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検索結果は205件です。

ラミブジン治療により繰り返しの治療が可能であった非代償性肝硬変症に発症した肝細胞癌の1例
本田 浩一(大分医療センター消化器科)
抗ウィルス療法の普及によりB型慢性肝炎、肝硬変症例では長期的な肝機能の維持が可能となってきた。今回はラミブジン治療により肝機能が改善され、長期間にわたり繰り返しの肝癌治療が可能であった、非代償性B型肝硬変症に合併した肝細胞癌の1症例について報告する。(症例)69歳、男性。(現病歴) 平成6年にB型慢性肝炎と診断された。平成8年12月に近医を受診し、強ミノCの投与により治療された。平成13年4月腹水...

第090回九州支部例会

大腸癌原発転移性肝癌に対し肝動注療法が奏効した一例
宮崎 幸子(公立八女総合病院 内科)
【緒言】大腸癌転移症例において近年CVポートを用いた有効なレジメンが報告され、手技的な容易さから現在治療の主流となっている。しかし、副作用や高額な治療費などの問題点も指摘される。今回大腸癌原発巣切除後みられた肝転移に対し、全身化学療法無効症例に肝動脈リザーバーを用いた動注療法が有効であった症例を経験した。薬価や文献的考察を含め報告する。【症例】73歳、女性。2007年1月腹痛出現し当院受診、回盲部...

第090回九州支部例会

HCV低ウイルス量、投与1週目ウイルス陰性化症例に対するペグインターフェロンα-2a(Peg-IFN-α-2a)の12週投与の治療成績
矢田 雅佳(飯塚病院 肝臓内科)
【目的】当科においてはPeg-IFN-α-2a (ペガシス)発売以来、2007年8月31日までにのべ180症例に対し投与を行った。ペガシスの標準投与期間は48週と長いが、低ウイルス量や早期HCV-RNA陰性化症例に対して投与期間の短縮を検討した。そこで投与開始時のHCV-RNA 100KIU未満でかつ、投与開始1週目でHCV-RNA陰性化した症例に対し、予定投与期間を12週としてその治療成績を報告...

第090回九州支部例会

噴門直下粘膜下腫瘍上に発生した進行胃癌の一例
桑原 淳生(大町町立病院 内科)
症例は83歳、男性。平成6年、検診二次精査目的で当院来院。胃内視鏡にて噴門直下に3cm強の表面平滑な粘膜下腫瘍を認めた。その後平成11年まで経過観察されたが、大きさ、形状に変化なく、何回か生検も施行されたが、異常は認めなかった。CT上も粘膜下腫瘍に合致する所見であった。平成16年6月、胆石手術前に胃内視鏡施行したところ、噴門直下の粘膜下腫瘍は自壊し、潰瘍を形成していた。生検では中分化型腺癌の所見で...

第090回九州支部例会

スキルス胃癌との鑑別が困難であった胃サルコイドーシスの一例
永田 優子(公立学校共済組合九州中央病院消化器内科)
症例は25歳女性。平成19年7月上旬より空腹時の心窩部痛出現し7月20日近医を受診、上部消化管内視鏡検査にてスキルス胃癌が疑われ精査加療目的に当院紹介入院となった。入院後に再検した内視鏡でも前庭部の粘膜腫脹と硬化所見を認め、上部消化管透視検査では前庭部の壁肥厚像および硬化像が著明でスキルス胃癌を疑う所見であったが、生検標本では類上皮肉芽腫が多発しており肉芽腫性胃炎との診断であった。腹部CT、エコー...

第090回九州支部例会

大腸腺腫内癌が先進して生じた逆行性腸重積の1例
熊谷 好晃(直方中央病院 消化器科)
症例は76歳、男性。2007年2月20日頃から排便がなく、腹部膨満感、腹痛が出現したため2月24日当院受診した。同日撮影した腹部単純CTではS状結腸から下行結腸にかけて結腸内に脂肪織と結腸が認められ腸重積と考えられた。引き続き行ったガストログラフィンによる逆行性大腸造影ではSDjunction付近で先細り状に大腸が狭窄しており、造影剤は通過しなかった。2月27日の大腸内視鏡でも先細り様の全周性狭窄...

