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検索結果は205件です。

顆粒球除去療法等の集学的治療にて手術を回避し得た重症型潰瘍性大腸炎の1小児例
原田 拓(宮崎大学 医学部付属病院 第二内科)
症例は12歳,女性.2005年9月頃より腹痛,血便を認めていたが特に加療しなかった.2006年9月精査目的で近医小児科入院となり,下部消化管内視鏡施行され直腸から横行結腸中央付近まで炎症所見を認め,病理組織所見と合わせて潰瘍性大腸炎と診断された.絶食,ペンタサ内服,ステロイド静脈投与,ステロイドパルス療法を施行されたが症状は増悪し,ステロイド抵抗性であったため,精査加療目的で11月13日当科入院と...

第090回九州支部例会

慢性胆嚢炎様所見を呈した結節型進行胆嚢癌の一例
小牧 祐雅(霧島市立医師会医療センター)
症例は73歳女性。平成19年3月から右季肋部痛があり、翌4月、同部位の激痛と悪寒及び肝機能異常をきっかけに、精査目的に当科入院となった。入院時現症として、眼球結膜に黄疸を認め、腹部所見としてMurphy徴候が陽性だった。血液検査では白血球 13600 /μl、CRP 13.6 mg/dl と炎症反応の上昇を認め、肝酵素・胆道系酵素の著明な上昇も認めた。腹部MRI及びCTでは胆嚢底部に造影効果を伴わ...

第090回九州支部例会

転移性大腸癌の二例
藤澤 聖(九州厚生年金病院 内科)
一例目は60歳、男性。来院3ヶ月前より全身倦怠感、食欲不振、体重減少(3ヶ月で10kgの減少)を認めるようになった。近医にて上部消化管内視鏡を施行され胃体上部に胃癌を指摘されたため、紹介にて当院受診となった。上部消化管内視鏡では胃体上部から噴門部の小弯から前壁にかけて著明な壁硬化を伴う陥凹した発赤粘膜を認めた。生検では低分化型腺癌を認め、進行胃癌と考えられた。大腸内視鏡を施行したところ盲腸からS状...

第090回九州支部例会

HBs抗原陰性でHBV-DNAが検出された肝細胞癌の2例
西川 晃子(国立病院機構 長崎医療センター 消化器科)
(症例1)51歳男性。2007年4月初旬より心窩部の違和感が出現。近医で施行したCTで肝細胞癌が疑われ、4月24日当院紹介。飲酒歴なし。初診時AST:94U/l、ALT:31U/l、ALB:4.3g/dl、T-Bil:0.6mg/dl、PT:93%、Plt:18.4万/μl、AFP:20031ng/ml、PIVKA-II:231AU/ml。CT上門脈塞栓を伴い、右葉を置換するように発育する不整形腫...

第090回九州支部例会

ダブルバルーン内視鏡にて診断し腸重積の解除を行った転移性小腸腫瘍の一例
村山 貴信(宮崎医療センター病院)
症例は69歳男性。2002年9月に肝細胞癌に対する肝切除術を施行された。しかし、その後再発を繰り返し、当院にてラジオ波焼灼療法や肝動注化学療法を行っていた。2004年12月には肺転移、2005年6月には上顎骨転移を認め上顎骨切除術を施行された。また、2006年9月には脳転移に対する放射線治療が行われ、引き続き化学療法を行う予定であったが治療を自己中断された。2007年5月より食欲不振、嘔気、嘔吐が...

第090回九州支部例会

ローヤルゼリーによる薬剤性肝障害をきたしたB型慢性肝炎の1例
井上 恵(大分大学 医学部 消化器内科)
症例は24歳の男性。平成17年8月カンピロバクター腸炎にて近医に入院した際に初めてB型慢性肝炎と診断された。その後当科紹介となり定期的に経過観察されていたが、平成17年12月の血液検査でトランスアミナーゼの上昇(AST 624IU/L、ALT 962IU/L)を認め、全身倦怠感も出現したため12月27日当科第1回目入院となった。HBe抗原陽性、HBe抗体陰性、HBV-DNA 6.7lLGE/mlと...

第090回九州支部例会

早期胃癌様所見を呈した過形成性ポリープの一例
重田 浩一朗(霧島市立医師会医療センター)
症例は58歳男性、検診の胃透視で前庭部大弯に隆起性病変を認め、当院受診した。当院の内視鏡では前庭部に中央に陥凹を伴った、早期胃癌 0-IIa様所見を認めた。生検では悪性の所見はなかったが、診断のために ESDを施行し病理結果は過形成性ポリープであった。IIa様所見を呈する胃過形成性ポリープの報告は無く、多少の文献的考察を含めて報告する。...

