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検索結果は461件です。
- 322 クリニカルパスを中心とした大腸癌化学療法のマネージメント
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仁科智裕(独立行政法人国立病院機構四国がんセンター内科)
【目的】進行・再発大腸癌に対する化学療法(以下化療)は2000年以降新しい治療法が欧米で開発されFOLFOX療法等の中心静脈カテーテルポートの管理を必要とするレジメンが標準治療となった.またQOL重視診療報酬の改訂等の理由から外来治療ヘシフトしている当院では一図用クリティカルパス(以下パス)を積極的に導入しチーム医療による安全確実な治療体制の確立を目指している今回大腸癌化療パスの作成・運用の工夫お...
第94回日本消化器病学会総会 >
- 323 大腸ポリープ切除後のサーベイランスの比較検討
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田中心和(神戸大学・難治性疾患病態解析分野・消化器内科)
【目的】近年大腸癌の増加とともに大腸内視鏡検査の需要は増加し発見されるポリープも増加の一途をたどっている.今回我々はアンケート調査を行い大腸ポリープ切除後のサーベイランスに関して実臨床の現状を調査した.【方法】複数の施設において消化器疾患に従事している132人の医師に対して大腸ポリープ切除後のサーベイランスに関するアンケート調査を行ない米国での調査結果(7 November2006 Annals ...
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- 324 大腸ポリープの非遺伝的危険因子
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小俣富美雄(聖路加国際病院消化器センター)
【目的】大腸ポリープの原因には遺伝的要素と非遺伝的要素があると考えられている.非遺伝的要素である肥満飲酒t喫煙胆嚢摘出術と大腸ポリープとの関連を検討した.【方法】便潜血反応陽性その他の消化器症状にて地方都市の大学病院を受診し大腸内視鏡検査が適応になった患者を対象とした喫煙歴飲酒歴既往歴内服歴を内視鏡検査を受ける直前にアンケートにて調査した.大腸ポリープ慢性炎症性腸疾患の既往歴を有する患者アスピリン...
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- 325 消化管浸潤をきたしたmantle cell lymphomaの9例における内視鏡像の検討
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岩室雅也(岡山大学消化器・肝臓・感染症内科学)
【目的】Mantle cell lymphoma(MCL)はときに消化管浸潤をきたすが本邦では少数の症例報告があるのみであり内視鏡像に関する多数例の報告はない今回われわれは当院にて診断および治療を行ったMCLの消化管病変について検討したため文献的考察を加えて報告する.【方法】1999年1月~2007年10月までに消化管粘膜生検を行い組織学的にMCLと診断した9例について後方視的に評価した年齢は47...
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- 326 小腸疾患における便中Hemoglobin-Haptoglobin Complex測定の有用性について
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植田健治(東京医科大学八王子医療センター消化器内科)
【背景】カプセル内視鏡やダブルバルーン小腸内視鏡の登場により小腸疾患が注目されている.しかし小腸疾患のスクリーニングとしては問題点も多く簡便な検査法が望まれその方法として消化管出血の拾い上げが考えられる消化管出血の検査法としては免疫学的便潜血検査が広く行われているが便中Hemoglobin(Hb)の変性・抗原性失活により偽陰性を生じる可能性がある【目的】消化管出血を確実にチェックできる便潜血検査を...
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- 327 新しい造影剤ソナゾイドを用いた造影超音波による術前小腸腫瘍の質的診断の有用性
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清水康仁(成田赤十字病院外科)
【目的】ソナゾイドは2007年1月に臨床応用が開始された次世代造影剤でその血流信号増強作用によりリアルタイムなハーモニックイメージングの映像化が可能である.今回ソナゾイドによる体表式造影ハーモニックイメージングを術前施行し切除術を行った小腸腫瘍症例について術前造影エコー所見と摘出標本からの病理組織学的所見との比較検討を行いソナゾイド造影エコーによる術前診断の有用性とこれからの可能性について検討した...
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- 328 小腸GISTにおける臨床・病理像とc-kit遺伝子解析の有用性
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山田真善(金沢医科大学消化器機能治療学)
【目的】Gastrointestinal stromal tumor(GIST)は。-kit遺伝子または血小板由来成長因子受容体(PDGFR)α遺伝子の変異を伴っていることが多い.胃GISTでの。-kit遺伝子変異はexon 11に多くイマチニブの有効性が高いため予後予測因子の一つとされている.一方小腸GISTの。-kit遺伝子変異はexon 9に多く胃に比べ予後不良との報告があるそこで小腸GIS...
