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検索結果は461件です。
- 302 nonalcoholic fatty liver diseaseにおける肝組織脂肪化とアディポカインの検討
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高橋秀明(聖マリアンナ医科大学消化器・肝臓内科)
【目的】非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病態進展には酸化ストレスインスリン抵抗性サイトカイン脂肪化や末梢循環動態など様々な因子の関与がいわれている.今回NAFLD患者のアディポカインを測定し肝生検組織の脂肪化との比較検討を行った.【方法】対象はNAFLD30例;男性20名女性10名.年齢53.4±14.6歳(17-74)BMI 28.2±4.8(kg/m2)全例肝生検が施行されており非ア...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 303 非アルコール性脂肪性肝疾患患者における自己抗体陽性率に関する検討
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北原征明(金沢大学医学部附属病院消化器内科)
【目的】近年欧米における非アルコール性脂肪性肝炎患者では抗核抗体が約20%に陽性であることが報告されており本疾患の発症および進展に関し免疫学的機序が関与している可能性が示唆されているしかしながら本邦における抗核抗体の陽性率や自己抗体陽性患者の臨床的特徴に関しては未だ不明な点が多い、そこで今回我々は非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)患者における自己抗体の陽性率と抗体陽性患者における臨床像を検討...
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- 304 デキストラン硫酸ナトリウム誘発大腸炎モデルマウスに対する漢方薬の効果
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及川哲郎(北里研究所東洋医学総合研究所)
【目的】潰瘍性大腸炎に対する漢方薬の有効性をモデルマウスを用いて検討した報告は少ない.本研究ではBALB/cマウスにデキストラン硫酸ナトリウム(DSS)で誘発させた潰瘍性大腸炎モデルを用い潰瘍性大腸炎で使用される漢方薬の有効性を検討した。【方法】潰瘍性大腸炎モデルマウスは7週齢の雄性BALB/cマウスに5%のDSSを7日間自由飲水にて投与し作製した.DSSの投与開始より1日1回7処方の漢方薬を経口...
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- 305 L.caseiシロタ株の抗炎症作用を利用したマウスcolitis-associated-cancer抑制効果の解析
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【目的】Co距s-associated-cancer(CAC)は大腸炎からの発癌過程を解析するのに優れたモデルである我々は既に腸粘膜における几6トランスシグナリングを介した兀6/Stat3経路の活性化が腸炎発症に極めて重要であること(1)当社発酵乳に用いられているL.easeiシロタ株(LcS)の細胞壁構成多糖体であるpolysaccharide-peptidoglycan-complex-1(P...
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- 306 潰瘍性大腸炎の発癌に対するグアニン交換因子の関連性とそのメチル化プロファイル
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岡田晋一郎(自治医科大学さいたま医療センター消化器一般外科)
く背景〉潰瘍性大腸炎は罹病期間とともに大腸癌の発癌率が上昇し自然発生型大腸癌とは異なる発癌経路を持つ.その発癌過程において背景粘膜でも癌関連遺伝子のエピジェネティックな変化を報告されているため癌化に対し潰瘍性大腸炎特有のDNAメチル化異常の関与が推測される.〈目的〉潰瘍性大腸炎特有のメチル化異常遺伝子を特定しその癌関連遺伝子の機能を解析して潰瘍性大腸炎の発癌のメカニズムに迫る.〈対象〉二二潰瘍性大...
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- 307 NC/NgaマウスへのNSAID投与による新規回腸炎モデル
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岡田義清(防衛医科大学校内科)
[背景]NC/Ngaマウスはコンベンショナル環境下にて皮膚炎を自然発症する.よって本マウスはアトピー性皮膚炎モデルとして多くの検証がなされている.しかしながら腸管免疫に関する報告は少ない.我々はSPF飼育環境下においてNC/NgaマウスにNSAIDを投与し腸炎誘発への影響を検討し腸炎モデルの確立を試みた.[材料と方法]NC/NgaマウスにNSAID含有飼料を3週間投与した.腸管組織のH&E染色を実...