第090回九州支部例会

検診で指摘された無症状胆嚢結石症の自然経過
長山 拓希(上五島病院 内科)
【目的】検診の普及により症状がなくても検査を受ける機会が多くなりその結果、無症状の胆石がより多く発見されるに従って、胆嚢摘出の手術件数も年々増加してきている。今回我々は、胆嚢結石症の自然経過、症状発症のリスク因子を明らかにし、予防的胆嚢摘出の適応について検討した。【対象】胆石症状の既往がなく、1997年1月から2006年12月までの10年間に上五島病院における検診(住民検診および事業所検診)で腹部...

第090回九州支部例会

幽門狭窄症状にて発症した好酸球性胃腸炎の症例
西 陽子(熊本中央病院 消化器内科)
症例は41歳、男性。悪心、食欲不振を主訴に近医受診。上部消化管内視鏡、腹部超音波検査にて胃拡張、胃・十二指腸の粘膜肥厚、腹水を認めたため、精査加療目的で当院紹介入院となった。腹部CTにて胃幽門部から十二指腸全域、また小腸では回腸を主体に広範な浮腫性変化と腹水を認めた。腹部MRIでは十二指腸・回腸から結腸にも腸管壁の病的な肥厚を認めた。上部消化管内視鏡では胃体中部後壁側にびらんを認め、同部位から前庭...

第090回九州支部例会

バレット食道に合併した表在型食道腺癌の1例
姫野 祐一郎(福岡赤十字病院 消化器内科)
症例は46歳、女性。既往歴として25歳時に卵巣嚢腫摘出術がある。32歳で糖尿病を指摘され、当院糖尿病内科に通院中。胸やけの検査として平成14年に上部消化管内視鏡検査を施行し、Squamocolumnar junction(以下SCJ)近傍にびらんを伴う全周性のバレット食道と診断された。胸やけに対してプロトンポンプ阻害剤の投与が行われた。平成19年5月に内視鏡検査での経過観察が行われ、バレット食道内...

第090回九州支部例会

有茎型・肝外発育型肝細胞癌の1症例
玉井 努(鹿児島大学病院 消化器内科)
【症例】症例は77歳の男性。主訴は左上腹部痛。2005年6月14日左側腹部痛が出現し,6月17日近医を受診した。腹部造影CT検査にて、胃穹窿部左側に壁外性の腫瘤を認め、精査・加療目的にて当科に入院した。入院時検査では、CRPは5.8mg/dlと上昇し、PTは67.6%と軽度低下していたが、末梢一般血液検査や肝・腎機能は異常が認められず、肝炎ウイルスマーカー(HBs抗原およびHCV抗体)も陰性であっ...

第090回九州支部例会

十二指腸孤在性Peutz-Jeghers型ポリープの一例
岡本 康治(九州大学 大学院 医学研究院 病態機能内科学)
症例は74歳女性。平成19年6月に検診の上部消化管造影検査で異常を指摘され、近医を受診した。上部消化管内視鏡検査で十二指腸にポリープを認め、精査加療目的で当科入院となった。上部消化管内視鏡検査で、十二指腸第二部に、球後部に付着部を有する有茎性の結節顆粒状隆起を認めた。病変は19×13mm大で結節は大小不同で、一部にびらんを伴っていた。その他の消化管には異常を認めなかった。生検組織では、腫瘍成分は認...

第090回九州支部例会

胃粘膜下腫瘍様を呈しコイル塞栓術が有効であった脾動脈瘤の1例
庄司 寛之(佐世保市立総合病院 消化器科)
症例は62歳、女性。健診目的の上部消化管内視鏡検査にて胃体中部後壁に1.5-2cm大の胃粘膜下腫瘍様の所見を認め、当院を紹介受診した。精査目的にて超音波内視鏡検査施行し、胃壁外からの圧排を示す低エコー腫瘤および腫瘤と連続する脈管構造を認めた。同腫瘤はカラードプラにて拍動性血流を確認し動脈瘤が疑われた。腹部造影CT、3D-CTにて胃体中部後壁に接する脾動脈瘤と診断した。腹腔動脈造影にて脾動脈近位部か...

