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検索結果は552件です。
- P082 直腸粘膜下腫瘍で発見された卵巣癌播種性転移の1例
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大辻絢子(東邦大学医療センター大橋病院第3外科)
一般的に卵巣癌が大腸へ転移する率は約30%といわれており大腸が卵巣に隣…接する消化管であるためまれなことではない.しかし転移性大腸癌特に播種性転移においては漿膜面に結節病変を認め粘膜面は発赤や壁の限局性肥厚を伴う肉眼型を呈することが多く粘膜下腫瘍や1型2型のような形態をとることは少ない.今回われわれは大腸内視鏡にて下部直腸の粘膜下腫瘍で発見された卵巣癌播種性転移の1例を経験したので報告する、t症例...
第94回日本消化器病学会総会 >
- PO83 肺腺癌術後に診断された大腸転移の1例
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小野博美(静和記念病院内科)
【目的】肺腺癌術後に診断された大腸転移の1例を報告する.【方法】(症例)59歳男性(主訴)左下腹部痛(現病歴)2007年4月中旬より左下腹部痛が出現したため近医受診し6月13日下部消化管内視鏡検査にて下行結腸に腫瘤を指摘され6月14日当院に治療目的で紹介入院となった.(既往歴)56歳 前立腺肥大症59歳 右肺癌 手術(家族歴)特記事項なし(現症)身長168cm体重55kg血圧142/68mmHg体...
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- P084 肺扁平上皮癌の回盲部壁外転移によりイレウスを発症した症例
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大崎理英(滋賀医科大学付属病院消化器内科)
【症例】症例は64歳男性.63歳時に他院で左肺上葉の扁平上皮癌を切除しその後当院呼吸器外科にて化学放射線療法を追加されていた.平成18年2月初旬より下痢と食欲不振があり近医にて整腸剤で加療されていた.2月9日昼頃より腹痛嘔気嘔吐が見られるようになり腹部単純レントゲンにてイレウスが疑われたため当院紹介受診となった.同日の腹部CTにて回盲部の壁肥厚と狭窄それより唖蝉のイレウス像が確認されたため即日入院...
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- P085 成人腸重積症を合併した上行結腸脂肪腫の1例
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保田智之(総合病院庄原赤十字病院内科)
【症例】78歳男性【主訴】左上腹部痛下痢【現病歴】某年8月中旬より左上腹部痛と下痢が出現したため近医受診.補液等にて経過観察されるも症状軽快しないため再度受診し腹部造影CTにて横行結腸に著明な壁肥厚を認めたため大腸癌を疑われ当院紹介受診となった.【現症】心窩部から左悸肋部にかけて圧痛を伴う手拳大の腫瘤を触知.【腹部造影CT】横行結腸の重積所見と著明な壁肥厚あり.矢状断で同部はtarget sign...
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- P086 腸管子宮内膜症の2例
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叶多寿史(水戸赤十字病院外科)
われわれは手術適応の腸管子宮内膜症を2例経験したので報告する.症例1)39歳女性.主訴:月経時の激しい下腹部痛下血便秘.精査にて直腸Rs及び回腸末端の腸管子宮内膜症と診断し愁訴が強いため手術適応と判断した.開腹時上部直腸からS状結腸にかけて狭窄を認め前方切除術をまた回腸末端より20cm口側にも狭窄部を認め回腸部分切除術を行った.症例2)33歳女性.主訴は月経時の増悪する腹痛と便秘.精査にて上部直腸...
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- P087 盲腸良性神経鞘腫に対して腹腔鏡下手術を施行した一切除例
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山下晋也(西宮市立中央病院外科)
症例:65歳女性.主訴:黒色便.既往歴=子宮筋腫(手術)高脂血症(内服治療).現病歴:2006年2月に黒色便を認めて近医受診し大腸内視鏡検査で回盲部に2c皿の粘膜下腫瘍を指摘されその1年後の大腸内視鏡検査でも著変は認めなかった.腹部立位レントゲンではNiv-eauを認めず腹部CT検査は回盲部に境界明瞭で造影効果を示す1.5cmの腫瘤を指摘された.腫瘍マーカーの上昇は認めず術前診断はGIST脂肪腫神...