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- 308 クローン病感受性遺伝子TL1Aの発現制御に関する検討
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遠藤克哉(東北大学大学院消化器病態学分野)
【背景・目的】TLIAはTh1型免疫反応を誘導するTNFSF(腫瘍壊死因子)の一つである.Crohn病(CD)炎症腸管の粘膜固有層内マクロファージでTLIAの発現が充進しているという報告に加え近年TLIA遺伝子は日本人CDの感受性遺伝子であることが報告された.今後TLIAのCD病態への関与を解明していくにあたりその発現制御について基礎的知見を得ておく必要があるが特に転写制御に関しては現在殆ど明らか...
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- 309 日本人クローン病とATG16L1IL23RMYO9BIRGM遺伝子との相関について
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相澤宏樹(東北大学大学院医学系研究科消化器病態学分野)
【背景】炎症性腸疾患(クローン病一以下CD・潰瘍性大腸炎一以下UC)は多因子疾患と考えられその発症に遺伝的素因が関与することが明らかにされているその感受性遺伝子を同定するために解析が進められCD感受性遺伝子CARD15SLC22A4SLC22A5が欧米で特定されてきたが日本人CDでは相関を認めず人種間で感受性遺伝子が異なっていることが示唆されているその後も欧米から感受性遺伝子としてATG16LlI...
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- 310 Crohn病における上部消化管病変の検討
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伏谷俊朗(京都桂病院消化器内視鏡センター)
【背景と目的】Crohn病(以下CD)は全消化管に病変を生じうる原因不明の炎症性腸疾患である.その上部消化管病変の頻度は一般に低いとされているが確定診断に苦慮する症例が上部消化管内視鏡検査(以下uGIE)の結果診断に至ることも報告されている今回われわれはuGEにて指摘された上部消化管病変により確診に至ったCDを経験した経緯をふまえ当センターにおけるCDの上部消化管病変の特徴を検討しその臨床的有用性...
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- 311 経腸栄養療法における狭窄型クローン病の再手術予防効果に関する検討
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吉岡京子(広島大学大学院分子病態制御内科学)
【背景および目的】腸管狭窄をきたし手術を施行されたクローン病(CD)は緩解維持療法を行っても再手術に至る症例が多い.今回我々は経腸栄養療法における再手術予防効果について検討した.【方法】1998年9月から2007年9月の間広島大学病院にて腸管狭窄に対し腸管手術(腸管切除術または狭窄形成術)が行われたCD患者94例のうち術後3年以上経過観察可能であった48例における62経過(手術から次の手術までを1...
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- 312 Crohnに合併した難治性痔瘻に対するseton法の長期予後の検討
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杉田昭(横浜市立市民病院外科)
【目的】:Crohn病に合併した難治性苔類に対するinfliximabの有効性が報告されているがその長期経過は不明である.今回は従来より行われている難治性痔痩に対するseton法の長期経過を分析しその位置づけを検討した.【対象方法】:難治性直腸肛門病変でseton法を行なったCrohn病109例のうち初回手術から5年以上を経過した70例について予後を検討した.症例の内訳は低位筋間判痩8例坐骨直腸樺...
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- 313 クローン病における悪性腫瘍合併症例の検討
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井上隆弘(大阪大学大学院消化器内科学)
【目的】近年クローン病患者数は増加しており長期罹患例では潰瘍性大腸炎と同様に悪性腫瘍合併のリスクがあると考えられる.クローン病患者の悪性腫瘍の合併についてはいまだ報告も少なくスクリーニング・治療法も確立されていない.そこで我々は当科における悪性腫瘍合併クローン病患者について調査・検:討を行った.【方法】対象は2000年1月から2007年10月まで当院にて治療歴のあるクローン病患者266例(男性18...
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- 314 クローン病患者における末梢血血小板の果たす役割:選択的血小板除去による検討
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福永健(兵庫医科大学内科下部消化管)
【目的】慢性期・活動期クローン病(CD)患者の病態に末梢血血小板(PPL)が果たす役割に着目臨床的・免疫学的に検討するべく遠心式血球成分分離装置を用いて実際に選択的血小板除去を行い新たな治療法としての選択的血小板除去(Selective Platelet Removal Therapy:SPRT)の可能性を評価した.【方法】当院倫理委員会の承認と充分なinformed consentの上小腸大腸型...
