セッション |
検索結果は461件です。
- 062 高齢者の早期胃癌に対するESDについての検討
-
岡裕之(横浜市立大市民総合医療センター消化器病センター)
【目的】高齢者の早期胃癌に対するESDについてその有用性と安全性を検討した.【方法】2000年5月から2007年9月までに当センターでESDを施行した早期胃癌505例553病変のうちガイドライン適応358病変および適応拡大168病変を対象とした.76歳以上の高齢者群(平均年齢79.6歳)129例139病変と75歳以下の非高齢者群(平均年齢658歳)353例387病変とを比較し治療成績や偶発症基礎疾...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 063 超高齢者における早期胃癌内視鏡治療の適応
-
井上拓也(大阪府立成人病センター消化器内科)
【背景1高齢者社会の到来で高齢者に対する治療機会が増加しQOLの維持を重視した治療が期待されている.またESDの登場により早期胃癌に対する内視鏡治療の根治性が増し内視鏡治療適応の拡大も試みられている.QOLの維持と根治性が同時に期待できる内視鏡治療は広く普及しているが早期胃癌は比較的良好な自然経過をたどるため偶発症が発生した際のリスクが高い超高齢者においては治療の適応を慎重に検討するべきである。【...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 064 高齢者早期胃癌に対するアルゴンプラズマ凝固法の治療効果
-
富田寿彦(兵庫医科大学内科学上部消化管科)
【背景・目的】早期胃癌に対する内視鏡的治療はEMRやESDが第一選択で良好な成績が報告されているがしばしば偶発症を併発するため熟練を要する.アルゴンプラズマ凝固法(Argon plasma coagulation:以下APC)は胃腫瘍に対する内視鏡治療後の追加治療を目的に行われることが多いが単独治療に対する効果を検討した報告は少ない.APCは治療効果判定が不確実ではあるが手技が容易で偶発症がほとん...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 065 ESDのクリティカルパスの有用性についての検討
-
中谷敏也(奈良県立奈良病院消化器科)
【目的】近年治療手技の高度化DPCの導入によりクリティカルパス(以後パス)による治療の標準化の重要性が増してきている.そこでわれわれは内視鏡的粘膜切開剥離術(ESD)のパスの現状とその問題点について報告する.【方法】対象は2004年12月から2007年10月までにESDを施行した113症例(122病変〉である.当科ではESD導入当初よりパス(医療者用・患者用)を用いている.パスの内容は術前日に入院...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 066 胃腫瘍ESDにおけるクリニカルパスの現状
-
石山修平(岡山済生会総合病院内科)
【背景】胃腫揚内視鏡治療としてESDは多施設で導入され術後管理に関しての検討も進んでいる.胃腫瘍ESDは症例数も多いためクリニカルパス(CP)を導入することによりリスクマネジメントや効率化が期待される.当院では2006年1月から胃腫瘍ESDに対してCPを導入した. ESD治療後に入院し治療後よりPPIの静脈投与絶食補液.治療2日後に潰瘍底の観察し止血を確認した後に食事開始を決定栄養指導病理結果の説...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 067 患者をとりまくチーム医療としてのESDクリティカルパスについて
-
戸祭直也(京都第一赤十字病院消化器センター内科)
内視鏡治療の高度:化複雑化がすすむ近年においてクリティカルパス(以下パスと省略)による標準化された医療の提供が重要となってきている.当院では2002年6月にESD(内視鏡的屋膜下層切開剥離術)の開始時に従来からあったEMR(内視鏡的粘膜切除術)用のパスを代用することに始まりその後すぐにESD用パスを導入2007年6月までに早期胃癌400例と早期食道癌84例のほぼ全例にパスを適凧施行してきた.医療の...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 068 当院における経皮内視鏡的胃瘻造設術の臨床的検討
-
中畑孔克(四天王寺病院内科)
【目的]消化器内視鏡技術の向上に伴い高齢者に対して内視鏡処置を施行する機会が増えている.とりわけ経皮内視鏡的胃痕造設術(以下PEG)は高齢化社会を背景に今後も増加の一途をたどる事が予想されるが種々の合併症も報告されており注意を要する.今回当院で経験した新規PEG造設患者に対し臨床的特徴を検討する事によりPEG造設時の留意点につき考察した.【方法】2006年1月1日より2007年8月31日の期間に当...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 069 当院での内視鏡的胃瘻造設術の検討:Direct法とPull法を比較して