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- 329 急性上腸間膜動脈閉塞症20例の検討
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工藤康一(済生会熊本病院消化器病センター)
【目的】過去5年間に当院で経験した急性上腸間膜動脈閉塞症20例を検討した.【対象と方法】平均年齢68歳男女比11:9で閉塞原因は血栓塞栓症18例動脈解離2例であった.基礎疾患は心臓血管系疾患の既往が80%で心房細動は30%に認めた。症状は突然の腹痛が50%で本症を推測させるものだったが30%は嘔吐下痢など非特異的消化管症状が主体であった.発症から診断までの時間は平均268時間で診断方法は造影CT+...
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- 330 カプセル内視鏡により多彩な所見を観察し得た里吉病の一例
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福田芳生(鹿児島大学病院消化器内科)
里吉病は全身こむら返り下痢脱毛などを主訴とする極めて稀な原因不明の疾患である.今回里吉病患者にカプセル内視鏡を施行し多彩な内視鏡所見を得た.症例は24歳の女性.13歳時に当院神経内科にて里吉病の診断を受けている.慢性の下痢症状があり増悪傾向であったため小腸の精査目的でカプセル内視鏡検査を施行した.小腸はびまん性に浮腫状で比較的粗大な白色絨毛が見られ小さな半透明のポリープびらん出血斑のう胞状隆起等を...
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- 331 PEGインターフェロン/リバビリン併用療法中に病変が消失した消化管follicular lymphomaの一例
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児玉美千世(広島大学大学院分子病態制御内科学)
症例は71歳女性.60歳時よりC型慢性肝炎にて近医にて加療されていた.67歳時に胃静脈瘤の治療を行って以来当科で定期的に上部消化管内視鏡を施行されていた.69歳時に行った上部消化管内視鏡にて十二指腸2nd portionに白色調の穎粒状隆起が多発している病変を認め生検で得られた組織よりfolhcular lylnphoma(WHO grade1)と診断された.肝硬変および肝細胞癌を合併しており加え...
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- 332 輸入サイクロスポーラ症の一例
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榊原祐子(大阪南医療センター消化器科)
【緒言】サイクロスポーラ症はサイクロスポーラによる腸管寄生虫感染症である発展途上国を中心に広く分布し下痢を主症状として腹痛嘔気嘔吐を伴うことが多く旅行者下痢症や日和見感染症の病原体として重要である.わが国では本症例の報告例は少なく1996年以来12例程度であり殆どが東南アジア旅行者の症例である.今回サイクロスポーラによるインドネシア旅行者の下痢症を経験したので報告する.【症例】42歳女性.2007...
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- 333 後腹膜腫瘍との鑑別に苦慮したWhipple病の1例
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知念寛(琉球大学光学医療診療部)
【緒言】Whipple病はTr叩乃卿陥勿18’による全身感染症で本邦では極めて稀な疾患である.今回我々は傍大動脈及び腸管膜リンパ節に腫瘤性病変を呈し上部小腸にも病変を認めたWhipple病を経験したので報告する.【症例】51歳男性生来健康.平成17年頃から体重が減少し2年間で約7kgの減少を認めていた.平成19年になってから発熱や軽度の腹痛を認めるようになったため同年7月28日に近医受診腹部CTに...
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- 334 腹部超音波検査が診断に有用であった孤立性上腸間膜動脈解離の1例
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大廻あゆみ(鳥取生協病院内科)
【はじめに】大動脈解離を伴わない仙腸間膜動脈(以下SMA)解離は極めて稀な疾患であるが近年の画像診断の発達に伴い無症状の症例も報告されるようになってきた.今回われわれは腹痛で発症し腹部超音波検査が診断に有用であった孤立性SMA解離を1例経験したので若干の考察を加えて報告する.【症例】症例は49歳男性.高血圧B型慢性肝炎にて当院内科外来通院中であった.2007年5月21日突然心窩部痛が出現し徐々に増...
