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検索結果は205件です。

C型慢性肝炎に対するコンセンサスインターフェロン在宅自己注射の意義と治療成績
呉 建(霧島市立医師会医療センター 消化器内科 )
【目的】C型慢性肝炎の治療は週1回投与のペグインターフェロンとリバビリン併用療法が主流となっているが、従来のαインターフェロンは在宅自己注射も認可され治療の幅も広がっている。コンセンサスインターフェロン(CIFN)は1型高ウィルス量以外の症例に対しての効果が高いことより、在宅での夜間の自己注射により副作用が軽減され、中止例の減少などさらに高い効果が期待される。我々は、CIFN在宅自己注射実施症例に...

第090回九州支部例会

門脈血栓症を合併した肝硬変に発生した出血性十二指腸静脈瘤の1例
酒井 美佳子(九州大学大学院 病態制御内科学)
症例は58歳、女性。主訴は下血。輸血歴は不明。過去に肝障害を指摘されたことはなかった。平成19年8月8日、黒色便、ふらつきが出現し、11日、前医を受診。Hb3.8mg/dlと著名な貧血を認め、輸血を施行された。上部消化管内視鏡検査にて出血源は認めなかったが、食道静脈瘤を認めたため内視鏡的静脈瘤結札術が施行された。その後も下血、貧血の進行を認め、輸血を繰り返し施行された。腹部CTでは肝硬変パターンで...

第090回九州支部例会

NonB nonC肝癌におけるHBc抗体有無とその特徴の検討
杉本 理恵(九州労災病院)
【目的】近年nonBnonC肝癌の増加が問題となっているがこうした肝癌の発生へのoccult HBVの関与についてははっきりしない。今回当院におけるnonB nonCの肝癌でHBc抗体の有無を検討し、HCCの発症様式に差があるかを検討した。【方法】2005年から2007年までに当科で診断されたnonB nonC肝癌患者のHBc抗体を測定し、有無別に年齢、性別、肝障害度、肝癌のサイズを検討した。対照...

第090回九州支部例会

魚骨の横行結腸穿通により腹腔内膿瘍をきたした1例
藍澤 哲也(西田病院 外科)
症例は64歳男性。上腹部痛を主訴に来院。腹部単純レントゲンおよび腹部CTにて明らかな魚骨は認めなかったが、CT上横行結腸に隣接してその頭側に膿瘍を認めた。憩室等の所見もなかったことより魚骨膿瘍を疑って開腹手術を施行した。術中所見で横行結腸の頭側に大網に被覆された膿瘍腔を認め、横行結腸に直径1mm、長さ25mmの魚骨が穿通していた。魚骨を除去すると横行結腸穿孔部はpin-hall状で明らかなleak...

第090回九州支部例会

肝腫瘍生検を契機に診断に至った、胃原発性内分泌細胞癌の1例
上尾 哲也(大分医療センター 消化器科)
胃内分泌細胞癌は胃原発性腫瘍の中では0.1-0.2%と稀で、悪性度が高く、予後不良である。粘膜下腫瘍の形態をとるため、その発見は困難なことが多い。今回我々は、肝腫瘍生検を契機に診断に至った、胃原発性内分泌細胞癌の1例を経験したので報告する。(症例)76歳男性。平成11年より高脂血症・糖尿病でフォローされていた。平成19年1月、軽度の肝機能障害 (AST34、 ALT21) を認め、腹部超音波検査を...

第090回九州支部例会

十二指腸乳頭部pyogenic granulomaの1例
橋口 一利(医療法人社団シマダ 嶋田病院 消化器内科)
症例は75歳男性。糖尿病にて当院外来通院中、貧血の進行を認めた為、2006年2月、上部消化管内視鏡検査を施行したところ、十二指腸乳頭部に10mmの易出血性の発赤調Y-3型ポリープを認め、生検でGroup1であった。貧血の責任病変と考えられていたが、約1年4ヶ月間、鉄剤投与で経過観察されていた。2007年6月、本人の同意の上、ポリペクトミー目的に入院。観察時、ポリープの大きさに著変なく、表面より湧...

第090回九州支部例会

小腸内視鏡検査が診断確定に有用であった腸リンパ管拡張症の1例
堤 英治(熊本大学大学院医学薬学研究部 消化器内科学)
症例は49歳男性。10年前よりDMや浮腫、低アルブミン血症、胸水貯留のため近医入退院を繰り返していたが、原因不明のためアルブミン投与等の対症療法にて加療されていた。平成19年1月に労作時の呼吸困難感と全身浮腫の増強のため、胸膜癒着術を施行された。各種精査を施行されたがやはり原因特定には至らず、精査加療目的にて同年7月当院へ紹介入院となった。入院時血液検査所見ではTP 4.4g/dl, Alb 2....