-
松原徳周(大阪府立急性期・総合医療センター消化器内科)
【目的】近年内視鏡的胴中造設数が増加の一途を辿っている.そこで今回我々は従来行ってきたPull法とDirect法を比較検討した.【方法】対象は1994年1月から2007年4月までのPull法造設285例(男173例女112例平均年齢68歳:胃壁固定95例)と2007年5月から10月までのDirect法造設26例(男18例女8例平均年齢70.7歳)Pull法はBoston scienti丘。社製24...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 070 経皮内視鏡的胃瘻造設術後死亡例の検討
-
寺井智宏(県西部浜松医療センター消化器科)
【目的】経皮内視鏡的胃痩造設術(PEG)需要の増加に伴いhigh risk症例での造設件数も増えまた造設後の急性期合併症だけでなく経過中経管栄養が軌道に乗らずに致死的合併症を呈する症例も経験されるようになった今回我々は経過中に確認された死亡例の基礎疾患合併症につき検討した.【方法】対象は平成9年8月から平成19年1月までに当院で施行したPEG254例(男性143女性11L年齢平均77.4歳)で死亡...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 071 高齢者の経皮内視鏡的胃瘻造設術における有害事象の発症予測因子に関する検討
-
横浜吏郎(旭川リハビリテーション病院消化器科)
【目的】経皮内視鏡的胃痩造設術(PEG)はGaudere等により1980年に初めて報告された術式であるが経腸栄養の手法として確立され現在多くの施設で行われている.安全な造設および運用のために様々な手技やデバイスが提供されてきたが今でもPEGに伴う偶発症の発生は少なくない.今回われわれは当院におけるPEG症例の有害事象を解析しその発症予測因子について検討した.【方法】1999年4月から2007年3月...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 072 人工ニューラルネットワークを用いた胃瘻増設患者の予後および合併症予測
-
高山哲朗(慶応義塾大学消化器内科)
【目的】これまでに我々は北里研究所病院におけるPEG施行100例の成績を報告した.今回我々は人工ニューラルネットワーク(ar面cial neural networkANN)を用い患者背景栄養状態から予後および術後合併症の予測を行い良好な結果を得たので報告する【対象と方法11997年2月から2005年10月までに北里研究所病院で経験したPEG症例100例を対象に患者背景予後合併症を解析したこのうち平...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 073 本邦における胆汁細胞診の現状と問題点-日本臨床細胞学会胆汁細胞診班研究調査結果報告-
-
有坂好史(大阪医科大学第2内科)
【目的】胆汁細胞診の検体取扱い・判定・結果報告・解釈には大きな施設問較差があり2005年12月より開始された日本臨床細胞学会胆汁細胞診班研究のなかで本邦における胆汁細胞診の現状を把握し問題点を明らかにするため調査が行われた.その結果を報告する.【方法】胆汁細胞診に携る日本細胞学会会員と日本胆道学会会員を中心にアンケート調査を行った.調査項目:1)協力者・協力施設2)使用用紙3)臨床情報4)検体取扱...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 074 閉塞性黄疸と肝弾性値との検討
-
八島陽子(東京大学消化器内科)
【目的】Fibroscanにより極めて低侵襲に得られる肝弾性値(FS値)は慢性肝疾患において生検で得られる肝の線維化と相関することが知られている.胆道疾患でも長期の胆汁うっ滞による肝線維化とFS値が関係することが報告されている.しかし比較的短期の胆汁うっ滞から閉塞性黄疸を呈する症例においてのFS値についてはこれまでに報告がなく自験例で検討したので報告する.【方法】対象は2007年4月から10月に当...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 075 EUS-FNAによる胆膵疾患の診断
-
荒木正雄(相摸原協同病院消化器病センター内科)
