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検索結果は461件です。
- 162 Cytomegalo-virus腸炎の検討
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高垣信一(東京医科大学八王子医療センター)
Cytomegalo-vims(CMV)腸炎はHIV患者や潰瘍性大腸炎(UC)重症例にみられ注目されている.【目的】CMV腸炎の特徴を臨床病理学的に検討する.【対象及び方法】2005年7月から2007年8月までに当センターで経験したCMV腸炎確診例5例疑診例5例診断はcytomegalic inclusion body(CB)の確認もしくは末梢白血球の抗原陽性細胞(C7-HRP)の検出を陽性とした...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 163 S状結腸を中心に著明な腸管浮腫を呈して発症し虚血性大腸炎へと進展した古典的結節性多発動脈炎の1例
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湯本英一朗(住友別子病院消化器内科)
【症例169歳男性.既往歴:痛風高血圧高脂血症.主訴は下痢発熱下腹部痛.H19年6月中旬より下痢左足関節痛38℃の発熱を認めその後左下腹部痛粘液便も出現し近医より当院紹介受診され入院した、入院時のCTでは直腸から下行結腸に連続性に腸管の全周性の壁肥厚を認め周囲結合織および腸間膜の軽度濃度:上昇および軽度腹水を認めた.血液検査ではWBC10420/μ1CRP12.2mg/dlPlt 42.1万/pl...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 164 大腸過形成ポリープの癌化の2症例
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別府孝浩(福岡大学筑紫病院消化器科)
大腸過形成ポリープには少ないが癌化の報告があり医学中央雑誌で過去20年間で検索する限り16例と稀である.今回我々は大腸過形成ポリープの癌化と考えられる2症例を経験したので報告する.症例1は73歳女性68歳時に横行結腸癌で横行結腸部分切除経過観察目的の下部消化管内視鏡を行った際に横行結腸にわずかに発赤調の粘液を多く付着=した7mmのIs病変を認め生検行いGroup4過形成ポリープの成分を含む超高分化...
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- 165 直腸に毛髪を伴う隆起性病変として発見された直腸原発cystic teratomaの1例
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宮田義史(虎の門病院消化器科)
【症例IM歳女性【主訴1血便【既往歴1 2005年2月急性骨髄性白血病を発症2006年4月と5月騰帯血移植を受けた【家族歴】特記事項なし【現病歴12007年3月22日より低血糖発作急性膵炎の精査加療のため当院血液内科入院中であった.3月30日夜間急に冷汗血圧低下が出現血便を認め輸血等施行された.以後血便は認められず原因検索のため4月10日大腸内視鏡を施行した.肛門より約8cmの直腸前壁に粘膜下腫瘍...
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- 166 クローン病との鑑別を要したウイルス関連血球貪食症候群(virus-associated hemophagocytic syndrome: VAHS)の一例
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志賀永嗣(東北大学消化器病態学分野)
【背景】血球糖乳症候群は高サイトカイン血症により組織球が異常増殖し活発な血球貧食像を示すもので大部分は悪性リンパ腫や感染症により二次性に生じるがeその中でEpstein-Bar r Virus(EBV)はVAHSの主要な原因ウイルスとなっている.またEBV感染が炎症性腸疾患類似の病変を形成したとする症例報告も散見される今回我々はクローン病と鑑別を要したVAHSの一例を経験したので報告する.【症例】...
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- 167 治療前後で内視鏡所見を観察できたCollagenous colitisの2例
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橋本裕輔(昭和大学藤が丘病院消化器内科)
【諸言】Collagenous colitisは慢性下痢症で発症し内視鏡所見やCT等の画像所見が乏しく生検によって病理学的に診断される疾患であると言われている.しかしながら内視鏡機器の進歩によりCollagenouscolitisで内視鏡所見を指摘される症例が散見されるようになった.今回私が経験した内視鏡所見を認めた2例を報告する.【症例1症例1はSLEとAIHの既往のある66歳女性.主訴は4ヶ月...
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- 168 Okadaella gastrococcus(Og)免疫染色検査法によるReactive gastritis(RG)粘膜組織の研究
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岡田隆幸(オカダメディカル)
【目的】グラム陰性球状菌Ogが様々な胃粘膜疾患に関与している事を報告してきた.第92学会総会でOg感染がRGに関与する可能性をOg菌培養と電子顕微鏡検査結果から示唆した.Og免疫染色検査法を用いてRG粘膜組織におけるOg感染との関係を患者の既往歴とHelicobacter pylori(Hp)感染も含めて考察研究した.【方法】無作為に選んだ患者39名から得た胃生検粘膜組織標本を用いた. Polyc...