第090回九州支部例会

ペグインターフェロンα2b/リバビリン治療において血中HCV-RNA陰性化後1年治療を継続した11例
山崎 雅史(山崎内科)
C型慢性肝炎Group1に対するペグインターフェロンα2b/リバビリン併用療法の投与期間については、未だ統一見解が得られていない。当院では血中HCV-RNAが陰性化後12ヶ月治療継続した時点で治療終了する方法にて11例を治療したので投与期間の有効性等について検討した。 平成18年8月までに当院で導入したペグインターフェロンα2b/リバビリン併用療法21例中血中HCV-RNAが陰性化した症例は14例...

第090回九州支部例会

リバビリン貧血に対するエイコサペントエン酸(EPA)の使用経験
山崎 雅史(山崎内科)
 C型慢性肝炎のリバビリン併用療法中、貧血にて減量または中止となった症例3例にEPAを連日1800mg内服し経過を見たので報告する。症例1;52歳女性体重56Kg、Hb 12.6 リバビリン400mg後600mg にて治療導入。8週目より貧血出現しリバビリン減量、10週目で中止となった。15週目からリバビリン200mgにEPAを併用開始。16週目以降はリバビリン400mg にてHb 10 以上を維...

第090回九州支部例会

卵巣静脈内発育を伴った後腹膜平滑筋肉腫の一例
城戸 咲(公立学校共済組合 九州中央病院 臨床研修医)
症例は74歳女性。腹部圧迫感を主訴に、平成19年2月中旬近医を受診。腹部超音波検査、腹部CTにて巨大な後腹膜腫瘍を指摘され、手術目的に当院外科を紹介受診した。受診時、触診では臍左側やや下部に楕円形の圧痛を伴う索状物を触知した。入院後撮影したMRIでは左側大腰筋に沿って上下に連続する、ひょうたん型の境界明瞭な腫瘤像を認めた。腫瘍は左卵巣静脈内に発育し静脈内腔を上行していたが、周囲臓器との浸潤傾向は認...

第090回九州支部例会

ダブルバルーン小腸内視鏡(DBE)で発見されたvon Recklinghausen病(vRD)に合併した小腸GISTの1例
多喜 研太郎(麻生飯塚病院 消化器内科)
症例は69歳、男性。H19年3月15日下血にて近医受診。血液検査にてHb 7.6g/dlと著明な貧血を認め、3月23日下部消化管内視鏡検査を施行した。直腸に凝血塊を認めたが、明らかな出血源を認めなかった。3月31日再下血のため同院にて4月3日上部及び下部消化管内視鏡検査、小腸X線検査を施行したが明らかな出血源を認めなかった。4月19日DBE目的に当科紹介入院となった。当科受診時の診察にて幼少時より...

第090回九州支部例会

内視鏡的粘膜下層切開剥離術(ESD)により完全一括切除しえた食道顆粒細胞腫の一例
中山 昌之(佐賀大学 医学部 消化器内科)
【症例】43歳男性【主訴】特になし【現病歴】平成18年4月大腸憩室炎にて近医入院。その際の上部消化管スクリーニングにて中部食道に粘膜下腫瘍を認め,精査・加療目的に当科入院となる.【入院時現症】特に無し.【入院時検査所見】血液検査では明らかな異常所見は認めなかった.上部消化管内視鏡検査では胸部中部食道に約15mmの頂部に陥凹を有する立ち上がりのなだらかな隆起性病変を認めた。超音波内視鏡検査では粘膜下...

第090回九州支部例会

経鼻内視鏡前処置特有と考えられる眩暈、吐気、嘔吐等の偶発症を呈した1例
中山 昌之(佐賀大学 医学部 消化器内科)
【症例】51歳 女性。胃部不快感を主訴に来院。再発性胃潰瘍の既往があり経鼻内視鏡による上部消化管精査を2006年9月16日施行した。検査開始前血圧100/68mmHg。内視鏡前処置として硝酸ナファゾリン点鼻後、鼻腔内の局所麻酔として4%塩酸リドカインをジャクソンを用い坐位にて2回に分け実施。2回目の局所麻酔終了後、左側臥位にし、経鼻内視鏡を実施した。検査時間は約10分であった。検査中は全身状態に明...

