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検索結果は461件です。
- 202 ラジオ波焼灼療法施行中におけるバブルの観察
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川本智章(埼玉医科大学総合医療センター消化器肝臓内科)
【目的】肝細胞癌に対するラジオ波焼灼療法(RFA)では肝内播種などの特異な再発が報告されている.我々はこのような再発の一部はRFAによる腫瘍内圧の急激な上昇に起因するのではないかと考えRFAと肝実質内圧上昇の基礎的検討を行ってきた.またRFA施行中にはしばしばエコーでバブルが流出するのが観察される.バブルは肝内圧上昇に伴って発生した水蒸気であると想像されるがその本体を捉えた報告はない.そこでRFA...
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- 203 RFA施行時におけるMulti-phase Real-time Virtual Sonographyの有用性
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西島規浩(大阪赤十字病院消化器科)
【目的】Multi-window Real-time Virtual SonographyはCTのraw dataをもとにしてリアルタイムに超音波断層像と同一断面の複数のMPR像を同一画面で同時に参照できる画像診断治療支援システムである.これにより複数のphaseが同時に参照できるようになりMulti-phase Real-time Vinual Sonography(以下Multi-phase ...
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- 204 肝細胞癌局所再発に対するRFA施行時におけるCone Beam CTAの有用性の検討
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後藤亨(大森赤十字病院消化器科)
【目的1近年血管造影時にCT画像を構築できるCone Beam CTが開発され普及しつつある.演者等はJDDW2007でこれによるCTA(Cone Beam CTA)で通常のCTAの代用となり得ることを報告した.同機種は他の活用法として任意の断面を構成できるため超音波画面類似の画像を描出することにより局所治療時の支援システムの代用となりうることが期待される.今回超音波で同定が困難な場合が多い肝細胞...
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- 205 ラジオ波焼灼療法(RFA)後の肝細胞癌再発に対する外科治療
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青木琢(東京大学肝胆膵外科)
【目的】RFAは肝細胞癌(HCC)に対する局所凝固療法の中心的位置を占めているが脈管内腫瘍栓や播種などによりコントロール不能になった場合に再度外科治療の適応が考慮される場合がある.RFA治療後再発症例に対する外科治療成績を検討した.【方法】2002年から2007年6月までにRFA後の再発に対して外科的切除を行った41例について前治療が手術に及ぼしたと考えられる影響外科治療後の予後を解析した.【結果...
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- 206 ラジオ波焼灼療法後の異所再発進展と予後-単発小肝細胞癌を対象として
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中澤貴秀(北里大学東病院消化器内科)
【目的】肝細胞癌(HCC)に対するラジオ波焼灼療法(RFA)後の異所再発進展様式の予後に与える影響を検討する【方法】異所再発進展様式を検討するため初発単発3cm未満HCCにおけるRFA症例が解析された.対象は1999年7月から2006年8月まで完全焼灼された93例中初回異所再発が認められた53例(累積異所再発率54.0%/3年75.7%/5年).登録は腹部CT上の異所再発時とし肝不全死または肝癌死...
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- 207 栄養療法を組み入れたラジオ波焼灼療法のクリニカルパス
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堀田直樹(増子記念病院消化器内科)
(目的)当科では肝細胞癌の治療としてラジオ波焼灼療法を経皮的に施行している.しかし治療後に再発を繰り返す例も多く複数回の治療に伴い肝機能の低下を経験している.そこで栄養スクリーニングとしてMaastricht lhdex(MI)を用い肝機能維持を目的として栄養療法を組み入れたクリ斜日ルパスを作成したのでその経過を報告する.(方法)クリニカルパスの流れ:治療適応基準は腫瘍径3cm 3個.退院目標はC...
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- 208 肝腫瘍に対するラジオ波焼灼術におけるクリニカルパスの実際~術後合併症の発見について~
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後藤絵理子(東京大学消化器内科)
【目的】当科では肝腫瘍に対し年700件を超えるラジオ波焼灼術が行われている.安全でかつ効率的な処置円滑な術後管理を行うためには術者・担当医・看護師など病棟に携わるスタッフの協力体制が重要である.その中でも患者の状態を一目で把握できるクリニカルパスの存在は必須である.今回我々はクリニカルパスの有用性特に術後合併症の早期発見の有無について検討した.【方法】ラジオ波焼灼術による合併症症例についてクリニカ...
