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検索結果は205件です。

術前に診断し得た内ヘルニアの1例
彦坂 ともみ(宮崎大学 医学部 第1内科)
症例は80歳女性。胆嚢摘出術、虫垂切除術、卵管結紮術の既往がある。夜間突然の左側腹部痛が出現したため、近医を緊急受診した。原因ははっきりしなかったが、経過観察のみで症状は消失した。数日後に再び同様の腹痛が出現し、腹部CTで小腸の壁肥厚・拡張を認め急性腸炎の疑いで近医入院となった。保存的加療にて腹痛は消失したが、食事開始により腹痛を繰り返すため当科に転院となった。上下部消化管内視鏡検査では異常なし。...

第090回九州支部例会

膵管ステント留置後2ヶ月目にステントが膵実質を貫通した1例
安元 真希子(筑後市立病院)
症例は93歳、女性。自宅にて転倒し、大腿骨骨折疑いにて当院整形外科入院となった。入院中より食欲低下や腹部膨満が増強してきたため、精査加療目的で当科転科となった。血液生化学検査では、著明な炎症反応、肝胆道系酵素及び血中アミラーゼ値の上昇、さらにCA19-9 411と腫瘍マーカーの異常を認めた。腹部CTで膵頭部に腫瘍性病変を疑う所見を認め、その尾側の主膵管の拡張と膵尾部に径約7cm大の被膜を有する単房...

第090回九州支部例会

魚骨によるS状結腸穿孔の1例
指宿 和成(鹿児島市医師会病院 消化器内科)
症例は60歳、男性。2007年5月、左下腹部痛のため近医を受診し、腹部超音波検査にて左下腹部に腫瘤ありS状結腸癌が疑われ、当院を紹介受診した。白血球10,300/mm3と上昇を認めたが、CRPは0.4mg/dlとほぼ正常であった。腹部超音波検査、腹部CT検査でS状結腸に接する腫瘤を認め、腫瘤の中心を貫く線状陰影が確認された。魚骨によるS状結腸穿孔と診断し入院とした。腹部所見が...

第090回九州支部例会

短期間に胆管像の変化を認めた自己免疫性膵炎の一例
新関 修(大分赤十字病院 消化器科)
【症例】59歳、男性。主訴は黄疸。2007年3月尿の濃染を自覚、4月8日黄疸を指摘され前医を受診、閉塞性黄疸を指摘され膵癌が疑われ4月10日紹介入院となった。既往として45歳時に急性肝炎。身体所見では黄疸以外に有意な所見を認めない。T-bil 9.7mg/dl、肝胆道系酵素の上昇を認めた。CEA.CA19-9は正常。同日内視鏡的逆行性膵胆管造影検査(ERCP)を施行、下部胆管の著明な狭窄を認め胆管...

第090回九州支部例会

成人発症した肝臓脾臓型ネコひっかき病(バルトネラ症)の一例
草刈 千雅(長崎大学医学部歯学部附属病院 第二内科)
【はじめに】ネコひっかき病は、ネコのひっかき傷の後に発熱、リンパ節腫脹などを来たす人畜共通感染症である。小児に多くBartonella henselae菌が原因菌と判明している。 一般的に自然軽快をするが非定型例では診断に苦慮し重症化することがある。今回、肝臓・脾臓に特徴的な所見を示しBartonella henselae血清抗体検査にて確定した「成人発症の肝臓脾臓型ネコひっかき病(バルトネラ症)...

第090回九州支部例会

Regiflex achalasia dilator法によるバルーン拡張術を施行した食道アカラシア8症例の検討
荒木 究(長崎大学 第二内科)
食道アカラシアは食道の拡張、蠕動波の消失及び下部食道括約筋(LES)圧の弛緩不全を特徴とし食物の通過障害をきたす食道機能性疾患の1つである。本症の治療目的はLESにおける通過障害を改善させることであり、現在種々の内視鏡的治療法が施行されている。今回、我々は食道アカラシアと診断された8症例に対してRegiflex achalasia dilator法にて拡張術を施行しその有用性を検討したので報告する...

第090回九州支部例会

回腸脂肪腫による成人腸重積症の1例
門野 義弘(済生会熊本病院 消化器病センター)
症例は85歳、男性。腹痛、嘔吐を主訴に当院救急外来を受診した。腹部CT検査にて右下腹壁直下に同心円状の小腸嵌入像を認め腸重積が疑われた。先進部と思われる部位に脂肪濃度の腫瘤を認め、脂肪腫を原因とした腸重積症と診断した。緊急手術を施行したところ、回腸末端から40cm口側の部位に25mm大の脂肪腫が存在し、これを先進部として回腸末端が上行結腸内へ20cmに渡って重積していた。重積した腸管は既に暗赤色調...

