーの腫瘍エコーが第3層深層まで達していたものの第3層の最外層及び第4層は保たれており、深達度sm massiveの所見であった。低緊張性十二指腸造影検査...

第090回九州支部例会

Helicobacter pylori陽性直腸原発MALTリンパ腫の一例
柴田 英貴(長崎大学 大学院 展開医療科学講座 (第一内科))
【症例】56歳,女性.【主訴】血便.【既往歴】子宮筋腫手術.【家族歴】悪性新生物の家族歴なし.【生活歴】職業は農業.機会飲酒.喫煙歴なし.【現病歴】2007年4月,主訴により当科外来紹介受診.大腸内視鏡検査(CS)を行い,直腸に散在する発赤調の2~10mm大の隆起性病変を認めた.大きさ2‐5mmの病変の立ち上がりはなだらかで表面は平滑,粘膜下腫瘍の形態を示し,明瞭な血管透見像を認めた.10mm大の...

第090回九州支部例会

十二指腸と回腸病変で経過に乖離が認められたSchonlein-Henoch紫斑病の1例
鴻江 勇和(済生会熊本病院 消化器病センター)
症例は23歳男性。2007年5月中旬より腹痛と下痢が出現し、症状が持続するため3日後に近医を受診。感染性腸炎の診断にて内服薬を処方されたが、6日後より両下肢に紫斑が出現し、腹痛が増悪したため、症状出現13日後に当院救急外来を受診し、著明な腹痛のため同日緊急入院となった。心窩部、下腹部に自発痛と圧痛があり、両側大腿から足背にかけて紫斑が認められた。WBC 10500/μl、CRP 2.06mg/dl...

第090回九州支部例会

術前診断が可能であった大腸単発ganglioneuromaの1例
福永 久美(済生会熊本病院 健診センター)
症例は47歳 男性。平成19年2月、定期健診のために当院健診センターを受診。自覚症状はなく、既往歴や家族歴に特記事項なし。理学所見では皮膚及び躯幹に異常を認めなかった。当院受診は初回であったが、今までに他院の検査でも特に異常は指摘されていなかった。大腸内視鏡検査にて、横行結腸に8mm大の粘膜下腫瘍様の発赤調隆起性病変を認めた。生検にて、粘膜固有層に神経線維と思われる紡錘形細胞が束状に増殖し、その一...

第090回九州支部例会

膵癌との鑑別が困難であった限局性自己免疫性膵炎の1例
瀬戸山 博子(済生会熊本病院 消化器病センター)
症例は59歳女性。2006年11月近医にてHbA1cの急激な上昇および膵頭部腫瘤を指摘され,同年12月1日精査目的にて当科外来受診となった。腹部超音波検査,超音波内視鏡検査(EUS)では膵頭部から体部にかけて約40mm大で比較的境界明瞭な膵実質と等エコーの腫瘤を認めた。内部に点状高エコーを認め,尾側膵管の拡張はみられなかった。腹部造影CTでは,膵頭部に早期相で正常膵よりも造影効果が強い約3cm大の...

第090回九州支部例会

食道小細胞型未分化癌の1例
岡江 耕二郎(鹿児島市医師会病院 消化器内科)
症例は82歳女性。糖尿病にて前医通院中の2006年6月に食事時のつかえ感あり、上部消化管内視鏡検査を施行された。食道腫瘍を認め、small cell undifferentiated carcinomaの生検診断となり、当院紹介入院となった。上部消化管内視鏡検査にて切歯より約30cmに0-Ip型腫瘍を認めた。CT・MRIにて縦隔リンパ節転移・肝転移を認めたが、手術・化学療法等の積極的治療は希望され...

第090回九州支部例会

肝細胞癌破裂後の腹膜転移巣の破裂を認め,切除した1例
今村 直哉(宮崎大学 医学部 腫瘍機能制御外科)
肝細胞癌破裂に対してTACE後肝部分切除を行い,1年4ヵ月後,再発した腹膜転移巣の破裂を認めた1例を経験したので報告する.症例は,52歳,男性.慢性B型肝炎を指摘されていた.2005年12月,突然の激しい腹痛があり,肝周囲に腹水を伴う径16cm大の肝腫瘍を認め,肝細胞癌破裂の診断でTACEを施行後,2006年2月,肝S3部分切除を行い腫瘍を切除した.病理所見は,中分化型肝細胞癌,vp1,vv0,v...

第090回九州支部例会

抗癌剤による薬剤性肺障害をきたした胃癌の一例
小橋川 ちはる(琉球大学 医学部 附属病院 第一内科)
抗癌剤による肺障害は時に重篤な呼吸不全をきたし死に至り得る重要な副作用である。今回我々は胃癌に対する抗癌剤治療の経過中に薬剤性肺障害と思われる重篤な肺障害を発症し死に至った症例を経験したので若干の文献的考察も加え報告する。
【症例】73歳、男性【既往歴】糖尿病【現病歴】心窩部痛、黒色便を主訴に平成18年6月10日当院受診。上部消化管内視鏡検査にて胃噴門部~体上部小弯前壁側にかけて約5cm大の...

第090回九州支部例会

C型慢性肝炎に対するペグインターフェロン、リバビリン併用療法により1型糖尿病が発症した1例
町野 隆介(大分県立病院 消化器腎臓内科)
症例は34才男性。既往歴:3才時に心室中核欠損症の手術を受けこの時輸血歴あり。家族歴:特記事項なし。現病歴:21才時抗HCV抗体陽性を指摘された。平成6年8月から平成7年1月にかけnaturalインターフェロンα投与を受けたが効果はなかった。この時血糖の異常も指摘されなかった。その後外来通院をしていたが平成13年以降は未受診であった。平成18年になり再度通院するようになり6月当科第2回入院となった...

第090回九州支部例会

潰瘍性大腸炎として治療されていたアメーバ性大腸炎の1例
明石 学(与那原中央病院)
【はじめに】アメーバ性大腸炎は赤痢アメーバ(Entamoebahisolytica)嚢子に汚染された食物や水の経口摂取で感染する原虫感染症である.潜伏期は2-3週とされるが、数ヶ月~数年におよぶこともある.症状は数回の水様性下痢,粘血便から頻回の血性下痢など多彩であり,慢性の経過で寛解と増悪を繰り返す症例もあると報告されている. 今回,潰瘍性大腸炎の診断にて治療を受けていたアメーバ性大腸炎の1例を...

第090回九州支部例会