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検索結果は552件です。
- P302 癌免疫細胞療法とハイパーサーミアの併用の有用性タイミングについての検討
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舟木準(藍野病院内科)
【目的】我々は癌患者さんに対し癌免疫細胞療やハイパーサーミアを実施しているが両治療法の併用の有用性や適切なタイミングについては未だ科学的には検証されていない.そこで我々はハイパーサーミアとリンパ球移入のタイミングに焦点を絞り癌細胞側とリンパ球側またハイパーサーミァ後のヒトPBMCの細胞障害活性を経時的に検討した.【方法】癌患者さんの腹水中浮遊癌細胞および浸潤リンパ球(TIL)活性化リンパ球(LAK...
第94回日本消化器病学会総会 >
- P303 マウス大腸癌モデルにおける緑茶カテキンの腫瘍抑制効果
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白上洋平(岐阜大学消化器病態学)
【目的】これまで我々は緑茶カテキンEGCG((一)一epigallocatechin gal-late)およびその混合抽出物であるPolyE(Polyphenon E)によるヒト大腸癌細胞株の腫瘍抑制効果について検討してきた.今回AOM(azoxymethane)とDSS(dextran sodium sulfate)によるマウス大腸炎症性発癌モデルにおけるEGCGとPolyEの腫瘍抑制効果につい...
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- P304 大腸癌細胞株の抗癌剤感受性-Cybridの作製とミトコンドリアDNA体細胞変異-
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千原直人(日本医科大学武蔵小杉病院消化器病センター)
大腸癌治療でFOLFOXFOLFIRJが汎用されているが高い奏効率慶陵可能な有害事象生存期間の延長が示されている、本研究ではCy-brid(大腸癌細胞株を脱黙しmtDNAを持たない且ela細胞由来のpO細胞と細胞融合し核を向一にする)を用いて5-FUL-OHPFOLFOXを指標としたCD-DST法にて感受性を調べ同時にミトコンドリアDNA変異との関連について検討した.【材料と方法】材料:11種ヒト...
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- P305 大腸癌における540種類の分子を搭載した蛋白アレイによる網羅的解析
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三好久昭(香川大学消化器神経内科)
【目的】大腸癌進展過程において種々のサイトカインの発現異常が報告されている.しかしながら大腸癌においてタンパクレベルで増強・減弱するサイトカインの網羅的な報告はない.そこで大腸癌において特異的に発現する分子の同定を540種類の分子を搭載した蛋白アレイを用いて解析し今後大腸癌にとって有効な分子標的治療薬になり得るかの可能性を検討した.【方法】蛋白アレイ(540分子搭載)解析には大腸癌の癌部・非軍部の...
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- P306 身体計測による食道静脈瘤治療前後の栄養評価
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長田成彦(東海大学医学部内科学系消化器内科)
【目的】我々は食道静脈瘤の内視鏡治療後に最大5kgまでの体重減少を経験している.体重:減少は肝硬変の病状進行にもつながりかねない.食道静脈瘤治療の後2週間と3ヶ月間の比較的長期に栄養評価を行い栄養状態の変化について検:耀した.【方法】平成17年6月から平成19年7月までに東海大学病院に入院した患者22名を対象とした男性15名女性7名平均年齢は59才であった.血液・生化学検査データChnd-Pugh...
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- P307 食道静脈瘤治療における超音波内視鏡の有用性
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野間栄次郎(福岡大学筑紫病院消化器科)
目的:食道静脈瘤の治療方法(EIS or EVL)と治療終了時期決定のために超音波内視鏡検査(EUS)導入した.その前後において治療内容や治療成績を比較検討した.対象と方法:EUS導入前が2005年10月から2006年9月までの1年間で16例EUS導入後は2006年10月から2007年9月までの1年聞で16例.待機的もしくは予防的治療を施行したものを対象とした.EUSはオリンパス社日EU-M200...
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- P308 内視鏡的超音波カラードプラ法による胃静脈瘤の血行動態診断
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佐藤隆啓(札幌厚生病院・3消化器科(肝臓科))
(目的)内視鏡的超音波カラードプラ法(ECDUS)による胃静脈瘤診断の臨床的有用性について検討した。(対象)114例(形態別;F293例F321例占拠部位別;Lg-cf 59例Lg-f 55例)の胃静脈瘤にECDUSを施行し胃静脈瘤胃周囲側副路の血流を観察した.胃静脈瘤の血流速度胃静脈瘤の表皮の厚みを計測し内視鏡所見との対比出血リスクとの関連について検討した.使用装置はファイバースコープがPENT...