第090回九州支部例会

便潜血陽性二次検診のための大腸内視鏡検査の腸管洗浄液服用を契機に腸閉塞を呈した1例
房前 貴之(産業医科大学病院 消化器・代謝内科)
症例は74歳,男性.労作性狭心症にて当院循環器科で加療中に,腹部症状はなかったが,便潜血陽性を指摘されたため,当科を紹介受診した.大腸内視鏡検査のため,2Lの腸管洗浄液を約2時間で服用したが服用中は排便なく,服用終了約30分後に1度だけ排便したのみであった.腸管洗浄液服用開始約4時間後には自覚症状はなかったが,腹部は著明に膨満していた.腸蠕動音は亢進していたが,圧痛や反跳痛は認めなかった.腹部単純...

第090回九州支部例会

カテーテルによる血栓吸引療法を2度施行し保存的加療が可能であった上腸間膜動脈血栓症の1例
船越 禎広(済生会熊本病院消化器病センター)
症例は、69歳の女性。2007年6月腹部全体の激痛で当院救急外来受診。理学所見で圧痛を認めたが腹部は弾性軟で筋性防御や腹膜刺激症状は認めなかった。身長142cm、体重48kg、体温:36.1℃ 血圧:112/70mmHg脈拍数:76/分 整 意識は清明であった。血液所見でWBC :2600/ /μl CRP:0.04mg/dl CK:226 IU/l LDH:220 IU/l、血液ガスでPH:7,...

第090回九州支部例会

定期的なTAI施行にて長期間増悪の見られないhepatic epithelioid hemangioendtheliomaの一例
高橋 祐幸(大分大学医学部生体分子構造機能制御講座第一内科)
【症例】52歳女性。平成6年検診にて肝腫瘍を指摘され近医受診したところ肝血管腫と診断され、通院していなかった。平成10年肝機能障害を指摘され近医受診し肝類上皮血管内皮腫(hepatic epithelioid hemangioendthelioma、以下EHEと略す。)を疑われ6月20日当科紹介入院となる。入院時の腹部CTでは肝両葉にび慢性に低吸収域が散在し、腫瘍辺縁から造影され腫瘍の表面は不整に...

第090回九州支部例会

Neurofibromatosis Type1(Von Recklinghausen病)に多発性空腸GISTを合併した1例。
小副川  敬(福岡県済生会福岡総合病院 )
症例は57歳女性。20歳代頃にNeurofibromatosis Type1(NF1)を指摘されていた。39歳時には頚部神経線維腫を切除された。2005年55歳時に腹痛の精査目的に施行された腹部造影CT検査にて上腸間膜動脈解離を認め、以後内科的に外来経過観察されていた。2006年12月の経過観察目的の腹部造影CT検査にて、空腸遠位部に早期相で増強され遅延相でも軽度増強される約20mmの腫瘤性病変が...

第090回九州支部例会

妊娠後期に重症急性膵炎を発症した1例
江頭 一成(九州厚生年金病院 内科)
症例は21歳の女性.飲酒歴なし、平成16年の検診でT-cho 317mg/dlと高コレステロール血症を指摘された.初回妊娠後、妊婦健診でも問題なく経過していたが、妊娠37週1日目の起床時より心窩部痛が出現、徐々に嘔吐・背部痛も認めるようになり近医産婦人科にて胎盤肥厚、常位胎盤早期剥離と診断された.子宮内胎児死亡を確認後、母体管理のため当院へ救急搬送された。当院産婦人科で子宮切開術を施行したが、腸間...

第090回九州支部例会

外科的切除を行った低分化型Barrett食道腺癌の1例
山本 充了(済生会熊本病院 消化器病センター)
症例は56歳、男性。既往歴、家族歴に特記事項なし。特に自覚症状は認めていなかった。2005年から毎年当院健診センターにて上部消化管内視鏡検査を施行されていたが、2007年4月の同検査にて食道胃接合部に隆起性病変を指摘され、当科紹介となった。内視鏡検査にて食道胃接合部の右側前壁に約10mm大の発赤調の不整な隆起性病変があり、その肛門側には陥凹を呈していた。同部位の生検にて低分化型腺癌を認め、病変の肛...

