セッション |
検索結果は461件です。
- 182 出血性胃十二指腸潰瘍止血術後の再出血に関わる因子の検討
-
藤澤聖(九州厚生年金病院内科)
【目的】出血性胃十二指腸潰瘍に対する内視鏡的止血術後の再出血の危険因子ついては現在までに数多くの解析がある近年では活動性出血や潰瘍の大きさなどの要因の重要性が示唆されている.そこで我々は出血性胃十二指腸潰瘍止血術施行例における再出血の危険因子を解析した.【方法】対象は2005年2月から2007年10月の間に当院で出血性胃十二指腸潰瘍と診断され内視鏡的止血術を受けた155例(男性102例女性53例平...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 183 内視鏡止血術後再出血および30-day mortality減少をめざした高齢者出血性消化性潰瘍への挑戦
-
山口康晴(杏林大学医学部第三内科)
【目的】我々は高齢者出血性潰瘍に対する内視鏡止血術の有効性を報告してきた(Hapatogastroenterology os : 11952001J Gastroenterol Hepatol 18 : 5212003).今回出血性潰瘍の診断で内視鏡止血術を施行した70歳以上の高齢潰瘍患者において内視鏡止血術後の再出血および30-day mortality(以下術後死亡)に対する予測因子を検討した...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 184 出血性アスピリン潰瘍における亜硝酸剤の予防効果
-
小平知世(浜松医科大学内科学第一講座)
【目的】虚血性心疾患や脳動脈硬化性疾患の増加に伴い低用量アスピリンの使用頻度が増し低用量アスピリン起因性潰瘍が問題となってきている.近年NO遊離型NSAH〕sの開発やラットモデルでの亜硝酸剤併用による消化性潰瘍の予防効果が報告されてきている.今回我々は当院における出血性アスピリン潰瘍に占める亜硝酸剤併用者の割合について検討した.【方法】2000年から2007年7月までに当院にて吐下血を主訴に緊急内...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 185 低用量アスピリンとNSAID併用時の胃粘膜傷害および胃粘膜血流の検討
-
鎌田豪(北海道大学消化器内科)
【背景】近年血管病変予防のために低用量アスピリンは広く使用されているが併存病変のためNSA皿)が併用される症例も少なくない. NSAIDの併用によってアスピリンによる胃粘膜傷害のリスクが高まることが知られている.またこれらの傷害には胃粘膜血流の関与が指摘されている.そこで今回は内視鏡検査と体外式造影超音波検:査にて低用量アスピリンとNSAID併用時での胃粘膜血流および胃粘膜傷害の検討を行った.【方...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 186 低用量アスピリンによる上部消化管粘膜傷害:病変予測因子の検討
-
垣内佳美(大阪大学消化器内科学)
[目的]上部消化管出血の原因薬剤のなかでも低用量アスピリンは近年本邦でも使用頻度が増加しているがこれにより誘発される消化管傷害に関する内視鏡的前向き調査は少ないそこで低用量アスピリンの投与対象となる慢性疾患でしばしば用いられる検査項目から上部消化管病変の発生予測因子を明らかにすることを目的とした調査を行った.[方法]当院における一ヶ月以上の低用量アスピリン連用中の安定期にある循環器疾患患者を対象に...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 187 当院での胃十二指腸潰瘍症例における低用量アスピリン服用の頻度と潰瘍の特徴
-
有山茂和(埼玉医科大学総合医療センター消化器肝臓内科)
[目的]近年高齢化社会が進む中でNSAIDさらに低用量アスピリンの服用が急増しているがその副作用として胃十二指腸潰瘍やびらんなどの消化管病変を惹起させることが明らかになってきた.今回我々は当院にて施行された上部消化管内視鏡症例のうち胃十二指腸潰瘍を認めた症例についてNSAID、特にアスピリン服用との関連性を検討した[方法]平成17年8月18日から平成19年10月23日までの問に当院で施行された上部...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 188 低用量アスピリン投与による胃十二指腸潰瘍と血清トリグリセリドの関連
-
藤井孝明(群馬県立心臓血管センター外科)