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- 169 胃粘膜上皮幹細胞の電顕的同定
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足立美穂(慶應義塾大学消化器内科)
【目的】胎生期における哺乳類の中枢神経系に発現しニューロンの新生遊走に関与するdoublecortin CAMK-like protein 1(DCAMKL1)はser-ine/threonine kinaseの一種でN-terminalはrnicrotubUle-associate pr(Fteinであるdoublecortint C-terminalはcalcium/calmodulin-de...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 170 スルフォラファンの胃酸分泌及び胃粘膜酸化ストレス応答能に及ぼす影響
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赤荻立昇(東京理科大学・薬学部・臨床薬理学(谷中研))
【背景・目的】ブロッコリーの新芽(BS:Broccoli Sprout)に豊富に含まれるSul-foraphane(SFN>は転写因子nrf2を介して抗酸化酵素を誘導し生体の酸化ストレス応答能を強化することからがん化学予防に寄与する可能性が期待されているこれまでに我々はSFNあるいはBSの投与がH.pylori(Hp)感染マウス及びHp感染者における胃炎を軽快させ胃粘膜Hp菌量を減少させることを報...
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- 171 制御性樹状細胞による制御性T細胞の誘導と炎症性サイトカイン抑制による自己免疫性胃炎発症抑制
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鳥巣真幹(愛媛大学先端病態制御内科学)
【背景】樹状細胞は免疫応答を引き起こすだけでなく免疫寛容においても重要な働きをしている.演者らは免疫寛容を誘導する制御性樹状細胞(Reg-DC)をマウス自己免疫性胃炎(AIG)モデルマウスに投与することでAIGの発症を抑制できることを報告してきた.【目的】そのメカニズムとして制御性T細胞や炎症性サイトカインが関与していることを明らかにすることを目的として以下の自験を行った.【方法】Reg-DCは骨...
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- 172 ヘリコバクターピロリ空胞化致死毒素(VacA)はSTAT3発現を低下させることでアポトーシスを誘発する
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松本章子(長崎大学医学部第2内科)
【目的】ヘリコバク戸隠ピロリ(以下H.pyloriと略)は慢性胃炎の起炎菌であり消化性潰瘍胃癌やMALTリンパ腫などの発生につながることが報告されている.H.pylori空胞化致死毒素(VacA)はH.pyloriが引き起こす胃粘膜障害の重要な病原因子のひとつである.VacAは標的細胞に対しアポトーシスを誘発するがその詳細な機序は未だ不明である.我々は催アポトーシス分子であるBax/Bakの活性化...
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- 173 Helicobacter pylori沖縄株におけるvacA i-regionのタイピングと菌の毒性および疾患との関連
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伊藤義幸(福井大学内科学第二講座)
【目的】Helicobacter pyloriの空砲化毒素をコードするvacA遺伝子にはsignal re-gionとmiddle regionに遺伝子多型が存在しこれらの組み合わせによりs1/m1s1/m2s2/m2の3種類のgenotypeが存在する、今回vacA遺伝子に多様性の見られる沖縄株についてイギリスのグループにより最近報告された新しい多型領域であるi-regionのダイビングを行いi...
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- 174 H.pylori除菌判定における13C-尿素呼気試験と便中H.pylori抗原測定法の本邦での比較
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加藤智惠子(富山市医師会健康管理センター)
【目的】H.pyloriの非侵襲的検査法である13C一尿素呼気試験(UBT)と便中Hpylori抗原測定法(且pSA)の除菌判定における有用性を比較検討する【対象および方法1対象は尿中且迎110ガ抗体測定法で陽性と診断された150名である.除菌治療のレジメンはランソプラゾール60mg伯クラリスロマイシン400mg/日アモキシシリン1500mg/日の7日間投与である.除菌治療後から判定までの間にプロ...