第090回九州支部例会

胆嚢腫瘍性病変に対するPET-CTの有用性
山元 啓文(友愛会 豊見城中央病院 外科)
(緒言)胆嚢腫瘍は時に良悪性診断に難渋する症例があり、その場合臨床経過、腫瘍マーカー、超音波、CTなどの画像診断にて総合的判断で術式が決定される。胆嚢腫瘍に対して施行されたPET-CTの良悪性診断の有用性を検討した。(対象と方法)07年5月までに胆嚢腫瘍疑いにて術前画像診断にPET-CTを用い手術で確定診断がなされた13例。平均年齢57.3(40-78)歳。男7例、女7例。術式は術前診断で悪性疑わ...

第090回九州支部例会

腫瘍随伴症候群により炎症所見著明高値を示したHCCの一例
佐野 由紀子(豊見城中央病院 外科)
症例)37歳 女性 主訴)発熱・腹痛・背部痛 既往歴)2年前より不正性器出血あり。臨床経過)2007年5月10日、発熱、腹痛にて近医受診。WBC1万、CRP10と炎症所見高値指摘され、抗生剤投与開始し腹痛は軽快したが発熱持続、また肝胆道系酵素上昇、CEA33.6と高値であり精査目的に当院内科紹介となった。当院初診時WBC1.8万、CRP20、CEA50.7であったが、AFP・CA19-9は正常範囲...

第090回九州支部例会

広範な消化管病変を観察し得たHenoch-Schonlein紫斑病の1例
淀江 賢太郎(福岡県済生会福岡総合病院)
症例:71歳の男性。主訴:食欲低下、上腹部痛、両下腿皮疹。既往歴:25歳時;肺結核、37歳時;胆石症、68歳時;高血圧。家族歴:特記事項なし。生活歴:飲酒;機会飲酒、喫煙;30本/日。現病歴:平成19年3月中旬より食欲低下、上腹部痛、両下腿の皮疹が出現し近医受診し上部消化管内視鏡検査施行され十二指腸潰瘍の診断にてPPIを含む内服加療を開始したが症状改善せず、精査加療の目的で当科紹介受診となった。入...

第090回九州支部例会

大腸LST non-granular pseudodepressed type 症例の検討
平野 達雄(センタービュークリニック)
大腸LST non-granular type のうちpseudo-depressed type (LST-NG-PD) は平坦で凹凸に乏しく色調変化が少ないため発見が容易でないことがある。腺腫と癌、粘膜内病変か粘膜下層浸潤かの判断も容易でない症例がみられる。少数例ながらLST-NG-PD症例を経験したので報告する。症例は5例で上行結腸から横行結腸に存在した。 全例内視鏡的基本肉眼型はIIaと思わ...

第090回九州支部例会

一点集中生検が診断に有効であった胃粘液癌の一例
遠藤 伸悟(飯塚病院 消化器内科)
症例は68歳、女性。主訴は検診異常。特記すべき既往歴は無く、生来健康。平成18年8月検診の上部消化管X線検査で胃前庭部に異常を指摘され、近医を受診。上部消化管内視鏡検査にて前庭部小弯にIIa+IIc様病変を指摘され、生検施行されるも診断がつかず、精査目的にて11月当科紹介受診となった。上部消化管内視鏡検査では胃角部小弯に径2cmの浅い不正陥凹を伴う隆起性病変を認めた。隆起部分は表面が平滑で扁平な形...

第090回九州支部例会

大腸非腫瘍性ポリープの拡大内視鏡像と超音波内視鏡像
平野 達雄(センタービュークリニック)
大腸には腺腫や癌といった腫瘍性ポリープのほかに、さまざまな非腫瘍性ポリープが見られる。過形成性ポリープはもっとも頻度が高い。非腫瘍性ポリープのうち興味ある症例の内視鏡像を報告する。肉芽腫性ポリープ、縫合糸によるポリープ、炎症性ポリープ、真武のポリープ (colonic muco-submucosal elongated polyp, CMSEP)、肛門ポリープ(Sentinel polyp)、若年...

第090回九州支部例会

大腸の急性・慢性感染性疾患の内視鏡像
平野 達雄(センタービュークリニック)
病原を特定できたいくつかの感染性大腸炎を経験したのでそのうち興味ある症例の内視鏡像を報告する。急性大腸感染症ではAeromonas hydrophilia, Aeromonas sobria,, Yersinia enterocolitica, Campyrobacter pylori, E. coli 0-157, Streptococcus agalactiae などの細菌が検...

第090回九州支部例会