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- P309 当院における胃腎シャント閉塞術の現況
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横尾健(新潟市民病院消化器科)
胃静脈瘤の治療としてバルーン下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)はその地位を確立しており近年より安全確実な治療のため様々なバリエーションが選択されている.当院ではB-RTO単独を基本方針とし排血路バルーン閉塞は血栓化促進と追加治療の観点からovemightを原則としている.胃静脈瘤破裂による緊急例では再出血のリスクを考慮し一時止血後2日以内に塞栓術を施行している.待機例は無症状であるためにRC陽性...
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- P310 当院で胃静脈瘤破裂に対しEVLを行った症例の検討
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森田香織(国立病院機構大阪医療センター)
【目的】胃静脈瘤出血は一度出血すれば大量出血や二次的に引き起こされる肝不全のため致死的となることが多い.胃静脈瘤破裂に対してCyanoacrylate系組織接着剤注入などが推奨されているが組織系接着剤は硬化剤として未認可であり緊急時の対応として広く普及しているとは言い難い.EVLは食道静脈瘤破裂に対し第一選択であり比較的手技も簡便である当院で胃静脈瘤破裂でEVLにて緊急的に止血を試みた症例に対しそ...
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- P311 巨大静脈瘤の治療におけるB-RTOの有効性
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渡辺一弘(埼玉医科大学病院消化器内科・肝臓内科)
直腸静脈瘤からの出血は食道胃静脈瘤出血に比して頻度が低いが大量出血をきたす場合が多い.これまで内視鏡的治療IVR治療外科的治療などが報告されているが標準的な治療法は未だ確立されていない.今回巨大な直腸静脈瘤に対してB-RTOが有効であった症例を経験した.この症例を基に直腸静脈瘤の治療におけるB-RTOの有用性を検討した【症例】73.歳男性.Child-Pugh分類grade CのC型肝硬変食道静脈...
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- P312 食道静脈瘤に対する予防的内視鏡的治療の有用性と安全性~高齢者の検討から~
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古市好宏(東京医科大学消化器内科)
【目的】65歳以上の高齢者に発症した食道静脈瘤に対する予防的内視鏡的硬化療法(EIS)の有用性の検討【対象と方法】対象は2001年1月から2006年12月まで当科にて食道静脈瘤に対して予防的EISを行った65歳以上の高齢者75例(平均年齢70.6±4.5歳child-pugh A56例B19例)である.また比較対照として同期間に予防的EISを行った65歳未満の若年者61例(平均年齢55.7±8.5...
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- P313 門脈ガス血症の臨床的検討
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島本福太郎(医仁会武田総合病院消化器センター)
【はじめに】門脈ガス血症は1955年Wolfeらにより報告された.その機序は完全に解明されていないが腸管壊死を伴うことが多く高い致死率を示している.一方画像診断の進歩により外科的処置が不要な門脈ガス血症の存在が明らかになりtその鑑別診断が重要となってきた.今回我々は門脈ガス血症の症例について文献的考察を加えて報告する.【症例】症例1;84歳男性.腹部大動脈瘤破裂の術後10日目にショックをきたしCT...
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- P314 難治性腹水にて発症したIV型Budd-Chiari症候群の一例
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大関令奈(札幌医科大学第一内科講座)
症例は47歳男性.平成19年4月頃より腹部膨満感を自覚していたが放置していた.7月に体重が10kg増加したため近医を受診したところ腹部CT上著明な腹水を認め精査加療目的に入院となった.諸検査にて原因不明であったため当科紹介入院となった血液生化学的所見では肝機能異常と肝線維化マーカーの軽度高値を認めた.また各種ウイルスマーカーは陰性であった.各種画像検査を行ったが明らかな悪性所見を認めず肝硬変も否定...
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- P315 繰り返し薬物性肝障害を発症したGilbert症候群の一例
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綾田穣(増子記念病院内科肝・消化器)
【背景・目的】今回我々は繰り返し薬物性肝障害を発症したGilbert症候群の一例を経験したため報告する.【症例】症例は56歳の女性.心窩部痛出現し市販薬を内服したが軽快せず当院を受診した眼球黄染と心窩調圧を認めたT-bil:4.07mg/dlALT:1411U/1ALP:585m/1と肝胆道系酵素の上昇を認めた.画像診断では軽度の脂肪肝の所見のみで肝炎の各種ウイルス自己免疫疾患のマーカーは陰性であ...