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- P088 腸重積で発症した大腸神経鞘腫の1例
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石川秀樹((財)永寿総合病院)
【はじめに】大腸に発生する神経鞘腫は希な疾患でありしかもvon Reckling-hausen病に伴うことが殆どであるといわれる.このため孤発性の神経鞘腫は大腸では非常に稀少である今回われわれは腸重積で発症した上行結腸の神経鞘腫を内視鏡的に切除し得たので文献的考察を加え報告する.【症例】46歳の女性.主訴:腹部膨満感生来健康だったが腹部の膨満感と鈍痛が出現し摂食量が減少下痢と便秘を繰り返し体重が1...
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- P089 C型肝炎に対する抗ウイルス療法の臨床効果とコバスTaqMan HCVとの関連における検討
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赤池淳(札幌厚生病院第三消化器科)
【目的】C型肝炎に対する抗ウイルス療法時のHCV RNAのモニタリングはその臨床効果をみる上で重要でありコバスTaqMan HCV(以下TaqMan)の有用性をAmplicor HCV定量法(以下Amplicor)と比較検討した.【方法】PEG-IFNα一2b/Ribavirn併用療法を施行した89例(SVR37例ETR 24例NR 28例)を対象とし投与前24時間後2週後のHCV RNA量をTa...
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- P090 アンギオテンシンII受容体拮抗薬の抗ウイルス療法非適応C型慢性肝炎・肝硬変に対する臨床効果の検討
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松田康伸(新潟大学医学部保健学科・基礎生体情報学)
【目的】近年アンギオテンシンH受容体拮抗薬(ARB)は心血管系や臓器の保護作用のみならず肝線維化抑制作用も有することが明らかにされているしかしながらC型慢性肝疾患に対する長期投与の報告は少なく奏功率も諸報告間で一定していない.そこでARBを少量長期投与してprospectiveに追跡し得たC型肝疾患例を解析し治療効果に影響する臨床因子も検討した.【方法1解析対象は合併症などで抗ウイルス療法非適応と...
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- P091 C型慢性肝疾患患者においてUDCA600mg/日から900mg/日への増量が肝機能検査に及ぼす影響について
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佐藤秀一(島根大学医学部内科学第二講座)
【背景】本邦のUDCAの大規模臨床試験の結果では投与後24週目までにおいて600mg/日投与群と900mgl日投与群の間にASTALT値は有意差を認めていない.今回われわれはすでにUDCA600mg/日投与されているC型慢性肝疾患症例においてUDCA900mg/日への増量の意義があるか否かを検討した.【対象と方法】平成19年4月1日の時点で当院および出雲市総合医療センターの肝臓内科の外来に通院して...
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- P092 ペグインターフェロン治療による血小板数の推移の検討
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新井雅裕(東芝病院消化器内科)
【目的】慢性C型肝疾患に対する抗ウイルス治療の主体であるペグインターフェロンは従来のインターフェロンに比較し、血球系の減少特に血小板減少の出現頻度が高いとされる.従って血小板数低値の症例では治療がためらわれたり血小板数を増加させるために脾動脈塞栓や脾摘などの侵襲的処置が考慮されたりする場合が少なく無い.そこで今回ペグインターフェロン治療後の血小板数の推移につき検討を行った.【方法】対象は当院におい...
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- P093 腎炎合併C型慢性肝炎に対するIFN療法について
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下野淳哉(福岡県済生会八幡総合病院内科)
C型肝炎ウイルスは肝炎の持続に伴い肝硬変に進行し60歳以降の高齢者は肝癌の発生率も上昇する.一方C型肝炎はB型肝炎に比較し耐糖蜜異常を伴いやすくまた肝外病変としてクリオグロブリン(以下クリオ)血症を介して慢性腎炎を合併する事がある造影エコーの出現はあるがCTやMRIの造影剤の使用は腎機能障害者には不都合が多く肝癌の発見及びフォローには障害となる.今回当科で経験したクリオ陽性慢性腎炎合併C型慢性肝炎...
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- P094 1b低ウイルス量のC型慢性肝炎でウイルス量の変動型無変動型におけるIFN単独療法の治療効果の差異の検討
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鈴木祐介(岐阜市民病院消化器内科)
【目的】lb低ウイルス量のC型慢性肝炎に対する初回治療はribavirinを用いないIFN単独療法が推奨されておりSVR率は約70-80%とされている.しかしIFN投与直前のウイルス量が低い症例の中には常時低ウイルス量の症例だけでなく高ウイルス/低ウイルス間を変動する症例(変動型)も含まれる.今回我々はそのようなウイルス量が変動する症例と変動しない症例におけるIFN単独療法の治療効果の差異ついて検...