第090回九州支部例会

内視鏡的粘膜下腫瘍核出術(ESE)にて切除し得た胃GISTの1例
宗 祐人(戸畑共立病院 消化器病センター)
症例は60歳代男性。平成18年検診の胃透視にて胃体上部小弯に透亮像を指摘され当院を受診。8月に上部消化管内視鏡検査および胃透視にて胃体上部小弯に約30mmの粘膜下腫瘍を認めた。平成19年5月胃透視にて粘膜下腫瘍は40mm大と増大傾向を認めた。また、超音波内視鏡検査(EUS)にて病変部は固有筋層の内輪筋由来の腫瘍と思われ、Gastrointestinal stromal tumor(GIST)が疑わ...

第090回九州支部例会

経鼻内視鏡検査の前処置法の検討
森山 智彦(九州大学 大学院 病態機能内科学)
【目的】苦痛の少ない検査法として経鼻内視鏡検査は急速に広がっているが,その前処置は各施設により異なり,一定のコンセンサスは得られていない.経鼻内視鏡検査の前処置として,簡便で効果の高い鼻腔の麻酔方法を検討する.【方法】2005年11月から2006年8月までに,木村病院で経鼻内視鏡検査を試みた373例(男女比192:181,平均年齢55.7歳)を対象とした.鼻腔の麻酔方法をそれぞれ,麻酔噴霧法(n=...

第090回九州支部例会

当院における腹腔・静脈シャント術の治療成績・予後
坂元 秀壮(宮崎医療センター病院 肝臓消化器病センター)
【はじめに】近年、難治性腹水の患者に対しQOLを改善する事を目的とし、Denver腹腔・静脈シャントが汎用されるようになってきている。治療の注意点としては、術中・術後の重篤な合併症として、心不全・肺水腫、呼吸不全、ARDS、敗血症、PSC(post shunt coagulation) などがあり、それらを予防する必要がある。当院ではこれまで、2005年より難治性腹水の患者18名に対し、Denve...

第090回九州支部例会

当院におけるC型急性肝炎5症例の検討
石田 素子(福岡徳洲会病院 総合内科)
【目的】当院におけるC型急性肝炎を検討しその問題点について考察する.【方法】対象は平成17年5月から平成19年4月までの2年間に当院でC型急性肝炎と診断した5症例である.これらの年齢,性別,初発症状,感染経路,C型急性肝炎の診断理由,転帰について検討した.【結果】5症例の内訳は男性2例女性3例,年齢中央値は32(20-42)歳であった.初発症状は3例が食欲低下や嘔気などの消化器症状を呈し,2例は黄...

第090回九州支部例会

胃原発限局期悪性リンパ腫に対する非外科的治療の検討
卜部 繁俊(長崎市立市民病院内科)
【目的】本邦における胃原発限局期悪性リンパ腫に対する治療は、従来、胃切除術と術後化学療法が主体であったが、最近は除菌療法、化学療法、放射線療法などの非外科的治療の有用性が報告されている。今回、当院で行った胃原発限局期悪性リンパ腫に対する非外科的治療の効果および治療後の経過について検討をおこなったので報告する。【方法】対象は2002年から2007年8月までの約5年間に当院で非外科的治療を行った胃原発...

第090回九州支部例会

非特異性多発性小腸潰瘍症術後吻合部狭窄に対し内視鏡的拡張術が有効であった1例
諸隈 強(福岡大学筑紫病院消化器科)
症例は40代の韓国人女性。1993年頃より貧血と低蛋白血症があったが原因不明であった。1999年6月には突然の腹痛が出現。小腸多発狭窄を認め、同年9月にイレウスのため韓国の病院で回腸部分切除術を施行された。2001年9月当科に初診し、初めて非特異性多発性小腸潰瘍症(以下NMUSI)と診断。2002年12月、2004年6月に吻合部狭窄を認め、吻合部を含む回腸部分切除術を施行。2回の手術で残存小腸は約...

第090回九州支部例会

十二指腸ガストリノーマによるZollinger-Ellison症候群の一例
前畠 裕司(九州大学大学院病態機能内科学)
症例は54歳、女性。平成16年末より胸やけ、心窩部痛、下痢が出現し、10ヶ月で8kgの体重減少を来たした。平成17年9月近医を受診、上部消化管内視鏡検査で多発性十二指腸潰瘍と逆流性食道炎を認め、血清ガストリンが高値(1000pg/ml)であったことからZollinger-Ellison症候群と診断された。この時、十二指腸球後部に長径約1cmの粘膜下腫瘍を認めたが、生検で腫瘍細胞は検出されなかった。...

第090回九州支部例会