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- 209 B-mode超音波での認識が困難な肝内小病巣の検出に対するソナゾイド造影超音波の応用
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高橋正憲(千葉大学医学部附属病院消化器内科)
【目的1超音波画像下での局所治療は肝細胞癌例に対する極めて有効な根治治療である.しかしB-mode超音波(B-US)での腫瘤部の検出は必ずしも容易ではないそこで今回B-USで認識困難な小病巣の同定におけるソナゾイド造影超音波の有用性を検討した.【方法】経静脈性造影CTにて多血性病巣が指摘されB-USによる同病巣の描出が困難であった肝硬変18例22病巣を対象とした.全例肝細胞癌(初発3局所再発14他...
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- 210 肝腫瘍の診断における超音波造影剤ソナゾイドの有用性について
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鈴木都男(済生会千里病院消化器内科)
【目的】次世代超音波造影剤のソナゾイドは持続的な超音波造影効果が得られるなどの特長を有している.肝癌などの肝腫瘤性病変の診断についての血流動態把握におけるソナゾイドの有用性をダイナミックCTと比較検討したt【方法】対象:画像診断や病理学的に診断が確定した肝腫瘤性病変25結節(径8-94mm平均20.8±17.7mmうち原発性肝癌20結節平均径149±48mm).造影超音灘査(以下CEUS)にはアロ...
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- 211 肝細胞癌診断におけるSonazoidを用いた造影超音波検査の有用性-dynamic MDCTSPIO造影MRIとの比較検討
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小来田幸世(市立池田病院消化器科)
【目的】CTHA/CTAPにて診断した多血性肝細胞癌においてSonazoidを用いた造影超音波検査とdynamic MDCTSPIO造影MRIによる検出を比較し肝細胞癌の診断における造影超音波検査の位置づけにつき検討したので報告する.【方法】2007年1月から9月にCTHA/CTAPfollow-up CTおよび一部は組織学的に診断した多血性肝細胞癌52結節においてSonazoid造影超音波のVa...
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- 212 Defect Re-injection Testの有用性について
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畑中絹世(近畿大学消化器内科)
1回のSonazoidの投与による造影超音波検査では動脈血流像とKupffer imageは別々に観察される.我々はSonazoidを再投与することでKupffer imageにRea1-timeな血流イメージを重ねて表示する手法(Defect re-injection test)を考案しB-modeで描出不良な肝細胞癌についてその局所診断について検討した.症例は2007年1月~8月に当院にてSo...
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- 213 消化管カポジ肉腫の臨床的検討
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永田尚義(国立国際医療センター消化器科)
【目的】本邦2006年までのHIV感染者累積報告は12394例と増加傾向で2006年は過去最高の報告数となっており(厚生労働省エイズ動向委員会)日常診療でもHIVの消化管病変と遭遇する機会は増えてくる可能性がある.カポジ肉腫はAIDS関連悪性腫瘍の中で最も頻度が高く内臓病変の中では消化管は好発部位であり海外では消化管合併例は一般的に予後が悪いと報告されている.今回当院での消化管カポジ肉腫の臨床的特...
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- 214 消化管間葉系腫瘍における石灰化所見の検討
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江口浩一(福岡大学消化器内科)
【目的】消化管間葉系腫瘍(Gastrointesthlal stromal tumor以下GIST)は消化管間葉系細胞由来のKIT蛋白質陽性腫瘍で粘膜下腫瘍の形態を呈する.腫瘍内に石灰化を認めることはまれに報告されているがその意義については報告が少ない.今回検査方法別に石灰化所見を検討しその臨床的意義を含め報告する.【方法】2000年1月から2007年8月までに当院にて免疫組織化学的にGISTと確...
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- 215 ソナゾイド造影超音波による消化管疾患の良悪性の鑑別についての検討
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神野大輔(広島大学大学院分子病態制御内科学)
【背景と目的】ソナゾイドを用いた造影超音波検査は低音圧でマイクロバブルを壊さず信号が得られリアルタイムに微小血流画像を得ることが可能である.また専用ソフトウエアを用いて微小血管形態の描出も可能となった.一方消化管悪性腫瘍の腫瘍血管には様々な形態異常が認めることが知られている.今回消化管悪性腫瘍の鑑別における微小血管形態診断の有用性について検討を行った.【対象と方法1消化管悪性腫瘍10例(進行胃癌6...