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- P316 良性肝嚢胞による閉塞性黄疸の1例
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岩岡泰志(県西部浜松医療センター消化器科)
【はじめに】肝嚢胞は一般臨床の上でとくに治療を要することなく無症状に経過することが多いが稀に胆管の圧迫や出血・感染などにより重篤な症状を併発することがある.今回我々は肝園部に認められた嚢胞により閉塞性黄疸を生じ塩酸ミノサイタリン注入を含む内科的治療にて改善した1例を経験したので報告する.【症例182歳女性.平成19年4月下旬近医にて肝機能障害を指摘され当科受診.腹部エコー・CT・MRIにて肝右葉S...
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- P317 肝紫斑病(Peliosis hepatis)による肝破裂に対しTAEにて救命し得た1例
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鈴木茂正(公立藤岡総合病院)
【症例】症例は60歳女性.平成19年4月目り右季肋部痛が出現し近医でのCTにて肝右葉に多発する不整形のLDA及び肝被膜下血腫を認め当科に精査加療目的に入院した.【入院後経過】第2忌日に急激に顔色不良意識レベルの悪化を認め収縮期血圧は70mmHg台に低下しHbも83g/dlと低下を認めた.造影CTでは肝被膜下血腫の増大を認めた.緊急で血管造影を行ったところA6分岐より出血を認め同部位に対しゼルフォー...
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- P318 PET-CTが診断に有用であった肝細胞癌腹壁転移の1例
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大野敦司(庄原赤十字病院)
【症例】73歳男性【既往歴】30歳代十二指腸潰瘍にて手術輸血歴あり.【現病歴】C型慢性肝炎にて近医通院中H17年2月に肝S3に45mmの肝細胞癌(HCC)が認められ3月肝左葉切除施行術後IFN治療目的にて8月より当院外来通院中であったが12月のCTで残語多発再発を認めたため同年12月H18年4月8月にTACEを施行した.しかしH19年1月に門脈腫瘍栓が出現したためリザーバーJ留置しlowdose ...
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- P319 転移経路の推定困難な腹膜播種をきたした小肝細胞癌の1例
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伊坪真理子(東京慈恵会医科大学消化器・肝臓内科)
臨床経過中に腹膜播種が診断される肝細胞癌(HCC)症例は比較的まれである.今回肝切除21年後に径15mmの肝内小病変を認め2回のTACEでコントロールされているにもかかわらず腹膜播種をきたした症例を経験した.【症例】62歳男性.39歳時にHBs抗原陽性肝硬変を背景とした肝細胞癌に対して肝癌葉切除を施行.その後HBs抗体陽転化しASTALT正常域腫蕩マーカー陰性で経過.2004年2月にAFP13ng...
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- P320 破骨細胞様巨細胞を伴った肉腫様肝癌の1剖検例
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松本隆祐(帯広厚生病院消化器科)
症例は57歳男性。肝疾患の既往なし.2005年5月背部痛胃部不快感でA病院を受診した.CTで肝S4に腫瘍を認め閉塞性黄疸もあり精査加療目的で同院に入院となった.ENBD挿入されたが黄疸が改善せず6月にB大学病院に転院した.腫瘍は肝S4から前区域の門脈に浸潤し画像所見から胆管細胞癌が疑われたが肝両論に腫瘍が多発しており切除不能と判断された.肝外側区からPTBD挿入されT-B 28mg/dlから12m...
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- P321 著明な高コレステロール血症を呈した肝細胞癌の2例:アポリポ蛋白の値と共に
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曽絵里子(東京逓信病院消化器科)
【緒言】高コレステロール血症は肝細胞癌(HCC)の三大paraneoplastic syndromeの一つであるL我々は総コレステロール(T.Chol)が著明に上昇した2例のHCC症例を報告する.【症例1】80歳女性.主訴は全身倦怠感と右側腹部痛.虫垂炎と急性膵炎(72歳)の既往があるが輸血なし父は肺癌弟は舌癌母も癌(詳細不明)入院1ヶ月前から濃染尿2週間前から浮腫10日前から帯状庖疹あり救急外来...
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