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- P095 低ウイルス量のC型慢性肝炎に対するPEG-IFNα-2a単独療法の治療短縮の可能性
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伊藤大(大阪府済生会中津病院消化器内科)
【目的】C型慢性肝炎に対するIFNにおいてGenotype2型や低ウイルス量(100KIU/血L未満)は高率にSVRを獲得することが知られている.このようなGenotype2型や低ウイルス量:のC型慢性肝炎にPEG-IFNα一2a単独療法やPEG-IFNα一2b/Ribavirin併用療法の24~48週投与が行われている.しかし低ウイルス量のC型慢性肝炎においてはより短期間の治療でもウイルスの消失...
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- P096 難治性C型慢性肝炎に対するPeg IFNα-2b+Ribavirin併用療法の治療効果について
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松村寛(日本大学消化器肝臓内科)
【目的】我々はPeg IFNα一2b+Ribavirin(RBV)併用療法における難治性C型慢性肝炎患者に対する治療効果について定期的に報告している.今回は治療開始後約3年目経過しておりこの時点での治療効果と治療開始早期のHCV RNA陰性化に関与する因子について検討した【方法】平成16年12月より日本大学附属病院においてPeg lFNα一2b+RBV併用療法を実施したHCV serotype 1...
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- P097 PEG-IFNα2a・リバビリン(RBV)併用療法の早期抗ウイルス効果の検討
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平山慈子(武蔵野赤十字病院消化器科)
【目的】近年PEG-IFNα2a・RBV併用療法が保険適応となったが市販後における抗ウイルス学的治療効果はまだ明らかとなっていないまた最近高感度で定量性の優れるHCV-RNA測定法が開発されその臨床的意義を明らかとする必要があるそこで我々は当院においてPEG-IFNα2a・RBV併用療法を施行した症例における早期癌ウイルス効果を検討した【方法】対象は2007年4月以降にPEG-IFNα2a ’ R...
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- P098 C型慢性肝炎に対するPEG-IFNα2b/ribavirin併用療法にpolaprezincを追加投与する意義について
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樋本尚志(香川大学医学部附属病院総合診療部)
【目的】C型慢性肝炎に対するIFN療法に亜鉛と1-carnosineの錯体であるpolaprezincを併用することによって抗ウイルス効果が増強されたり血球減少が軽減されたりすることが報告されている.今回tC型慢性肝炎に対するPEG-IFNα2b/ribavirin併用療法にpolaprezincを追加投与することによって末梢血肝機能ならびに抗ウイルス効果に与える影響について検討した.【対象と方法...
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- P099 C型慢性肝炎に対するリバビリン併用ペグインターフェロン療法の検討
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妹尾知典(香川県立中央病院内科)
【目的】C型慢性肝炎に対するリバビリン併用ペグインターフェロン(PEGIFN-RIB)療法ではインターフェロン(IFN)リバビリン(RIB)のAdherence総投与量がウイルス学的治癒(SVR)に影響するといわれている.今回我々はIFNRBの投与開始3ヶ月のAdherenceおよび総投与量がSVRに影響するか検討したので報告する.【対象】2004年12月から2007年9月までに当院にてC型慢性肝...
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- P100 難治性C型慢性肝炎(1型高ウイルス量)に対するPEG-IFN α2b/Ribavirin併用療法の長期投与成績と安全性について
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石川恵美(近畿大学医学部消化器内科)
【目的】難治性C型慢性肝炎(1型高ウイルス量)に対するIFN/RibaVi-rin併用療法(以下IFN+RB)によるウイルス学的著効率(SVR)15~20%程度と低い.2004年12月に導入されたPEG・一IFNct-2b/Ribavi一白併用療法(以下PEG+RB)はIFN+RIBよりも奏効率は飛躍的に改善したが1型高ウイルス症例ではなお奏効率は依然として低い.今回PEG+RIB長期継続症例にお...
第94回日本消化器病学会総会 >
- P101 非難治例に対する低用量ペグインターフェロンα-2a療法
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森畠康策(和歌山県立医科大学第二内科)
【背景】日本のC型肝炎患者は高齢化してきているが65歳以上の高齢者や肝硬変肝癌患者に対する安全なインターフェロン(IFN)治療は未だ確立されていない.【目的】低用量ペグインターフェロンα一2a(Peg-IFNα2a)療法の効果と安全性を明らかにする.【対象と方法】2004年1月から2006年1月まで1型高ウイルスを除く通常量のPeg-IFNα2日前投与継続が困難と思われる高齢者または血球減少を伴う...
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