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検索結果は205件です。

膵lymphoepithelial cystの1例
堤 宏介(九州大学医学研究院 臨床・腫瘍外科)
症例は72歳、女性。上腹部不快感を主訴に近医を受診した。腹部CTにて膵頭部腫瘤が疑われたため当科紹介となった。腹部エコーおよびCTにて膵頸部より外方に突出する径4cm大の多房性嚢胞性腫瘤を認めた。嚢胞内に明らかな充実部は認めなかった。腹部MRIにて嚢胞性腫瘤はT2延長・T1短縮を呈し、遅延性に増強される隔壁を有していた。MRCP像では主膵管の異常を認めず、悪性所見はなかった。腫瘍マーカーはCA19...

第090回九州支部例会

腹腔内腫大リンパ節に対するEUS-FNAにより診断したATLの一例
船川 慶太(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科・生活習慣病学)
今回我々は腸間膜炎で発症し、いったん改善後に腹腔内リンパ節腫大を認め、超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)で診断したATLの一例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する。症例は76歳の女性。H18年8月に右下腹部に圧痛を伴う腫瘤を自覚し、8月30日当科に入院した。精査の結果、腸間膜炎と診断されたが、その原因は明らかでなかった。安静、食事療法などで特別な治療なしに自然軽快し退院となり、以...

第090回九州支部例会

Segmental arterial mediolysis(SAM)の一例
堀川 ゆき(九州労災病院 内科)
【症例】59歳女性、主訴は腹痛。平成19年5月31日より腹部不快感・食欲不振が出現、6月2日腹痛増悪し嘔吐・下痢も出現した為当院救急外来を受診した。意識は清明、冷汗多量、BP140/100mmHg、HR68/min、嘔気・嘔吐少量あり。腹部は平坦・軟で心窩部痛あり、筋性防御や反跳痛は認めなかった。
【血液検査】WBC 5600/μl,RBC 525万/μl, Hb15.0g/dl, Plt ...

第090回九州支部例会

PET陽性であった後腹膜adenomatoid tumorの一例
矢野 公一(藤元早鈴病院 外科, 宮崎大学 腫瘍機能制御外科学)
症例は55歳女性.2005年7月,甲状腺腫の精査目的で行われたFDG-PETで上行結腸に異常集積を認められた.下部消化管内視鏡検査では異常無く,造影CTで上行結腸外側に4cm大の高度に造影される腫瘍を認めた.明らかな悪性所見は無く,血管腫を疑い経過観察を行った.2006年4月に行ったFDG-PETでは集積が1年前より増強し,CTにおいても腫瘍が増大傾向であった.血管造影検査で腫瘍は回結腸動脈と右腎...

第090回九州支部例会

ペガシス長期投与が奏功し7回目のIFN療法でSVRが得られたC型慢性肝炎の一例
石井 邦英(甘木朝倉医師会立 朝倉病院 内科)
症例は、H14.4月当院紹介初診時、59歳、現在65歳の男性。既往歴:21歳時、交通事故にて輸血、輸血後肝炎に罹患。家族歴:父が肝臓癌、母が胃癌。生活歴:H6、C型慢性肝炎の診断まで日本酒4合/日の常習飲酒家。現病歴:H6、H11、H13に合計3回のIFN療法を施行されるも再燃。HCV-serogroup 1、高ウイルス量、組織学的にF3も脾腫、血小板減少より肝硬変への進展が疑われ、肝癌発生予防の...

第090回九州支部例会

当院救命救急センターにおける口腔・消化管異物症例の検討
高木 克典(北九州市立八幡病院 救命救急センター)
【目的】消化管異物はその形状や化学的作用により、疑われた時点で緊急内視鏡の適応となる症例も少なくない。当院救命救急センターで過去5年間に経験した口腔・消化管異物症例を若干の文献的考察とともに報告する。【対象・方法】対象は2002年4月~2007年6月の期間で当院救命救急センターを受診し、消化管異物と診断、確認された82例である。異物の存在部位、種類と摘出法について検討した。【結果】患者は男性41例...

第090回九州支部例会

内視鏡的に止血しえた回腸憩室出血の1例
村田 篤彦(済生会福岡総合病院 内科)
【緒言】回腸憩室は消化管憩室のなかでも発見頻度が非常に少ない憩室である.回腸憩室出血はこれまでの報告では、血管造影あるいは外科的手術にて治療される症例がほとんどで、内視鏡的治療により止血された症例は極めてまれである.今回我々は、内視鏡的に止血しえた回腸憩室出血の1例を経験したので文献的考察をふまえ報告する.【症例】65歳女性.高血圧症、高脂血症の診断にて近医外来通院中であった.平成19年6月12日...