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- 315 Crohn病に対する抗TNF-α抗体療法の治療効果についての検討
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横山薫(北里大学東病院消化器内科)
【目的】Crohn病(CD)に対する抗TNF一α抗体(ln且iximab)療法の短期治療効果と維持療法の治療効果を明らかにする【方法1対象は2002年10月~2007年8月置In且拠!nab療法を行ったCD30例で治療開始時年齢303±7.6歳罹病期間7.6土6.1年であった.昨月は小腸大腸型67%大腸型30%小腸型3%で腸切除の既往を23%に認めた.腸管合併症として狭窄10例内痩7例外痩を5例に...
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- 316 クローン病に対する抗TNF-α抗体維持治療の粘膜病変に対する効果
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矢田親一朗(九州大学病態機能内科学)
【目的】クローン病(CD)に対するin且iximabの粘膜病変に対する効果を検証する.【対象・方法】2002年8月から2007年8月までにin趾xi-mabを投与した症例54例(男性38例女性16例平均罹病期間113年小腸型9例小腸・大腸型33例大腸型12例)の消化管粘膜病変を大腸内視鏡検査および消化管X線検査によりinfliximab治療前後で効果を検討した.【結果】inthximab治療前後の...
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- 317 切除不能大腸癌に対する原発非切除化学療法の効果と安全性について
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大辻俊雄(健生会土庫病院内科)
【目的】従来から遠隔転移を有する切除不能大腸癌は腸閉塞・出血回避のため化学療法前に原発切除が施行されてきたが原発切除を先行しなければならないという医学的根拠は乏しい今回私共は同時性遠隔転移を有する切除不能大腸癌に対する原発非切除化学療法の効果と安全性について検討した.【対象と方法】2005年6月から2007年10月までに化学療法が施行された切除不能・再発大腸癌70例の中で原発非切除で化学療法を施行...
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- 318 高度進行大腸癌に対する術前化学療法の検討
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近藤建(名古屋医療センター外科)
(目的)最近では本邦でもFOLFOXFOLF工L工療法が普及し良好な成績が報告されるようになった今回これらの方法を用いた術前化学療法の検討を開始した.(対象)肝肺遠隔リンパ節などに転移を有し根治度Bの切除が困難なものを対象とし7例に行なった.(方法)投与法は患者に説明を行いFOLFOXFOLFILIどちらでも可としpilotstudyとして行った.(結果)現在手術まで行なったのは肝肺転移1例肝転移...
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- 319 L-OHP低感受性大腸癌に対する5FUおよびCPT-11の効果
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山田岳史(日本医科大学千葉北総病院)
【緒言】大腸癌における化学療法は現在多剤併用療法が主流である.多理化学療法の効果としてそれぞれの薬剤に抵抗性である腫瘍に補完的に作用し治療の奏効率を増加することがあげられる.しかしながら我々は以前5FU抵抗性腫瘍ではIrinotecan(CPT-11)の効果も低い可能性があることを報告した今回我々は大腸癌化学療法において中心的な役割を担うオキザリプラチン(L-OHP)の効果に注目しL-OHP低感受...
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- 320 大腸癌肝転移におけるFOLFOX療法を中心とした治療戦略
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藤田秀人(金沢大学消化器・乳腺外科)
【目的】大腸癌肝転移に対する周術期FOLFOX療法の治療成績について報告する.【対象と方法】残肝予備能から耐術可能と判断されれば個数にかかわらず肝切除を第一選択としている.1.切除不能例:FOLFOX(mFOLFOX6)療法をlst lneの化学療法として導入し3ヶ出目に再評価し切除可能と判断されれば肝切除を施行術後補助化学療法として6コース追加施行.2.切除可能例(葉切除以上を要する多発転移症例...
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- 321 FOLFOXレジメンにおけるCaMg製剤1回投与法臨床第II相試験
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佐藤太郎(近畿大学腫瘍内科)
【背景】FOLFOXは結腸直腸癌に対する標準化学療法であるが末梢神経症状(PSN)による治療中止が問題となっている. GamelinらはCa/Mgを投与前後2回投与することでオキサリプラチン(1-OHP)500mg/m2時点の持続するPSNが減少する傾向にあったと報告した.【目的・方法】グルコン酸Ca硫酸Mg各1gをFOLFOX投与前に1回30分かけて点滴静注しL-OHPの投与量が500mg/m2...
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