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- 216 当院消化器内科における過去3年間のアクシデント・インシデントの集計(高齢者に多いか?)
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関根忠一(済生会川口総合病院消化器内科)
【目的と方法】過去3年間(平成16年1月から18年12月まで)の当科におけるアクシデント・インシデントを集計し高齢者に多いかどうかと事故防止について考察した.【結果】3年間に10件ありその内訳は内視鏡挿入時の咽頭痛が1例大腸内視鏡検査時の穿孔が1例ポリペクトミ別後の大腸出血が1例抗凝固剤についてのIC(lnformed Consent)不足が1例ESTに伴う穿孔が1例ESTに伴う出血と急性膵炎が1...
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- 217 消化器疾患診療ガイドラインと根拠に基づくクリニカルパス-相互関係と期待される効果-
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吉田雅博(帝京大学外科学)
【ガイドラインとパスの役割】診療ガイドラインは「医療者と患者の双方に情報を提供するために系統的に作成された文章」と定義されクリニカルパスは「各施設の医療状況を加味した上で医療の質を確保しつつ在院期間の短縮や検査の無駄をなくし患者・医療者双方に提供されるもの」とされる.つまり学会や研究会が日本全体に向けて広く提示する道筋がガイドラインであり実際の臨床で各医療施設が作成実践するものがパスという役回りに...
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- 218 内視鏡データベースの共有による新しい試み(第1報)
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松田浩二(東京慈恵会医科大学青戸病院内視鏡部)
「目的」近年諸外国ではEBMの概念の普及とあいまって大規模データからのデータ・マイニングによる統計学的な検討が非常に一般化しておりそれに伴い有用な文献が多数排出されている.しかし世界最大規模の内視鏡件数を誇るわが国からはtそのような解析はあまりみられない.その理由のひとつとしてプラットフォームとしての内視鏡データベースの構造を多型設問で共有する事が通常困難であるという事が挙げられる.今回我々は所属...
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- 219 医用動画像・生体情報モニタ同期記録システムの使用経験
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田中聖人(京都第二赤十字病院消化器科)
【はじめに】Medica1 Forensic System(以下本システム)動画像生体情報を同期させ表示保存しうるシステムである優れた情報の保存性閲覧性を備えた本システムを内視鏡診療に応用する機会を得たので報告する.【目的と方法】1.実地内視鏡診療における動画像と生体情報の同期保存の有用性の検討通常診療において(特にESD)動画像保存を行いその有用性を検討した.2.内視鏡ライブセミナーにおける利便...
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- 220 Echogenic needleと2ステップ穿刺法を用いたリアルタイム超音波ガイド下CVポート留置術
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尾形高士(東京医科大学八王子医療センター消化器外科)
【はじめに】FOLFOX等の抗癌剤治療や在宅中心静脈栄養の普及により皮下埋め込み式中心静脈リザーバー(以下CVポート)留置は増加している.カテーテルの挿入は右鎖骨下静脈(以下SCV)からを基本としているが静脈穿刺時の気胸血胸動脈穿刺などのリスクが存在する.一方従来のCVポート留置時の穿刺針(18G)は通常のカテーテル留置時に用いる穿刺針(20G)より太くSCV穿刺回数(L31±0.24回)は通常の...
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- 221 消化器疾患に対するNSTの現状-プレアルブミンでの栄養評価-
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菅原淳(淀川キリスト教病院消化器病センター消化器内科)
当院では2005年2月にNST推進プロジェクトチームを発足し2007年2月に全科型NSTとして活動を始めた.コアスタッフは医師13名を4チームに分けて担当制としそれに看護師2名薬剤師3名栄養士4名臨床検査技師2名リハビリ1名で構成されている.毎週水曜日にミーティングと回診と行い各職種間の業務に支障がないよう事前に患者状態を把握している.NST活動や栄養療法の必要性を理解してもらうために月に2回同一...
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