第090回九州支部例会

造影超音波下経皮的ラジオ波焼灼術が有用であった再発肝癌の一例
工藤 まいさ(久留米大学 医療センター 消化器科)
【はじめに】肝癌局所治療を継続する際に、局所再発部位の同定や小さな再発の同定治療は、時に困難な場合がある。これまで、このような症例にRVSの有用性が報告されているが、今回、新しい造影超音波下に治療を行ない、有用と考えられる症例を経験したので報告する。【症例】症例は75歳女性、C型肝硬変を背景に、2006年2月に初発の肝癌(肝S5、20 mm大)に対しTAE併用RFAを施行し、完全治癒が得られ外来観...

第090回九州支部例会

結核性縦隔リンパ節炎の食道穿破により吐血を来たした食道結核の一例
坂本 絢(国家公務員共済組合連合会 熊本中央病院 消化器科)
[はじめに] 食道結核は肺外結核の中でも極めて稀な疾患であり、全結核死中のわずか.0.15%にすぎず頻度は全臓器中で最も低いとされている。今回我々は結核性縦隔リンパ節炎の食道穿破により吐血を来たした食道結核を経験したので報告する。[症例]81歳男性。慢性腎不全で血液透析中に収縮期血圧90台に低下し、その後多量の吐血を認めたため当科紹介。上部消化管内視鏡検査にて中部食道に浅い潰瘍と、頂部に凝血塊の付...

第090回九州支部例会

ESDにて一括切除し診断し得た胃粘液癌の一例
安部 高志(大分県厚生連鶴見病院 消化器科)
【はじめに】今回我々は,ESDにて一括切除を行い診断し得た胃粘液癌の一例を経験したので報告する.【症例】69歳の女性.32歳時に卵巣嚢腫にて手術,52歳時に右肺腫瘤にて手術を施行されているが,いずれも他院にて施行されており詳細不明.生活歴に特記事項を認めない.平成16年11月8日健診のMDL異常にてGF施行した際に,胃前庭部大彎側に隆起性病変を認める.生検ではGroup1であり,以後GFと生検にて...

第090回九州支部例会

急性に発症したBudd-Chiari症候群の一例
田尻 博敬(九州大学大学院医学研究院 病態制御内科学 肝臓膵臓胆道内科)
症例は35歳女性。家族歴、生活歴に特記事項なし。2007年6月下旬より咳嗽が持続。7月9日に近医を受診したところ、肝障害(AST 134 U/L、ALT 168 U/L)および胸部レントゲン検査で右胸水貯留を認めたため、同日前医に紹介入院となった。7月12日にはトランスアミナーゼの上昇(AST 625 U/L、ALT 465 U/L)と共に、急激なPT低下(36.3%)を認め、翌日当院へ転院した。...

第090回九州支部例会

サイトメガロウイルス感染が遷延し治療に難渋した潰瘍性大腸炎の一例
小野 陽一郎(戸畑共立病院)
症例は79歳の女性。77歳時に潰瘍性大腸炎(以下、UC)を発症。その後、5-ASA製剤内服による加療を行いながら、再燃と緩解を繰り返し当院および近医でフォローされていた。再燃時にはステロイド(以下、PSL)による加療を加え、緩解導入していた。平成19年4月23日より下血、便回数の増加が出現し、近医受診し、28日よりPSL内服開始(20mg/日~)するも改善みられず、5月2日、当院紹介。症状、諸検査...

第090回九州支部例会

アセトアミノフェン大量内服により急性肝不全を発症し集中治療により救命しえた一例
藤江 里美(熊本大学大学院 消化器内科学)
【症例】35歳 女性。【現病歴】25歳時に人格障害を発症し、近医にて入退院を繰り返していた。その間γ-GTP優位の肝障害を指摘されていた。試験外泊中、感冒様症状が出現し、市販薬Aを20錠(アセトアミノフェン換算6g)、市販薬Bを8錠(イブプロフェン換算1.15g)内服した。翌日夕刻帰院したが、夜になり全身倦怠感・嘔気・嘔吐・食欲不振の増悪を認め、血液検査でPT16%、AST14405U/L、ALT...