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抗リン脂質抗体陽性SLEに合併した虚血性大腸炎の1例
仲村 光輝(琉球大学 医学部 附属病院 第一内科 )
【緒言】全身性エリテマトーデス (SLE) に虚血性腸炎が合併しうることは知られているが、その頻度は高くなく比較的稀である。今回我々は、抗リン脂質抗体陽性でワーファリン内服中であったSLEの患者に発症した虚血性大腸炎を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する。【症例】52歳女性。平成10年に深部静脈血栓症を発症。精査にて抗リン脂質抗体陽性SLEと診断され当院外来にて加療されていた。平成19年1...

第090回九州支部例会

検診X線にて発見されたsolid-pseudopapillary tumorの一例
村瀬  貴之(産業医科大学 消化器代謝内科)
症例は46歳女性、特記すべき主訴を認めず。2004年の検診では異常を指摘されなかった。2006年検診での胸部レントゲンで初めて左横隔膜下に卵殻状石灰化を認め、精査目的で当科入院となった。腹部エコーでは膵尾部に60mm大の辺縁に石灰化を認める嚢胞性腫瘤を認め、腹部CTでは膵尾部に周囲に石灰化を有し、内部が低吸収域で占められた嚢胞性腫瘤を認めた。腹部MRIでは膵尾部に60mm大のT1強調像で低信号、T...

第090回九州支部例会

直腸Dieulafoy潰瘍の5例
尾石 義謙(福岡県済生会八幡総合病院 内科)
直腸Dieulafoy潰瘍は比較的稀な疾患であり、大量の出血に比べ病変が小さいことから、内視鏡診断が必ずしも容易ではない。我々は2004年2月から2007年7月の間に、直腸Dieulafoy潰瘍の5例を経験したので、その臨床的背景について検討を行った。年齢は57歳から90歳(平均72歳)。男性2例、女性3例。主訴は全例新鮮血下血。基礎疾患としては血液透析患者2例。脳梗塞、心筋梗塞、心房細動、関節リ...

第090回九州支部例会

急性E型肝炎を契機に増悪したと考えられるNASHの1例
小田 耕平(鹿児島大学 大学院 医歯学総合研究科 消化器疾患・生活習慣病学)
【はじめに】E型肝炎は、妊婦に罹患した場合や、HEV genotype 4が感染した場合に重症化しやすいが、その機序は十分明らかになっていない。今回、NASHに急性E型肝炎を合併し、肝障害が遷延したと考えられる1例を経験したので報告する。【症例】58歳の男性。1993年以降、毎年の健康診断で軽度の肝機能異常を指摘されていたが放置していた。常習飲酒歴は無い。平成19年3月中旬頃より倦怠感、頭痛、咳嗽...

第090回九州支部例会

虫垂切除後遺残虫垂根部より発生したと思われる盲腸粘液癌の1例
藤井 及三(大分大学 医学部 第1外科)
【はじめに】虫垂切除後の遺残虫垂から腺腫や癌が発生し、病的症状を呈することはまれである。今回我々は虫垂切除後の遺残虫垂から発生したと考えられる盲腸粘液癌の1例を経験したので報告する。【症例】患者は78歳女性。76歳時急性虫垂炎に対し虫垂切除術を受けている。2007年5月便秘を主訴に近医を受診、精査の結果盲腸部に隆起型腫瘍を指摘された。生検の結果高分化型腺癌の診断を得、手術目的で当科に入院となった。...

第090回九州支部例会

乳癌術後17年目にBorrmann4型類似の胃転移を認めた一例
原口 和大(北九州市立医療センター 消化器内科)
【症例】72歳、女性【主訴】胃不快感【既往歴】57歳時 左乳癌手術、65歳時 胃潰瘍【現病歴】平成2年4月、左乳癌にてLt. radical mastectomyを施行。術後病理診断は、Invasive ductal carcinoma(scirrhous type), f, n (15/22), ER(+)であった。術後補助療法として、Total 50Gyの放射線療法及びTAM + tegafu...

第090回九州支部例会

神経線維腫症I型に合併した多発性GIST (Gastrointestinal Stromal Tumors)の1例
瀧下 智恵(熊本大学大学院 消化器外科)
【はじめに】神経線維腫症I型は常染色体優性の遺伝性疾患で、諸臓器の病変を合併することがあり、消化管病変の合併も珍しくない。今回、多発性GISTを合併した神経線維腫症I型の1例を経験したので報告する。【症例】症例は、68歳女性。以前より神経線維腫症I型の診断を受けていた。平成19年4月健診目的で行われた上部消化管内視鏡検査で、十二指腸に粘膜下腫瘍を認め、CT精査において、膵頭部領域に径28mm大の造...

第090回九州支部例会