目的1油土系疾患の診断にはUSCTEUSMRIなどの各種検査があるがこれら画像診断にも限界はあり診断に迷う症例も少なからず存在する.超音波内視鏡下穿刺術(EUS-FNA)は超音波下に病変を穿刺し細胞・組織を得る方法でありこれまで画像診断では診断困難な症例で治療方針決定する際や胆膵系悪性腫瘍の化学療法前の組織学的確認に行なわれ現在本邦でも普及しつつある.血塊疾患におけるEUS-FNAの有用性につき検...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 076 胆道疾患におけるMRCP撮像の新たな試み-デヒドロコール酸投与による描出能向上について-
-
酒井裕司(千葉大学腫瘍内科)
【目的】近年MRCPの発達により胆道疾患の診断能が画期的に向上している.胆道付加手術後など内視鏡的アプローチが困難な症例などはMRCPによる胆道の情報は治療方針を決定するうえで非常に重要でありMRCPに求められる期待はより大きくなってきている.ただし微細病変は未だ直接造影に劣ると考えられている.膵臓領域に関してはセクレチン投与による描出能向上の報告が多数認められている.しかし胆道領域はMn-DPD...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 077 術後胆道造影による胆道内膵液逆流現象のスクリーニング
-
和泉才伸(国立病院機構姫路医療センター)
【目的】膵胆管合流異常症例に対して順行性に胆道造影を行えばその解剖学的特徴から膵管内に造影剤が逆流し膵管が描出されることは容易に想像される.一方で合流異常でない症例においても西中/術後胆道造影中に同様の現象がしばしば見られる.近年注目を集めている胆道内膵液逆流と合流異常の病態の相同性から上記の胆道造影時膵管描出現象と胆道内膵液逆流のあいだに何らかの関連があると推察し検討を行った.【方法】落下結石の...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 078 胆嚢病変に対する造影超音波検査の役割
-
鈴木修司(八王子消化器病院)
【目的】胆嚢病変は画像的に良悪性の鑑別が困難であることが多々ある.我々は造影超音波検査のperfUSion inageを利用して胆嚢隆起性病変の鑑別について比較検討したので報告する.【方法】対象は2003年ll月から2007年9月までに胆嚢病変の観察を本検査にて施行し手術を施行した胆嚢病変46例である使用機種は東芝aplio80である.造影剤はレボピストを使用した検討は胆嚢壁肥厚病変23例胆嚢ポリ...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 079 Mirizzi症候群に対する急性期胆嚢・胆管ドレナージのcontroversial-内視鏡的経鼻胆嚢ドレナージ術(ENGBD)の有用性について-
-
増田大介(大阪医科大学第2内科)
【目的】急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドラインにより急性胆嚢炎の治療方針が示された.しかしMirizzi症候群等の黄疸を伴う急性胆嚢炎では如何なる胆嚢ドレナージ法を行うか胆管ドレナージの併用は必要か等については未だcontroversialである.今回黄疸を伴う急性胆嚢炎(広義のMirizzi症候群)に対する急性期治療としての内視鏡的経鼻胆嚢ドレナージ術(ENGBD)の妥当性を評価した.【対象と方法...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 080 高齢者胆管結石に対する胆管ステント長期留置法
-
上田城久朗(熊本市医師会熊本地域医療センター内科)
【目的】高齢者胆管結石症患者は併存疾患を有することが多く抗凝固剤・抗血小板剤を内服していることも多い.当院では高齢者に対しても積極的に内視鏡的乳頭括約筋切開術(以下EST)を行っているがESTを施行できない症例に対しては6Frのダプルピッグテイル型ステント(以下DPS)をnon-ESTで留置し(non-ESTEBD)t経過観察を行っている.またEST可能な症例に対しても施行後にDPSを留置している...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 081 高齢者胆膵内視鏡治療の問題点
-
宮谷博幸(自治医科大学附属さいたま医療センター消化器科)
【目的】高齢者の胆膵内視鏡治療における問題点を明らかにすることを目的とする【対象と方法】2005年8月より2007年9月までに当センターで施行されたERCP698回中80歳以上の高齢者64例(男性33例女性31例平均年齢85±4.1歳)95回を対象とし治療内容手技成功率偶発症を検討した.総胆管結石症例については入院期間を検討した.症例の内訳は総胆管結石37例膵頭部癌12例胆管癌7例乳頭機能不全症3...
第94回日本消化器病学会総会 >
|