【目的】低容量アスピリン投与と上部消化管出血潰瘍リスクの増加は関連しておりプロトンポンプインヒビター(PPIs)等の胃保護薬がリスク低下に有用であると報告されてきている.しかし現状では潰瘍の既往などの危険因子を有する患者以外への胃保護薬のルーチン投与はまだ推奨されてなく潰瘍を予測する危険因子臨床的指標をより多く特定する必要がある.今回我々は抗血小板薬の投与率が高い当院における胃十二指腸潰瘍の症例に...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 189 当院における低用量アスピリン処方状況と内視鏡検査の現状
-
加賀谷尚史(金沢大学消化器内科学)
【目的】非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAID)服用者の30-50%はdys-pepsia症状を経験し20%で消化性潰瘍1-4%で消化管出血をきたすとされている.近年では低用量アスピリンの使用頻度がますます増加しているが消化管粘膜保護対策についての現状は明らかではない.【方法】2007年8月1日~31日の間に当院を受診し低用量アスピリン処方を受けた症例を対象とし(1)酸分泌抑制剤防御因子製剤の処方(...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 190 アスピリン起因性消化性潰瘍の出血が他臓器に及ぼす影響
-
福知工(大阪府済生会中津病院消化器内科)
【目的】アスピリンに起因する出血性消化性潰瘍の出血量と腎機能障害を臨床的に検討した.【方法】対象は2003年1月~2007年9月に低容量アスピリンを服用中に吐下血で当科を受診した消化性潰瘍(胃潰瘍十二指腸潰瘍吻合部潰瘍)患者のうち非アスピリンNSAIDs服用例と腎不全合併症例を除外した35例(平均年齢71.6歳男女比24:11)である.これらをA群とし来院時の血圧血中のヘモグロビン(Hb)尿素窒素...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 191 高齢者における肝細胞癌の臨床的特徴及び治療選択
-
三木大樹(広島大学分子病態制御内科学)
【目的】現在増加しつつある高齢者の肝細胞癌(HCC)の臨床的特徴を明らかにした上でその治療選択における問題点を検討する.【方法】対象は当科にて初回診断治療を行い治療後1年以上経過観察しえたHCC732例.65歳以上を高齢者と定義し臨床的特徴及び治療成績等について非高齢者と比較検討した.【結果】1)高齢者ではHCV抗体陽性(C群)83%HBs抗原陽性(B群)4%両者陰性(NBNC群)12%両者陽性(...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 192 当科における高齢者HCC症例の内科的治療成績・・・若年者症例との比較検討
-
桐越博之(横浜市立大学附属病院消化器内科)
【目的】本邦でのHCC初発年齢は年々高齢化をたどっている.今回我々は初発時75歳以上のHCC症例の内科的治療成績をretrospectiveに解析し高齢者症例での加療の有用性を検討した.【方法】1995年から2007年まで当科で画像的または組織学的にHCCと診断TACEPEIRFAの内科的治療を施行した症例259例(75歳以上の高齢者群45例75歳未満の若年者群214例)を対象とした進行度分類st...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 193 高齢の肝細胞癌肝切除患者の臨床病理学的特徴と術後生存率の解析による手術治療の妥当性の検証
-
松田政徳(山梨大学第一外科)
(はじめに)高齢化社会の到来で高齢者の肝細胞癌(肝癌)肝切除も増加している.今回高齢の肝癌患者の臨床病理学的特徴を明らかとし生存率の解析から手術治療の妥当性を検証した.(対象と方法)過去10年間の初回肝切除症例198例を対象とした手術時70歳以上を高齢者とした.全身麻酔に耐えられると判断された患者を手術適応とし肝切除の適応はガイドラインを遵守し肝機能と腫瘍の局在により肝切除:量を決定した.年齢は考...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 194 進行肝細胞癌に対するS-1ぺグインターフェロン併用療法
-
上嶋一臣(近畿大学消化器内科)
【背景】遠隔転移を有する進行肝細胞癌症例に対しては全身化学療法が選択されるが有効なレジメンは確立されていない.このような症例に対して我々はS-1とべグインターフェロン併用による全身化学療法を試みている【目的】S-1ペグインターフェロン併用療法の有用性をretrospectiveに検討した.【対象】標準治療の適応とならないあるいは治療抵抗性のある進行肝細胞癌患者18例。男性15例女性3例.平均年齢6...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 195 非B非C型肝細胞癌の外科治療成績からみた治療上の課題