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- 175 アシルグレリンとデスアシルグレリンの胃酸分泌への影響について
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大野志乃(崎玉医科大学総合医療センター消化器肝臓内科)
【目的】胃から発見されたグレリンは主に胃粘膜の内分泌細胞X/A細胞にて産生され成長ホルモン分泌促進と食欲充進作用が知られているが胃に対しても空腹期蠕動運動場進作用や酸分泌増加作用が知られている.グレリンには構造の異なる2種類のグレリンアシルグレリンとデスアシルグレリンが存在し活性型のアシルグレリンと比べてデスアシルグレリンの役割については明らかにされていない.今回著者らはデスアシルグレリンの胃酸分...
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- 176 慢性型特発性血小板減少性紫斑病に対するH.pylori除菌治療の長期的効果と除菌効果予測因子の検討
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沖本忠義(大分大学消化器内科)
【目的】近年の臨床的研究結果からH. pyloriは慢性型特発性血小板減少性紫斑病(cITP)の重要な発症要因として既に認知されており臨床の現場では除菌療法がH. pylori wa性cITPに対する治療の第一選択となりつつある今回我々はHrylori除菌治療のclTPへの適応拡大に向けての証左となる有効率と長期的効果を示すとともに除菌効果予測因子に関する検討を行った.【方法】対象はclTP患者6...
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- 177 慢性C型肝炎における血小板減少症に対するH.pylori除菌の影響
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松本直樹(駿河台日本大学病院内科)
【目的】特発性血小板減少症(ITP)の治療としてH.pyloriの除菌が広く普及しているがその機序は不明である.一方慢性C型肝炎肝硬変でも血小板減少症が見られ主な原因は脾機能充進と理解されている.その他に自己免疫的機序の関与も示唆されておりC型肝炎患者では抗血小板抗体抗GPHb-IHa抗体などITPで陽性となる自己抗体が高率に検出されることが報告されている.両疾患に共通の病態生理が働いているならば...
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- 178 クランベリーの抗ヘリコバクター・ピロリ(HP)作用についての検討
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松嶋成志(東海大学消化器内科)
【目的】クランベリーは北米原産の果実であり感染症に対する民間薬として用いられてきた.近年繰り返す尿路感染症への有効性とともにその抗且P作用が注目されている.本研究においては基礎的には増殖抑制作用および胃細胞に対するIL-8分泌刺激の抑制効果を主な指標としてまた臨床試験としてクランベリージュース(CJ)定期服用のUBT値に与える効果を主な指標として検討しクランベリーの抗HP作用とそのメカニズムに追る...
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- 179 代謝酵素CYP2C19の遺伝子多型の特性を考慮した胃潰瘍治療の検討(第2報)
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安藤貴志(社会保険京都病院消化器科)
【緒言】われわれは非酵素的代謝を主たる代謝経路に持つRabeprazole(RPZ)に注目して遺伝子多型と胃潰瘍治療開始2週後の効果との関係を検討しRPZはCYP2C19遺伝子多型に影響されず安定した効果が得られることを報告してきた.【目的】RPZおよびOPZの投与時にCYP2C19遺伝子多型が胃潰瘍の治癒経過(1週後)に影響を与えるか否かを検討することである.【方法1活動期の胃潰瘍患者74例(男...
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- 180 後期高齢者(75歳以上)に発症した消化管出血症例の検討
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井上義博(岩手医科大学医学部救急医学講座)
<目的>後期高齢者消化管出血の診断治療における特徴を探る<対象>1989年から2006年目でに当科で経験した75歳以上の上部消化管出血440例t下部消化管出血103例の計543例.これは同時期の上部消化管出血2462例の179%下部消化管出血429例の240%にあたる.〈結果〉上部消化管出血の内訳は胃潰瘍203例十二指腸潰瘍61例食道出血50例AGML35例静脈瘤32例マロリーワイス症候群(以下M...
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- 181 当院での高齢者に対する急性出血性胃・十二指腸潰瘍に対する内視鏡的止血術の治療成績
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原田直毅(大阪府立急性期・総合医療センター消化器内科)
【目的】出血性胃十二指腸潰瘍(以下GU・DU)に対しては内視鏡的止血術が第一選択である.高齢者の出血性潰瘍に遭遇することも多いがその治療成績病態は未だ明らかでない.そこで今回我々はGU・DUに対する内視鏡的止血術の治療成績を高齢者群非高齢者群に分け治療成績および出血性潰瘍の病態について比較検討した.【方法】2004年1月から2007年7月までのGU・DUで内視鏡的止血術を施行した151例(GU 1...
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