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二次性硬化性胆管炎に肝膿瘍を合併し6本のメタリックステントを挿入し改善した一例
成田 竜一(産業医科大学 医学部 消化器・代謝内科)
症例は50歳、男性。主訴は黄疸。2001年6月、S状結腸癌と転移性肝癌に対し、当院外科にてS状結腸切除術、経皮的腫瘍マイクロ波凝固術及び腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行された。同時に動注ポートを造設され、以降当科外来にて5-FU 500mg、MMC 10mg、FARM 20mgを2週間に1回のペースで動注ポートが閉塞した2002年9月まで動注化学療法を施行された。2005年9月に心窩部痛と肝胆道系酵素上昇...

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シングルバルーン内視鏡により診断し得た繰り返す消化管出血の一例
緒方 賢一郎(NTT西日本九州病院 肝臓消化器内科)
【症例】74歳 女性【主訴】胸部不快感 動悸【既往歴】12歳 虫垂炎手術 32歳 鼠頸ヘルニア【現病歴】35歳時von Willebrand 病と診断された。以前は鼻出血を認める程度であったがH12年9月より部位不明の下血が出現、内視鏡施行されるも出血部位を確認できず絶食補液、デスモプレシン投与のみで自然止血していた。その後年1回程度の割合で繰り返していたが、H17年7月同様に下血にて入院した際、...

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診断に苦慮した小腸癌の一例
倉岡  圭(久留米大学 医療センター 消化器内科)
診断に苦慮した小腸癌の一例倉岡 圭、原田 和徳、工藤まいさ、村島 史朗、由谷 茂、田中 正俊1)佐田 通夫2)1) 久留米大学医療センター消化器科2) 久留米大学病院内科学講座消化器部門【はじめに】原発性小腸癌の発生頻度はきわめて低い。今回われわれは診断に苦慮し、通常の上部消化管内視鏡検査で診断しえた小腸癌の一例を経験したので報告する。【症例】症例は78歳男性。2007年7月中旬頃より腹部膨満感、...

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HBs抗原陽性ALT正常症例の自然経過
大谷 正史(上五島病院 内科)
【目的】B型肝炎はALT変動が起こり、肝病変の進行が予想されるとき治療の対象となる。今回我々はHBs抗原陽性で初診時ALT正常の症例におけるALT変動を予想できないか検討した。【対象】1983年1月から1999年までに当院でHBs抗原陽性が確認された1444例のうち初診時ALT40未満で肝炎治療の既往がなく、肝癌を認めず、複数回ALTを測定できた490例(男性255例 女性235例、初診時平均年齢...

第090回九州支部例会

大腸内視鏡挿入困難例へのCT Colonograpghyの有用性
野崎 良一(大腸肛門病センター高野病院)
【緒言】全大腸内視鏡検査(TCS)において癒着等で内視鏡の挿入を途中で断念せざるを得ない症例が少数ながらみられている。挿入困難例に対しては、当院では後日注腸X線検査(BE)を行っていたが、最近はBEに代えて内視鏡検査直後MDCTによるCT Colonography (CTC)を併用し、挿入困難部位の精査と挿入範囲内の腸管のダブルチェックを行っている。内視鏡直後にCTCを行う利点は、内視鏡で腸管内の...

第090回九州支部例会

肝動脈塞栓術が著効した肝内動門脈短絡(A-P shunt)の一例
大座 紀子(佐賀大学医学部附属病院 肝臓・糖尿病・内分泌内科)
【症例】80歳女性.02年に腹部造影CTで偶然A-P shuntを指摘されたが,無症状のため放置していた.07年5月から腹部膨満感,食欲低下,便通異常を自覚し,腹部エコー検査で大量腹水を指摘された為紹介となった.既往歴は35年前に薬剤性肝炎(詳細不明).繰り返す鼻出血なし.腹部外傷歴なし.手術歴なし.家族歴は母,妹に肝障害あり.家族内に出血傾向なし.飲酒なし.海外渡航なし.輸血歴なし【経過】初診時...

第090回九州支部例会

無症候性Phlebosclerotic colitisの一例
青山 祐二郎(佐田厚生会 佐田病院 胃腸科)
症例は64歳女性。特に症状を認めていなかったが、検診目的で平成19年3月17日に畠山内科胃腸科クリニックにて下部消化管内視鏡検査を行われ、盲腸から脾彎曲部近傍にかけて、暗青色で一部血管透見像の消失し、軽度の浮腫像を伴う粘膜を認めた。また盲腸には一部浅い潰瘍もあり、Phlebosclerotic colitisが疑われた。盲腸、上行結腸、横行結腸からの生検による病理組織学的検査では、静脈壁の線維性肥...

第090回九州支部例会