第090回九州支部例会

短期間に肝生検を繰り返し診断に至った自己免疫性肝炎の一例
一木 康則(大分赤十字病院 消化器科)
症例は50歳男性。平成15年に狭心症にて入院した際に肝機能異常(AST 51 IU/L, ALT 91 IU/L, γGTP 95 IU/L)を認めていた。平成18年9月、脱水症にて入院した際にAST 92 IU/L, ALT 184 IU/Lであったが、退院後に増悪したため10月に当科を紹介受診。AST 516 IU/L, ALT 939 IU/L, T-Bil 2.6 mg/dLであったため精...

第090回九州支部例会

悪性リンパ腫との鑑別が困難であった小腸多発潰瘍の1例
坪内 直子(国立病院機構 鹿児島医療センター 消化器内科)
症例は56才、男性。主訴は腹痛と発熱。2004年頃より年に1~2回黒色便を自覚していた。2006年9月より腹痛と発熱が出現した。腹部CTで小腸の壁肥厚を認め、小腸造影で空腸に多発潰瘍が認められため、精査目的で10月30日に当科に転院した。高度の炎症所見(CRP 11.70mg/dl)と貧血(Hb 9.1g/dl)、低蛋白血症(TP 6.2g/dl)を呈し、可溶性IL-2レセプターは801U/mlと...

第090回九州支部例会

肝細胞癌との鑑別が困難であった限局性脂肪沈着を伴った原発性胆汁性肝硬変の1例
天野 恵介(公立八女総合病院 内科)
【諸言】肝内には門脈の還流以外に、胆嚢静脈や右胃静脈の異所還流によりSpared lesionや限局性脂肪沈着を生じ、時に肝細胞癌との鑑別を要することがある。今回高分化肝細胞癌との鑑別が困難であった、原発性胆汁性肝硬変症(PBC)にみられた肝S4の限局性脂肪沈着の1例を経験したので報告する。【症例】75歳、女性。胆道系酵素中心に持続高値があり2000年3月肝生検でPBC stageIと診断された。...

第090回九州支部例会

多発性脂肪結節がみられたITP合併C型慢性肝炎の1例
丸岡 浩人(公立八女総合病院 内科)
【緒言】肝内にみられる脂肪結節、Spared lesionは肝内の血流異常により肝S4背側、胆嚢床などに生じる限局性のもが知られている。特にウイルス性肝炎に合併する場合は肝細胞癌との鑑別も必要となることがある。今回ITP合併C型慢性肝炎に発生した多発性脂肪結節の1例を経験したので報告する。【症例】35歳、男性。2005年より、ITPとC型慢性肝炎のため近医で経過観察されていた。経過中腹部超音波検査...

第090回九州支部例会

全身化学療法が著効した肺転移合併肝細胞癌の一例
後藤 雄輔(公立八女総合病院 内科)
【緒言】肝細胞癌(HCC)の治療経過中肺転移が出現した場合、予後規定因子となり極めて予後は不良となる。今回多発するHCCに対し肝動注化学療法(HAI)、肝動脈塞栓術(TAE)施行後肺転移が出現するも、全身化学療法が著効し、肺転移の消失がみられ2年以上生存が得られている症例を経験したので報告する。【症例】68歳、男性。慢性C型肝炎にて加療中2001年2月Stage I HCCが出現し、PEIT施行。...

第090回九州支部例会

炎症性腸疾患関連関節炎に対しメトトレキサートが奏効した一例
荒瀬 光一(産業医科大学 第一外科)
【はじめに】潰瘍性大腸炎(UC)に対する大腸全摘術後は、ほとんどの症例でステロイド離脱が可能となるが、時に腸管外合併症のためにステロイドの継続投与を余儀なくされる場合がある。今回、炎症性腸疾患関連関節炎に対してステロイド減量・離脱目的でのメトトレキサート(MTX)が奏効した一例を経験したので報告する。【症例】70歳男性。53歳時にUC発症、以後ステロイド開始されるも再燃寛解を繰り返し、2006年3...

第090回九州支部例会

Low Dose FPで憎悪し、New FPで効果を認めたStage IV多発肝細胞癌の1例
和田 有希(公立八女総合病院 内科)
【諸言】Low dose FP(LFP)とNew FP(NFP)はCDDPと5FUを使用するレジメンではあるが使用方法の相違により奏効率に差がみられる。今回LFP行いPDとなった症例にNFP行いPRを得た症例を経験したので報告する。【症例】67歳男性。肝機能はChild-Pugh Grade A、VP2伴う多発肝細胞癌(HCC)の診断で前医において2005年2月リザーバー留置された。Low dos...