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- 335 アミロイドーシス患者における消化管運動の検討
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千葉俊美(岩手医科大学内科学第一講座)
多臓器病変を呈するアミロイドーシスは神経原性や筋原性の消化管のpseudobstructionやgastric dismotilityを引き起こすと報告されているが高度の消化器症状.を伴わないアミロイドーシス患者における消化管運動機能障害の詳細は明らかでない.【目的】アミロイドーシス患者における消化管運動を襲職図(EGG)および胃排出試験(GE)を用いて評価した.【対象】高度の消化器症状を伴わない...
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- 336 リウマチ・膠原病におけるCajal介在細胞の変化
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足立靖(札幌医大第一内科)
〔目的〕膠原病に特異的な消化管病変を合併することは少ないが慢性特発性偽性腸閉塞が合併すること強皮症に消化管運動障害を伴うことが報告されている.近年Cajal介在細胞(ICC)は。-Kitを発現し消化管蠕動運動のペースメーカーであることが明らかとなってきた.消化管機能異常症のなかに。-Kit発現低下例が報告されICCと消化管運動の関連が注目されてきている.今回リウマチ・膠原病患者におけるICCの発現...
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- 337 骨髄移植モデルを用いた消化管運動障害の改善に関する検討
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石井修二(大阪大学大学院消化器内科学)
【目的1Hirschsprung病肥厚性幽門狭窄症糖尿病などに伴う消化管運動障害にカハール間質細胞(ICC)の関与が報告されている. ICCは。-kitを発現し消化管のペースメーカーとして働くとされる.他方骨髄には多分十能を有する卵細胞が存在する.そこで。-kit変異を持ちICCsの部分欠損による消化管運動障害を有するW/W・マウスを用い骨髄移植がW/W・マウスの消化管運動障害を改善するかを検:討...
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- 338 結腸内カプサイシン投与の結腸運動亢進・排便誘発効果とその作用機序
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林啓一(東北大学大学院医学系研究科生体調節外科)
「背景」排便時大腸には波高が高く伝播速度の速い巨大伝播波収縮(9i-ant migrating contractionsGMCs)が出現し下痢時にはこのGMCsが頻発することが報告されているGMCsを制御することは下剤や排便誘発剤の開発へとつながる可能性がある「目的」capsaicin結腸内投与の回・結腸運動排便に及ぼす効果とそのメカニズムを検討する事.「方法」ビーグル犬を用いstrain gau...
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- 339 若年女性における過敏性腸症候群と生活習慣心理要因に関する疫学的検討
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奥山祐右(京都第一赤十字病院消化器科)
【目的】若年女性における便通異常が増加し原因として過度のダイエットライフスタイルストレスなどの要因が考えられる.本研究では看護系女子学生を対象とし生活習慣や心理的要因とIBSとの関連を明らかにすることを目的とした.【対象・方法】京都府下の看護系専門学校生のうち同意を得た1220人を対象とし身体特性4項目IBSに関するRome H Modular質問紙日本語版による排便習慣15項目不安に関する7項目...
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- 340 激しい腹痛で発症し偽性腸閉塞を合併した汎発性帯状疱疹の一例
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谷田恵美子(町田市民病院内科)
帯状庖疹には皮疹を初発症状とせず内臓に播種し重篤化する汎発例がある.今回激しい腹痛を初発症状とし数日後に全身に小水庖を播種性に認め偽性腸閉塞も合併した汎発性帯状庖疹の一例を経験したので報告する.【症例】42歳男性.他院で急性骨髄性白血病に対して同種骨髄移植を施行後GVHDに対してFKsO6 1.5mgとPSL 5mgを服用していた.移植後154日掛右上腹部痛嘔吐を認め3日後に当院救急外来を受診腹部...
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- 341 経鼻内視鏡検査の診断能に関する検討
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森山智彦(九州大学病態機能内科学)
【目的】苦痛の少ない検査法として経鼻内視鏡検査は急速に広がっているが経口内視鏡検査との使い分けに関して一定のコンセンサスは得られていない上部消化管のスクリーニング検査における経鼻内視鏡検査の診断能を検討する.【方法】2005年1月から2006年12月までに木村病院でスクリーニングおよび検診目的で上部消化管内視鏡検査を施行された438例(男女比235=203平均年齢62.0歳)を対象とした.経口内視...
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