-
楠信也(神戸大学肝胆膵外科)
【目的】本邦の肝細胞癌の90%以上はB型C型ウイルス肝炎が関与していたが近年非B非C型の増加が注目されている今回非B非C型(NBNC)肝細胞癌切除例の臨床病理学的特徴についてB型およびC型肝細胞癌と比較し治療上の課題について検討した.【方法】当科で2006年12月までに肝細胞癌で初回肝切除を施行した215例を対象とした.HBs抗原陰性およびHCV抗体陰性の52例をNBNC群と定義しB群(HBs抗原...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 196 尾状薬肝細胞癌に対する局所療法の検討
-
廣岡昌史(愛媛大学大学院先端病態制御内科学)
[緒言]尾状葉病変は解剖学的な特徴から肝切除は容易ではなく肝動脈の走行から肝動脈塞栓術も困難である.尾状葉病変に対する超音波誘導下局所療法は病変が深部に描出されるため描出が不鮮明となることが多く合併症をさけ充分な焼灼をえるためには高度な穿刺技術を要する.[目的]当科で施行された尾状葉酸細胞癌の局所療法症例においてその治療効果を検討した.[方法]当科で1999年1月から2007年4月までに当科に入院...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 197 当科における肝切除術の周術期管理と医療用クリティカルパスの変遷
-
市川剛(大阪市立大学大学院肝胆膵外科学)
肝切除術はその臓器特異性や背景肝疾患の存在により術後合併症の発生率が高くこれまで定型的な経過をたどる手術ではなかったが手術手技手術機器や周術期管理の向上などで安定した術後経過をとるようになりクリティカルパス(以下パス)が導入され始めた。当科では2003年より肝切除術におけるパスを導入.改良作業を繰り返し現行(第4期)パスに至った.適応基準は肝切除量と肝機能予備力からICGIO%以下かつ葉切除以下I...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 198 肝癌に対するラジオ波焼灼術の長期成績
-
大塚大河(佐賀県立病院好生館内科)
【目的】当院における肝癌に対するラジオ波焼灼術(RFA)の長期成績から予後や再発に関する因子について検討した.【方法】2㎜年4月以降当院で治療した肝癌初発例のうち初回治療としてRFAを施行し予後が追跡しえた230例を対象とした.【成績】230例の累積生存率は1年96%3年81%5年62%7年55%であった.Chnd-Pugh AではBに比べ生存率が良好であったが有意差は認められなかった.腫瘍径別で...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 199 高齢者肝細胞癌に対するRFAの検討
-
後藤亨(大森赤十字病院消化器科)
【目的】慢性肝疾患の予後向上に伴い肝細胞癌(HCC)も高齢で発症する患者が増加している.そのため高齢者にRFAを施行する場合も多い.今回高齢者のHCCに対するRFAの成績を検討した【方法】平成11年6月から19年9月までに診療した全HCC218例中3cm3個以内で初回治療としてRFAを施行した104例(男=女66:3869±10歳最高90歳)を対象とし75歳以上を高齢群75歳未満を非高齢群として背...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 200 高齢者肝細胞癌におけるラジオ波焼灼療法の長期成績による検討
-
中西裕之(武蔵野赤十字病院消化器科)
【目的】肝細胞癌に対するラジオ波焼灼療法(RFA)の長期成績を含めた年齢別特徴を明らかとし高齢者におけるRFAの有用性を検討した.【方法】対象は1999年以降当院でRFAを行ったHCC1480例のうち初発且CCの483例64歳以下の若年者群154例65歳以上74歳以下の高齢者群215例75歳以上88歳以下の超高齢者群114例であった.各群における生存率無再発生存率合併症頻度治療session数在院...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 201 当科における高齢肝細胞癌患者に対するラジオ波熱凝固療法の治療成績
-
陳正新(東京医科歯科大学消化器内科)
【目的】本邦では高齢化社会を迎えており医療現場においても75歳以上の高齢者に遭遇する機会は増加している我々は高齢者肝細胞癌患者に対するラジオ波熱凝固療法(RFA)の有用性を検討するために高齢者群(75歳以上)と非高齢者群(75歳未満)に分けRFAの治療効果や合併症について検討した。【対象方法】2000年2月~2007年7月の間に当科に入院した高齢者原発性肝細胞癌患者』は延べ237名であった.このう...
第94回日本消化器病学会総会 >
|