第090回九州支部例会

同時性多発低分化型胃癌の1症例
三池  忠(宮崎大学医学部内科学講座消化器血液学分野)
【はじめに】近年、内視鏡診断技術の進歩とともに同時性多発胃癌の報告が増加している。今回、我々は同時性多発低分化型胃癌の1例を経験したので報告する。【症例】40歳、男性。2006年5月29日検診で施行された上部消化管内視鏡検査にて胃体下部大弯に浅い陥凹性病変を認めた。胃癌を疑われ、精査加療目的にて6月22日当院入院となった。当院での上部消化管内視鏡検査にて胃体中部前壁から胃体下部大弯にかけて1~2c...

第090回九州支部例会

新しい処置具(FUSION ERCP デバイス;COOK社製)を用いたERCPの検討
中嶋 哲也(天神会 新古賀病院 消化器内科)
【背景・目的】近年MRCPやMD-CTの普及により、ERCPは診断目的から治療目的へとその役割が変化しつつある。それに伴い要する手技時間や、処置具コストが増加傾向にあった。そこで今回、新しいERCP処置具を導入することでそれらが改善されるか検討すると同時に、その有用性と問題点を検討した。【対象と方法】2007年1月から8月までに当院で施行したERCP 168例中59例を対象にCOOK社製FUSIO...

第090回九州支部例会

劇症型A群溶血性連鎖球菌感染症を併発した肝細胞癌合併C型肝硬変の一例
中野 聖士(佐賀社会保険病院 内科)
症例:77歳、男性主訴:全身倦怠感現病歴:肝細胞癌に対しリザーバーから動注化学療法を行い外来経過観察中であった(最終動注は2007年9月1日)。2007年9月13日昼食摂取後、全身倦怠感を認め当院受診。体温38.9℃と発熱を認めたが、他の身体所見がないため対症療法のみで帰宅した。しかし翌14日11時頃、再び全身倦怠感を主訴に当院外来を再受診した。経過:午後に入り左腰痛が増悪、鎮痛剤を処方したが痛み...

第090回九州支部例会

陥凹型大腸腫瘍の2例
具嶋 亮介(熊本大学大学院 消化器内科)
症例1は58才男性。H19年6月全大腸内視鏡検査(TCS)を施行し多発ポリープを認め入院。 入院時TCSで外来検査時には指摘されなかった径7mmの発赤陥凹を横行結腸に認めた。 陥凹は非常に浅く、全周に局面を有していた。陥凹部の粘液除去が難しくpitの判定は不能だった。IIc型腫瘍が疑われたが、sm浸潤を疑う所見はなく、non-lifting sign陰性であったためEMRを施行した。病理結果はtu...

第090回九州支部例会

門脈血栓症を合併したSLEの1例
岩下 亮子(独立行政法人 九州医療センター 消化器内科)
【症例】50歳.女性【主訴】発熱・腹痛【既往癧】33歳自己免疫性肝炎, 34歳胃穿孔、46歳SLE【現病歴】2001年12月頃より多関節痛、顔面手足の紅斑、光線過敏、脱毛が出現。2002年11月に長崎原爆病院を受診しSLEの診断となるがその後受診せず。2006年8月からSLEの症状増悪により同院で1ヶ月半入院治療を受け退院するが、10月に再度病状が悪化し家族の希望で当院に紹介される。2006年11...

第090回九州支部例会

腸閉塞を合併した腸管症型T細胞性リンパ腫の1例
金山 兼司(九州大学大学院 病態制御内科学)
腸閉塞を合併した腸管症型T細胞性リンパ腫の1例九州大学大学院 病態制御内科学1),九州大学大学院 形態機能病理学2),久留米大学 第二病理学教室3),北九州市立医療センター4)○金山 兼司1),村尾 寛之1),井筒 挙策1),酒井 美佳子 第090回九州支部例会

転移性小腸腫瘍の1症例
木梨 孝則(宮崎大学 腫瘍機能制御外科)
【はじめに】転移性小腸腫瘍は比較的まれで早期診断が困難であるために、穿孔、腸重積などで緊急手術となることが多い。原発臓器としては肺が最も多く、その予後はきわめて不良とされている。今回、下血を契機に診断された転移性小腸腫瘍を経験した。【症例】67歳、男性。主訴は下腹部痛、下血。遠隔転移(脳・骨)を有する原発性肺癌に対して当院内科で化学療法を開始され、2クール終了後に暗赤色の下血を認めた。胃および大腸...

第090回九州支部例会